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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】
[940]森崎名無しさん:2014/02/21(金) 17:00:30 ID:??? 【霊夢の勘に】鈴仙奮闘記15【従うよ】 【月見うどん】鈴仙奮闘記15【狸うどん】 【師匠とマッチアップした】鈴仙奮闘記15【メイドの受難】 【姫様】鈴仙奮闘記15【大健闘】
[941]森崎名無しさん:2014/02/21(金) 17:51:43 ID:??? 霊夢って名前自体、神仏からのお告げだもんねぇ。予知夢かな。 勘が優れているというよりそういう存在らしい、なるほど分からん。 【眠れる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】 【ピンゾロの伝説】鈴仙奮闘記15【優曇華の章】
[942]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:09:25 ID:??? こんばんは、ほんの少しだけこのスレで更新します。 >>935 さとり「地霊殿の事かしら……」(*フラグ) >>936 乙とスレタイ提案をありがとうございます。 小悪魔はこの試合、地味ながら活躍してたのでマンオブザマッチも狙えるかもです。 >>937 乙ありがとうございます。 バランスについては、自分なりに色々と気を遣っているつもりでしたので、そう言って頂ければ非常に幸いです。 これは私の考えですが、やはり強くとも(弱くとも)引き次第ではどうなるかわからない… という、盤石さの影でどうしても消えない危うさが、キャプテン森崎の大きな面白さの一つと思います。 そして沢山のスレタイ提案、ありがとうございました。 >>938 乙ありがとうございます。 成程、そういう意味でしたか。勘違いしてしまいすみません(汗) ネットは文字でしか情報が伝わらない分、誤解を招きやすいですよね。私も気をつけたく思います。 キャプ森のシステムでも、GKは重要視されていますし…それはあるかと思います。 >>939 乙ありがとうです。 永琳にしても中山さんにしても、他者の力を借りることも大事ですし、これまではそうやって成長する必要がありましたが。 これから鈴仙が頂点を目指すには、人任せにし続けていてはいけませんね。 スレタイ提案、ありがとうございます。 >>940 スレタイ提案、ありがとうございます!姫様は本当にこの試合健闘しましたね…。 >>941 霊夢の勘の良さとか天性については、結構オリジナル要素(と言う名の設定無視)があるかもです(爆) 天才肌のキャラで、鈴仙達とは対立する要素はありますが、 決して完全な悪役なキャラではない…という感じを出すつもりでいます。
[943]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:10:40 ID:??? ★パチュリー→サイレントセレナ 58 ( クラブA )( 5 + 6 )=69★ ★輝夜→たすけてえーりん! 57 ( ハートQ )( 6 + 1 )=64★ ≧2→パチュリーのサイレントセレナがルナティックスゴールに月を描く! そして試合終了…? ギュウウウウウウッ……! 輝夜「ふふん! やっぱりその貧弱な身体では、さっきの吸血鬼みたいなシュートは撃てないようね! これは見切ったわ! ……えーりんが」 パチュリーが渾身の力で放ったジャンピングボレーシュートは、 一見すると何の変哲も無いボレーシュートにすら見えた。 確かにシュートコースは得意のキックコントロール力とジャンプ力を活かしきっており、 非常に取り辛い位置を絞ってはいるが……永琳の手を借りれば、届かない距離ではない。 永琳「か、輝夜。 もう少しだけ動いて…! だって、あのシュート……!」 しかし、永琳は始めから理解していた。 パチュリーのサイレントセレナが、通常のボレーシュートとそう変わらない訳が無い。 事実、輝夜の手前まで来て。 そのシュートは大きく姿を変えた。 クッ……ククッ。 シュッパァアアアアアアアアアアッ……ァァアッ!!
[944]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:11:50 ID:??? 輝夜「な、なにィ!? ボールが曲がったァ!? (ど、どうしよ。 私じゃあ届かないんだけど……えーりん!?)」 パチュリー「ゲホ、ゴホゴホッ…!(このわたしが、ただのボレーシュートなんて撃つ訳が無いじゃないの…)」 実況「出た〜! パチュリー選手得意の、月状に変化する幻想的なジャンピングボレー! 通常のジャンピングボレーとは違い、蹴り足にやや捻りを付けることで、スピードと変化の両立を可能にした、 まさにハイパーボレーシュートです!!」 実況の解説通り、パチュリーの放ったシュートはまるでブーメランの軌道を描くかのように 大きく変化し、ピッチ上の芝を掠りながら、永琳を嘲笑うかのように天へと向かい、そして――。 バシュウウウッ! ―――ピィイイイイイイイイイイッ!! 永遠亭ルナティックス 6 − 5 紅魔スカーレットムーンズ
[945]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:12:51 ID:??? 実況「そして決まったぁ! ゴール!! パチュリー選手、この試合初のゴールです!! 立ちあがりは不安を見せたものの、最後は普段通り! いや、それ以上の実力を発揮して、 フラン選手のシュートを悉く止めた輝夜選手の城壁を打ち砕いた〜!! 紅魔スカーレットムーンズ、やはりこの攻撃力は一流だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」「パチュリーさーん! 信じてたぞー!」 「パッチェさんって案外大した事あるんじゃね?」「ですよねー」「いやー、良い勝負だったよ」 パチュリー「さあ、私は……ゲホッ! 1点…決めたわよ。 ゴホゴホッ! だから……後は…ガフッ!?」 レミリア「分かってる。 ――アンタを信じて良かった」 ゴールを決めたパチュリーは、しかし先の一撃で持てる体力のほぼ全てを吐きだしてしまい、 半ば半死人のように蒼白な顔で咳を繰り返し……しかし、それでもなんとか自分の力で立ちあがり、 レミリアに向かって、持てる精一杯の得意げな表情を向けた。 ――そして、レミリアはゆっくりと頷いて。 レミリア「後は……天と、この私を信じなさい。 必ず、もう1点を取ってみせるから」 友人の方と――チームメイトとを交互に見比べて、固く誓った。 …その誓いが果たされる確率が、限り無くゼロに近いのだと知っていても。 *輝夜のガッツが200を切りました。 以降、ガッツ200未満ペナ(−2)が発生します。 *パチュリーのガッツが100を切りました。 以降、ガッツ100未満ペナ(−3)が発生します。
[946]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:14:11 ID:??? ―――――ピィイイイイイイイイイイッ!! 実況「さあ、これが正真正銘、ラストのキックオフとなりました。 ロスタイムも残り1分程度。 永遠亭ルナティックスは、当然に攻め入らずに堅牢なパスワークを続けます」 実況の様子は、もう乾き切っていた。 残り僅かなロスタイムも、6名の中盤を抱えるルナティックスのパスワークで終わる。 誰もがそう信じて疑う筈が無いし、実際にパチュリーもフランドールも咲夜も美鈴も小悪魔も。 当然、他のメイド妖精達も。 スカーレットムーンズのメンバーは、そのパス回しを絶望的に見つめているように見えた。 レミリア「(――10秒だ。 最後の残り10秒でボールを奪い、そしてそのまま…シュートを決める。 気が狂ったかのように酷い運命に頼るしかないが……フフ。 狂気の沙汰程面白いとは、こういう事を言うのね)」 しかし、レミリアだけは違った。何時か前に美鈴から気まぐれでとりあげた漫画のセリフを想い浮かべながら、 彼女だけ、スカーレットムーンズのメンバーの中でただ一人……笑っていた。 実況「さあ! 試合終了まであと15秒! ルナティックス、これは来月の大会にも期待が持てそうです! スカーレットムーンズも、陸選手のこれからの成長次第では、逆襲のチャンスは充分にある! この両者に博麗連合を加えた、3強の戦いにこれからも注目が――」 実況が早々に総括に入る中。
[947]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:15:36 ID:??? レミリア「―――――こ こ だ っ !!」 バアアアアアアアアアッ!! 人一倍自尊心が強く傲慢で。 そしてその分に誇り高く強い、永遠に幼き紅帝が――力強く跳ねた。 先着1名様で、 ★今度こそホントにこの試合最後の判定→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 ダイヤ→永琳「!?」 レミリア「貰った!」永琳に対してレミリアがタックルに向かう! しかし……(↓とは別結果) ハート・スペード・クラブ7以上→永琳「!?」 レミリア「貰った!」永琳に対してレミリアがタックルに向かう! しかし…… クラブA〜6→永琳「!?」 レミリア「貰った!」永琳に対してレミリアがタックルに向かう! JOKER→メイドG「それは私よ! そして華麗なるシュート!」おっと、ここでメイドGが乱入だ!?
[948]森崎名無しさん:2014/02/21(金) 23:15:54 ID:??? ★今度こそホントにこの試合最後の判定→ スペード6 ★
[949]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:45:01 ID:??? ★今度こそホントにこの試合最後の判定→ スペード6 ★ ハート・スペード・クラブ7以上→永琳「!?」 レミリア「貰った!」永琳に対してレミリアがタックルに向かう! しかし…… レミリアの狙いは最善だった。 実際、永琳はレミリアの奇襲に僅かに動きを硬直させたし、 これを機に得意のタックル勝負へと持ちかける事に彼女は成功していた。 しかし―――結論として、彼女はあと僅かでこの賭けに敗北する事となる。 レミリア「――ァァアアアアアッ……!!」 永琳「……!」 永琳は瞬時に悟った。 ……レミリアの動きが、予測以上に鈍い。 当然、疲労も原因にはあるだろうが――それを換算しても尚、彼女のタックルはその決死さに反して鈍かった。 永琳「(…そう言う事。 だったら僥倖)」 スッ―――シュパッ! …バッコオオオオオオン!! 永琳はドリブルでレミリアを抜き――そのままフィードを上げる。 元々高い実力を持っている上に、 レミリア自身のプレイの精度が著しく落ちていた以上、その結果は必然だった。 レミリア「(くっ……勝てていた勝負の筈が! 一体何故……――って、そうか)」 レミリアは、ここで漸く気づいた。 本当の最後の最後に賭けに敗北した、その原因に。 鈴仙「はぁ……はぁ……はぁ………!」 レミリア「……やはり、お前が原因か」
[950]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:46:41 ID:??? レミリアの敗北の原因。 それは――――鈴仙は、疲労に疲労を重ねながらも…必死にレミリアを「視て」いたからだった。 肉体による制御を離れ、今や満月のように無制限に狂気を撒き散らす鈴仙の瞳。 正気をも狂気をも超えた、ただひたすらに純粋で無垢な意思の力。 レミリアは……最後の最期に。 彼女自身そう言っていたにも関わらず。 「要警戒人物」への注意を怠ってしまったのだ。 鈴仙「(ど……どうしよ。 私、なんかレミリアさんに……因縁付けられてるよぉ……)」 そんなレミリアの怒りを逆撫でするかのように、その時の鈴仙は、心身の疲労が原因で…無心だった。 ただひたすらに、耐え続けていた。 自分の心から消えぬ苦しみ。 そして産まれた迷いに対して。 レミリアはそんな鈴仙をしっかりと見据え。 最後に、鈴仙に向かってはっきりと呪詛を唱える。 レミリア「――この敗北、自身を恥じる事こそあれども、貴様を恨んだりはしない。 …だけど、夜の王族達は常に怒る。 生きとし生ける、全ての物達に対し、怒り続ける。 その恐怖だけは――決して、忘れさせてやらないわ」 それは、レミリアにとっては…自分自身への呪詛でもあった。 そして、その台詞を丁度全て言い切った時。 ピッ、ピッ。 ―――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!! まるでそれを合図とするかのように、試合が終了した。 紅帝の逆襲劇。 それの開演を告げる喇叭の如く……ホイッスルの音は高く鳴り響いていた。 永遠亭ルナティックス 6 − 5 紅魔スカーレットムーンズ 試合終了!
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0ch BBS 2007-01-24