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【敵艦隊】私の巫女様Y【撃沈なるか】
[455]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/03/11(火) 03:57:57 ID:??? ★君代 命 "ドリブル" 37+(疲労ペナ-1)+(高速ドリブル+3)+( ダイヤ10 )=49★ ★五十鈴 "タックル" 27+(人数差+2)+( ハート4 )=33★ ★神通 "タックル" 25+( クラブ5 )=30★ ≧2→抜いた、チャンス! ―――――――――――――――――――――――― 押っ取り刀でやって来た五十鈴、神通の軽巡洋艦たち。 神通 「五十鈴さん、照らします!」 (夜ならもう少し効果があるのだけど――使わないより、マシよね) 五十鈴 「助かるわ! これで戦える!」 神通が自らの艤装に宿ったオカルト――"探照灯"――を駆使して、五十鈴を支援する。 傍目から見れば、神通がわざとらしい動きで相手の目を惹き味方のプレーを助けると言った所か。 ――しかし、彼女の前ではまるで通用しない。 君代 命 (ここは――スピードが命です、高速ドリブルで!) キュキュンッ! キュッ、シュパパァァ――ッ! 神通 「ッ、速いっ!?」 五十鈴 「ウソでしょ!?」
[456]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/03/11(火) 04:01:11 ID:??? 君代 命の高速ドリブル。 キレ味鋭い上半身フェイントで、完全にバランス感覚を失った二人は―― その後の急カーブに全くついていけず、落伍する。 これを見た有栖 菜々子は、ニンマリ。 有栖 菜々子 「あらぁ〜、直伝の高速ドリブルねぇ〜♪」 有栖 涼 「姉方様が教えたのでありますか? 流石は姉方様でありますね」 有栖 菜々子 「そうよぉ〜♪ (予想通り、サイドを支配する選手に育ちつつあるわねぇ…… さぁ、これからどうするのかしら? クロスボール? それとも……シュート?) 菜々子が可愛い後輩の成長をニヤニヤと見つめる間も、時計は動いている。 時計の針が、ゆっくり動いているかのように感じられるのは――海上艦隊中学校。 千歳 (レベルが違う……! 悲しいけれど、第六駆逐隊じゃ絶対に相手になれない! 川内型の皆さんでも……くっ!) 千歳 「サイドのプレスはいいわ! 中央を固めて!」 川内 那珂 「わかったわ! 川内、中央に寄ります!」 「那珂ちゃん、わかったよっ!」
[457]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/03/11(火) 04:02:58 ID:??? 同じ川内型の、神通があっさりと抜かれた――全く相手にならず! この現実は、君代 命へのプレスを諦めさせるには十分だった。 海上艦隊中学校は、ゴールキーパー千歳の下……PAを固める戦術に打って出る。 消極的に見えるが、これはゴールを奪っているFWにシュートチャンスを与える事と同意。 正に "賭け" だった。 千歳 (これだけゴール前を固めれば、私の飛び出しでボールは抑えられる! 赤城さんがやってるのよ、私だって続かなくちゃ!) グッ…… 高雄 (もうこれしか無いわね……私達で彼女(君代 命)を止められる気がしないもの) 愛宕 (全国……彼女達は勝ちあがってくるのかしら? その前に、私達は全国の舞台に立てるのかしら?) 川内 (夜戦……じゃなくて延長戦は大好きだけど、狙ってまでする必要ないもんね……) 那珂 (センターバック! 那珂ちゃんの大好きなポジション!) 剣立 一馬 「何だこの密集地帯!?」 菱形 咲夜 「まぁ必然よね……」 有栖 桃子 「動きづらいってレベルじゃないわよ!」
[458]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/03/11(火) 04:08:08 ID:??? ぺナルティエリアの中はすし詰め状態。 その代償は、君代 命の完全フリー――何でも出来る、自由権の譲渡。 君代 命 (何でも出来ますね――それこそドリブル、クロスボール、ワンツーからボレー、カミソリシュートも――) そこで、君代 命は……。 ―――――――――――――――――――――――――― 能力値 >>17 後半開始時ガッツ >>22 フォーメーション >>287 >>386 後半 27分 ―――――――――――――――――――――――――― 君代 命 残りガッツ:240/720 A 剣立 一馬に低いクロスを上げた。 B 菱形 咲夜へ低いクロスを上げた。 C 有栖 桃子の足元へパスを出した。 D 自ら切れ込み、GKと一対一を狙った。 E フリーの状態から、カミソリシュートを撃った。 F 後ろのボランチさんとボール交換し、自らボレーを放った G その他(内容によってはGM拒否) (IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)
[459]森崎名無しさん:2014/03/11(火) 07:28:21 ID:xMPRk6FY A
[460]森崎名無しさん:2014/03/11(火) 07:58:26 ID:FYZZ7uJs まあ、意地見せるってことで打ってみようや というわけでB
[461]森崎名無しさん:2014/03/11(火) 08:01:08 ID:FYZZ7uJs 投票先間違えました、すみません Eに訂正お願いします
[462]森崎名無しさん:2014/03/11(火) 10:20:13 ID:wUny4K/6 E
[463]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/03/12(水) 02:52:17 ID:??? E フリーの状態から、カミソリシュートを撃った。 ―――――――――――――――――――――――― 君代 命 「これならっ――っ!」 グワァッ! 君代 命の大きなキックモーション――長野に来て以来、試合で一度も撃っていないカミソリシュートの構え。 対外試合であれば、実に二年ぶりに放つ自らの必殺シュート。 しかしそれは、海上艦隊中学校の選手にとって見れば…… クロスボールを上げようとしているようにしか見えなかった。 千歳 「対クロスボール防御ーっ!」 高雄 「わかっているわっ!」 愛宕 「ヨーソロー……うふっ♪」 川内 「延長にはさせないわよっ!」 那珂 「ここで活躍して、第一艦隊に入れてもらうんだからっ!」 だからこそゴールキーパー千歳も、ディフェンスの四人もシュートコースを塞ごうと思えない。
[464]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/03/12(水) 02:56:22 ID:??? 有栖 桃子 (あっ、あの構えって――捨て身で同点にするつもりね!) 菱形 咲夜 (カミソリシュート……私たちでは頼れない、まぁ当然よね……) 剣立 一馬 (ううっ……流石に信頼が揺らいじゃったかなぁ……?) しかし、チームメイトの四人はその意図を理解していた。 だから殊更に、自分の下へボールが来るのだと振舞って命のシュートを助ける。 ――結局、カミソリの刃は振り下ろされるまでその姿を見せなかった。 君代 命 「――いけええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーッ!」 ドシュッ! ゴオオオオオオオオオオッ! 千歳 「クロスボール……にしては速すぎる!? 反応でき……」 その時、千歳は気付いた。 このクロスボール――殺気が直接ゴールへ向いていると! クンッ……シュパアァァァ――ッ! 千歳 「ま……曲がったっ!? 艦載機の皆さんっ、発進してっ!」
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0ch BBS 2007-01-24