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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
[750]森崎名無しさん:2014/03/01(土) 18:32:19 ID:??? 若島津「ギェエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!?」 でちょっと笑ったww
[751]森末(仮):2014/03/01(土) 18:45:08 ID:??? >A.「あと1点! もう1点を取って逆転だ!!」 天に向けて指を指しつつ逆転宣言をした。 ========================================================================================== 小池「な、なにィ!?」 若島津「ちっ……!(調子に乗ってくれているな……)」 板野はこの勢いに乗って一気に逆転だと、天に指さし高らかに宣言をする。 そのポーズはまさしく、猛虎・日向小次郎が南葛中学対東邦学園との試合で見せたもの。 彼は本編においてはその後宣言通りに2点、3点と得点を重ね、 何度やられかけても食らいつき、最終的には延長戦にまでもつれ込んで南葛と優勝を分け合った。 この試合は準決勝、延長は無いものの主人公チームと東邦との試合という点では同じ。 立場こそ違えど板野がポーズを取ると誰もが注目をし、唖然とするのだが、 それを見て若島津は強く歯噛みをして地面を強く叩くと立ち上がり、 同じく板野に向けて敵意の籠った視線をぶつける小池に向けて口を開く。 若島津「さっさと1点を取って来い。 このままアイツの言うように逆転させるつもりなんて俺には毛頭ないぞ」 小池「わかってるって! お前こそ今度はしっかり守れよ!」 若島津「当然だ、あいつの隠し玉は確認した。 二度目は無い……。 (残り時間を考えればアイツらにシュートチャンスは1度あればいい方だが……次があれば飛び出して潰してやる……)」 ここにきて連続無失点の記録が途切れた事に対し、若島津がショックを受けていなかったかと言えばそういう訳ではない。 だが、彼は肩を落として失点を嘆くのではなく、前を向いて今の試合に集中をしようとした。 点を失わないキーパーなどいない。 去年、一昨年と南葛に敗れている若島津にとって、皮肉な事にも土壇場でゴールを奪われるという精神的ダメージには慣れていた事だった。 板野「(若島津……すぐに立ち直ったか。 もう少し落ち込んでくれれば隙もあったかもしれないのに)」 松山「板野、ナイスゴール!」 板野「あ、松山……うん、松山こそナイスパス! あの場面、パスを出してくれてありがとう!」 松山「何か考えがあるのかと思ったから、それを信じて出しただけさ。 それより早く戻ろう……残り時間どう戦うか、色々と考えなければならない事が多い」
[752]森末(仮):2014/03/01(土) 18:46:29 ID:??? そんな若島津の様子を見て、やはり一筋縄ではいかない相手だと確認をしつつ、 板野は松山と強くハイタッチをかわしながら自陣へと引き上げていった。 ふらのメンバーも(表面上は)板野を持て囃し、同点ゴールを祝っていたが……。 そんな雰囲気も長くは続かず、松山が一つ咳払いをしてから声を上げると、 残り時間をどのようにして戦うか――この試合、何を目指して戦うかについての作戦会議が始まる。 松山「みんなの頑張りで同点に出来たけど、残り時間はもう10分も無い……。 相手のキックオフで始まる事を考えると、逆転はかなり厳しい時間帯だ」 小田「あ、ああ……確かにな。 もう一度ボールを奪って、そこから速攻……キャプテンと板野の連携で一気に突破して、 そこから板野のマグナムボレーで決めてもらうのが1番か?」 松山「板野、体力はどれくらいある?」 板野「……かなりギリギリだね。 時間による回復を考えると、後半終了間際になら俺と松山とのワンツーから、 マグナムボレーは打てるよ。 ただ、それは他の行動を一切しないならに限る」 松山「わかった……板野は自分の体力と相談しながら、どう動くか決めてくれ。 いざとなれば、俺との道産子ツイン。 それに普通にマグナムシュートを打ってくれてもいい」 点を奪われてからここまでの間で、ゴールデンコンビや競り合い勝負、そして大技マグナムボレーを放った板野。 その体力の疲弊は無視する事が出来ず、松山は理解をしながら話を進める。 松山「ただ、ここまではボールを奪って逆転をする事を考えて話してきたけど……。 東邦は残り時間、もう一度突き放す為に最後の攻撃をしてくると思う」 山室「確かに、残り時間を考えたら殆どノーリスクだからなぁ。 俺達が逆転するのは、前線で早めにボールカット出来ればの話だ」 松山「そうなんだ。 だから……」 板野「(! そうか……もしも松山が中盤にこのまま残れば、そこを抜かれた時もう一度突き放される可能性が高くなるんだ!)」
[753]森末(仮):2014/03/01(土) 18:47:38 ID:??? どこか言い難そうにする松山を見て、板野は瞬時に閃く。 松山としても、信頼する仲間たちの実力を低く見るような発言はしたくないのだろうが、 実際問題、松山がいないゴール前での攻防は明らかに東邦が有利。 下手に逆転の欲をかいて松山を前目に置いてしまえば、それだけ点を奪われてしまうリスクも高くなってしまうという事である。 板野「(でも、逆転する為には……前でボールを奪い返すには、松山のボールカット力が無いと殆ど不可能だ。 最悪PKでいいと考えて、松山をDFに下げるか。 それともあくまでも逆転を狙って、このまま松山を中盤に置いておくか……これは大問題だぞ。 どうしよう……なんて提案すべきだろう?)」 A.「最初からPK狙いよりも逆転を狙おう! 松山も前に出て、ボールカットに参加してくれ!」 B.「相手はきっと猛攻を仕掛けてくる、松山にもゴール前にいて貰った方が安全だ! もう一度DFについてくれ!」 C.「(いや、ここは松山自身の考えを聞こう……)」 D.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 >>749 かつて見た栄光の道を、板野くんも歩めるかどうか……ですね。 >>750 若島津くんは吹き飛ばされるとギエェと叫ぶと聞きました。
[754]森崎名無しさん:2014/03/01(土) 18:49:43 ID:U5tkOhEU B
[755]森崎名無しさん:2014/03/01(土) 18:50:54 ID:rzFq08hs B
[756]森崎名無しさん:2014/03/01(土) 18:51:23 ID:nsP0wwF6 B
[757]森崎名無しさん:2014/03/01(土) 19:11:16 ID:??? 松山はともかく他のふらのメンバーはPKイヤなんだろうな。 責任がはっきりするから
[758]森崎名無しさん:2014/03/01(土) 21:08:10 ID:??? ラスト3〜5分どっちがボールを保持してるかな
[759]森末(仮):2014/03/01(土) 21:27:11 ID:??? >B.「相手はきっと猛攻を仕掛けてくる、松山にもゴール前にいて貰った方が安全だ! もう一度DFについてくれ!」 ================================================================================================================ 板野の出した結論は、松山をDFにもう一度下げる案だった。 松山のタックルの鋭さについては、今更言うまでもなく、この世代では圧倒的なもの。 しかし、沢田や小池の突破力も決して低くはなく。 更には沢田と反町の連携――「東邦コンビ」の精密さは板野達のゴールデンコンビに勝るとも劣らない。 タックルこそ強いものの、パスカットはそれには及ばないという松山では完全に奪い取る事も難しいとあっては、 松山を中盤に置くのは難しく……最後の詰めの部分での守備に期待しようと、DFに下げるのが理に適っていると判断をした。 松山「……そうだな。 わかった、俺がDFに下がろう」 この板野の意見を聞いて、松山は少しだけ複雑そうな表情を浮かべる。 彼としても、最後の最後まで逆転を狙って動きたいという思いは確かにあった。 だが、現実的に考えて――ここから逆転をするのはやはり難しく。 同点のまま試合を終えて、PK勝負に持ち込むというのも決して間違った戦術ではないと理解をしていた。 松山「(それに俺がいなくても、皆なら逆転をしてくれる……。 板野もさっき若島津達を相手に逆転宣言をしていたし、諦めた訳じゃないんだ! そうだよな、皆!)」 山室「(PK狙い……うえぇ〜、キャプテンと板野は確定として、俺もFWだし打たされるのかぁ?)」 小田「(どっちでもいいから決着ついてくれぇ……)」 残り時間、守備に全力を注ぎ逆転は板野達前線メンバーに全てを託す事を松山は決意。 仲間たちを信頼し、鉢巻を結い直しながら松山は改めてフォーメーションの変更を指示してゆくのだが、 それを聞く板野以外の選手たちはその先にあるであろうPK戦の事を思い、胃を痛くするのだった。
[760]森末(仮):2014/03/01(土) 21:28:22 ID:??? −J−−− J板野 −−−H− H山室 −−−−− F−I−G F小田 I金田 G若松 −−−−− C−E−D C松田 E松山 D本田 −B−A− B近藤 A佐瀬 −−@−− @加藤 ※フォーメーションを変更しました。 実況「さぁ泣いても笑っても残り10分足らず! 激しい攻防が目まぐるしく移ってきたこの試合も、あと僅かです! ここでふらのは再び松山くんが下がり、東邦の最後の攻撃を完全にシャットアウトしようという気概が見えます! 果たして東邦は攻撃を成功させ、再び突き放せるか! それともふらのが逆転をするのか! 決着がつかない時は、PK戦となります!」 見上「ふらのは松山をDFに下げてきたか」 片桐「同点に追いついたという事は、これで再び試合が振りだしに戻ったという事ですからね。 東邦の攻撃力を考えれば、松山がDFに下がった方が安心はできます」 見上「ただこれでふらのが逆転をするのは相当難しくなった。 東邦はこれで、ほぼ無条件で時間を稼ぐ事が出来る。 最後に攻撃をしてあわよくばそのまま得点。 駄目でもPKに持ち越す……という事が出来るようになったのだからな」 このふらのの再びのフォーメーションチェンジを見て、観戦をする見上は静かに状況を分析する。 それは東邦学園を監督する北詰も同様であり、 松山が下がってくれるのならば前線の守備力は大きく低下――PKになれば若島津を有する自分たちが有利と判断し、 まずは数分時間稼ぎをしてから相手の反撃の目を防ぐ作戦を指示する。
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0ch BBS 2007-01-24