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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
[331]森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:50:38 ID:??? ★早田の意地→ ダイヤJ ★
[332]森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:51:52 ID:??? 味方が技を覚えるのは頼もしい。 早田は意地を見せたな
[333]森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:52:01 ID:??? ハットトリック取り消しか
[334]森崎名無しさん:2013/10/18(金) 00:19:58 ID:??? これなら早田の代表入りは固そうだな
[335]森崎名無しさん:2013/10/18(金) 00:23:58 ID:??? うん、ここで早田が活躍してくれてむしろホッとしてる。 これなら健闘を称えてもそこまで嫌味にはならないな。
[336]森末(仮):2013/10/18(金) 01:23:26 ID:??? >★板野の得点→ ハート9 + 4 ★ >★松山の活躍→ スペード3 ★ >★小田の活躍→ スペード7 > 山室の活躍→ ダイヤQ ★ >★若松の活躍→ JOKER > 金田の活躍→ ハート8 > 加藤の活躍→ ハート5 ★ >★本田の活躍→ ハート9 > 松田の活躍→ ハートA > 近藤の活躍→ クラブJ > 佐瀬の活躍→ クラブ2 ★ >★早田の意地→ ダイヤJ ★ >板野は1得点、4覚醒ptを入手。若松が覚醒しスキル・タックル+2を習得。 >早田→後半は松山と板野を高い確率で封じ込めた!松山・板野の得点−1。更に二枚刃カミソリで1点を返す! ======================================================================================================= 後半に望みを託し、前半はそのまま流した東一中。 しかし、ハーフタイムを挟んだ彼らに、この状況から逆転をする起死回生の秘策は思い浮かばなかった。 東一中とは守備にも攻撃にも大きく早田に依存をしているチーム。 その早田が前半でいいように封じられてしまった以上、それも致し方の無い事ではあった。 だが、かといって東一中が完全に諦めたかと言えばそういう訳でもなかった。 2点差の壁は大きいが、それでもまだ望みはある。 同点にしてPK戦に持ち込めば、まだ勝ち目はあると全員が信じていた。 松山「よし、貰った!」 早田「何が貰っただ……! もう勝った気でいるんじゃねぇええええええ!!」 ズザアアアアアアアアアッ!! バシィッ!! 松山「なっ、なにィ!?」 小田「キャ、キャプテンが……止められた!?」
[337]森末(仮):2013/10/18(金) 01:24:33 ID:??? 今大会、キープ力はNo.1であるとの前評判を受けている松山にボールが渡った途端、 鋭い切れ味のスライディングタックル――通称『カミソリタックル』を浴びせる。 2点差により慢心をし、また早田が松山のマークを外れたとあってボールは松山に集まっていたのだが、 それを突く巧妙な守備であった。 見上「ほう、あの松山からボールを奪うか」 片桐「油断さえしていなければ、あのタックルの技術は随一でしょうね。 タックルだけに関して言えば、大友の中山も超えているでしょう」 藤沢「…………松山くん」 町田「ああん、惜しい! もうちょっとで抜けたのに!」 藤沢「…………」チャキ 次藤「ごつかスライディングタイ。 佐野、お前なら抜けたと思うか?」 佐野「そうですね……。 ……ちょっと厳しいかな」 次藤「ふ、まあごつか相手がいればそこを避けるのもサッカータイ。 ほれ、ふらのも丁度そういう風にしちょるタイ」 早田がボールをカットしても尚、試合はふらのペースで動いていた。 この試合、地味ではあるが右サイドハーフの若松が堅実に守備に精を出し、相手の攻撃の芽を上手く摘み取っていたのである。 東一中の早田と、ふらのの板野と松山。 彼らのエース対決は後半戦やや前者に傾きつつあったが、その脇を固める選手たちはふらのの方に軍配が上がりかけていた。 実況「これは上手い、若松くん綺麗なスライディングタックルでボールを奪い返しました! チームワークのふらの、全員でキャプテンである松山くんをフォローします!」 若松「(こんだけ活躍すれば後になってポカしても大目に見て貰えるよな? っと、そろそろシュートチャンスだ!) それっ、板野!」 板野「ナイスセンタリング!」
[338]森末(仮):2013/10/18(金) 01:25:51 ID:??? そして、後半12分……ふらののエースストライカーである板野に絶好のシュートチャンスがやってくる。 得意とする低い弾道のパスが、板野の右足目がけて綺麗に飛んできたのだ。 当然ながら板野はこれを決めて一気に東一中を突き離そうとするのだが……。 早田「やらせるかァァアアアッ!!」 板野「そ、早田!? うおっ!?」 バキィィィンッ! バァンッ!! 実況「あーっと!? これは板野くん、シュート失敗! 後方から追いついてきた早田くんが強引にクリアーに行き、ボールは空中へと跳ね上がりました! これを東一中GK、辻くんがガッチリキャッチ! 東一中、首の皮一枚でなんとか失点の危機を回避しました!」 早田「いつでも点を取れるなんて甘い事思ってんじゃねぇぞ! 俺達は守りの東一中! そして、俺はエース殺しの早田誠様だ!!」 板野「うっ……(そういえば早田、クリアーも上手いんだった……)」 守りの東一中、そして大阪ではエース殺しとして怖れられていた早田。 そのプライドは実力相応に高く、これ以上の失点だけは許せないとあからさまに敵対心を板野達へと向ける。 この凄まじい気迫に板野は思わず圧されそうになり……。 ふらの中もここまで攻め込んで、急に点を取れなくなったことでテンポを崩し始め連携が悪くなる。 松山「みんな、落ち着いて行くんだ! 勝っているのは俺達なんだぞ! 焦らず、ゆっくりボールを回していけ!」 山室「オ、オッケー……」 早田「いつまでもチンタラやってるな!!」 ズザァァァアアアアアアアアアアッ!! バシィッ!! 山室「うっ……し、しまった!?」 松山「くっ……早田!?」 早田「勝つのは俺達……東一中なんだよォ!!」
[339]森末(仮):2013/10/18(金) 01:27:03 ID:??? この好機を見逃さず、浮足立つふらのからボールを奪い上がり始めたのは早田である。 本来ならばスイーパーの位置にあった彼はサイドでボールを持っていた山室から素早くボールをカット。 そのままFWとワンツーを交わしてスピーディに速攻で攻め上がり、松山が来る寸前に右足を振りかぶる。 松山「加藤、また例のカーブをかけたシュートが来るぞ! 気をつけろ!」 板野「(カミソリシュート……いや、これで打つのは2回目……って事は……)ま、待て松山! これは……」 早田「俺のカミソリは二枚刃よ! うりゃあああああっ!!」 加藤「(コースさえ読めれば、威力自体は……って)」 ギュグウウウウウウウウウウウウウンッ!! 加藤「ぎゃ、逆だとォ!? く、くっそォ!!」 バシュウッ!! ピピィーッ!! そして放たれたのは早田の切り札、『二枚刃カミソリ』 普段のカミソリシュートとは逆方向に曲がり、 更にカーブ回転の鋭いこのシュートは既に『カミソリシュート』を見ていた加藤の完全に裏をかき、 サイドネットへと突き刺さり、ようやく東一中が反撃の狼煙を上げる。 早田「どうだァ! まだまだ、まだまだ俺達はやれるぞ! このまま一気に同点、そして逆転してやろうぜ皆!!」 東一中メンバー「「「おう!」」」 松山「二枚刃カミソリ……逆回転のカーブ……(完全に気づけなかった……)」 板野「(1点差……)」 見上「隠し持っていた切り札を、土壇場で出してきたか」 片桐「どうでしょう、見上さん。 東一中が同点に追いつく可能性は?」 見上「……いや、難しいな。 先ほどの板野と松山を止めたのも、そしてゴールを決めたのも早田一人での活躍だ。 彼の実力は確かに高い、それは疑うべくもないだろうが……すぐに対策は取られてしまう。 あのようにな」
[340]森末(仮):2013/10/18(金) 01:28:18 ID:??? 松山「板野!」 板野「ああ、わかってる!」 早田「(畜生、サイドに散りやがって!)」 1点差に詰め寄られたふらのは、守りに入る事も無く攻勢に出た。 この勢いのまま守りに入っては、このリードを覆されてしまう可能性もある。 それよりも更に追加点を決め、リードを広げておこうとしたのだ。 そして、ふらのが取った戦術は単純明快――2人のエース、板野と松山を別々のサイドでプレイさせたのである。 見上「早田のボールカット能力は秀でている、それは間違いない。 だがそれならばカットさせないようにすればいいだけだ。 板野にも、松山にも、ミドルシュートがある。 ボールが渡れば即座に撃てるシュートがな」 片桐「サイドに配置をすれば、早田は対応出来ない……という事ですね」 見上「どれだけ凄かろうと早田の身体は1つのみだからな」 早田「(ボールを運んでる奴から奪いにいく……ロングパスで逃げられるに決まってる! ゴール前でブロック……駄目だ、俺じゃ止められるかどうかわかりゃしねぇ! ヤマ勘でパスを出す瞬間に走るしかねぇ! くそ!! こっちでどうだ!)」 金田「(よし、頃合いだな!)板野!」 早田「く、くっそぉおおお!!」 これに対して早田はヤマ勘で守備に当たり、松山にボールが渡ると踏んで彼の元に向かった。 板野と松山とでは、松山の方がキープ力は優れている。 己のタックルを恐れるふらのが頼るなら、松山にパスを出すと読んだのである。 だが現実にパスが出されたのは板野だった。 ふらのがここで頼ったのは松山のキープ力ではなく、板野の決定力だったのである。
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0ch BBS 2007-01-24