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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】
[629]森崎名無しさん:2014/02/15(土) 00:02:45 ID:LwEvc62s B まぁ無難かな
[630]森崎名無しさん:2014/02/15(土) 00:03:36 ID:AoW58gGs A
[631]森崎名無しさん:2014/02/15(土) 00:03:48 ID:ploJRAHc B
[632]森崎名無しさん:2014/02/15(土) 00:04:56 ID:??? 紅魔の失点のほとんどはカウンターだったはずだし成功するといいな
[633]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/15(土) 01:03:59 ID:jyKC3KcQ B:妹紅の言う通り、フォーメーションは下げるがボール奪取後はカウンターを狙うべき。 鈴仙「…うーん、ここは妹紅の言うように。 守りを固めつつ、あわよくばもう1点を狙う感じで行けば良いのではないでしょうか」 輝夜「フフ、無様ねイナバ。 そういった中途半端な安定志向が死を産むのよ!!」ビシィッ!! 妹紅「いや、産まないって! っていうかそれで死ぬなら皆死ぬじゃない!?」 輝夜「全く、妹紅ったら…。 死を甘く見ちゃぁ、ヤケドするわよ!?」 慧音「(死なない奴らが、死についての何を語っているんだ……)」 ――と、このように鈴仙の提案を発端に妹紅と輝夜との間でちょっとしたジョークが繰り広げられるも。 それ以外については、他のメンバーもそう考えていたのか特段の問題も無く決定される。 色々と悲観視はしても、ルナティックスが圧倒的優位の上に立っている事は間違いではなかった。
[634]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/15(土) 01:05:08 ID:jyKC3KcQ パチュリー「う、う〜む。 おっかしいわねぇ……賢者的思考術によると、今頃は私達が優勢だったんだけどなぁ…」 小悪魔「(パチュリー様、お気を確かに……)」 フラン「アハハッ、早く試合始めようよお姉様! でないとアイツら、全然殺せないじゃない!?」 美鈴「る、陸君が、陸君が……」 陸「う、う〜ん、もうダメアル……水と金と女をはよ寄越せアル……」 咲夜「――ふざけた冗談を言えるようだから、死にはしないでしょう? …もっとも、GKの交代は恐らく必要だろうけれど」 レミリア「…………」 ――その一方で、紅魔スカーレットムーンズの様子は間違いなく乱れていた。 チームとしての戦意が喪失しかけているのを、辛うじて各人の意地で保っている状況。 GKが完全なる満身創痍で倒れ、自分を含めたFWの体力にも限界が見えてきた事もあり、 流石のレミリアすらも皆を奮起させる言葉を思いつけずにいた。 レミリア「(これが運命というならば……何と言う愚かさよ。 全くもって、優しくない)」 有利な筈の自分達のシュートやドリブルが決まらずに、不利な筈の敵のシュートやドリブルが成功する。 常人であればその九分九厘が絶望感を抱くであろう展開に、レミリアだけは辛うじて、静かにその運命を反芻する事が出来た。 そして、その運命を覆すには、どれだけの労力が必要となるかを見積もっていた。 レミリア「(――20分で、少なくとも3点。 勝つには4点。 いや…こちらの守備が破られた事を鑑みると、 5点が必要になるかも。 それは、あまりにも現実的ではない)」 レミリアの見積もり結果は、どこまでも彼女に――彼女達にとって優しく無かった。 考えれば考える程、勝利は遠ざかって行く印象を受ける。 しかし――いや、だからこそ。
[635]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/15(土) 01:06:59 ID:jyKC3KcQ レミリア「……皆」 彼女はここで漸く、口を開く事に成功する。 レミリア「――皆。 これで負けたと思っている輩は、もうどこにも居ないでしょうね」 パチュリー「…………」 レミリア「いいえ、嘘を吐かずとも良い。 この局面で、勝利を確信している者はおおかた狂人か、 現実を把握していない身の程知らずのどちらかなのだから」 咲夜「(お嬢様……)」 レミリア「だが、しかし。 この局面でそんな現実を――ぶち壊しにするのは楽しそうでは無くて? ええ、フランドール?」 フラン「アハハハハハハッ! たのしーい!! 皆をぶっ壊すの、私だーい好き♪」 レミリア「そう、それで良い。 …今の私達は、言ってみればレジスタンスの如し。 運命という巨大な秩序があるというのならば――私達は、そんな運命をぶち壊しにするのよ。 そして呼び起こす。 相手の勝利という、この世で最も不都合な現実を、芽の内から」 小悪魔「…………ごくりっ」 レミリア「そして、運命に勝利し――私達は逆転する!! もう守りは考えない、攻めを中心とした陣形を組みましょう! 陸は……控えの二軍GKと交代、マグレでの一発セーブを目標よ! 退路を断った、本当の背水の陣でいく!」
[636]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/15(土) 01:07:59 ID:jyKC3KcQ 美鈴「――は、はいっ! つまりは……まだまだ攻め続けるという事ですねっ!?」 フラン「そうそう、そう来なくっちゃね……ウフフフフフ、アッハハハハハハハ!!」 咲夜「全ては、お嬢様の御意に……」 小悪魔「が――がんばります!」 メイド妖精「「がんばりまーす!!」」 パチュリー「ちょ、ちょっとレミィ…! そういう作戦は、この私を一回通してから……! (――って言いたいのに……、言いたいのに………!? 言えないわ、この雰囲気じゃあ……)」 ――彼女のカリスマは、まだ生きていた。 先程まで崩れかけていたチームの基礎を、 再び元の水準にまで戻すことに成功したからだ。 だからこそ、レミリアは再びサッカーフィールドを見つめ、にやりと笑い。 そうして、口癖となりかけている、一つの言葉を投げかけた。 レミリア「サッカーは強い者が勝つんじゃない。 勝った者が強い。 ――それを私は、証明してみせる…!」
[637]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/15(土) 01:09:00 ID:jyKC3KcQ 実況「さあ〜! 後半15分、紅魔スカーレットムーンズ対永遠亭ルナティックスとの戦いも既に佳境! ルナティックスが何と3点差のリードを築いており――と、おっと! ここで両チームともに、フォーメーションのチェンジがあったようです!!」 −−@−− @メイド −−B−− −ACD− −F−E− F小悪魔 E咲夜 −−−−− −I−G− Iパチュリー C−−−− C美鈴 −−J−H Jレミリア Hフラン スカーレットムーンズ:4−4−3 ルナティックス:3−7−0 −−−−− −−−−− −I−J− I永琳 Jパスカル F−H−G F佳歩 H鈴仙 GウサギB −D−E− DウサギD Eてゐ −−−−− B−A−C B妹紅 A慧音 CウサギE −−@−− @輝夜 永琳「(攻めて来たわね――露骨に)」 パチュリー「(守って来たわね――露骨に)」 実況「紅魔スカーレットムーンズ! SBだった美鈴選手を上げ、より攻撃的な布陣に! 対する永遠亭ルナティックスは、パスカル選手を下げ、鈴仙選手を中央に動かして守りの布陣に! この対照的な采配は、果たしてどちらに軍配があがるのでしょうか!? そして、いま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
[638]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/15(土) 01:10:01 ID:jyKC3KcQ ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ! 実況「紅魔スカーレットムーンズのボールで、再びキックオフだ〜〜っ! スカーレットムーンズ、まずはボールを回して時間を稼ぎ……」 パチュリー「(いい加減決めないと、マジでレミィに追い出されそうだから…)決まりなさい!」 パコンッ! 実況「パチュリー選手、超ロングパス! 中盤の永琳選手とパスカル選手がカットに行けない高度のパスで、 直接フラン選手にボールを届けようという作戦か〜!?」 輝夜「かかったわね! こういう時こそ私のパワーで! はぁああ〜〜〜っ!」 鈴仙「(――早速仕掛けて来たわね、パチュリーさん…! ただ、姫様もオフサイドトラップ…のような何かを持っているし、この縦ポンは、運がよければ私が出るまでも無いかも。 ウサギBちゃんとてゐも何とかパスカットに行けそうだし、ここは――)」 A:ウサギBやてゐとパスカットに向かう!(鈴仙のパスカット:46) B:ここはウサギBとてゐに任せる! C:それよりも下がって、パスが通った後、フランドールがボールを悠々とトラップしないよう競り合う! (鈴仙のせりあい:47+(高浮き玉補正+2)) D:その他 自由選択枠 鈴仙のガッツ:350/850 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[639]森崎名無しさん:2014/02/15(土) 01:10:59 ID:LwEvc62s A ここだ、ここで(賢者のプライドを)砕くんだ!!
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0ch BBS 2007-01-24