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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
[76]森末(仮):2013/10/12(土) 01:10:12 ID:??? 次藤にとって幸運だったのは、自分が寝てしまう前に板野がシュートを決めた事である。 板野の爆発的キック力は2年生当時でももはや全国レベル。 しかもそのキック力を持つ板野の体格自体は、次藤のような巨漢と比べる事すら悲しくなる程の小ささ。 何故あのような男があんなシュートを打てるのか、あんな脚力を持っているのか。 次藤が興味を持ったのは、板野のその強靭な脚力に対してである。 次藤「(……2年生という事はワシとタメ。 来年になれば全国で会える! ふ、ふはは……楽しくなってきたタイ!)」 それから次藤は生まれ変わったように練習に打ち込んだ。 当時2年だった板野はまだ伸び代があり、3年生となる頃にはもっと成長をしているだろうと次藤は踏んだのである。 次藤のその予想は当たり、板野はこの1年で大きく成長を遂げた。 そして、その板野を完膚なきまでに叩きのめす……今までの喧嘩とは違う、 想像するだけでワクワクとする期待が次藤の胸に溢れる。 次藤「さぁ佐野、全国に殴り込みタイ!」 佐野「はい!」
[77]森末(仮):2013/10/12(土) 01:11:13 ID:??? 〜 東京 〜 そして東京、ここでも都大会の決勝戦が行われていた。 決勝戦のカードは東邦学園対武蔵中学。 都内きってのエリート校同士の対決であった。 とはいえ、前半戦は東邦学園が優勢である。 如何に武蔵がエリート校といえど、東邦の三本柱反町・沢田・若島津を相手に並の選手では立ち向かえない。 また、キャプテンである小池の活躍も随所で地味に散見され、 守っては若島津が活躍し1点も許さず、中盤は沢田と小池が制し、そして反町は与えられたチャンスを確実にものにした。 結果、前半が終わって3−0と東邦学園が3点のリード。 しかし、武蔵はここからが本番であった。 実況「都大会決勝、東邦対武蔵の試合はいよいよ後半戦に差しかかります。 そして武蔵はここで予想されていたようにキャプテン、三杉くんを投入。 ガラスのエースが決勝の舞台へと上がります」 観客「キャー、三杉様ー!」「こっち向いてー!!」「ハァハァ、もう駄目、倒れそう……」 弥生「(淳……神様、どうか淳を勝たせてあげてください)」 森崎がおらず、彼に脅されて三杉への妨害工作を小学生時代に行わなわず、 至極真っ当な関係をその後三杉と築けたガールフレンドが見守る中、 三杉は胸に手を当てて心臓の調子を確認しながらピッチに現れる。
[78]森末(仮):2013/10/12(土) 01:12:43 ID:??? 三杉「(3点差か……10分3点でも同点止まり……もっとハイペースでいかなくてはならないか)」 反町「(ガラスのエースか……気を使わずにプレイするつもりだけど、何かあればすぐに対処できる用意だけはしておこう)」 沢田「(三杉さん……松山さんと同じく、僕が目標にするMF……。 この後半、しっかりとそのプレイを見させてもらう!)」 小池「(ふっ、ガラスのエースだか何だか知らないがこの小池秀人率いる東邦が負ける筈がない!)」 若島津「(3点もあれば十分だ。 俺が失点しなければ問題は何もないんだ……!)」 静かに闘志を燃やす三杉に、視線を注視させる東邦の主力4人。 彼らの熱き戦いは……しかし、殆ど三杉の圧勝と言える形で進んでいった。 反町「(よし、チャンスだ! ボールをくれ!)」 小池「(これでこの大会アシスト王に、俺はなる!)」 三杉「(ここだぞみんな!)」 ポーンッ…… ピィィーッ!! 反町「えっ……?」 小池「オ、オフサイドだとォ!?」 東邦学園のストライカー、反町は三杉が指揮する事で完成をする戦術――オフサイド・トラップに引っかかり、 後半はまるでシュートを打てず置物と化す。
[79]森末(仮):2013/10/12(土) 01:13:52 ID:??? 沢田「(三杉さんを抜くのは一人じゃ無理だ!)小池さん!」 小池「おう!」 三杉「(なるほど、いい連携だな。 皆では止められないのも無理ではない。 だけどパスカットは僕のもっとも得意とする所だよ?)はっ!」 沢田「し、しまったァ!」 沢田、小池の2枚看板で鳴らす東邦の中盤も三杉の前に完全崩壊。 こうして東邦は武蔵に立て続けに攻められ、何度もピンチを招く。 三杉「本間!(わかっているな?)」 本間「(あのサインは……わかりました!)」 若島津「(三杉が相手でなければこんな三流にゴールを許しは……!)」 本間「それっ!」 若島津「なにィ!?」 三杉「ナイスリターン! それっ!」 そして、東邦の守護神である若島津でさえも、この三杉には敵わなかった。 本間へのパスと読み、飛び出した若島津であったが……このボールを本間は軽く浮かせるだけ。 虚を憑かれた若島津は完全にバランスを崩し、そこをいつの間にか詰めていた三杉にボレーシュートで決められてしまう。 北詰「(いかんな……うまく三杉にあしらわれ過ぎている。 あいつを封じ込める事が先決か。 反町!)」 反町「(守備……三杉のマーク、か。 俺じゃ相手にならないと思うんだけどなぁ……)」
[80]森末(仮):2013/10/12(土) 01:15:44 ID:??? 後半開始からの完全なる武蔵優勢の空気を感じ、分が悪いと判断した東邦監督北詰は作戦を変更。 オフサイドトラップに何度も引っかかり、ゴールを上げる事が出来なかった反町を下げ、 沢田、小池と共に三杉を封じる為にマークにつかせた。 三杉「(だけど反町が下がったという事は、それだけこちらが攻撃に割ける人数が増えたという事だ。 これで一気に攻める事が出来る……!)」 そして、北詰の作戦は裏目に出た。 三杉の考えていたように攻撃に割ける人数が増えた武蔵は更に攻撃を激化させ、 逆に三杉に主力3人がマークにつき戦力が低下している東邦はこれの対処に苦慮。 結果、3人相手でも難なくボールを受け取った三杉がごぼう抜きにし、若島津との一対一からゴールを上げる。 ここまで時間にして僅か12分。 誰がどう見ても流れが武蔵にある中で、点差は僅か1点にまで縮まってしまっていたのだった。 若島津「くっ……くそぉっ!!(2失点……12分で2失点だと!?)」 反町「(嫌な流れだな……もう一度引き離したいけど、監督の指示は三杉マークだし……)」 沢田「(や、やっぱり僕なんかじゃ話にならない……)」 小池「(ふ、やるな三杉……!)」 三杉「(このペースなら逆転は十分可能だ。 いけるぞ……中学に上がって2年間、リハビリに耐えてきたのは全て全国大会に出場……。 そして、優勝する為だったんだ! 僕は勝てる……!)」 片桐「(三杉……心臓病が無ければ、間違いなくこの世代最高のプレイヤーになっていただろう。 そして、そのハンデがあっても今なおお前は勝とうとしている……。 それほどまでの逸材か……)」 まだ1点リードしている筈なのに、既に追い込まれたかのような気持ちになる東邦メンバー。 それほどまでの印象を植え付けた三杉は、逆転の為にと残り15分フルに動き回るのだが……。 三杉「(はぁっ、はぁっ……まだ30分戦ってないのに……少し動きすぎたか? でも、あと少し……!)」
[81]森末(仮):2013/10/12(土) 01:16:53 ID:??? 先着1名様で、 ★三杉すご杉→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→反町が三杉の足を削り、沢田がヘッドバットし、小池がショルダーチャージし、若島津が浴びせ蹴りだ! ダイヤ→なんと三杉と若島津が空中で激突! 三杉が倒れ込んだ! ハート→なんと反町が三杉の足を削り転倒! 三杉そのまま起き上がれない! スペード→なんと沢田が空中戦で誤って三杉の胸部をヘッドバット! 三杉が苦しみながら倒れる! クラブ→なんと小池が三杉に荒いショルダーチャージ! 遠慮もない一撃に三杉がノックアウト!
[82]森崎名無しさん:2013/10/12(土) 01:17:12 ID:??? ★三杉すご杉→ スペード4 ★
[83]森崎名無しさん:2013/10/12(土) 01:17:21 ID:??? ★三杉すご杉→ ダイヤQ ★
[84]森末(仮):2013/10/12(土) 01:19:32 ID:??? 本日はここで区切らせていただきます。 遅い時間までお付き合い頂きありがとうございました。それでは。
[85]森崎名無しさん:2013/10/12(土) 01:22:43 ID:??? 乙 きれいな三杉かな?
[86]森崎名無しさん:2013/10/12(土) 02:02:41 ID:??? 乙 下剤なんてなかったんだ
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0ch BBS 2007-01-24