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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】
[203]森崎名無しさん:2013/10/16(水) 22:40:19 ID:jXybdRvg F
[204]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/16(水) 23:21:23 ID:f8MZ0+tU F:人里で何か変わった事が無かったかを聞く。(*イベントフラグが進行) 鈴仙と中山は暫しの間、とりとめの無い会話を楽しみ。 鈴仙「……そう言えば慧音さんが言ってたけれど。 最近人里が危ないんだってね… 来生君とかは大丈夫かしら? 怪我が無ければいいんだけど」 ――と、たまたま話題が人里の治安の悪さにシフトする。 中山は鈴仙が伝え聞いた話を聞き、始めは相槌を打っていたのだが……。 中山「――そうだ! 鈴仙さん。 俺、大分前に人里に来た時…人里に 仮面を被った人達が群がっているのを見たんだ。 これって、幻想郷ではよくある事なのか?」 会話の繋がりで、中山はヒューガーズとの試合後の宴会帰りに出くわした 不気味な群れを思い出す。 鈴仙「いや、そんなのは聞かないけれど……。 酔っぱらっていた訳――はないわよねぇ…。 中山さん、お酒は全然飲んで無かったし」 妖怪の賢者によって、人里の人間は保護されている為、 幾ら深夜と言えども人里に不気味な、悪意ある妖怪達が流れ込んだりはしない筈。 幻想郷は妖怪を中心とした世界であるが、彼女等が糧とする人間が滅んでしまっては 生きては居られない。 ……となると、妖怪の仕業であるとは考え辛い。 鈴仙「じゃあ一体、何なのかしら……。 調査してみる必要があるかもしれないわね。 ―――それでお手柄を挙げたら、今やストップ安の私株が上がるかもしんないし……」 中山「(鈴仙さんは、そんなに自分を卑下しなくても良いと思うんだが……) ――という事は、鈴仙さんは人里に行くのかい?」 鈴仙「ええ。 まあ、夜まで竹林で待つってのも良いけれど……。 ひょっとしたら、人里の荒れようと何かが関係するかもしれないし」
[205]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/16(水) 23:23:17 ID:f8MZ0+tU 中山「――うーん、そうか。 ……だったら、鈴仙さん」 鈴仙「?」 中山「…実は、俺も少しその騒ぎに興味があるんだ。 勿論、迷惑にならないように行動はさせて貰うが――駄目かい?」 中山は、年頃の少年らしく目を輝かせて。 しかしやはり彼らしくどこか遠慮がちに鈴仙に同行を申し出る。 鈴仙「(中山さん、確かに最近遊びに連れてってあげれてないし……。 ――ここは、旅は道連れ世は情けで、連れてってあげても良いかしら? 中山さんだって、護身用の道具は持っていた筈だし)――ええ、良いわよ」 鈴仙はその申し出に少し悩みつつも……中山さんだから大丈夫! という若干オカルトな期待も込めて快諾する。 中山「良いのかい? ありがとう、鈴仙さん!」 鈴仙「あははは…良いって事よ。 ――でもその代わり、自分の身はしっかり守ってね」 中山「ああ、大丈夫さ。 それより鈴仙さんこそ、無理をしないようにして欲しい。 (鈴仙さん、強い筈なのに危なかしいからなぁ……) ――あと、これは俺の勘だが、【何度か戦闘に巻き込まれる】と思うんだ。 だけど、【失敗したり途中で帰ったりしても、次の行動で再挑戦が出来る】ような気がする。 だから……焦らなくても良いと俺は思うよ、鈴仙さん」 鈴仙「え、ええ……(アレ…? 私よりも中山さんの方が場馴れしてるように見えるのは私だけ……?)」 鈴仙は自らの強さに疑問を覚えつつも……中山と二人でゆっくりと竹林を歩きながら、 幸運にも誰とも出くわさずに人里へと辿りつく。そして……
[206]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/16(水) 23:24:48 ID:f8MZ0+tU 鈴仙「さ! 着いた……けど。 早速なんかやってるわねぇ……」 中山「あ、ああ……」 その人里の入り口の門には、早速と言わんばかりに人だかりと喧騒が生まれており、 辺りの人間や妖怪、妖精が野次馬を飛ばす中…… ??「よっしゃー! 勝ったぞー!!」 ――数分後。喧嘩に勝利したと思しき人影が、その輪の中心の中で叫び声を上げる。 その声の主は……? 先着1名様で、 ★ストリートファイターうどんげ・記念すべき第1戦目→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 ダイヤ→沢田「応援して下さった地域住民の方々! そして、日向社長! 本当にありがとうございました!!」(絶叫) ハート→穣子「いっえーい! 豊穣なめんな!」反町「(あ、危ないんじゃあ……? 大丈夫かな…?)」オロオロ スペード→来生「ハッハアー! 俺は喧嘩でも点取り屋という事が証明されたァー!」 クラブ→にとり「ふふん! 新兵器の威力は充分みたいだね!! ドヤッ!(ピース)」 クラブA→ヒジリー「ヒジリー、です……」鈴仙「もうだめだ、おしまいだぁ……一戦目なのに」 JOKER→ ルーカス 「次はお前が相手か。 よろしくな!!」
[207]森崎名無しさん:2013/10/16(水) 23:25:18 ID:??? ★ストリートファイターうどんげ・記念すべき第1戦目→ スペードQ ★
[208]森崎名無しさん:2013/10/16(水) 23:26:49 ID:??? 小柄なFWの来生って弱いと思うんだけどw
[209]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/16(水) 23:50:52 ID:f8MZ0+tU ★ストリートファイターうどんげ・記念すべき第1戦目→ スペードQ ★ スペード→来生「ハッハアー! 俺は喧嘩でも点取り屋という事が証明されたァー!」 鈴仙「…………あ」 中山「――(フゥー)」 鈴仙がその声の主を見てみると…… 来生「ハッハアー! ハッハアーッ! ハッハ…ゴフッ! ゴフッ!」(むせてる) ――非常に頭の悪い笑い声で、勝利を勝ち誇る天然パーマの少年がそこに居た。 中山はその姿を認知して大きく肩を落としてため息を吐き……鈴仙は呆気にとられてしまう。 中山「……何やってるんだ、来生…。 お前は何だ? サッカーをやめてルチャ・リブレにでも転向したのか?」 来生「じゃる…? りぐる…? どうしたんだ中山。 お前、頭が悪くなったんじゃあ……?」 中山「――お前にだけは死んでも言われたくないセリフだな、それ……」 果てしなく知能の低い来生との会話で、中山は軽いめまいを覚えるが…。 それでも、中山は自慢の強靭なメンタルで何とか踏みとどまり、 会話を続ける事に成功する。 中山「――まあ、アレだな。 よく分からんが皆がバトルをしていて面白そうだった。 だから、とりあえず真似をしてみた……って、おい」 しかし、来生は中山の話を途中まで聞いて……すぐに恐怖におののく。 来生「な……中山。 どうしてお前、俺の思考回路が読めるんだ……? ――ハッ!? まさか中山お前、敬遠亭のそのウナギの姉ちゃんに改造されて、 H地獄でも嫌われ者で有名な『サドル妖怪』になってしまったのかーっ!?」
[210]森崎名無しさん:2013/10/16(水) 23:51:15 ID:??? ニュータイプなめんな
[211]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/16(水) 23:51:52 ID:f8MZ0+tU ―――無論、途方もない勘違いが原因であるが。 中山「ああ、そうだ。 永遠亭のウサギの姉ちゃんに改造されて、旧地獄でも嫌われ者で有名な 『サトリ妖怪』になってしまったって事は、億が一にもあり得んからな……」フラッ 鈴仙「(あ……あの中山さんが……! 冷静に突っ込みつつも全身に覚える脱力感を 隠し切れていないっ! そんな事、試合では一回も無かったのに。 来生君、おそろしい子………!)」 そしてその一連の会話を眺めていた鈴仙は、中山をも圧倒する、 来生のその圧倒的なマイペースっぷりに思わず震えてしまう。 中山「(鈴仙さん、助けて、遠慮なくで、いいから)」 そして、中山が振り返りつつ、口の形だけでSOS信号を発しているのを見た鈴仙は、 あの中山さんが、こうまでして助けを求めている事態を緊急と判断し。 鈴仙「(こ……これは、マズイわ!)――中山さん! 今助けるわっ!!」 ドシン!! 来生「うひゃわッ!?」 鈴仙は来生を、人里入口の門から反対の、少し開けた場所に押し出し誘い込む。
[212]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/16(水) 23:54:17 ID:f8MZ0+tU 来生「おいおい、何してくれてんだよウナギの姉ちゃん! せっかくH友との再会だったのによぉ!」 鈴仙「Hなのはアンタと、アンタの友達の氷精だけで結構。 そして私は……」 何事か、と鈴仙達の周囲に新たな人だかりが出来るのを認識しつつ、鈴仙は――。 鈴仙「かば焼きにしても、うまくなーーーーーーーーいっ!?」 狂気の籠った弾丸を、ぶっ放した。 先着2名様で、 ★鈴仙→戦闘力 6 + ( !card )=★ ★来生→戦闘力 0 + ( !card )=★ と書き込んでください。カードの結果で分岐します。 【鈴仙】−【来生】 ≧5→完勝! 鈴仙、若干大人気ないものの来生をKOする! ≧2→ 勝利! 来生は何かの間違いと叫び何処かへ走りさって行った…。 =1、0、−1→引き分け! 再度判定。 ≦−2→敗北。 来生に馬鹿にされて鈴仙が屈辱を感じる。 ≦5→完敗…。 鈴仙、たまたま通りがかった八目鰻の屋台の付け汁に頭から突っ込んだ挙句炎が燃え移り、 見事なウサギのかば焼きになる……。 【補足・補正・備考】 鈴仙の数値がKかJOKERの場合、戦闘後戦闘力が+1されます。(勝敗は問わない) 鈴仙のマークがダイヤの時、「ルナティックレッドアイズ(+2)」が発動します。 鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。 来生のカードの数値の奇・偶と敵のカードの数値の奇・偶が一致時、スキル・ニュータイプが発動し、 完勝・完敗時以外は強制的に引き分けになります。また、スキルが発動する度に戦闘力が+1ずつ増えていきます。 (奇…奇数、偶…偶数です)
[213]森崎名無しさん:2013/10/16(水) 23:54:40 ID:??? ★鈴仙→戦闘力 6 + ( ダイヤ8 )=★
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0ch BBS 2007-01-24