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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】
[565]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:07:24 ID:z+4wDAcw ★勝利ボーナスC→ ダイヤQ ★ ダイヤ→ハート+魔理沙「これ、私のサイズじゃ合わなかったんだよな」 鈴仙「『ファルコンスパイク』…。どうやって入手したかは聞かないでおきましょ」 鈴仙「――こ、これは…!」 魔理沙が鈴仙に投げてよこしたアイテムは二つだったが…その内の一つ、 ピンク色の輝きを放つ正方形の物体は鈴仙の胸元で淡く光って消える。 中山「……? 鈴仙さん、それは――?」 鈴仙「ええ、まあ――何と言うか。 とってもありがたいアイテムよ!」 中山「そ、そうなのか…(あまり深くを触れてはいけないのだろうか…)」 外来人である中山はイマイチ飲みこめないが…このアイテムにより、 鈴仙はこの戦いの間。多少の敗北に対して随分と撃たれ強くなったのである。 *鈴仙がエクステンド! このイベント中、鈴仙は1回の敗北・完敗を無効化し引き分けに出来ます。
[566]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:08:55 ID:z+4wDAcw そして、もう一つのアイテム。これはやや大きめのサイズのスパイクだった。 魔理沙から仔細を聞こうにも、彼女はもうそそくさと人里から去ってしまっている。 だがしかし、その靴には付属の説明書が付きっ放しだったため、 中山「――ファルコンスパイク。 1試合分のシュートがポストに当たるのを阻止する夢のアイテム…だそうだ」 中山が、その手書きの説明書を読み上げる。 鈴仙「あっ! そのアイテム知ってる! 香霖堂で売ってるんだけど、結構高いのよね…」 説明を聞いてピンと来た鈴仙は、不意に高価な有用アイテムが手に入った事を少なからず喜んだが――。 その説明書と一緒に付いていた、香霖堂の値札については無視する事にした。 *鈴仙がファルコンスパイク(1試合の間、シュートがポストにならない。枠外は発生する)を入手しました。
[567]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:14:05 ID:z+4wDAcw そして……夕刻も残り僅か。 赤い夕陽が人里外れの草原を焼き尽くす中、鈴仙と中山はゆっくりと歩いていた。 中心部に何も無いとなると、もはや歩いていないのはここしかない。 それに妖怪も出没しやすいここならば、また別の手掛かりがあるかもしれない。 鈴仙「はぁ…。 やっぱり何も無かったわね…。 そろそろ帰ろうかしら…」 中山「うーむ。 そうしようか…」 しかし、それでも手掛かりは何も無い。 このまま竹林に入って帰ろうか――鈴仙達がそう思いかけていた時。 永琳「あら…。 こんな所に居たのね、鈴仙」 鈴仙「しっ……師匠!?」 竹林の方から歩いてくる、背の高い人影。 その見覚えのあるシルエットは、やはり――永琳だった。 永琳「…全く。 どこをほっつき歩いてたのかは知らないけど、もうすぐ門限じゃないの。 聴衆なんて集めて人気取りだか何だか知らないけれど、 あんたはそれよりも、看護師として色々仕事があるでしょうが。 さっさと今日は引き揚げて来なさいな。姫様がご飯作って待ってるわよ」 はあ、とため息をつきながら肩をすくめて鈴仙を睨む永琳の視線は多分冷たく、 まるで帰らなかったらお仕置きと言わんばかりの鋭さである。
[568]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:15:14 ID:z+4wDAcw 鈴仙「(――う、うーん。 まさか師匠が直々に御出見えになるなんて…。 でも、師匠の言う通りに、今日は帰った方が良いのかしら―――?)」 中山「(何だか、違和感を感じるが……気のせいだろうか?)」 A:師匠の言う通り、今日は帰る! B:うーん、もう少し探索します! C:アンタ、師匠じゃないわね! 正体をあらわしなさい!? D:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *スピーディに2票決とします。
[569]森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:15:57 ID:XYl2TCik C ぬえたそ〜
[570]森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:16:07 ID:t8YwlzNY C 姫様がご飯だって!
[571]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:41:32 ID:z+4wDAcw C:アンタ、師匠じゃないわね! 正体をあらわしなさい!? 鈴仙「(ち…違う! 特に根拠は無いけどなんかおかしいわ!この方は。 いえ……こいつは、師匠なんかじゃない!?) ――アンタ、師匠じゃないわね! 正体をあらわしなさい!?」 その外見、仕草、口ぶり、表情や視線。 全てが永琳そのものであったが、しかし目の前の女性は永琳ではない。 長年の従者としての感覚から、鈴仙は真っ先にそう口を突いた。 永琳「……はぁ? 何を言っているの、鈴仙。 どこかで悪い薬でも飲んだのかしら? 私は私に決まっているでしょうが。 ……それとも、死よりも酷く惨たらしい目にでも会いたいのかしら?」 鈴仙「ひ、ヒイイ!?」 ――しかし、突然突拍子も無い事を弟子に言われた永琳としては流石に愉快な気分になる筈もなく。 その目線は冷たいを通りこして、鈴仙を2、3回程まとめて殺しそうなまでの勢いを放つ。 中山「れ…鈴仙さん!」 その視線の巻き添えを食らった中山はたまらず、鈴仙の肩を掴みヒソヒソ話を始める。 中山「鈴仙さん。 確かにあの永琳さんにはどこか違和感があるのは分かる。 だがしかし、あの言い方で素直に事が運ぶ訳がないじゃないか…」 鈴仙「い、いやぁ…。 ついノリで」 中山「――良いかい、鈴仙さん。 仮にあの永琳さんが偽者だったとして、 それを論理的に証明出来るような何かが無ければどうにもならない。 そうで無ければ、相手の術中に自分から嵌りに行くだけだ」 鈴仙「え、ええ…。 でも、正直言って。 見た目も仕草も口調も。 何もかもが師匠過ぎるから、私もカンでしか物を言えないというか……」
[572]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:42:32 ID:z+4wDAcw 中山「――いや、そんな事はないさ。 相手は少しとはいえ、こっちと会話をしたんだ。 もしもあの永琳さんが偽者なら。その中の何処かに、永琳さんらしからぬ決定的なボロがある筈さ。 それこそ、永琳さんならばとても有り得ないような行動をしている筈だ」 鈴仙「師匠らしからぬ行動、ねぇ…」 鈴仙は永琳について想いを馳せる。 常に冷静で論理的であり、永遠亭の頭脳・月の頭脳とまで呼ばれるその聡明さ。 輝夜を溺愛している反面、他者には若干引いたような節がある一方で、 鈴仙には常に厳格。 しかし、それでも鈴仙をここまで導いてくれた恩人でもある。 永琳「どうしたのかしら? さっさと帰るわよ。 ……聴衆の皆も、さっさと帰った方が良いって思ってるんじゃないかしら?」 鈴仙「は……はぁ…(――って、聴衆?)」 聴衆「――――」 鈴仙が思考を巡らせている間にも、永琳の問いかけは続く。 気づけば、鈴仙と中山。そして永琳を囲んだ巨大な聴衆が出来あがっており、 彼はみな興味しんしんに鈴仙達の動向を伺っていた。 鈴仙「(な…何か気味が悪いわ…! でもとにかく、前の師匠のやりとりから。 特に決定的におかしい所を一つ、上げてみなくっちゃ)いえ。 それには及ばないわ…師匠の偽者!」 永琳「はぁ。 ……これは、帰ったら緊急手術が必要かしら?」
[573]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:43:35 ID:z+4wDAcw 鈴仙が勇気を振り絞って永琳を指差すも――永琳の冷たい態度、そして余裕は変わらない。 鈴仙は、もう引けない状況まで追い詰められていた。 鈴仙「貴女には、師匠では絶対やらないような。そう言わないような! 決定的に矛盾した所があるわ!それは――」 A:私の事を『ウドンゲ』と呼ばない所よ! B:私は看護師じゃない! 薬師見習いよ! C:姫様がご飯を作る? そんな事有り得ないわ! D:師匠が外出? そんな事、今まで殆ど無かったわ! E:師匠が姫様と別行動だなんて、有り得ないわ! F:師匠は私に対してもっと優しいわ! G:師匠はメイド服マニアなのよ! 緊急手術の前にメイド服を着せるに決まっているわ! H:というかもう、アンタはとにかく偽者なのよ! アンタの顔面にマインドスターマインよ! I:その他 自由選択枠 先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[574]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/30(水) 23:46:44 ID:z+4wDAcw …と、言った所で選択途中ですが今日の更新はここまでにしようと思います。 日付をまたいで票が集まらない場合は、申し訳ございませんが再投票をお願い致します。 >>564 ま、魔理沙さんの姿は(まだ)お笑いじゃないから…(震え声) それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
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0ch BBS 2007-01-24