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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】
[29]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/11(金) 23:57:02 ID:xD+nCyao こんばんは。今日も更新をしていこうと思います。 >>24-25 乙をありがとうございます!射命丸の逆恨みは>>25のとおりですね。 怪我については自分はしていないのであまり根に持っていないです。 恐らく賞金も自分の為に使います。(お見舞い位はあげるかもしれませんが) そうなると「射命丸ってドライで嫌な奴だな」と思われるかもしれませんが、 妖怪の山FCというチームはその性質上、仲良し集団というよりも現実のクラブチームに 近い、という設定があります。(サッカーは詳しくありませんが、恐らく現実のクラブチームでは、 仲間選手の治療の為に、別の選手がお金を負担するという事はないと思いますので…) 試合の難易度ですが……作者的には、勝てる気がしないくらいが丁度良いかなと思っています。 (本スレの東邦戦や、ハンブルグ戦などをイメージしています) 姫様一人に任せきりでは恐らく勝てませんので、DF陣の成長も大事になるのではないかと思います。 試合までまだ猶予がありますので、頑張ってキャラを成長させて頂ければと思います。 >>26 脳内練習試合も、修行の為には良い選択ですね。 また、自由選択やランダムイベント次第ではミニゲームもあったりするかもです。 >>27 フォーメーション提案ありがとうございます! スカーレットムーンズの全容については、今後の行動次第では情報が明らかになって行くと思います。 ただ、戦術面においても、今回の敵は色々策を練ってくる事になるかと思います。 >>28 ここで慧音さんには強くなって欲しいですね…。 パスカルは現状オーバーヘッドキックのみですが、一応ダイレクトシュートフラグがありますね。 技を覚えれば、そこそこ強力なFWになれるでしょう。 中山さんは、成長すれば本スレ以上に強力なシュート技を使いこなせるようになりますが、 現状では牽制程度の威力にしかなりません。ただそれでも、シューターが増える事はそれだけ有利ですし、 今でもフリーならば結構強いです。鈴仙や永琳ではどうしようもない状態を打破してくれるかもしれません。 佳歩は、伸びしろ自体はあるのですが、現状だとドリブル以外は力不足ですね。 ただ、その伸び悩みは本人がとても自覚していますので、それを解決してあげると一気に化けるかもしれません。
[30]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/11(金) 23:59:04 ID:xD+nCyao ―――そして、鈴仙が咲夜と永琳との会談を眺めている頃。 中山「――森崎。 食べ物は大事にしろよ……」 森崎「…なんだよ。 シケた病院に閉じこもっているって聞いたから、 こうした味に飢えているんじゃないかと思った、俺なりのいじらしいメッセージだったのによ」 既に喧騒の冷めた妖怪の山モリヤスタジアムの裏手にて、中山は、友人と久しぶりの再会を果たしていた。 夏の夕暮れの涼しい空気を浴びながら、そういえば前に森崎と会った時もこんな場所だったかと中山は想いを馳せていた。 中山「――語りたい事。 突っ込みたい事。 純粋に聴きたい事。 ……色々あるが、森崎。 俺の我儘をまず先に聞いてくれるか」 森崎「良いけど、貸し1だからな?」 中山「構わないさ、安いもんだ。 じゃあ、森崎――」 中山は小脇に抱えていたボールをポイ、と森崎に投げつけて落とす。 森崎はすぐにその意図を察し、ニヤリと意地の悪い笑みを浮かべる。 森崎「……フッ。 絶望しても知らんぞ? この俺様の圧倒的ドリブルテクにな」 中山「試してみたいんだ――今の俺が、お前を前にしてどう在れるかを。 そして……もしもあの時の! あの時の勝負がもう一度出来たとしたら ――結果はどうなるのかを、試してみたい!!」 中山の我儘。それは忘れもしない中学最後の試合。大友中学対南葛中学との決勝戦の再現だった。 試合の終盤、浦辺からボールを奪い、猛然と追撃をかける森崎。それを止めに走る中山。 その際中山は、森崎の高い能力を前に――為す術なく敗北したが、 しかし、中山にとって、あの瞬間こそが自分の選手としての絶頂と信じて疑わなかった。 あの瞬間を、もう一度味わいたい。 それは中山が生死の間を彷徨い、リハビリを繰り返し、幻想郷へとやって来た時からの長年の夢であり、希望であった。
[31]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/12(土) 00:01:40 ID:ao7BawPE 森崎「何度やっても同じだっての。 ……特に、『今の』お前にゃあ俺は倒せねェ。 ブランクだとか、元々の実力差だとか、そんな次元じゃないレベルでな」 そんな中山の夢を聴いて、森崎は――やはり笑う。 まるで中山の全てを知り、そしてその上で嘲笑しているようにすら中山には見えた。 中山「――森崎。 確かにお前は俺以上のバイタリティを持ち自らを成長させて来たようだな。 …だが、それは俺だって同じだ」 森崎「だから、そんな事を言っているんじゃぁ…って。 まあ、言葉で言うまでも無い、か。 ――さっさとやろうぜ。 勝負は?」 中山「……ドリブル対タックルだ。 お前は、ドリブルで俺を抜こうとする。 俺は、タックルで今度こそお前からボールを奪い取る。 あの試合で、俺が全力でプレーしたと断言出来る、最後の瞬間だ」 森崎「OKOK。 んじゃあ、折角の再会祝いだ。 全力でやらせて貰うぜ」 そう言うと森崎は、数十メートル程中山から離れて、ゆっくりとしたタッチからドリブルを開始していく。 そして森崎は―――かつての大友戦の時には無かった、『新たな』力を発動させた。 森崎「ハァアアアアアアア……ッツ!!」 中山「(――ま、まさかこれは…!?)」 気合いを溜める森崎の声と共に、森崎の髪の一房が仄かに金色に輝きだす。 テレビ中継越しでしか森崎のプレーを見ていなかった中山は、 明らかに選手として更に一段格上のプレッシャーを放つ森崎を見、大きく震える。 超モリサキ「森崎? 違うな。 俺は――超モリサキだ!!」 ダダダダダッ! シュウンッ!!
[32]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/12(土) 00:03:03 ID:ao7BawPE 超モリサキはここからが本番だ、と言わんばかりに大きく駆ける。 その速度は、今日の試合で圧倒的な存在感を見せつけた射命丸文のドリブルにも匹敵し、 それに加えて世界最高水準のテクニックをも併せ持っていた。 中山「(森崎…お前はやはり更に強くなって…! だが俺は、俺は……!)うおおおおおおおおおっ!!」 自分が幻想郷で得た何倍もの力を持って、ドリブルに向かう超モリサキに対して。 中山は―――ただ、過去の栄光を掴まんと、叫びながら無心でボールへと足を突きだした。 先着2名様で、 ★超モリサキ→ドリブル 54 (!card)(!dice + !dice)=★ ★中山→タックル 49 (!card)(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ 超モリサキ、中山を悠々と抜き去る! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に! ≦−2→中山、超モリサキの壁を乗り越える!! 【補足・補正・備考】 超モリサキのマークがダイヤの時、「ヒールリフト(+4)」が発動します。 超モリサキのマークがハートの時、「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。 中山は、スキル・底知れぬポテンシャルにより、カードでQ、Kが出た場合でも覚醒フラグを習得します。 (ただし、攻撃側は完全勝利、守備側はこぼれ球以上を条件とします。他の覚醒条件と重複はしません) この判定では、負傷・反則は発生しません。 もしも中山がこぼれ球以上の結果を出す事が出来ればボーナスがあります。(良い結果程ボーナス大)
[33]森崎名無しさん:2013/10/12(土) 00:04:04 ID:??? ★超モリサキ→ドリブル 54 ( ダイヤ7 )( 1 + 5 )=★
[34]森崎名無しさん:2013/10/12(土) 00:04:30 ID:??? ★中山→タックル 49 ( クラブ6 )( 5 + 3 )=★
[35]森崎名無しさん:2013/10/12(土) 00:04:46 ID:??? ★中山→タックル 49 ( クラブ3 )( 5 + 2 )=★
[36]森崎名無しさん:2013/10/12(土) 00:04:56 ID:??? ★超モリサキ→ドリブル 54 ( ハート10 )( 3 + 3 )=★ 望むのは『未来』の栄光ただ一つ
[37]森崎名無しさん:2013/10/12(土) 00:39:19 ID:??? 実際のスポーツ選手やクラブは保険に入ってるので、折半する必要ないですタイ 単純に妖怪の山の組織能力が問われるだけだから、文個人にあまり関係ないタイ。しかし煮え湯
[38]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/12(土) 01:16:09 ID:ao7BawPE *今回、展開・描写に1さんの文章を一部使用・改変しております。 本スレのイメージを崩してしまうかもしれませんので、読む際には注意をお願い致します。 ★超モリサキ→ドリブル 54 ( ダイヤ7 )( 1 + 5 )+(ヒールリフト+4)=64★ ★中山→タックル 49 ( クラブ6 )( 5 + 3 )=57★ ≧2→ 超モリサキ、中山を悠々と抜き去る! 森崎「(さて、ここは――)」 ガシッ! フワッ……!! 猛然とタックルに向かう中山に対して、森崎は故意か偶然か、 あの試合の時と同じくヒールリフトで挑んて来た。 中山「(――思い出す。 かつての俺を……)」 その姿を見て、中山は瞬間、過去の自分に思いを馳せる。 かつての自分の『栄光』の場面を―――。 〜回想シーン〜 ――時を遡る事、ほんの少し…いや、もう一年ほど前の出来事。 全国大会への切符を賭けた、全国中学サッカー大会・県大会の決勝戦。 後半も残り少なくなった状態での、同点。 互いの集中力がピークに達した状態にて…。 森崎 「くっ…こんな所で、こんな所で…俺は、敗れるわけにはいかないんだ!!」 ダッ!! ――-ズッザアアアアアアアアアアッ!! …バシイッ!! 浦辺 「なにィ!?」 高杉・石崎 「…ああっ!!」
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0ch BBS 2007-01-24