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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】
[557]森崎名無しさん:2013/10/28(月) 23:29:17 ID:??? きっとマリーサは禁断の戦法グミ撃ちに走ってしまったからへたれたんだよ…
[558]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 22:20:26 ID:z+4wDAcw こんばんは。久しぶりな感じですが、更新を再開します。 >>557 マリーサ「グミよこせ」 ★鈴仙→戦闘力 6 + ( ダイヤ4 )+( クラブ6 )+(ルナティックレッドアイズ+2)=18★ ★魔理沙→戦闘力 2 + ( クラブ2 )+(ミニ八卦炉+5)+(八卦炉オーバーヒート-5)=4★ ≧5→完勝! 鈴仙、まさかの大勝利だもんげ!(あまりの嬉しさに口調がおかしくなってる) 鈴仙「(魔理沙は性格上、出し惜しみせずにまずは一撃! …あのバカみたいな大砲を撃って来そうね。 全力で回避しに行きたいけれど――)」 鈴仙は魔理沙の動きを予測して、まずは迎撃よりも回避を重視する。 威嚇程度に弾幕を軽く放ちながら、魔理沙から一定以上の距離を取って、 警戒を決して解く事はしない。 そして、その正確だが悠長な鈴仙の戦い方は、真っ直ぐな戦いを好む魔理沙の神経を 上手い具合に逆撫でし、 魔理沙「(相変わらず、戦争の教科書みたいなクソ真面目な戦い方をする奴だぜ。 だが、こんな奴を一気に吹っ飛ばすのが、この私の私たる所以だ!) くらえうどんげ! これが私の―――」 魔理沙は自信の魔力を最大限以上に高めるマジックアイテム・ミニ八卦炉を鈴仙の眼前に突きだして、 詠唱を開始する。そうして高まった魔力の渦が、一点に収束して―――。 魔理沙「マスタァー……スパァァアアアアアアアアアアアク!!!」 ―――……バンッ!? 鈍い音を出して、破裂した。
[559]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 22:21:49 ID:z+4wDAcw 魔理沙「……およ?」 鈴仙「――ふえっ?」 鈴仙と魔理沙の間抜けな声が、夕暮れの人里に響き渡る。 そして、魔理沙より鈴仙の方が一瞬だけ早くその状況の真意に気付き――。 鈴仙「――ル…ルナティックレッドアイズよ〜〜!?」 バシュン! バババババババババ!! 念の為と、全力の弾幕を魔理沙に向かって放つ。 そして、魔理沙が事態に気付いた時にはもう時は遅く。 魔理沙「(し――しまった! さっき、にとりを全力で焼き払ったすぐにうどんげとぶつかったから、 ミニ八卦炉がオーバーヒートしてしまったんだ! ……くそっ、文の奴ならともかくも、私のスピードじゃあ、避け、られない――!?)うひゃああああっ!?」 ピチューン! ―――その努力に裏打ちされた素晴らしい弾幕で、数々の功績を挙げ続けて来た 主人公・霧雨魔理沙は……何ともみっともない格好で、敗北を曝してしまったのである。
[560]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 22:23:16 ID:z+4wDAcw 魔理沙「――くっそぉ〜。 今のはノーカンもう一回! …って言いたい所だが。 今日の所はこの程度にしといてやるぜ」 鈴仙「あら? 何ともみっともない捨て台詞だけど。 そんなんで良いのかしら?」 魔理沙「いいんだよ。 次の勝利が、前の敗北を洗い流してくれる。 敗北を悔やんでる暇があるならば、とっとと帰って次の研究でもしてた方が合理的だ」 生粋の負けず嫌いなのであろう、魔理沙の口調は大変不機嫌そうな物であったが…。 それでも、彼女は決してそれに腐るような人間では無かった。 魔理沙「…ところで。 お前と――そこの後ろで見ている外来人。 二人して日中人里を嗅ぎまわってるって聞いたが。 何か異変でもあったのか?」 鈴仙「――そうそう。 実は……」 そして、魔理沙はそれで勝負はおしまい、と言わんばかりに 再び普段のざっくばらんとした口調に戻る。 まるで勝負を忘れたかのような様子だが…彼女に限って、そうした事は無い筈である。 恐らく、相当の無理をしているのだろう。(当然、事件への好奇心は多々にあるだろうが) そのため、せめてもの気晴らしにと鈴仙は魔理沙に自分たちの行動の一部始終を語る。 一言一言話すたびに「ほうほう」とか「ふむふむ」とか忙しなく相槌を打ってくれる魔理沙は、 鈴仙にとって意外と良き話し相手だった。 魔理沙「……ふーむ。 だがまあ、私は知らないな。 その…仮面を被った人間達は。 ――夜は大体、自宅で研究してるか寝てるかだ」 鈴仙「そう……。 魔理沙も知らないんだ」 魔理沙「悪いな。 だが、情報提供感謝するぜ」
[561]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 22:32:21 ID:z+4wDAcw しかし、事情通に見える魔理沙も今回の一件については知らないと首を振る。 ……もっとも、彼女が夜の人里を知らないのは別の理由(森崎とのサッカーの練習)があったりするのだが。 魔理沙「まあ、そういう事なら私も別口で調べさせて貰おうか。 そしてこれは―――勝利商品だ」 最後に魔理沙は、鈴仙にとある物を鈴仙の元へ投げつける。 最後までそっけの無い態度だったが、人の物を奪うのが好きな魔理沙が 人に物を渡すのは間違いなく、彼女なりの鈴仙への敬意の表れだった。 鈴仙「これは……?」 そして、魔理沙が手渡したアイテムの全貌は…? 先着1名様で、 ★勝利ボーナスC→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 ダイヤ→ハート+魔理沙「これ、私のサイズじゃ合わなかったんだよな」 鈴仙「『ファルコンスパイク』…。どうやって入手したかは聞かないでおきましょ」 ハート→魔理沙「ほれ、これは大事だぞ?」鈴仙「エクステンドアイテムね! これは確かに大事!」 スペード→魔理沙「にとりからの戦利品だが。 とっときな」鈴仙「『河童特製尻子玉爆弾』。 貰って損はないわね」 クラブ→魔理沙「永琳にでも見て貰ってくれ」鈴仙「『あやしいキノコ』ね…」 JOKER→魔理沙「魅魔様特製のブラックボールだ。 お前にやるよ。 私にはもう必要ないからな」 *大観衆の中勝利したので、人気が上がります。36→38
[562]森崎名無しさん:2013/10/30(水) 22:33:51 ID:??? ★勝利ボーナスC→ ダイヤQ ★
[563]森崎名無しさん:2013/10/30(水) 22:33:58 ID:VoRn5tn6 ★勝利ボーナスC→ ダイヤA ★
[564]森崎名無しさん:2013/10/30(水) 22:36:22 ID:??? 大観衆(ならずもの)「マリーサ王女バイバーイ!!」
[565]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:07:24 ID:z+4wDAcw ★勝利ボーナスC→ ダイヤQ ★ ダイヤ→ハート+魔理沙「これ、私のサイズじゃ合わなかったんだよな」 鈴仙「『ファルコンスパイク』…。どうやって入手したかは聞かないでおきましょ」 鈴仙「――こ、これは…!」 魔理沙が鈴仙に投げてよこしたアイテムは二つだったが…その内の一つ、 ピンク色の輝きを放つ正方形の物体は鈴仙の胸元で淡く光って消える。 中山「……? 鈴仙さん、それは――?」 鈴仙「ええ、まあ――何と言うか。 とってもありがたいアイテムよ!」 中山「そ、そうなのか…(あまり深くを触れてはいけないのだろうか…)」 外来人である中山はイマイチ飲みこめないが…このアイテムにより、 鈴仙はこの戦いの間。多少の敗北に対して随分と撃たれ強くなったのである。 *鈴仙がエクステンド! このイベント中、鈴仙は1回の敗北・完敗を無効化し引き分けに出来ます。
[566]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:08:55 ID:z+4wDAcw そして、もう一つのアイテム。これはやや大きめのサイズのスパイクだった。 魔理沙から仔細を聞こうにも、彼女はもうそそくさと人里から去ってしまっている。 だがしかし、その靴には付属の説明書が付きっ放しだったため、 中山「――ファルコンスパイク。 1試合分のシュートがポストに当たるのを阻止する夢のアイテム…だそうだ」 中山が、その手書きの説明書を読み上げる。 鈴仙「あっ! そのアイテム知ってる! 香霖堂で売ってるんだけど、結構高いのよね…」 説明を聞いてピンと来た鈴仙は、不意に高価な有用アイテムが手に入った事を少なからず喜んだが――。 その説明書と一緒に付いていた、香霖堂の値札については無視する事にした。 *鈴仙がファルコンスパイク(1試合の間、シュートがポストにならない。枠外は発生する)を入手しました。
[567]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:14:05 ID:z+4wDAcw そして……夕刻も残り僅か。 赤い夕陽が人里外れの草原を焼き尽くす中、鈴仙と中山はゆっくりと歩いていた。 中心部に何も無いとなると、もはや歩いていないのはここしかない。 それに妖怪も出没しやすいここならば、また別の手掛かりがあるかもしれない。 鈴仙「はぁ…。 やっぱり何も無かったわね…。 そろそろ帰ろうかしら…」 中山「うーむ。 そうしようか…」 しかし、それでも手掛かりは何も無い。 このまま竹林に入って帰ろうか――鈴仙達がそう思いかけていた時。 永琳「あら…。 こんな所に居たのね、鈴仙」 鈴仙「しっ……師匠!?」 竹林の方から歩いてくる、背の高い人影。 その見覚えのあるシルエットは、やはり――永琳だった。 永琳「…全く。 どこをほっつき歩いてたのかは知らないけど、もうすぐ門限じゃないの。 聴衆なんて集めて人気取りだか何だか知らないけれど、 あんたはそれよりも、看護師として色々仕事があるでしょうが。 さっさと今日は引き揚げて来なさいな。姫様がご飯作って待ってるわよ」 はあ、とため息をつきながら肩をすくめて鈴仙を睨む永琳の視線は多分冷たく、 まるで帰らなかったらお仕置きと言わんばかりの鋭さである。
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0ch BBS 2007-01-24