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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
[148]森末(仮):2013/11/03(日) 00:01:06 ID:??? >B.次藤に話しかける ================================================================= 板野「……次藤、怪我は大丈夫か?」 次藤「ぬ? フッ、この程度でくたばるワシじゃなか」 仲間たちと勝利を喜ぶというのも捨てがたかったが、板野はここで次藤と話す事を選択した。 板野が声をかけると、次藤は再び不敵な笑みを浮かべながら振り返り、 怪我をしている筈の肩をぐりぐりと回して見せながら、問題は何もないと快活に返事をする。 次藤「……ホント、久しぶりの負けタイ。 それも圧倒的完敗タイ」 板野「次藤……」 次藤「やっぱり負けるのは悔しいが、それでも不思議と今はすがすがしい気分タイ」 次藤の言うように、彼は悔しさは感じながらも、決して憤りや怒りの感情は感じていなかった。 強いという者に戦いを挑み、常に勝ち続けていた彼のストリートファイトの生涯。 今回、強いふらの……『板野住明』という人間と戦い、接戦をするどころか完敗を喫し、 次藤は今までに感じた事のないような感情を覚えていたのだ。 それは一般的に『向上心』と呼ばれるもの。 勝てなかった相手に、今度こそは勝ちたい――強くなって見返してやりたいと素直に思える、そんな思いである。 板野「…………」 A.「今大会俺のマグナムシュートを止めたのはお前だけだって言えるように、明日も明後日も頑張るよ」 次藤の名誉を傷つけないと宣言 B.「最後にもう一度握手してよ。 あ、でも今度は力込めるのは無しだぞ」 おどけながらも互いの健闘をたたえ合う C.「今日は運が良かっただけだ。 もう一度勝負をしよう!」 運が良かった面もあると謙遜する D.「次は絶対に止められないようなシュートを打ってやるからな!」 二度と次藤にブロックを成功させないと宣言する E.「ところで長崎の人ってみんなそういう風にタイタイ言うのか?」 次藤の語尾を突っ込む F.「負けてすがすがしいって、マゾなのか?」 次藤マゾ説を唱えてみる G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[149]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:02:03 ID:VWzYZsgY D
[150]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:02:59 ID:10tfklKA D
[151]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:03:28 ID:gXOfExBs D
[152]森末(仮):2013/11/03(日) 00:39:22 ID:??? >D.「次は絶対に止められないようなシュートを打ってやるからな!」 二度と次藤にブロックを成功させないと宣言する ============================================================================================================= 板野としては、今大会、若島津の牙城を崩すためにと開発していたマグナムシュートを、 若島津以外の者に止められたというのは大きなショックであった。 次藤の頼りがいについてはキャプテン森崎を読んでいて十二分にわかっていたが、それとこれとは話が別である。 もう二度と次藤でもブロック出来ない程のシュートを打ってみせると宣言をすると、次藤は最初驚いたように目を点とさせたのち、 すぐに大声を上げて笑い始めた。 次藤「ガッハッハ、勝ったばかりなのに、わいはそれでまだ満足しとらんのか」 板野「そりゃそうだよ! 今大会、無敵のマグナムシュートって実況から何度も言われてて良い気になってたのにさ。 このまま誰にも止められないまま、優勝旗を掴むつもりだったのに!」 次藤「フッ、ふとかのう。 ばってん、それくらいでなきゃ面白くないタイ。 一年間だけと思っていたサッカー……ワシもわいのシュートを完全にシャットアウトし、 勝つまでは辞める訳にはいかんようになったタイ」 豪快な男、次藤にとってこの板野の発言は喜びに近いものであった。 自分の実力を判断できない程の愚か者は論外であるが、実力を持っているにも関わらず気弱な者というのも次藤は好いていなかった。 その点、板野は小さな体には不釣り合いなほどのパワーと、それ相応のプライドを持ち合わせている。 それでこそ自分を下した男に相応しいと、次藤はどこか納得をするような面持ちで手を差し出した。 次藤「次に会う時を楽しみにしてるタイ」 板野「ああ(……大会終わったらすぐ会えそうだけど、言うのは野暮だろうな)」 こうして2人は握手を交わし、再会を約束する。 板野はもう二度とシュートを止められる訳にはいかないと情熱を燃やし、 次藤はサッカーの楽しさと厳しさ、両方を教えて貰ったが為の快活な笑顔を浮かべ。 今大会最強のストライカーと、今大会最大級の壁の試合は終わりを告げた。
[153]森末(仮):2013/11/03(日) 00:40:26 ID:??? 松山「よう、佐野」 佐野「うぐ、うぅ……な、なんだよ!」 そして次藤と板野が会話をしている頃、未だに泣きやめない佐野の元にはようやく落ち着いた松山が話しかけに行っていた。 松山は至って普通に話しかけるのだが、佐野としては彼と話す事などない、とばかりに邪険に扱う。 それも当然と言えば当然。 この試合、佐野に殆どいいところがなかったのは、要所要所で松山が佐野を封じ込めていたのが原因である。 そんな相手と仲良く話が出来るかと佐野は憤慨するのだが、松山としては何故佐野が怒っているのかもわからず、 少し佐野の態度にカチンと来るもののここは年長者として落ち着いた振る舞いをしようと思いながら言葉を並べた。 松山「2年生なのに、凄いキープ力だったな。 ……正直、参ったぜ」 佐野「え?」 松山「俺もキープ力に自信はあったし、大会No.1って言われてて調子に乗っていた所もあるんだ。 でも、お前はハッキリ言って俺と同じくらい……いや、スピードも加味すれば突破力は俺よりあるかもしれない。 努力では負けないつもりだけど、足の速さは天性のものがないとある程度頭打ちしちゃうからな。 そういう意味では、羨ましいよ」 これは松山にとって本心である。 松山も自身の粘りのキープ力には絶対の自身を持っているが、突破となると話は別である。 鈍足という訳ではないが、俊足と言うには程遠いのが松山の足の速さ。 スポーツ選手として平均よりは上かもしれないが、それでも武器となる速さではない。 しかし、佐野は違う。その俊足は速攻の時には大きな武器になり、突破力だけならば松山よりも上かもしれない。 それを認めた上で、松山は佐野の健闘をたたえるべく声をかけたのだ。 佐野「そ、そうですか?」 これで少し気を良くしたのは佐野である。 お調子者とは決して言わないが、それでも褒められて悪い気をする人はそうそういない。 特に佐野という男は、次藤という強い男に惹かれていた面もあり、 年上・先輩といった人物に認めてもらう事、褒めてもらう事を糧にサッカーに勤しんできた所もある人間であった。 そんな彼が、松山というビッグプレイヤーに褒められて喜ばない筈もなかった。
[154]森末(仮):2013/11/03(日) 00:41:27 ID:??? 松山「もっとも、俺だって負けるつもりはない。 次に会う時はもっとキープ力を磨いてみせる。 そして、俺こそが日本でNo.1のキープ力を誇る選手だと言わせてみせるさ」 佐野「ケ、ケケケ。 俺だって! そう何度も止められませんからね!」 泣いたカラスがもう笑った。 無論、敗戦の悔しさは未だに佐野の胸中にあるが、 それでもこうして手放しで褒められた事は佐野の哀しみを幾分か和らげる効果があったらしい。 2人は板野と次藤がそうしたように握手を交わすと、再戦の約束をして別れる。 佐野「(勝った相手に勝ち誇らず、実力を認めて称えるか……。 いい人なのかな、松山さんって)」 次藤「さぁ、負けたワシらはいさぎよく引き上げるタイ」 佐野「はい」 こうして、準々決勝4試合目、ふらの対比良戸の試合は終わった。 彼らが引き上げる際、観客席からは自然と両チームをたたえる拍手が沸きあがり、 比良戸はその拍手を背中で受けながら、大会から姿を消したのだった。 ……… …… …
[155]森末(仮):2013/11/03(日) 00:42:33 ID:??? 森末「という訳で、比良戸戦は終了だよ。 個人的には今までとは違って苦戦するかと思ったんだけど、 ダイジェストになっちゃったね。 まぁ、ふらの自体がかなり強いチームだから当然と言えるかな? それじゃあ試合後の覚醒ptの精算にいこう」 【現在の覚醒pt:6】 A.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt B.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt C.今は使わない 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[156]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:43:35 ID:10tfklKA C
[157]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:44:30 ID:bXeRpSFs C
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0ch BBS 2007-01-24