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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
[34]森末(仮):2013/10/10(木) 23:03:25 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアッ!! 実況「決まったァァァ!! 南葛、ついに均衡を破る先取点を取りました! 決めたのは南葛のエースストライカー、来生くん! しかしこれは見事なトリックプレイ、誰もが井沢くんに合わせたと思ったセンタリングは、 伏兵! ポストプレイヤーの長野くんへのセンタリング! これには大友守備陣もすっかり騙されたか、綺麗な形で来生くんにボールが渡り決められました!」 井沢「よーし、ナイスシュートだ来生!」 来生「はっはっは! このくらいなら朝飯前だって! まあもっと褒めてもいいけどな!」 長野「おいおい、俺のポストプレイも褒めてくれよな」 滝「わかってるって、井沢の最高点の丁度ギリギリ届かない位置から緩やかに下降するあのセンタリング、 合わせられるのなんざうちの選手じゃお前くらいだよ」 山森「(やっぱり凄いや先輩達……俺もこのまましっかり新田を抑えないと!)」 中山「(やられてしまった……完全に読み違えていた! 冷静に考えれば井沢がヘディングを狙いに来るなんて賭けをする筈がないと気づけた筈なのに!)」 一条「す、すみません先輩……ゴールを許してしまって……」 浦辺「気にするな一条、つられた俺達の責任だ」 新田「(失点か……いや、俺が2ゴールを決めれば問題ない話なんだ。 その為には……)」 粘り強い攻撃を続けた末にようやく点を奪った南葛は勢いを更に増し、 逆に守り続けていたものが前半終了間際に失点をしてしまい落胆をする大友。 その内に前半は終了し、両陣営は後半戦に挑むのだった。
[35]森末(仮):2013/10/10(木) 23:04:42 ID:??? 先着1名様で、 ★後半大友の反撃→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→バリバリバリ きれいな西尾「どうやらワシの本気を見せるしかないようじゃのう」 なにィ!? ダイヤ・ハート→新田が何度もノートラップ隼ボレーを試み、ついに成功させる! スペード→中山さんが攻撃に参加した! 中盤をごぼう抜きし、ボレーシュートで得点する! クラブ→中山さんが攻撃に参加……するも、井沢と来生に止められる! >>23 一応バレていますね。よほどの強敵が出てきた時は……本編東邦戦同様本気で挑むでしょう。 >>27-28 翼はいませんが、大空キャプテンには助けられ一時は大空家にいたと思われます。
[36]森崎名無しさん:2013/10/10(木) 23:04:58 ID:??? ★後半大友の反撃→ ダイヤ6 ★
[37]森崎名無しさん:2013/10/10(木) 23:09:26 ID:??? 3Nシュートで南葛敗退の予感
[38]森崎名無しさん:2013/10/10(木) 23:54:09 ID:??? バビントンと化した井沢の能力に淡い期待
[39]森末(仮):2013/10/11(金) 00:33:17 ID:??? >★後半大友の反撃→ ダイヤ6 =新田が何度もノートラップ隼ボレーを試み、ついに成功させる!★ ========================================================================================== 後半戦になっても、南葛優勢の流れは変わる事はなかった。 1点を奪わねばならない場面、ここで大友は満を持して中山を攻撃に参加させるものの、 本来はCFWとして配置されている来生が中盤まで下がり、井沢と連携をして中山を封じ込める。 あまり守備意識の無い来生であったが、ハーフタイム中にキャプテンである井沢に出された指示に従った形である。 自由人である来生でも、一応は友人でありキャプテンである井沢の言う事は聞くらしい。 来生「へへへ、この天才ストライカー来生様を抜けると思うか!? へーいへーいへーい!」 井沢「ああもう、無駄口を叩くな!」 中山「(油断がありそうで、実際あるんだけどそこは井沢がフォローをしてる……これじゃ抜くのは難しいな!) 西尾!」 西尾「おう!(とはいっても俺じゃ駄目だ。 仕方ない、新田にパスだ!)」 井沢と来生、この2人が相手では中山も決して有利とはいえない。 ここは無理をせず西尾へとボールを回し、そして西尾も特に有効な手を思いつかなかったのか新田へのロングパスを出す。 結局の所、大友に取れる戦術は新田への攻撃の一任しかなかったのである。 ダダダダダダダダッ!! 山森「(トラップした所を零せさえすれば、後は先輩たちがクリアーしてくれる! とにかく打たせない事だ!)」 高杉「俺の巨体が前から迫れば新田も動揺して山森の助けになるだろう。 石崎、フォローを頼む!」 石崎「任せとけっての!」 そして、当然ながらこの新田へのパスを山森と高杉は防ぎに向かった。 新田がトラップをした瞬間、撃たれる前に止める為に。 新田「(トラップした瞬間、背後からは山森が……前からは高杉先輩がやってくる。 やっぱりトラップしてからじゃ無理なんだ! ここは……)ノートラップでいくしかない!」 グワァァアアアッ!!
[40]森末(仮):2013/10/11(金) 00:34:41 ID:??? 山森「えっ!?」 高杉「ノートラップでボレーだと!?」 新田「いっ……けぇぇぇえええええええええ!!」 打たれる前に止めようとしていた山森と高杉が迫る前に……。 そう、止められる前に打つ方法を考えていた新田は、結論としてノートラップで隼シュートを放つ事を決めていた。 後方から飛んでくるロングパス、トラップする事も難しいこのボールを、走りながら、合わせる離れ業。 ぽこーんっ……てんてんてん 高杉「……なんだ? 全然タイミングがあってないじゃないか」 山森「(驚いた……まさか新田、ぶっつけ本番で決めるつもりだったのか?)」 それは当然のように、決まらなかった。 いや、決まる決まらないの問題ではない。 それ以前に新田はボールをインパクトする事すら出来ず、勢いなくボールは跳ねてゴールラインを割ったのである。 実況「これは新田くん、ノートラップでボレーシュートを放とうとしたのでしょうか? 確かにマークを受けてこれまで1本もシュートを打てていない新田くん、 しかしやはり無謀でしょう。 背後からのノートラップシュートに全然タイミングがあっていませんでした」 板野が弾丸シュートの開発にも苦労をしたように、 ただ強く蹴るだけに見えるシュートでもボールをコントロールする事は難しいのである。 新田は既に小学生時代からそのシュートを完成させていたが、それを更に昇華――。 即ちノートラップでボレーに持っていくというのはあまりにも高難易度のもの。 ぶっつけ本番の試合中に決められる筈がなく、実況のアナウンスすらも辛辣な声を上げる。 新田「(くそ……難しいのはわかってたさ。 でも、枠内にすらいかないなんて……!)」 岸田「おい、何やってんだ新田の奴。 あんな高等技術、出来るのか?」 浦辺「……練習じゃ一度もやってない筈だ。 ぶっつけ本番な筈だぜ」 西尾「大丈夫なのか? シュートを打てても、あんなのじゃ話にならないぜ」 中山「……いや、やらせてみよう(新田にはセンスがある筈だ。 もしかしたら……)」
[41]森末(仮):2013/10/11(金) 00:35:43 ID:??? そして、この光景を見て不安を覚えたのは大友中学である。 頼みの綱である新田が彼らの目から見れば奇行、無謀としか取れない事をしだしたのだから当然と言えるが、 それでもキャプテンの中山の鶴の一声で新田へのパスを継続させる作戦に出る。 岸田「(本当に大丈夫かよ?)それっ、新田!」 新田「(もう一度、もう一度だ! このまま走り込んで……)ここだぁっ!!」 ぱすんっ! ぽーん……ガシッ! 剛田「ふぅ……(カス当たりだ。 流石にこれくらいなら取れるってぇの!)」 中山「(威力はない……が、一応枠内には入った……)」 2回目の隼ボレーは、やはり緩やかにポップし南葛GKの剛田がキャッチ。 浦辺「(それでも新田にやらせるしかねぇか!)新田、任せた!」 新田「(2回連続で打ち上げた……蹴る箇所が悪いのか? なら、これで!)どうだぁ!!」 バスッ!! バコッ……バシィィンッ!! 高杉「おっとと(地面に当たって威力が死んでるな)」 中山「(!! 殆ど完璧だ! 上っ面をこすりすぎたけど、さっきより格段によくなっている!)」 3回目の隼ボレーは、放った際の威力だけは先ほどまでの比ではなかった。 だが、ボールを打ち上げない事を強く意識しすぎたのか地面を跳ねてしまい、 威力を殺されたボールは巨漢DFの高杉が体を張って止めるのだった。 新田「(くっそぉ、あと少しなんだ……! あと少し……!)」 中山「諦めるな、新田!」 新田「キャプテン!」 中山「これで決めるんだ……走れっ!!」 バコォンッ!!
[42]森末(仮):2013/10/11(金) 00:36:44 ID:??? そして4回目のロングパスが、キャプテンである中山から新田へと送られた。 ここまでに既に3回、攻撃の芽を自分の手で摘んでしまっているという自覚は当然新田にもあった。 まだ自分には難しいのではないか、それよりもやはりトラップをして山森達を抜いた方がいいのではないか、そんな迷いもあった。 だが、キャプテンである中山はその事には一切触れず、もう一度挑戦をしろと行動で示してくれた。 ダダダダダダダダダッ!! 新田「(これに応えなきゃ男じゃないぜ! 中山さんのパスは正確そのもの! 素直に逆らわず、神経を研ぎ澄まして……) いくぜ南葛! これが俺の……ノートラップランニングボレー隼シュートだァッ!!」 シュパァァンッ! バシィィィイイイイイイイイインッ!! 中山「(完璧なフォームだ!!)」 高杉「うっ……」 山森「ま、間に合わない!」 石崎「早い!?」 剛田「ああ……」 これに新田は燃え、結果で応えた。 中山からのパスが他の者達からのものに比べて正確だったというのもあるだろう。 しかし、それを加味しても、ぶっつけ本番でこの高難易度の離れ業をやってのけたのである。 持ち前のスピードをボールに加え、更に全力で振り抜きゴールを射抜く隼ボレー。 そのあまりの鋭さ、あまりの速度を前に南葛守備陣は全く反応も出来ず。 ボールは無情にもゴールネットへと突き刺さったのだった。 ピピィーッ!! 南葛中学 1−1 大友中学
[43]森末(仮):2013/10/11(金) 00:37:50 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアッ!! 実況「きっ、決まったァ! なんと新田くん、 中山くんのロングパスをそのままノートラップでシュートするという凄まじい技に成功しました! このシュートに南葛ゴールキーパー剛田くんは一歩も反応できない! 新田くん、値千金のゴールを決めたァ!!」 このゴールを受けて、当然ながら歓喜に沸いたのは大友中学である。 大友の誇る2年生ストライカーが、世代最高と謳われる名DFからのパスを決めた。 しかも、このノートラップランニングボレー隼シュートが完成した事により、新田へのマークはもはや意味をなさなくなったのである。 浦辺「やった、やったぜ新田!」 岸田「本当に決めるなんてな!」 西尾「ん? どうした涙目になって?」 新田「……ひたはみまみた(舌噛みました)」 中山「……言いやすいように隼ボレーにでもしておいたらどうだ?」 新田「はひ」 山森「す、すみません先輩! 新田のマークは俺の役目なのに……」 中里「今のは仕方なし。 新田の俊足に追いつけるのは拙者くらいなものでござろう……」 井沢「ああ、マークが引きはがされるのは承知の上。 トラップさせた所を奪うのが作戦だったんだからな、気にするな。 ……問題はここからだぜ」 岩見「どうやって防ぐんだ? こうなったらもう新田へのマークは無意味だろう」 井沢「山森、マークは外れてお前も攻撃に参加するんだ。 岩見の言うようにマークは無意味だ」 高杉「打たせてから止める、しかないか……」 石崎「大丈夫だ、俺と高杉がいればなんとかする!」 井沢「(……中里)」 中里「(むぅ……四の五の言っておられる状況ではござらんか)御意」 井沢「来生、CFWに戻れ。 追加点を狙いにいくぞ」 来生「ヒャッホー! そうこなくっちゃな、やっぱ守備はつまんねーもん」
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0ch BBS 2007-01-24