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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
[136]森末(仮):2013/11/02(土) 23:25:22 ID:??? >★板野の得点→ スペードJ + 2 ★ >★松山の活躍→ ダイヤ4 ★ >★小田の活躍→ ダイヤ9 > 山室の活躍→ クラブQ ★ >★若松の活躍→ クラブA > 金田の活躍→ ハート10 > 加藤の活躍→ スペード2 ★ >★本田の活躍→ スペード8 > 松田の活躍→ ハート4 > 近藤の活躍→ クラブ5 > 佐瀬の活躍→ ハートK ★ >★佐野の意地→ クラブ3 ★ >★次藤の意地→ クラブ2 ★ >板野が1得点でハットトリック達成! 松山が1得点! 佐野、次藤の奮闘も実を結ばず4−0でふらの勝利! >※佐瀬が覚醒してブロックフラグを習得。 ================================================================================================== その後、比良戸のキックオフで試合は再開され、前半最後の攻撃に佐野は単独で切り込んだ。 2点差をつけられ奮起したのか、佐野は抜群のキープ力でまたもや板野達をかわしながらゴールを目指す。 だが、この試合初めて――ここまで勝負を避けていた松山との直接対決が実現をする。 佐野「(この人を抜けなきゃ点は入らない……! 抜いてやる!)」 松山「(やっぱり優れたキープ力だ、だけどまだ甘い!)それっ! 鉄砲水タックルだ!」 ズシャシャーッ!! 佐野「なにィ!?(……鉄砲水タックルってなんだ!?)」 攻撃力だけならず、守備力も高いとして日本でも有数のフィールドプレイヤーと認識されている松山。 そんな彼の得意技――この大会に向けて密かに開発をしていた『鉄砲水タックル』が炸裂。 勢いよくやってくる松山のスライディングタックルを前に佐野はボールを奪われ、こうして前半の比良戸最後の攻撃は終わった。
[137]森末(仮):2013/11/02(土) 23:26:29 ID:??? そして後半。 比良戸はやはり佐野を攻撃の中心として使い、次藤は守備に専念をする。 これ以上点を奪われる訳にはいかず、比良戸としては苦渋の決断だった。 対してふらのは松山が下がり目の位置に入って佐野へのマークにつき、板野を攻撃の中心として使っていく。 そうしてしばらく、後半がはじまって12分に再びふらののチャンスがやってきた。 佐野の何度目になるかわからない突破を、松山がまたも防ぎ山室を使って攻撃を開始。 ドリブラーとしてそれなりの練習を積んできた山室を比良戸守備陣は止める事が出来ず、ボールはゴール前の板野へと渡る。 板野「ナイスパス、山室!」 次藤「安倍、秋沢、ついてこい! ここで止めるタイ!」 ボールを受けた板野は当然ながらそのままシュートを打とうとするが、次藤はそれを許さない。 なんとしてもこれ以上の失点をする訳にはいかないとDF達を引き連れ、 打つ前に止めてやろうと豪快なスライディングタックルで板野へと襲い掛かる。 板野「う……おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」 次藤「な、なにィ!? ぐほぉっ!?」 安倍「じ、次藤!?」 しかし、この対決は周囲の予想を裏切る形で決着がついた。 板野がドリブルが上手い事は既にある程度観客たちに認識されており、パワーはあるもののそれは体格の異なる次藤には負ける。 マグナムシュートという強烈なシュートを打てる強靭な脚力はわかっていたのだが、 肉体をぶつけ合う勝負でなら次藤有利と思われていたのだ。 だが、結果はスライディングにいった次藤が板野に逆に吹き飛ばされるというもの。 これには観客たち、そして比良戸のメンバーも驚くのだが、当然板野はそんなものを気にしている余裕などない。 次藤がいなくなり空っぽも同然と言える比良戸ゴールへとマグナムシュートを放ち、追加点を取る。 こうして板野はこの試合3点目を決め、ハットトリックを達成したのだった。
[138]森末(仮):2013/11/02(土) 23:27:37 ID:??? 追いつめられた比良戸は、再び次藤も攻撃に参加をし3点を返そうと躍起になった。 これ以上失点をしない為に、などと言える状況ではない。 残り少ない時間を全て攻撃につぎ込む為にも、比良戸は全員攻撃でふらのゴールへと襲い掛かる。 だが、ふらのも"粘りのサッカー"で守備に奔走し1点も許さない。 松山を中心とした全員守備で必死に耐え続け、そして後半28分。 そろそろロスタイムかという時間帯に比良戸が今日最高のチャンスを得た。 実況「さぁ、いよいよ残り時間も少なくなってきました! 点差は3点、比良戸、流石にこれを返すのは厳しいか!? しかし、まだ諦めない比良戸イレブン! またもゴール前でチャンスを作ったぞ!」 姫路「(せめて……せめて1点でも返さないと! なんの為にここまで上がってきたんだ!)」 次藤「姫路、回せタイ!」 姫路「……次藤、頼む!」 次藤「そらっ、やれタイ佐野!!」 バコォンッ!! 決定機を作りながらも好守ではばまれ続けた比良戸、攻めあぐねる一同であったが、 次藤はここでボールを受け取ると一気にゴール前まで放り込んだ。 これに佐野は走りながら合わせ、ジャンプ一番、大きく飛び上がりながら体を反転させてシュートに持っていく。 板野「(で、出た! 佐野の唯一の必殺技!)」 佐野「オーバーヘッドキックだァ!!」 原作における南葛vs比良戸において、最後の最後で飛び出した佐野のオーバーヘッドキック。 それまで数ある登場人物の中でも翼や三杉といった優れた選手しか持たぬこの技を繰り出した事で、 佐野の評価も急上昇をしていた程の大技。
[139]森末(仮):2013/11/02(土) 23:28:38 ID:??? 佐瀬「うおおおっ!(ここで失点してたまるかー! したら俺達守備陣の責任になる!!)」 佐野「そんな!?」 しかし、これはふらののDF――佐瀬の渾身のブロックでこぼれ球となる。 技は優れていたも、やはり佐野は根本的な力があまりに足りていなかった。 コースさえ読めれば、そのオーバーヘッドキックをブロックする事は容易とはいかずとも可能だったのである。 実況「防いだ! ふらの、またも防いだ! 佐野くん、最後の力を振り絞ってオーバーヘッドキックを見せましたが通用せず! そして零れたボールには……板野くんと次藤くんが走り込んでいる! 巨漢と小柄、まるで巨人と小人であります! しかし、板野くんのパワーはこの試合でも存分に見せてもらいました! 果たしてこのボールを奪取するのはどちらか!?」 次藤「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」 板野「絶対に奪う!」 バコンッ! ガチィィッ!! 板野「うわっ!?」 次藤「ぬぐっ!?」 零れた低いボールに殺到をした次藤と板野は、ほぼ同時にボールに向けて飛び……。 そしてボール越しに互いのパワーを激突させた後、両者共に吹き飛んだ。 どちらもボールを奪う事は出来ず、勝負は痛み分け。 だが、なおも転々とするボールは板野の後ろに控えていたふらののキャプテン――松山が見事に拾うのだった。 松山「よくやった、佐瀬、板野! さぁ、最後の攻撃だ! ここでもう1点を取るぞ!」 ロスタイムに入り、もはや守備を気にしなくともよくなった松山。 彼はボールを拾うと同時に仲間たちに激をとばし、颯爽と上がり始めた。 当然ながら比良戸も戻りながら守り、松山にあたっていくが、 次藤程の守備に秀でた選手でなければ松山の突破を止める事など不可能である。
[140]森末(仮):2013/11/02(土) 23:29:55 ID:??? 松山「ここだ、ここで決めるんだ!」 次藤「畠山!!」 畠山「(距離はあるけど、壁は殆ど無い……! 俺に止められるのか……!?)」 そして次藤が懸命に戻り、なんとか松山にプレスをかけようとした直前。 松山はその右足を大きく振りかぶって得意のロングシュート――北国シュートを放ちに行く。 それは正に前半終了間際、板野が放った弾丸シュートのリプレイを見るかのようなプレイであり、 次藤は祈るような心境でGKである畠山に声を投げかけた。 バギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!! 畠山「ぐはあっ!?」 バシュウッ! ピピィーッ!! 佐野「あぁ……」 次藤「……無念タイ」 しかし、現実は非常であった。 そもそも松山が北国シュートを開発した経緯は、 板野が来るより以前、得点力が明らかに不足をしていたふらのの弱点を補強しようと考えた結果のもの。 MFである自分が打ちやすく、かつ並のキーパー相手ならば距離があっても決まるような威力のシュートの開発を目指したのだ。 そんな松山の北国シュートが、所謂並のキーパーである畠山に止められる筈もなかった。 こうして松山の北国シュートは比良戸ゴールへと突き刺さり、 審判の得点を告げる笛と試合終了を告げる笛が同時に鳴り響く。 全国中学サッカー大会準々決勝、ふらの対比良戸。 これまでベールに包まれていたダークホース、比良戸はその本領を発揮し優勝候補・ふらのに挑みかかったものの、 審判の笛などに邪魔された結果も幾分かはあるが4−0という大差で敗北。 対してふらのは堂々と勝利を収め、無事に準決勝――東邦学園との試合に駒を進めたのであった。 ふらの 4−0 比良戸
[141]森末(仮):2013/11/02(土) 23:31:12 ID:??? 〜大会得点王ランキング〜 12得点 板野 9得点 来生 8得点 反町 6得点 政夫 5得点 和夫、松山 3得点 山森 2得点 沢田、小池、佐野 1得点 井沢、滝 〜大会アシスト王ランキング〜 5アシスト 和夫 4アシスト 政夫 3アシスト 井沢、滝、山森 2アシスト 小池、山室 1アシスト 松山、小田、若松、金田
[142]森末(仮):2013/11/02(土) 23:32:23 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 実況「決まった、ゴール! ふらのキャプテン、松山くん! 駄目押しの4点目を奪いました! そしてそれと同時に試合終了の笛が鳴った〜! これでふらのは準決勝進出! 明日は一足先に準決勝へと駒を進めていた東邦学園との試合! 優勝候補同士の、今日以上に熱い熱戦になりそうです!」 反町「ふらのか……大方の予想通りだけど、やっぱり手強そうだな」 沢田「(松山さんとの勝負か……僕だって吉良監督に無理やりとはいえ特訓を受けて帰ってきたんだ。 それに、よくわからないけど小池さんも最近調子はよさそうだし、そう簡単に中盤を支配させないぞ!)」 小池「ふらのもよくやったと言いたいが、そろそろ切符を買っておいた方がよさそうだな。 明日、この小池秀人率いる東邦と戦う奴らに100%勝ちの目は無い!」 若島津「(明日は久しぶりに歯応えのある試合になりそうだな……)」 岩見「比良戸の敗因は結局なんだ? 審判の笛か?」 井沢「それも当然ある、が、4−0で負けている以上はそれも言い訳になる。 やっぱり個人間の差が明確に分かれていた、という事になるんじゃないかな」 石崎「どういう事だ?」 滝「佐野と松山、板野と次藤が対戦をする事が多かっただろ? 後者に関しては、やや板野の方が優勢と言えるが殆ど引き分けみたいなもんだ。 だが佐野は松山に対して完敗。 ……2年生にしてはやる方だったけど、松山相手に殆ど封じ込められていたからな。 チャンスを作り、ゴールを決められていれば試合もこんな大差にはならなかったろうな」
[143]森末(仮):2013/11/02(土) 23:34:19 ID:??? 藤沢「松山くん……素敵……ん、ふ、ふあっ!」 弥生「そ、その子大丈夫なの? なんか鼻血出してるんだけど……」 町田「気にしないで下さい、いつもの事ですから……。 ほら美子、ティッシュ」 三杉「……君たち、試合中から気になっていたんだが、もしかしたらふらの中の関係者かい?」 町田「えっ? え、ええ、一応マネージャーですけど……何か?」 三杉「ふむ……やはりか。 実は……」 片桐「結果的には4−0ですが、比良戸の奮闘は凄まじかったですね」 見上「ああ、次藤は負傷をしながらも板野のマグナムシュートを今大会ではじめて止めるという実績を作った。 あれだけでも評価は高い」 片桐「佐野はどうですか? 2年生にしてはよくやっていましたし、あのキープ力は大きな武器となると思いますが」 見上「うむ……だが、FWとしては決定力が不足しすぎているな。 南葛の滝にも同じ事が言えるが、あいつはウイングだ。 CFWをやっていて、あの決定力というのは拙い。 FWとして使うには、不安が残るな」 森末「(今日は……おかしな所はなかったかな。 ……ただ、佐野が想定していたよりも強くなってるような? ……なんだか、不安だよ)」
[144]森末(仮):2013/11/02(土) 23:35:19 ID:??? 松山「よーし、やったぞ! これで準決勝進出だ!! あと2つ……東邦、そしておそらく上がってくるだろう南葛との試合に勝ちさえすれば……俺達が優勝だ!!」 小田「お、おう!(とうとうここまで来ちゃったか〜)」 山室「ここまで来たらやってやろうぜ!(早く家に帰ってゴロゴロしたい……)」 観客たちの声援と拍手を浴びながら、喜びを爆発させる松山。 準決勝進出――いよいよ念願の全国制覇に近づき、彼のテンションもうなぎ上り。 周囲のメンバーは若干引くくらいに顔を引きつらせるが、同調しない訳にもいかずに表面上だけは松山と共に喜びを分かち合う。 佐野「(無得点……俺が点を取れないから……)う、うぅっ……」 次藤「泣くなタイ、佐野。 お前には来年があるタイ」 逆に比良戸といえば、当然ながら哀しみに暮れていた。 この大会、次藤はふらのの板野を倒す事だけを考えて臨んでいたが、当然ながらその心中には優勝を目指す心もある。 そして、それは他の比良戸メンバーも同じ事。 特にFWである佐野は、結局1点も奪う事の出来なかった自分のふがいなさを痛感し、 人目もはばからずポロポロと大粒の涙を流す。 それを次藤は優しく声をかけながらポンと肩を叩き励ますが、彼もまた落ち込んでいるのは誰の目にも明らかだった。 板野「(4−0か……正直、運が良かった面もあるけどそれでも勝ちは勝ちだ。 これで明日はいよいよ準決勝……若島津との再戦だ。 ……ところでこの後はどうしよう? 次藤や佐野に話しかけに行ってみようか?)」 A.松山達の話に入る B.次藤に話しかける C.佐野に話しかける D.観客席に目を向ける 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[145]森崎名無しさん:2013/11/02(土) 23:35:57 ID:j8owuTIk B
[146]森崎名無しさん:2013/11/02(土) 23:38:41 ID:agsvuH7c B
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0ch BBS 2007-01-24