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【敵艦隊】私の巫女様Y【撃沈なるか】
[964]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/05/04(日) 23:37:08 ID:??? 仁科父 「"中里 正人" は正真正銘の忍者だ……中の里の下忍、それがあやつの正体よ」 君代 命 「……えええええええ〜〜〜〜っ!?」 仁科 美月 「サッカーの日本代表にも、忍者さんいたのです?」 みぃ? 仁科父 「その通り。 中の里は絶えようとしていた所を、あの下忍の力で息を吹き返したという訳だ。 今となっては下忍じゃあ、ないだろうがな」 ヒ、ヒエエエ……。 衝撃の事実、中里さんはホンモノの忍者だったと……。 仁科父 「だが確かに、美月にも言える事だろう。 中里 正人のような技、身のこなしを美月の身体で再現する事も出来よう。 体格の不足は、怪異(オカルト)で埋める事になるだろうがな」 仁科 美月 「ボク、日本代表になれる?」 みぃ? 仁科父 「……才能だけなら、不可能ではなかろう」 仁科 美月 「やったっ♪」 ぴょんこ、とお父さんに抱きつきじゃれつく美月さん。 ……こんな親子のスキンシップも、チャ・ザ神様のお力抜きでは出来なかったんですね。
[965]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/05/04(日) 23:38:29 ID:??? 仁科父 「わかった。 ……美月に忍者としての修行を行う事で "隠身の術" の制御をさせる。 しかし、私は君の助力無しでは美月が視えない……協力して貰う事になるぞ」 君代 命 「……ああ」 そ、そうですね。 修行を行わせるにしても、私抜きでは行えないのでした。 仁科父 「それと……申し訳ないが修行の光景を見せる事は出来ない。 私個人としては見せても構わないのだが、美月の友人を……裏側に引きずり込みたくは無い」 君代 命 「裏側……とは?」 仁科父 「忍者社会、裏社会……何と呼んでくれても構わない。 しかし忍者は現代社会にも生き、溶け込んでいる。 そんな中で危険の種を背負い込みたいか? ああ……美月は大丈夫だ。 これでも忍者一家の一人娘、継承だけ行う分には何の問題も無い」 それを言う仁科さんの顔には、冗談は一つも見えませんでした。 抜き身の真剣のような、一片の曇りも無い "警告" の意しか汲み取れない表情。 凶器を突きつけられたような――――根源的な恐怖。 君代 命 「……あ、あははは。 う、裏社会ですか……そ、それは……」
[966]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/05/04(日) 23:41:30 ID:??? チャ・ザ神 (彼の言う事は真実でしょう。 命、平和に過ごしたいのであれば顔を突っ込まない事ですね) ――チャ・ザ神様からも警告が。 美月さんへの特訓……見たくはありますが、あんまりにもリスキーなような……。 チャ・ザ神 (むしろ優しいではありませんか。 本当の悪党は、見てはいけないものをわざと見せて仲間に引きずり込みます。 私の記憶では、毒薬を飲まされ寿命を残り一日にされた上で危険な任務を強制) あーやめてください! どうせいやらしい事になるんでしょう! チャ・ザ神 (いえ血反吐を吐いて両陣営が死んだんですが) もっとダメじゃないですか! 仁科父 「それで、どうする? 守ってくれるか、約束を?」 ―――――――――――――――――――――――― どうしますか? A 「守ります。 決して修行は見ません」 B 「守らない、美月さんの修行を見届けたいです」 C (……チャ・ザ神様の視界で覗き見ればいいのでは?) D 「代わりに、教えられる範囲で忍者の修行を受けたいですね」 E 自由選択 (IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します
[967]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/05/04(日) 23:43:21 ID:??? >>962 元ネタは某、本格美少女麻雀漫画なんですけれどもね 咲楽しいよ! みんなも楽しもうよ! 次の判定、投票へのご参加お待ちしています と思ったら次スレが近い! 次スレ案、お待ちしております テンプレート 【】私の巫女様Z【】
[968]森崎名無しさん:2014/05/04(日) 23:44:43 ID:cpQ+lk4s A
[969]森崎名無しさん:2014/05/04(日) 23:46:19 ID:LkeJU/ic E 制御、ということはどれくらい抑えられるのですか?
[970]森崎名無しさん:2014/05/05(月) 00:09:52 ID:f0d7nIfQ A
[971]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/05/05(月) 01:30:28 ID:??? A 「守ります。 決して修行は見ません」 ―――――――――――――――――――――――― ――チャ・ザ神様の流し込む記憶。 身よりも無く両親もなく、ただひたすら生きる為に戦った半妖精盗賊――最後の仕事。 盗賊ギルド支部長 「とりあえずこれを飲んで貰おう」 ズイッ ハーフエルフ盗賊 「……頂く。 (刃が二振り、三振り……断れば斬る、って事……面倒)」 盗賊ギルド支部長 「その薬は飲むと24時間で死に至る。 解毒薬はこの俺が持っている物しかない、さて仕事をして貰おうか。 前報酬は惜しみない仕事への協力、報酬はこの解毒剤だ」 ハーフエルフ盗賊 「…… (ふ、ふざけてる……必ず仕返ししてやる)」 *この後、体中から血を吹き出して死にました* 君代 命 「決して。 決して見ません!」 ブンブン 仁科父 「それでいい……賢い選択をした。 (脅し過ぎたか……いささか怯えすぎだ)」 チャ・ザ神の流して来た記憶を前に、首を縦に振るしかありませんでした。
[972]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/05/05(月) 01:32:02 ID:??? 仁科父 「それでは……数日間、この怪異(オカルト)を制御出来る様になる位までは手伝って貰おう」 君代 命 「はい……チャ・ザ神様、少し無理をしますよ?」 チャ・ザ神 (仕方ありませんねぇ……上手くやってくださいねぇ?) 君代 命 「出来る限りはやりますよ!」 仁科 美月 「みことおねーちゃん、お願いします!」 みぃ♪ 仁科父 「美月……もう無理だ、と思ったらすぐに言え。 死んでしまっては元も子もないぞ、それは先に伝えておく」 仁科 美月 「みぃ? んーん、大丈夫だよ! だって――」 仁科さんの本気の警告にも、美月ちゃんは笑って答えます。 仁科 美月 「久しぶりに、本気でボクと遊んでくれるんだもん! おとーさん、楽しく遊ぼう?」 仁科父 「……そうか。 ならば。 ――――ついて来れるか」
[973]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/05/05(月) 01:34:44 ID:??? 仁科 美月 「――――おとーさんの方こそ、ボクを見捨てないでね!」 ……… …… … 結果として、修行は一週間もの間ほぼ休み無く行われ。 私はチャ・ザ神様の奇跡を降ろす為の電池としてこき使われました。 母親の抱擁のように暖かく、安心出来る朝日の中―― 美月ちゃんは疲労困憊といった様子のお父さんと共に帰って来ました。 仁科 美月 「みぃ! 任務完了なのです!」 ブイッ 仁科父 「……今度の眠りは、少し、長く、なりそうだ――」 ガクッ 君代 命 「ちょっとぉ!? 仁科さん!? にしなさーん!」 仁科 美月 「み、みぃぃぃ!?」 ……どうやら先に、仁科さんが限界を迎えた末の修行終了だったようで。 それでも、チャ・ザ神様のお力抜きで視認出来て会話も出来る美月ちゃん。 ああ――成功したんだ。
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0ch BBS 2007-01-24