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【月の秀才】鈴仙奮闘記13【ウサギに意地】
[380]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 21:10:00 ID:??? こんばんは。今日も更新していきます。 >>377 おつありがとうございます。 キャラ付けについては、大まかな方向性こそは作者によって影響されますが、 引きや判定で大きく変わったりすることもあるので何とも言えませんね。 例えば、パチュリーとか射命丸とかは結構引きや判定でキャラが変わったのではないかと思いますw >>378 残念ながら、そこまでチートなバランス裁定にはしない予定ですね。 特別な判定で+2〜3程度の補正がついたり、自由選択等で説明する際の説得力がやや増したりする程度で、 倍速ディフェンスみたいな事にはなりません。 それを目指すには、JOKERを引きまくるしかないですね。 >>379 第1章と第2章については、そんな感じのイメージを受けていますね。 第3章以降は、今後の選択で展開やラスボスが大きく分かれるのでまだまだ分かりませんが、 どちらにしても、オリジナル寄りな設定になるかと思います。
[381]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 21:11:16 ID:??? ********************************* −サッカーフィールド− 実況「さあ〜!! 選手が入場し間もなく始まる、永遠亭ルナティックス対、紅魔スカーレットムーンズの大一番! 観客達の歓声はより一層激しくなり、まるで今日が大会の決勝戦ではないかと勘違いしてしまいそう! この試合、コンマ一秒たりとも目が離せない試合になりそうです!!」 鈴仙「はぁ……緊張してきたわね……」 永琳「あら、ウドンゲ。 どうやら、相手はそう暢気に緊張している暇すら与えてくれなさそうよ?」 鈴仙「へっ? そ、それってどういう――?」 中山「――なるほど、確かに、永琳さんの言う通りだな」 鈴仙「な、中山さんまでっ!?」 フィールドに出て、軽くウォームアップをしようとしていた鈴仙に対して、永琳と中山が話しかける。 始めは、その会話の意図が上手く掴めない鈴仙だったが、 中山が指し示した、紅魔スカーレットムーンズの陣形を見て、その意図に納得する。 中山「…紅魔スカーレットムーンズに、今まで話題にも上らなかった男が居る。 そして、この状況で登場した男だ。 そいつは――おそらく、俺たちにとって思わぬ障壁となるに違いない」 紅魔スカーレットムーンズ:5−3−2 −−@−− @陸 −C−B− D−E−A E咲夜 A美鈴 −−−−− G−I−F I小悪魔 −−−−− −J−−− Jレミリア −−−H− Hフラン
[382]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 21:12:30 ID:??? 鈴仙「――@番。 つまりGKの陸という少年ね…。 彼が何者かは分からないけれど、 確かに、彼は紅魔スカーレットムーンズは勿論、幻想郷でも名を聞いた事も無い人物。 つまり、恐らく――中山さんやパスカル君と同じ、外来の強力な選手の筈」 そんな鈴仙の気づきに呼応して、陣形を示された観客達の間にも、少しずつ驚きとざわめきの声が上がって来る。 観客「な…なんだアイツ?」「また新手の外来人か?」「美鈴さんは今日はSBか…てことは、アイツは凄腕のGKだな」 「ポストよりもマシなのか…」「この試合、また分からなくなってきたな…」 陸「だ、大丈夫アルか。 朕、足技はともかく。 手技は正直言って、ニガテだったアルよ」 パチュリー「あんたは脚がすり切れるまで、ひたすら敵のボールを弾き返していれば良い。 …3点くらいは失点しても良いから、ゴール前でDFをやっている感覚で、何時も通りにやってみなさい」 陸「? GKは手を使わなくちゃいけないんじゃないアルか?」 パチュリー「大丈夫よ。 脚の方が良いなら、そっちを使えば良いんだから」 陸「むう……そんなら、後悔しないようにするアルよ?」 パチュリー「(始めにレミィの提案を聞いた時は正直ビックリしたけれど……。 煎じつめて考えれば、確かにこの戦法は効率的。 美鈴のGK能力の低さを補いつつ、 タックルやフィジカルの強さ、そしてキック力と体力を活かす事が出来る。 その上で、元々拳法家であった中国(陸)の守備力を活かすには、広いフィールドを動く必要のあるDFよりも、 比較的狭い場所で、一瞬の集中力が必要とされるGKの方が向いている。 …この発想は、私には出来ないわね)」 そんなどよめきにも我関せずと、スカーレットムーンズのメンバーはキックオフに備え、 選手達は少しずつ配置についていく。 (パチュリーは前半は出場しないため、陸に対して粗方の説明を終えた後はベンチへと戻って行った)
[383]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 21:13:56 ID:??? 鈴仙「(流石は名門チーム。 大観衆が居て、そしてそこからどんな反応があろうとも、 全く緊張を緩める事はない。 ――って、師匠の様子とか見ると、ウチも同じ風に思われてそうだけど)」 そんな彼女達の雰囲気にやや飲まれながらも、負けじとCFとしてセンターサークル付近へと詰める鈴仙。 レミリア「…………」 その時、同じくCFとして、前方へとゆっくりと歩いて行くレミリアと目が合った。 彼女から客人としての認定を受けたものの、それ以来ほぼ彼女に合う機会はなかった鈴仙は、 何となく気まずい雰囲気を感じ、そっと目を逸らそうとするも――――。 レミリア「――」 それよりも先に、レミリアの口が開いた。 彼女は幽かな声だが、鈴仙にはっきりと聞こえるように。 レミリア「――可哀そうな子。 借り物の夢を、自分の物だと思い込んでいて、貴女はそれに気づいていない」 鈴仙「……!」 その言葉はあまりに曖昧で抽象的。 そのままコイントスへと向かったレミリアが通り過ぎた後は、 本当にそんな言葉が発せられたかどうかすらも疑わしい程に、それは幽かな物だったが―――。 鈴仙「(借り物の、夢……?)」 その言葉は、何故か鈴仙の頭の中に場所を作り、中々消えてはくれなかった。
[384]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 21:15:11 ID:zHPVkXbA 輝夜「…アンタ、さっきウチのイナバに変な事吹き込んでなかった?」 レミリア「さあ。 貴女達の所よりはマシじゃない?」 輝夜「――確かに、それはあるかも。 ただ、アレでも私らにとっては可愛いイナバだからねぇ…」 実況「さあ〜! そしていよいよコイントスとなりました! ルナティックスキャプテンの輝夜選手と、 スカーレットムーンズキャプテンのレミリア選手とが互いに火花を散らせながら衝突しております!」 レミリア「…と、話が逸れたわね。 なんだか、私達が喧嘩をしているように取られたみたいだし」 輝夜「あら? 喧嘩だったら何時でも買うわよ? …えーりんが」 レミリア「月の賢者か。 ……あれはどちらかと言うと、私の友人向きかな」 レミリアと輝夜は、互いに雑談レベルの会話を行いつつ、比較的和やかな雰囲気でコイントスを行った。 実況「さあ、コイントスの行方は〜〜〜〜!?」 先着1名様で、 ★コイントス→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート→ルナティックスボール スペード・クラブ→スカーレットムーンズボール JOKER→そのとき、ロベルト本郷(全裸)の パッションスタンピード が輝夜の顔面に直撃!! (*ヒャッホー系が出たらJOKERでなくてもこの分岐に強制的に行きます)
[385]森崎名無しさん:2014/01/11(土) 21:15:37 ID:??? ★コイントス→ ハートQ ★
[386]森崎名無しさん:2014/01/11(土) 21:17:25 ID:??? パッションがスタンピードするのはヒャッホー系に入るのだろうかw
[387]森崎名無しさん:2014/01/11(土) 21:21:44 ID:??? ロベルトがパッション状態になったら確かにスタンピードはする(?)
[388]森崎名無しさん:2014/01/11(土) 21:34:23 ID:??? 技自体は普通だけどロベルトが使うと卑猥に見えるな
[389]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:17:10 ID:??? ★コイントス→ ハートQ ★ ダイヤ・ハート→ルナティックスボール レミリア「あら…運命は貴女達に味方をしたようね」 輝夜「運命を操る程度の能力(笑)」 レミリア「それは……ひょっとしたら、運命が貴女達を味方するよう、私が運命を操ったのかもしれないじゃない」 輝夜「フッ…中々苦しい言い訳ね。 永遠とか運命とかは、そう簡単に支配できる物ではないという事を、 今日はタップリと教えてあげなくちゃね。 永遠に幼い紅き月さん?」 レミリア「…それはつまり、永遠と須臾を支配している自分は偉い…って言いたいのかしら? だとしたら、全くの傲慢ね」 コイントスを終えて、ようやく少しだけ、試合を前にした言葉の応酬に近くなった両キャプテンの様子を見つつ、 実況「さあ! どうやらボールを得たのは…永遠亭ルナティックスのようです! 輝夜選手が誇らしげにボールを抱えて、まるで宝物を親に見せる子どものように、永琳選手へと渡していきます! 試合開始は、いよいよもうすぐだ〜〜〜〜!!」
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0ch BBS 2007-01-24