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【月の秀才】鈴仙奮闘記13【ウサギに意地】
[801]森崎名無しさん:2014/01/19(日) 20:48:43 ID:o4a4GaOE わざわざEなんて選択肢を入れてくれたんだ、ここはEしかあるまいな というわけでわたしは E
[802]森崎名無しさん:2014/01/19(日) 20:55:22 ID:E+qudtFs D
[803]森崎名無しさん:2014/01/19(日) 21:02:23 ID:eBBnf4Nc A
[804]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/19(日) 22:34:56 ID:kX0khEAo A:「ドンマイドンマイ。 次はきっと抜けるわ」明るく慰める。 鈴仙「(思いつめる性格の子だし、変に深く突きつめなくても大丈夫よね) ――ドンマイドンマイ。 次はきっと抜けるわ」 鈴仙は佳歩の性格も考慮して、出来るだけ明るい雰囲気でフォローを加える。 難しく解説を入れることや、厳しく檄を飛ばす事は却って逆効果になるかもしれないと考えての事だった。 佳歩「は、はい……ありがとうございます(う、うう〜ん。 でもホントはあそこはドリブルをすべきじゃなかったのかな…。 それとも、う〜んとえ〜と……)」 鈴仙「(――ま。 そんな事言っても佳歩の事だし、やっぱし考えたりない…って感じよね) ……変に気負わないのよ、佳歩。 ルナティックスには、師匠も居るし、パスカル君や中山さんに、一応…私だって居る。 さっきだって、佳歩はボールを取りこぼしたとはいえ、それをパスカル君がフォローし、師匠が決めてくれたじゃない。 だから、もし考えるとしたら……自分だけじゃなくて、仲間の事も考えてみたらいいかもよ? 失敗しても良い。 そのくらいで、仲間は――少なくとも、私は。 佳歩の事見限ったりしないわ」 しかし、ただ明るい言葉を掛けるだけという行為が無責任であるという事も、鈴仙は知っていた。 だからこそ、佳歩が考えすぎる原因となっているであろう不安を取り除いてやりたい一心で、そのように呼び掛ける。 鈴仙「(タハハ……何言ってるんだろう、私。 人に言っておきながら、これって自分にも言える事よねぇ…)」 その言葉はある意味、鈴仙自身が一番誰かに投げかけてやりたい言葉でもあった。
[805]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/19(日) 22:36:01 ID:kX0khEAo 佳歩「(鈴仙さま……)――はいっ! 私…あまり変に考えすぎないようにしてみようと思います!」 鈴仙「うんっ。 佳歩なら出来るはずよ。 なんせ、あんなに真っ直ぐなドリブルが出来るんだものね」 だがしかし、そんな言葉だからこそ…表面的な慰めよりも、佳歩の心には深く響く。 そしてそれは同時に、佳歩にこんな感情も引き出す事に成功していた。 佳歩「(失敗しても、鈴仙さまは私の事を見限ったりしない。 ……でも、鈴仙さまが失敗しても、そうやって受け止めてくれる人って、どのくらいいるんだろう。 私も逆に、そうやって鈴仙さまを受け止める人に――なれないかな)」 単なる上下関係や友人関係では無く、どんな時でも支える事が出来る――真なる意味での仲間。 これまで自分を支えてくれた鈴仙を、今度は自分が支えるようになりたい…と。 *佳歩の評価値が上がりました。
[806]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/19(日) 22:37:01 ID:kX0khEAo そしてその時――紅魔スカーレットムーンズではやや穏やかではなかった。 キックオフを前にして、レミリアはフランを引き連れて、PA内でポリポリと頭を掻いている陸に相対する。 その表情は笑ってはいたが、目はあまり笑っていなかった。 レミリア「さっきのつまらないプレーは、一体何を意味しているのかしら?」 陸「い、いや〜。 少々足元が御留守になっておりましてアルねぇ……」 レミリア「――フラン、やっちゃって良いわよ」 フラン「ふぇ? 良いの〜?」 少ししか悪びれる様子の無い陸に対して、レミリアはフランに合図を与える。 そうして、フランドールはその小さな握りこぶしをぱぁっと開き、そして…… フラン「ギュッとしてぇ〜〜〜〜……」 陸「ひ、ひぇぇぇええええっ〜!?」 フラン「こちょこちょこちょこちょ〜♪」 バタン! ワサワサワサワサ…… 陸「――って、あ、イエ…? ヒャ、アヒャヒャヒャヒャヒャ〜〜〜! 苦しいアル〜〜〜!」 ――そして、陸のわき腹を狙ってダイビング。 そのまま拳をわしゃわしゃと這わせて、 陸の苦手な箇所を執拗に攻め立てて…『くすぐりの刑』を実行する。
[807]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/19(日) 22:38:08 ID:kX0khEAo レミリア「(容易に破壊させる事も良いのだけれど……そろそろ、こうして手加減が出来るよう、 フランに情操教育をしておく必要があると思っていたのよね。 ホント便利だわ、この中国)」 美鈴「(陸君のお陰で、私の負担も程よく減りましたしねぇ〜)」 咲夜「(何だか、少しだけ妬ましいわ……――と、いけないいけない。 地底の妖怪の口癖が移ってしまう)」 なお、フランドールの手加減は絶妙に上手くなっており――この時、陸は幸運にも粉微塵とならなかった事を追記しておく。 *********** ………ピィイイイイイイイッ!! 実況「さ、さあ…! 少しの中断もありましたがキックオフ! 紅魔スカーレットムーンズのボールで試合開始です! レミリア選手がボールを受け取り……まずはそのまま後方の小悪魔選手に回して来ました! レミリア選手も少し積極的に動き過ぎた為、ここは点差があれども様子見に回る算段でしょうか!」 空「うにゅ…? 何で? 負けてるんだから、さっさと攻めた方が良いんじゃないの?」 お燐「ん〜。 ホラ。 ずっと動き続けてると疲れるからさ。 ちょっとお休みした方が、結果としては良いオシゴトをするってもんだよ」 さとり「(今考えてみると。 我々のチームは、前線のメンバーの思考力に難がありそうですね…)」 1点のリードを許してしまった紅魔スカーレットムーンズであったが、 不用意に攻めに走る程、彼女達はまだ追い詰められて居なかった。 スカーレットムーンズは、攻撃力ならば幻想郷最高を誇る攻めのチーム。 きちんと好機さえ見つけていれば、1点のリードがあろうとも、そう焦る必要はない。 そして、前半も16分に近づいたころ――。
[808]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/19(日) 22:39:57 ID:kX0khEAo 小悪魔「(…そろそろ、攻め時でしょうか)」 タッ…! 実況「おっとぉ〜!! 中盤でボールをキープしていた小悪魔選手でしたが… 鈴仙選手とパスカル選手のプレッシャーを受けて、漸く動きだす! ここはやはり、再び得意のトップスピンパスが出るのか〜〜〜!?」 小悪魔「(ここは――!)」 先着1名様で、 ★小悪魔の判断→!card★ と書き込んで下さい。カードの結果で分岐します。 JOKER・ダイヤ絵札→鈴仙「お、追いついたわ〜!」小悪魔「あ、あわわわ…!」鈴仙、小悪魔にタックルで迫る! ダイヤ→「(――やっぱり、レミリアお嬢様にパスです!)」 ハート・スペード→「(――フランお嬢様に、動いて頂きます!)」 クラブ→美鈴「小悪魔さーん!」小悪魔「(美鈴さん…! ここはリスクよりもチャンスを取るべき!)はいっ!」
[809]森崎名無しさん:2014/01/19(日) 22:41:17 ID:o4a4GaOE ★小悪魔の判断→ スペード9 ★
[810]森崎名無しさん:2014/01/19(日) 22:41:27 ID:??? ★小悪魔の判断→ クラブK ★
[811]森崎名無しさん:2014/01/19(日) 22:42:18 ID:??? ふむ、ボールキープ力のさほどない典型的なFWに回ったか
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0ch BBS 2007-01-24