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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
[174]森末(仮):2013/11/03(日) 23:12:53 ID:??? >A.「わかった、それじゃあついてきてよ」 三杉を松山に会わせる ========================================================================== 三杉の分析力の高さと戦術立案能力の高さは板野もよくわかっている。 もしも本当に三杉からアドバイスを貰えるというのなら、これに越した事はないと考え、 板野はあっさりと三杉を松山と会わせる事にした。 これに対して町田は本当にいいのだろうかと首を傾げるも、そそくさと藤沢を連れて自分たちの部屋へ。 そして三杉は感謝の言葉を吐きながら、素直に板野について宿舎の中へと足を踏み入れるのだった。 三杉「(いきなり上げてくれる、か……人を疑う事を知らないのか、単純に僕をさっきの少しの会話で信用に足ると判断したのか。 ……今の所はまあどちらでもいいか。 それにしても、やけに狭い旅館だな。 うわっ、なんだこの階段……歩くたびにギシギシ音を立てて今にも崩れそうだ)」 板野「(? 三杉の奴、なんで階段を上るたびにビクビクしてるんだ?)」 途中、三杉が自分と庶民との生活レベルのギャップに苦しむ場面もあったが、 それはともかくとして板野達は二階へと上がり松山を探し、あっさりと松山は見つかる。 丁度監督のいる部屋から出てきた所らしい松山は難しい顔をしており、 監督と明日の試合の作戦を考えていたがやはりサッカーにはあまり明るくない監督が相手ではいい案も思い浮かばなかったようである。 ならば丁度都合がいいと、板野が松山に声をかけると松山は板野が連れている三杉の姿を見て驚く。 一体どうしてここに三杉がいるのかと質問する松山だったが、 これには三杉が先ほど板野にした説明と全く同じものを応えると、 松山は少し狼狽したような様子を見せるものの快く三杉の提案を受け入れるのだった。
[175]森末(仮):2013/11/03(日) 23:14:11 ID:??? 松山「(三杉が藤沢と一緒に観戦……三杉って顔がいいからなぁ。 大丈夫かな……)」 三杉「どうかしたかい、松山?」 松山「い、いや、なんでもない。 それよりも俺達と一緒に明日の東邦対策を考えてくれるっていうのはありがたい話なんだが……。 どうして俺達にそこまでしてくれるんだ?」 三杉「簡単な事さ、王者・南葛や絶対的守護神を有する東邦が敗北する所を見てみたいだけだよ。 (それに、松山と板野は他のチームのフィールダー達に比較をすればポテンシャルが頭一つ抜けている。 僕の戦術を受け入れ、よく理解し使いこなせるのはきっと君たちだろう)」 三杉がどうしてここまで肩入れしてくれるのかと疑問に思った松山は三杉に質問をするが、 三杉はそれに対してはぐらかすような言葉でやんわりと躱す。 その後、松山は部屋で待機していた他のメンバーに明日に備えるミーティングをすると告げると、 旅館の人から借りたホワイトボードを部屋へと運び入れ、三杉と共に前に立ち早速東邦対策を考え始めた。 松山「よし、みんなきけ。 これから明日の東邦対策を会議するぞ」 金田「はい(うー、めんどくさい。 でもまぁ、話聞くだけでいいなら付き合うか)」 三杉「まずは情報を確認しておこう。 東邦のこれまでのフォーメーションは4−4−2。 明日も恐らく、こういった形で来る筈だ」 −J−H− J竹野内 H反町 −−−−− F−−−G F島野 G松木 −I−E− I沢田 E小池 −−−−− C−−−D C今井 D川辺 −A−B− A古田 B近藤 −−@−− @若島津
[176]森末(仮):2013/11/03(日) 23:15:31 ID:??? 佐瀬「ふむふむ(あのイケメン、なんであんなに偉そうなんだ?)」 板野「(日向の代わりは竹野内って奴なのか……でも、話は聞かないし実力はモブと変わりないんだろうな)」 まず三杉はホワイトボードに東邦の今大会のフォーメーションを書き記し、一同に再認識をさせた。 いたってオーソドックスな4−4−2。 サイド・中央にも人数がかけられており、フォーメーションに目立った穴などは見受けられない。 そして、これまでの試合観戦をした結果からして、 反町、沢田、小池といったフィールダー達が中心となっているのは確定的であるが、 それ以外の者達もモブにしては今まで戦ってきたチームの者達より一回りレベルは高いと見て間違いないだろう。 三杉「まずは攻撃から話していこうか。 東邦を攻略する場合、まず第一の難関となるのが若島津からゴールを奪う事だ。 サッカーというのは点を取らなければ勝てないスポーツ、彼から点を奪わなければ勝つと言う事は不可能だ」 松山「ここまで観戦した限りでは、DFの中に目立った選手はいなかったな」 三杉「ああ、今大会で君たちが戦った早田や次藤といったレベルの選手はいないと考えていい。 だから明日、攻めで気を使うべきは若島津だ。 FWの反町も守備意識は高いからその点も注意は必要だけどね」 板野「(反町かぁ……原作じゃディフェンシブフォワードとかやってたしなぁ)」 三杉の話によれば、沢田と小池の守備力も他のモブに比べれば幾分かはマシだそうだが、 それでも松山や板野といったキープ力に優れた選手ならば奪われる事は早々無いという。 問題は守備意識の高いFWの反町、そしてGKの若島津。 彼らをどうやって攻略するかが明日の試合、攻撃時のキーとなる。 板野「(うーん……口を挟むタイミングはここだろうな。 何か言おうか?)」
[177]森末(仮):2013/11/03(日) 23:16:35 ID:??? A.「俺のマグナムシュートは無敵だ! 若島津が相手だろうと問題ない!」 絶対的ストライカーに任せておけ作戦だ B.「とにかく数を打っていくしかないんじゃないか? 若島津相手に小細工は通用しないと思う」 強い鉄砲数撃てば決まる作戦だ C.「うちはFWが3人いるのが強みなんだ。 横に揺さぶって守備体系を乱れさせよう」 揺さぶってからの一発作戦だ D.「松山と俺のツートップで行こう。 攻撃力なら間違いなく最強だ!」 最強+最強=強い作戦だ E.「一対一を狙ったらどうだろう? DFが大した事ないのなら、狙える筈だ!」 若島津とのタイマン勝負作戦だ F.「ここにある下剤を試合前に若島津が飲むものに仕込もう!」 ここだ、ここで下剤作戦だ! G.「(いや、口を挟む必要はないかな。 三杉の話をもうちょっと聞こう)」 お口チャックだ H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[178]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 23:17:06 ID:10tfklKA E
[179]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 23:19:13 ID:eRk/NbAo A 並みのシュートじゃ相手にボールを献上するだけだろうし。
[180]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 23:19:48 ID:0jRfm6Yo E
[181]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 23:20:04 ID:NGMO8hPw E 気をつかって攻めないと三杉の評価落ちそうなきがする
[182]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 23:23:33 ID:??? そういや去年下剤仕込んだのが誰かとかも解明されてないんだよな。 クソッ、こんな時に日向や森崎がいてくれれば……!
[183]森末(仮):2013/11/04(月) 00:06:24 ID:??? >E.「一対一を狙ったらどうだろう? DFが大した事ないのなら、狙える筈だ!」 若島津とのタイマン勝負作戦だ ===================================================================================================== 松山「一対一か……」 三杉「(ふむ……ストライカーにありがちな、強烈なシュートで決めてやるという固執に近いプライドは無いのか?) いい案ではあるね。 一対一となれば、基本的にはキーパーが不利だ」 板野「(ホッ……間違ってなかったか)」 ここで板野が思い出したのは、本編での南葛対東邦でのゴール。 あの試合で1点を奪ったのは、来生が持ち込んで若島津と一対一になった末のゴールだった。 来生の天才的なドリブルセンスとなんかやってくれそうな不気味とも言える程の人気はあの頃からのもの。 若島津というキーパーからかませ犬以下だった筈の来生がゴールを挙げたあのシーンを板野はよく覚えており、 ならば今の自分の実力ならば若島津から一対一でゴールを奪う事も不可能ではないのじゃないかと考える。 これは試合を観戦していた三杉の客観的視点から見ても有効な手であり、 三杉は頷き肯定をしながら説明をする。 三杉「悪くない案だね。 板野や松山はドリブル、シュート共に上手い。 東邦のDF陣の守備力を考えれば、そう悪くない案だろう。 ただ、仮にこぼれ球になった時……なおもねじ込みでチャンスを作る、という線は若島津相手に期待しない方がいい」 松田「えっ、なんでだ? 体勢崩している時なら思い切りチャンスじゃないか」 三杉「彼は非常にユニークな技を持っていてね……空手の『さんかくとび』があるだろう? あれを応用して不利な姿勢からでもセービングに迎える技術を持っているんだ。 よってこぼれ球などをねじ込むというのはあまり有効打にならない。 一発で決める事が重要になる」 地味な能力ではあるが、どのような状況からでも万全の体勢でセービングに向かえるというのは大きな武器である。 これがあるからこそ、若島津相手に横への揺さぶりや小細工というものは通用せず、 真正面から挑まなければその牙城は突き崩せないのだ。
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0ch BBS 2007-01-24