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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】
[174]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/15(火) 22:20:50 ID:yIe2MA1A 永琳「――ウドンゲ。 その異常に値が低い線…の下に書いてある単語を読み上げてみなさい。 ついでに、グラフのタイトルも」 永琳はそんな鈴仙を窘めるように冷たく言い放つ。 そんな師匠の態度に水を差された鈴仙は、少しだけむくれるも――。 グラフ下の単語とタイトルを読み上げた後、氷水をぶっかけられたように表情を蒼ざめさせる。 鈴仙「第XX期上半期、営業実績……そんで、この異常に低い線には…私の名前。 これは、師匠、つまり―――」 永琳「――つまり。 営業実績に対して大いに足を引っ張っているアンタに、喝を入れに来たのよ」 鈴仙「そ、そんなぁ〜〜〜!!」 永琳「今日売れなかったら……お仕置きするから。 それが嫌なら、せめてノルマ以上は売ってくる事ね。 ウチだってボランティアじゃないのよ」 鈴仙「(あ、あれ……? ウチって確か『よく聞く薬を安値で販売して、人里の人間に非常に重宝されている』 ――的な受け売りだったような……?)」 永琳「はいそこ! 考えているヒマがあるなら身体を動かす!」 鈴仙「す、すみませ〜ん!?」
[175]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/15(火) 22:21:51 ID:yIe2MA1A ――と、まるでサラリーマンのような格好で鈴仙は人里へと飛ぶ。 果たして、企業戦士鈴仙に明日はあるのだろうか…? 先着2名様で、 ★鈴仙の交渉力→5 + (!card)=★ ★お客さんの財布の堅さ→(!dice) + (!card)=★ と書き込んでください。 【鈴仙の交渉力】−【お客さんの財布の堅さ】×100円が、鈴仙の歩合給になります。 (ただし、最大は1500円、最小は0円となります。固定給は500円です) *鈴仙のカードのマークがJOKERの時、歩合給が2000円固定となり、鈴仙の交渉力が+1されます。
[176]森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:22:24 ID:??? ★鈴仙の交渉力→5 + ( スペードA )=★
[177]森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:23:31 ID:??? ★お客さんの財布の堅さ→( 1 ) + ( クラブA )=★ 哀れすぎるて言葉もない
[178]森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:24:14 ID:??? これ多分お客さんが同情してくれただけだよね
[179]森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:25:31 ID:??? クラブAだし、同情以外の何者でもないな。 うどんちゃんあわれやでぇ…(笑)
[180]森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:38:13 ID:??? これは無駄に凄い確立だな 1000分の1未満じゃないのか
[181]森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:40:45 ID:??? 1014分の1の確率? 逆に人里で薬が必要な事態になっている可能性も……
[182]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/15(火) 23:22:04 ID:yIe2MA1A ★鈴仙の交渉力→5 + ( スペードA )=6★ ★お客さんの財布の堅さ→( 1 ) + ( クラブA )=2★ ウサギB「おじいちゃん、大丈夫ですか?」 鈴仙「…………」 老人「ああ…いつも済まないね、ウサギBちゃん」 ウサギB「これ…いつものお薬です」 鈴仙「…………」 老人「おお…。 ? ――これは?」 ウサギB「今日はおじいちゃんのお誕生日だって、前に話してくれました。 だからこれはサービスです!(ニコッ)」 老人「ううっ……ありがとよぉ…ウサギBちゃん。 こんなじじいに優しくしてくれて……! そうじゃ! そうなら儂もお返しじゃ。 この滋養薬、もう一本おくれ。 隣のばあさんにも宣伝しといてやるぞ」 鈴仙「…………!」 ウサギB「ええっ! い、良いんですか…! ありがとうございます!」 タッタッタッ…… 鈴仙「…………」 鈴仙はまず、少しでも営業のノウハウを得るべく、 ウサギ達の中でもトップの業績を誇るウサギBを付け回し、その営業方法をこっそり観察する手段に出る。 そこで、彼女の得意客である老人との会話をジト目で観察していた鈴仙は。 鈴仙「(人間かよ……! それでも……!)」(*人間じゃありません)
[183]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/15(火) 23:23:05 ID:yIe2MA1A ―――と、彼女の営業スキルの高さと、そのさりげない気配りの上手さに一種の絶望感を覚える。 鈴仙「(だって無理でしょう…! お誕生日覚えるとか……! 守矢の祟り神様か、あんたはっ……! そしてプレゼント……? 何それ……? びっくり箱……?)」 しかし、ウサギBの高いスキルを妬む一方で。 ――思えば、自分の行う薬売りには『コミュニケーション』が無かったと感じる鈴仙。 元々人見知りで、薬を売る際にも最低限度の会話しかしてこなかった鈴仙。 鈴仙「(駄目なのよ、鈴仙…! やっぱり、世の中コミュニケーションが出来る奴が勝つのよ! 私も気配り出来なくちゃいけないのよ!!)」 そうして、鈴仙はほんのちょっぴりの気配りを魅せて、出来る女アピールをする事を決意する。 それが最終的には大勝利に繋がると信じて……。 ――しかし、現実は厳しい。 鈴仙「あっ、お兄さん! 疲れてるでしょ! ビールどうぞっ!(ニコッ)」 若者「何で大工が昼から酒を飲まなきゃいけないんだよ!」 鈴仙「お爺さん! 荷物お持ちします!」ダッ! 老人「ああ、いや別に――」 鈴仙「大丈夫、お安いご用です! (ゴツン)……って、みぎゃあああ!!」 ゴロゴロゴロ! バリーン! 老人「あああ、ばあさんの形見の壺がぁ……!?」
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