※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
[742]森末(仮):2014/03/01(土) 17:45:48 ID:??? >★板野→マグナムボレー 63 ( クラブ5 )( 1 + 4 )=68★ >★反町→ブロック 48 ( クラブQ )( 1 + 1 )+(人数差補正+2)=52 *吹っ飛び* > 小池→ブロック 48 ( ハート7 )( 4 + 6 )+(補正合計+1)=59 *吹っ飛び* > 古田→ブロック 48 ( ハート10 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)=55 *吹っ飛び* > 高島→ブロック 48 ( ダイヤ2 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=59★ *吹っ飛び* >★若島津 パンチング 59 ( ダイヤK )( 2 + 1 )+(手刀ディフェンス+2)=64★ *吹っ飛び* >≧2→板野のマグナムボレーが東邦ゴールに突き刺さる! ============================================================================================ 板野の放ったマグナムボレーは、その名の通り大口径の拳銃が放たれたかのような驚異的な威力と轟音を立てて放たれた。 従来のマグナムシュートにおいても、既にその威力は全国屈指のもの。 並大抵のGKでは触れても無残に吹き飛ばされるのが関の山であり、 更にそこに低い浮き球からダイレクトに撃てるという板野自身の助走による勢いもプラスされたそれは、 もはやシュートという名の暴力とすら言って差し支えないだろう。 ドガガガガアアアアアアアアンッ!! 反町「ぐぎゃああああああっ!?」 小池「ぶっへええええええっ!?」 古田「げぶぼおおおおおおっ!?」 高島「めぎゃあああああんっ!?」 故に、当然のようにブロックに入ったDF陣はなすすべもなくマグナムボレーの前に吹き飛ばされる。 このシュートを防げる可能性のあるDFなど、日本国内においては極々少数。 比良戸の次藤、南葛の石崎・高杉、大友の中山くらいなものであろうから、彼らを責めるのはお門違いであろう。 しかし、DFが無惨にも吹き飛ばされたその先には――この試合、ここまで無失点を貫き、 名実ともに世代最高峰のキーパーとして名をはせている男、若島津健がいる。 これまでもマグナムシュートと北国シュートを弾き返してきた彼ならば、 この板野のシュートも止めてくれる筈だと、東邦メンバーは祈るような心境でゴール前に目を向ける。
[743]森末(仮):2014/03/01(土) 17:48:19 ID:??? 若島津「っ! キェエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!」 だが、若島津の初動は遅かった。 トラップをしてそこからマグナムシュートを撃ってくるとばかり思っていた為か、 板野のマグナムボレーが放たれてからの動きだしはいつものセービングよりも明らかにキレが悪い。 それでも、微々たる遅れで反応が出来た瞬発力と、ボールに向けて目一杯横っ飛びになった跳躍力は目を見張るべきだろう。 反応が遅れた分の距離も、突きだした拳を手刀の形に変える事で補い、 若島津は辛うじてボールに触れる事だけは出来た。 若島津「ぐっ……ぐおおおおおっ……!!」 ドガァァアアアアアアアアアアアンッ!! 若島津「ギェエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!?」 バシュウウウウウウウッ!! しかし、出来たのはあくまでも触れるだけ……止めるには至らなかった。 もしも後一歩早く動ければ、もっと万全の状態でセーブに向かえていたかもしれない。 もしももう少しだけ若島津の瞬発力が高ければ、指先だけでなく腕全体を使えてセーブが出来たかもしれない。 言っても仕方のない事ではあるが、結果として、若島津は板野のマグナムボレーの前に無惨にも吹き飛ばされ、 ボールはゴールネットを突き破っても尚威力が殺されず、壁へとめり込む。 板野「や、やった……やったぞォオオオオオオオッ!!」 ピ、ピィーッ!! その光景を見ながら誰しもが唖然とする中、ゴールを決めた張本人である板野は歓喜の声を上げ……。 審判は慌てて我に返ると、得点を告げる笛を吹きならすのだった。 ふらの 1−1 東邦
[744]森末(仮):2014/03/01(土) 17:49:29 ID:??? ワーワー!! ワーワー!! ワーワー!! 実況「きっ……決まった! 決まりましたァ! ゴール! ふらの、どうてぇぇぇぇん!! 決めたのはやはり、ふらのが誇るエースストライカー、板野くん!! マグナムシュートをノートラップでそのまま打つという離れ業を見せ、 東邦守備陣の意表を突く形で見事にゴールに結びつけたァァッ!! 後半23分! ふらの、粘りに粘りを見せた攻撃で、同点に追いつきましたーッ!!」 ふらの応援団「うおおおお! 流石は板野だ!!」「松山もよく奪い返した!!」「見たか、ふらのの底力!!」 東邦応援団「あともう10分も無かったってのに!」「なんだよあのシュート……まるで見えなかったぞ」 町田「やったわ美子、同点よ! あと1点取れれば逆転……このまま行ってもPK勝負で勝てるかもしれないわ!」 藤沢「ええ……よかった……」 弥生「(うわ、泣いてる……。 ちょっと重い子ねぇ)」 三杉「(マグナムシュートをそのままボレーでたたき込む、か。 言葉にしてみれば簡単だが、実際に行うには相当のセンスが必要な筈だ。 ぶっつけ本番だろうに……よくもそんな発想に至り、そして行動に移せたものだな。 少し評価を上方に修正しておこう)」 高杉「お、おっかねぇ……なんだよあの威力!? 若島津が紙切れみたいに吹き飛んだぞ!?」 剛田「ガクガクブルブル」 来生「野郎、この俺を差し置いて目立つような得点をしやがって」 井沢「(……それでも、石崎が上手く顔面ブロック出来れば弾ける可能性自体は無い訳でもない。 ただ、やっぱり賭けになるし何より石崎の体力がもたないな。 やっぱり明日、ふらのが勝ち上がってきたらシュート本数を減らすよう中盤を支配するのが鍵になりそうだ)」 石崎「お、おい井沢……なんだよその目」 井沢「期待してるぞ、石崎」 石崎「う、嬉しいけど嬉しくねぇぇぇ〜……」
[745]森末(仮):2014/03/01(土) 17:50:31 ID:??? 見上「同点か……」 片桐「(よくやった、板野。 最後の最後、この土壇場で外したらどうフォローしたものかと思っていたが……上手く決めたな。 このまま逆転が出来るか、それともPKになるかはわからんが……。 いずれにせよ、この得点は見上さんの心には残っただろう)」 森末「(そうだ、それだよ板野! よく気づいた! 君の最大の武器、キャプテン森崎の知識――何をすれば、どうすればその状況で最善なのかが君にはわかるんだ。 自分で考えた事じゃないという事は、それだけで少しずるく感じてしまうかもしれないけれどそうじゃない。 それを思い出して実行に移せるかどうか、それもまた実力の内なんだよ)」 この劇的な同点弾。 しかも板野が見せた、ダイレクトでマグナムシュートを撃つという離れ技を見て、観客席は一気に熱狂。 大きな歓声を上げて健闘をしたふらのメンバーを褒め称え、このまま一気に逆転を……という期待を込める。 それほどまでに板野の放ったマグナムボレーはインパクトが強く。 特にどちらも応援をしている訳でもないという者達を味方に引きつけるだけの魅力があった。 板野「はぁ……はぁ……」 そして、その当の本人である板野はといえば……。 ゴールを上げた直後の歓喜の絶叫から我に返り、息を荒げながらゴール前で倒れ込む若島津の姿を見つめていた。 彼との勝負はこれまで3回。 去年の全国大会ではあっさりとシュートを弾かれ、偵察に行った際に挑んだ弾丸シュートは通用せず。 この試合で見せたマグナムシュートも、若島津は真っ向から防ぎ切った。 挑んでも挑んでも跳ね返してきた若島津――その若島津から、ようやくゴールを決めた。 後半も大詰め、残り時間も10分も無いという土壇場ではあるものの、やっと板野は若島津健に"勝てた"のである。 同点ゴールを上げた達成感、それでもまだ同点であり勝った訳ではないという焦燥感。 若島津を相手に勝てたという優越感と、マグナムボレーを一発で決めれたという充実感。 ありとあらゆる感情が板野の中に渦巻く中、板野は……。
[746]森末(仮):2014/03/01(土) 17:51:40 ID:??? A.「あと1点! もう1点を取って逆転だ!!」 天に向けて指を指しつつ逆転宣言をした。 B.「やっとお前に勝てたぞ、若島津! そして、試合に勝つのも俺達だ!」 若島津に対して勝利宣言をする。 C.「松山、ナイスパス! ゴールを決めれたのは皆のお陰だ」 皆の粘りの攻撃に感謝をする。 D.「みんな、早く戻ろう! 残り時間で逆転するんだ!」 時間は無駄に出来ない。素早くササッと戻るぞ。 E.「えへへ、どーもどーも」 熱狂する観客たちに手を振る。 F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 >>741 板野くんの最大の武器は、テンプレにも書いてあります通りキャプテン森崎の知識です。 これはサッカーにおいても今回のようなケースで使われますが、 日常パートでもある程度メタな考えや行動を取っても、不自然にならないという点もあります。 (これまで使われた中では、松山と藤沢の縁を取り持つ辺りや立花兄弟にデルタツインを教えたあたりですね) 残りガッツは提示してませんでしたね、 板野のガッツは現在後半23分時点で375/830です。
[747]森崎名無しさん:2014/03/01(土) 17:52:27 ID:sPZDC/KQ A
[748]森崎名無しさん:2014/03/01(土) 17:53:14 ID:nsP0wwF6 A
[749]森崎名無しさん:2014/03/01(土) 18:01:07 ID:??? それにしてもスレタイと展開が重なって良いなぁ
[750]森崎名無しさん:2014/03/01(土) 18:32:19 ID:??? 若島津「ギェエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!?」 でちょっと笑ったww
[751]森末(仮):2014/03/01(土) 18:45:08 ID:??? >A.「あと1点! もう1点を取って逆転だ!!」 天に向けて指を指しつつ逆転宣言をした。 ========================================================================================== 小池「な、なにィ!?」 若島津「ちっ……!(調子に乗ってくれているな……)」 板野はこの勢いに乗って一気に逆転だと、天に指さし高らかに宣言をする。 そのポーズはまさしく、猛虎・日向小次郎が南葛中学対東邦学園との試合で見せたもの。 彼は本編においてはその後宣言通りに2点、3点と得点を重ね、 何度やられかけても食らいつき、最終的には延長戦にまでもつれ込んで南葛と優勝を分け合った。 この試合は準決勝、延長は無いものの主人公チームと東邦との試合という点では同じ。 立場こそ違えど板野がポーズを取ると誰もが注目をし、唖然とするのだが、 それを見て若島津は強く歯噛みをして地面を強く叩くと立ち上がり、 同じく板野に向けて敵意の籠った視線をぶつける小池に向けて口を開く。 若島津「さっさと1点を取って来い。 このままアイツの言うように逆転させるつもりなんて俺には毛頭ないぞ」 小池「わかってるって! お前こそ今度はしっかり守れよ!」 若島津「当然だ、あいつの隠し玉は確認した。 二度目は無い……。 (残り時間を考えればアイツらにシュートチャンスは1度あればいい方だが……次があれば飛び出して潰してやる……)」 ここにきて連続無失点の記録が途切れた事に対し、若島津がショックを受けていなかったかと言えばそういう訳ではない。 だが、彼は肩を落として失点を嘆くのではなく、前を向いて今の試合に集中をしようとした。 点を失わないキーパーなどいない。 去年、一昨年と南葛に敗れている若島津にとって、皮肉な事にも土壇場でゴールを奪われるという精神的ダメージには慣れていた事だった。 板野「(若島津……すぐに立ち直ったか。 もう少し落ち込んでくれれば隙もあったかもしれないのに)」 松山「板野、ナイスゴール!」 板野「あ、松山……うん、松山こそナイスパス! あの場面、パスを出してくれてありがとう!」 松山「何か考えがあるのかと思ったから、それを信じて出しただけさ。 それより早く戻ろう……残り時間どう戦うか、色々と考えなければならない事が多い」
[752]森末(仮):2014/03/01(土) 18:46:29 ID:??? そんな若島津の様子を見て、やはり一筋縄ではいかない相手だと確認をしつつ、 板野は松山と強くハイタッチをかわしながら自陣へと引き上げていった。 ふらのメンバーも(表面上は)板野を持て囃し、同点ゴールを祝っていたが……。 そんな雰囲気も長くは続かず、松山が一つ咳払いをしてから声を上げると、 残り時間をどのようにして戦うか――この試合、何を目指して戦うかについての作戦会議が始まる。 松山「みんなの頑張りで同点に出来たけど、残り時間はもう10分も無い……。 相手のキックオフで始まる事を考えると、逆転はかなり厳しい時間帯だ」 小田「あ、ああ……確かにな。 もう一度ボールを奪って、そこから速攻……キャプテンと板野の連携で一気に突破して、 そこから板野のマグナムボレーで決めてもらうのが1番か?」 松山「板野、体力はどれくらいある?」 板野「……かなりギリギリだね。 時間による回復を考えると、後半終了間際になら俺と松山とのワンツーから、 マグナムボレーは打てるよ。 ただ、それは他の行動を一切しないならに限る」 松山「わかった……板野は自分の体力と相談しながら、どう動くか決めてくれ。 いざとなれば、俺との道産子ツイン。 それに普通にマグナムシュートを打ってくれてもいい」 点を奪われてからここまでの間で、ゴールデンコンビや競り合い勝負、そして大技マグナムボレーを放った板野。 その体力の疲弊は無視する事が出来ず、松山は理解をしながら話を進める。 松山「ただ、ここまではボールを奪って逆転をする事を考えて話してきたけど……。 東邦は残り時間、もう一度突き放す為に最後の攻撃をしてくると思う」 山室「確かに、残り時間を考えたら殆どノーリスクだからなぁ。 俺達が逆転するのは、前線で早めにボールカット出来ればの話だ」 松山「そうなんだ。 だから……」 板野「(! そうか……もしも松山が中盤にこのまま残れば、そこを抜かれた時もう一度突き放される可能性が高くなるんだ!)」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24