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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
[604]森末(仮):2013/10/24(木) 00:27:51 ID:??? 吉倉「うっ、うっ、うわあああああああああああああっ!?」 バギャゴンッ!! ズバァアアアッ!! ……ピ、ピピィーッ!! それでも尚スピードを殺さぬボール、威力が衰えぬボール。 正にマグナムから放たれたかのようにそのボールはゴールキーパーである吉倉へと襲い掛かり、 哀れ吉倉は半狂乱となりながらも吹き飛ばされ宙を舞った。 次いで、ゴールネットを突き破る音と先ほどのスカイラブハリケーンを決めた時同様、審判の困惑が混じった笛の音。 板野「はぁっ、はぁっ……」 渾身のシュートを放った板野は、荒く息をしながら、心地よさげにその笛の音を聞いていたのだった。 ふらの 2−1 花輪
[605]森末(仮):2013/10/24(木) 00:28:53 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!? 実況「き、決まったァァァ!! ゴール、ゴールです! 板野くん、東一中戦、錦が丘戦でも見せたマグナムシュート! それをなんとキックオフと同時に打ち込み、ゴールを奪ってしまった! 花輪、無惨にも守備陣が完全崩壊! 手も足も出ませんでした!」 観客「こ、今度はキックオフから一瞬でゴールを奪っちまったぞ!」「俺、ボールが全然見えなかった……」 「ボールを蹴る音がここまで聞こえたぞ!?」 片桐「流石だな板野……どうですか、見上さん?」 見上「ああ、確かにすばらしい。 流れをこちらにもう一度引き寄せる、という意味でも単純な威力でもな」 次藤「ふふふ、やはりあいつはふとか男タイ。 今大会、あいつのマグナムシュートを初めて止めるのはこのワシタイ」 佐野「そうですね!」 剛田「ひ、ひえぇ〜、かーちゃーん!」 井沢「とんでもない威力だな……(あれは剛田じゃちょっと無理だ。 石崎、高杉、中里に期待するしかない)」 中里「(……あやつらがもし上がってくれば、拙者も本気を出さざるを得んのだろうか? しかし、重りを外す事は掟に……)」 若島津「(ふん、少しはマシになったみたいだな。 だが、花輪のキーパーならまだしもあの距離からでは俺には通用せんぞ)」 沢田「あわわわ……す、すっごい威力……」 反町「まるで魔王だな……恐ろしい……(俺にもあれだけのキック力があればな……)」 小池「ふん、うちには若島津がいるんだ。 あんな距離からのシュートでゴールを許す訳ないぜ!」
[606]森末(仮):2013/10/24(木) 00:30:13 ID:??? スカイラブハリケーンを受けて失点、そしてその直後のキックオフから再び突き放すマグナムシュート。 次々と起こる奇想天外な試合展開に観客たちは騒然。 偵察へとやってきた者達も、興味の対象を立花兄弟から板野へと再び移りかえる。 政夫「く、くっそ〜〜!」 和夫「またビハインドかよ!(でもあれを防げってのは流石に無茶だ……結局、俺達が点を取らなきゃならねぇ)」 そしてこの事に大きく落胆をしたのは立花兄弟である。 なんとか体力を回復できるだけの時間を稼ごうとしていた所を、再び突き放されてしまったのだ。 体力が回復できている筈もなく、時計もまるで進んでいない。 おまけに観客たちがスカイラブハリケーンの派手さに魅了されていた次の瞬間、 このようなド派手な得点を決められ水を差された形になったのだから、彼らにとって面白い筈がない。 松山「よーし、やったぞ板野! これで一気に俺達に流れが傾いた!」 小田「う、うん、凄いぜ板野!(本当に味方でよかった……)」 山室「まさかこんな距離から決められるとは思わなかったけどな!(ふらのに来てくれてありがとう、板野……)」 逆にふらのメンバー達は、大いにこのゴールを喜ぶ。 その渦中にいた板野はというと……。 A.「さぁ、もう一度スカイラブハリケーンで来い、立花兄弟! どちらが多く点を取れるか勝負だ!」 立花兄弟を挑発する B.「俺のマグナムシュートで奪えないゴールは無いぞ!」 花輪ゴールを指さして高々と宣言する C.「もっとドンドン俺にボールを回してくれ。 ガンガン点を取るぞ!」 味方にボールを回してくれるよう要求する D.「これで敵は俺を警戒する筈だ。 ここからは小田と山室がキーになるぞ」 小田と山室に発破をかける E.「いや、単にマグレだよ……奇襲だったから上手くいっただけさ」 謙遜をする F.「やったー! キックオフシュートが決まったー!!」 無邪気に大喜びする G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 >>600 情報ありがとうございます。次からは気を付けますね。
[607]森崎名無しさん:2013/10/24(木) 00:32:52 ID:SbVYI7V6 C
[608]森崎名無しさん:2013/10/24(木) 00:34:26 ID:kUuIfiQM C 挑発は避けるか
[609]森末(仮):2013/10/24(木) 00:36:09 ID:??? 本日は一旦ここで区切らせていただきます。 それでは。
[610]森崎名無しさん:2013/10/24(木) 01:08:21 ID:??? 乙です、反町変なフラグたてるんじゃないぞ絶対だぞ
[611]森末(仮):2013/10/24(木) 20:27:29 ID:??? >C.「もっとドンドン俺にボールを回してくれ。 ガンガン点を取るぞ!」 味方にボールを回してくれるよう要求する =================================================================================================== ここで板野は更に追加点を取る為に、と自分にボールを回してくれるよう要求をした。 既にマグナムシュートを1本打ったとはいえ、それまでの試合中あまり動いていなかった為にスタミナは十分。 威力についても文句の付け所の無い板野のマグナムシュートならば、更なる追加点も期待できると一同は納得する。 松山「よし、板野の言うように集中的に板野に撃たせる方向でいこう。 ただ相手も相応に警戒はする筈だからな、そういう時は他の皆も使っていこうぜ」 若松「了解!」 こうして改めて作戦を決めたふらの中学。 そして一方の花輪中学はといえば、先ほどの板野のマグナムシュートで吹き飛ばされた際、 当たり所が悪く負傷をしてしまった玉井の元に選手たちが集まっていた。 相本「玉井、大丈夫か?」 玉井「いてて……くそっ、反則級だぜあんなシュート」 政夫「撃てるもんは仕方ない、それよりプレイは出来そうか?」 玉井「……出来ない事はないけど、パフォーマンスは落ちるぜ」 和夫「交代した方がいいか……」 玉井の負傷は幸いにも軽傷と言えるレベルだったが、それでもパフォーマンスは従来のそれより落ちてしまう。 また、あまり立花兄弟に頼りたくないこの局面の中で他の選手を治療の為とはいえ一旦外す事も花輪にとっては痛手であり、 政夫たちはベンチに向かって玉井を交代させる旨をサインで伝える。 監督「玉井は無理そうだな……大丸、出番だぞ」 大丸「もうかい? へへっ、まあこの点差だからな」
[612]森末(仮):2013/10/24(木) 20:29:04 ID:??? 実況「花輪、先ほどの板野くんのマグナムシュートの影響でどうやらけが人が発生した模様です。 玉井くん、今仲間たちに肩を貸してもらいながらゆっくりとフィールドを出ていきます。 変わって入るのは背番号12番、大丸くん。 今、玉井くんとタッチを交わしフィールドへと姿を見せました」 板野「(あいつは……確かロングフィードが得意な選手だっけ?)」 事前に情報としてその大丸の事を知る板野は、 彼にボールが渡った時はすぐにチェックをした方がよさそうだと思いつつ。 その当の大丸達はといえば、まさかこの試合までベンチを温めてきた大丸の唯一の特技が既にバレているとは露知らず。 これからの戦い方について話し始める。 大丸「早速もう1点返して同点にしとくか? 俺はいつでもいけるぜ」 政夫「いや、それは意味がない。 俺達のスタミナが持たないんだ。 それに1点を返した所で、もう一度板野にマグナムシュートで決められるのがオチだぜ」 小野「なら、やっぱり時間稼ぎか……」 和夫「そうだな……。 10分でも稼げれば上出来だが、そこまでは言わない。 危なくなったらいつでもあげられるようにしてくれ」 政夫「大丸、頼んだぞ」 大丸「任せとけって」 結局の所、花輪としては立花兄弟たちにこれ以上負担をかけない為にも時間稼ぎに徹するしかない。 果たして他の者達だけでどこまでやれるのか……。 それはあまりにも不安定な綱渡りだが、それでも成功させるより彼らに道はないのだった。 ピィーッ! 政夫「さぁ、頼んだぞみんな!」 花輪メンバー「「「おう!」」」 こうして再びキックオフの笛が鳴り、花輪のキックオフで試合再開。 立花兄弟がボールを持つ事でスタートするが、彼らは作戦通りこのボールを持ちすぎず、 早めに手放し他の者達がパスワークでボールを回し始める。
[613]森末(仮):2013/10/24(木) 20:30:20 ID:??? 実況「さぁ花輪、まずはゆっくりとボールを回しています。 先ほどまでは立花兄弟の速攻をもってして攻撃を成功させていた花輪中学。 ここは攻め方を変えてきました」 見上「ふむ、時間稼ぎだな。 まぁ立花兄弟も自分たちのスタミナがこのままでは持たないという事を十二分にわかっているのだろう」 片桐「問題はこの時間稼ぎが上手くいくかどうか、ですね」 見上「花輪のフィールダーは攻撃力自体は悪くはないようだが……ふらのの実力も高い。 難しいな……」 相本「それっ、そっちに回せ!」 塩田「ボールを渡すなよ!」 板野「(うーん、殆ど攻める気が無さそうだ。 やっぱり時間稼ぎが狙いだな……)」 立花兄弟を使わぬとはいえ、花輪中学もこの3回戦まで勝ち上がってきたチーム。 他のメンバーの技術も決して侮れるものではなく、しばらくそのまま花輪がボールを回していく。 だが、こちらに攻め込む気が無いのは誰の目から見ても明らか。 板野は時計の針を見ながら、さてどうしたものかと思案をする。 板野「(2点差に出来れば楽なんだけど……ここで上手い事時間を稼がれたら厳しいな。 どうしようか)」 A.「時間稼ぎに付き合ってやる必要はない! ボールを奪いに行こう!」 ボールを奪いに向かう B.「好きにやらせてやろう。 俺も体力回復だ!」 ボールを奪いに向かわない C.「花輪! そんな消極的なサッカーで俺達に勝つつもりか?」 花輪メンバーを挑発する D.「俺の守備力じゃ多分取れないな。 こぼれ球を拾える位置に移動しておこう」 周囲のフォローに回る E.「こういう時は奇行に限る!」 へそで茶を沸かすポーズを取る 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 >>610 乙ありです。 多分大丈夫です……。
[614]森崎名無しさん:2013/10/24(木) 20:31:49 ID:1K6mJ0A6 D
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0ch BBS 2007-01-24