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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
[644]森末(仮):2014/02/25(火) 23:21:59 ID:??? 松田「う、うおあっ!?」 佐瀬「げ、げぇっ!?」 松山や板野程ではないと油断をしてしまったのか、その予想以上に鋭いシュートにDF達は反応出来ず。 加藤「あ、ああっ……!!」 辛うじて反応出来たGK、加藤も手を懸命に伸ばしボールを弾こうとするのだが……。 ザシュウッ!! ピピィーッ!! 松山「そ、そんな……」 板野「こ、小池……(反町でも沢田でもなく、よりによって……小池?)」 無情にもゴールはふらののゴールへと吸い込まれ、得点を告げる笛が鳴り響く。 後半15分、ここまで拮抗していた試合はこの時を持って東邦側へと大きく傾き、 その光景を見ていた松山、板野は思わず漏れる声を抑えきれず嘆息。 反町「や、やった……!(……俺が決めれなかったのは悔しいが、それでも1点は1点だ!)」 沢田「小池さん!(まさか本当に決まるなんて思ってなかったけど……やったぞ!)」 若島津「やれやれ、やっとか(後は俺が守り切れれば勝ちだ)」 反町、沢田、若島津といった東邦メンバーはまさか小池が決めるとは思っていなかったのか驚きを見せるものの、 それでもようやく1点を取れた事でそっと安堵をし。 小池「見たかぁ!! 俺様が東邦学園キャプテン! 背番号10、小池秀人様だぁ!!」 値千金の先取点を決めた小池は、大きく天に向けてガッツポーズを取り高らかに宣言をしたのだった。 ふらの 0−1 東邦
[645]森末(仮):2014/02/25(火) 23:23:27 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!? 実況「き、決まったァァァアアア!! 後半15分、ここにきて、東邦学園が待望の先取点を上げましたぁぁっ!! 決めたのはキャプテン、小池くん! 去年までは然程目立たない選手でしたが、キャプテン就任以来めきめきと実力をつけてきたのがこの小池くんです! その成長を見せつけるかのような、値千金のゴール!! 東邦、これで一気に勝利が近づきました!」 東邦応援団「でかした小池ー!!」「流石は東邦学園のキャプテンだ!」「後は若島津が守り切れれば決勝進出だ!!」 ふらの応援団「あ、ああー……ここにきて……」「ええい、失点がなんだ! マグナムシュートでまずは同点だ!」 この光景を見て、両極端な反応を見せたのは東邦、ふらのの両応援団である。 この試合が1点勝負になる可能性が高いというのは観客たちからしてみれば周知の事実。 実際にここまで互いに無得点のまま試合が進んでいたのだから、サッカーを詳しく知らない者でも1点が重要になるというのは察せるだろう。 東邦応援団はこれで余程の事がない限り勝ちは決まったと心から安堵をし、一層声援を強め、 一方でふらの応援団はといえば辛うじてまだ声は出しているものの、それは空元気に近いものでもある。 見上「決まったか……」 片桐「残り時間は……15分弱。 PKになればふらのは分が悪いと考えれば、2点は取りたい所ですね」 見上「ああ、だがここまでの展開を見るに……果たして今日の板野で若島津から2点を上げれるのかという疑問もある」 片桐「(些か不調のようだからな……板野は)ところで見上さん、あの小池はどうですか?」 見上「実力的にはパッとしないと思っていたのだがな……だがこの大一番での勝負度胸は買える、といった所か。 無論、選考の中には入っているよ。 (とはいえ、MFは松山以外ははっきり言ってどんぐりの背比べもいいところだ。 もう少し他と一線を画す選手が欲しいのだがな)」
[646]森末(仮):2014/02/25(火) 23:25:28 ID:??? 町田「あ、ああ……決められちゃった……」 藤沢「(松山くん……そんな……)」 弥生「(うぅ、す、すごく気まずいわ……慰めようにも、サッカーの事なんて全然わかんないし……) ね、ねぇ淳。 まだふらのも逆転は出来るわよね?」 そして、この試合を観戦していた第三者……。 この大会の後に結成される全日本Jrユースの監督を務める見上は、 思いがけず活躍を見せた小池の姿を見ながら片桐と共に全日本Jrユースの完成系を夢想し、 一方でふらのマネージャー陣と共に観戦をしていた青葉弥生は、 いたたまれない空気に耐えきれず共に観戦をする三杉淳へと声をかけるのだが。 先着1名様で、 ★ダイヤの原石?→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→弥生「だって淳、昨日付でふらのに転校をしたものね」 三杉「15分もあれば十分だよ」 なにィ!?三杉緊急参戦だと!? ダイヤ→三杉「素晴らしい……小池、彼は正にダイヤの原石だ!!」 来生じゃなく小池に目をつけてしまいました。 それ以外→三杉「ああ、難しくはあるが不可能ではない。 次のキックオフが重要だ」 冷静にふらの逆転の目を解説し始めました >>638 能力的には低くありませんからね、小池。試合で活躍もしてますし十分ありえるかも? >>639 ここから残り少ない時間、2点取って逆転をする。王道を往く展開になるかどうかですね。 >>640-642 三杉との話ではそうなっていましたが、 ただ一対一に関してはここまでDFに止められたりでいまいち上手くいっていませんね。 あまり拘らずシュートに持っていくのも十分にありです。
[647]森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:25:39 ID:??? ★ダイヤの原石?→ ダイヤJ ★
[648]森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:28:41 ID:??? 来生終了のお知らせ
[649]森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:32:03 ID:??? 節操のないぞ貴公子。本当にジョーカーキャラになっちゃったな。 キャプテン経験者でムードメーカーか、結構評価高くなりそう?
[650]森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:33:24 ID:??? さっきの6ゾロでヘディング技でも覚えれば強いかもしれん
[651]森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:53:26 ID:??? 長野君の立場が…
[652]森末(仮):2014/02/26(水) 00:16:27 ID:??? >★ダイヤの原石?→ ダイヤJ ★ >三杉「素晴らしい……小池、彼は正にダイヤの原石だ!!」 来生じゃなく小池に目をつけてしまいました。 ==================================================================================================== 弥生「えっ!?」 三杉の網膜には先ほどの小池の得点シーンが焼き付いていた。 負傷をものともしない力強い跳躍から、今彼が持てる最大限の威力が籠ったヘディング。 正に全力を出し切ってのプレイは体に大きなハンデを背負っている三杉にとっては羨ましく、羨望の眼差しを向けるに値するもの。 そしてキャプテン就任以前まででは考えられない程にまで研ぎ澄まされたテクニックは、 彼の伸び代の凄まじさ……隠されている才能がまだまだあるという事を証明しているかのようでもあった。 三杉「無論、まだまだ荒削りだ。 はっきり言って現時点では沢田や井沢といった者達とも大差がないレベルだろう。 だが、僕がしっかりと見てやる事が出来れば、或いは……?」 弥生「淳……?」 三杉「プレイスタイルを見る限り、本能で動くタイプのようでありながら繊細なテクニックも併せ持っている。 特にパスに関しては高いレベル、全国レベルで見れば間違いなくトップクラスだ。 だがそれでドリブルが下手という訳ではない、シュート力に関しては……まあ及第点といった所か。 僕にある技術を教え込めれば、その才能を開花させる事が出来れば……」 弥生「淳……? じゅーん?」 町田「(うーん……顔はいいけど、性格に難ありそうねぇ……)」 藤沢「(松山くん……)」 こうして三杉は、小池をダイヤの原石である……と認識をした。 荒削りであるがしっかりと磨けば光る、大器の選手であると。 なんとかして自分の持てる技術を彼に伝授出来ないだろうかと三杉は考え、 その様子を見て弥生をはじめとする周囲の者達は若干引きながらフィールドへと視線を移すのだった。 来生「へっくしょい! ちくしょう!」 滝「きったねぇな! くしゃみする時はちゃんと口抑えろよ」 井沢「おいおい、まさか風邪とかじゃないだろうな? 明日は決勝だってのにやめてくれよ?」 来生「風邪じゃねーって、へへ、多分どっかのかわいこちゃんが俺の噂してるんだろ」 高杉「それは無い」
[653]森末(仮):2014/02/26(水) 00:17:30 ID:??? こうして観客席で寸劇が行われている最中、フィールドではゴール前にふらのメンバーが集まっていた。 ゴールを決められた加藤はがっくりと肩を落として地面に手をつき、 ブロックに入った松田、佐瀬の2人は居心地悪そうにしながら暗い表情で声を振り絞る。 松田「す、すまないみんな……絶対にやれない1点だったのに……」 佐瀬「俺達がもう少し早くコースに入れていれば……(とでも言っておけば)」 本田「いや、松田達のせいじゃないよ(と返さざるを得ない)」 若松「そうだな、うまくキャプテンをかわされちゃったし、そういう意味でも相手が一枚上手だった」 得点を決められた際にゴール前にいた者達は酷く申し訳ないような口調で謝罪の言葉を並べるも、 他の者達も特に責める訳ではなく、 暗に松山がいないなら点を奪われても仕方ないと言いそっと責任の所在を余所へとぶん投げる事に成功をする。 正にいつも通りのふらのメンバーであり、なんとか責任を逃れた彼らは次に時計へと目をやると、 やはり暗い表情をしながら言葉を続ける。 山室「キャプテン……」 金田「もう残り時間も少ない……東邦はやっぱり強いよ。 これだけ攻めても点が取れないし、逆に奪われちまった……」 小田「くそっ、やっぱり俺が不慣れな位置にいる分、隙を突かれてるのかな……」 口々に出てきたのは、もはや諦めてしまったかのような言葉である。 実際問題、彼らとしては優勝というものに然程の興味がある訳ではなく、ここまで来ただけでも十分。 客観的に見てもここから逆転をするのは難しく、炎天下の中でこれ以上激しく動き回るのも後免である以上、 もはや早々に諦めてしまい試合を流したくなるというのは当然の考えであったと言えよう。
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0ch BBS 2007-01-24