※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】
[945]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:12:51 ID:??? 実況「そして決まったぁ! ゴール!! パチュリー選手、この試合初のゴールです!! 立ちあがりは不安を見せたものの、最後は普段通り! いや、それ以上の実力を発揮して、 フラン選手のシュートを悉く止めた輝夜選手の城壁を打ち砕いた〜!! 紅魔スカーレットムーンズ、やはりこの攻撃力は一流だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」「パチュリーさーん! 信じてたぞー!」 「パッチェさんって案外大した事あるんじゃね?」「ですよねー」「いやー、良い勝負だったよ」 パチュリー「さあ、私は……ゲホッ! 1点…決めたわよ。 ゴホゴホッ! だから……後は…ガフッ!?」 レミリア「分かってる。 ――アンタを信じて良かった」 ゴールを決めたパチュリーは、しかし先の一撃で持てる体力のほぼ全てを吐きだしてしまい、 半ば半死人のように蒼白な顔で咳を繰り返し……しかし、それでもなんとか自分の力で立ちあがり、 レミリアに向かって、持てる精一杯の得意げな表情を向けた。 ――そして、レミリアはゆっくりと頷いて。 レミリア「後は……天と、この私を信じなさい。 必ず、もう1点を取ってみせるから」 友人の方と――チームメイトとを交互に見比べて、固く誓った。 …その誓いが果たされる確率が、限り無くゼロに近いのだと知っていても。 *輝夜のガッツが200を切りました。 以降、ガッツ200未満ペナ(−2)が発生します。 *パチュリーのガッツが100を切りました。 以降、ガッツ100未満ペナ(−3)が発生します。
[946]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:14:11 ID:??? ―――――ピィイイイイイイイイイイッ!! 実況「さあ、これが正真正銘、ラストのキックオフとなりました。 ロスタイムも残り1分程度。 永遠亭ルナティックスは、当然に攻め入らずに堅牢なパスワークを続けます」 実況の様子は、もう乾き切っていた。 残り僅かなロスタイムも、6名の中盤を抱えるルナティックスのパスワークで終わる。 誰もがそう信じて疑う筈が無いし、実際にパチュリーもフランドールも咲夜も美鈴も小悪魔も。 当然、他のメイド妖精達も。 スカーレットムーンズのメンバーは、そのパス回しを絶望的に見つめているように見えた。 レミリア「(――10秒だ。 最後の残り10秒でボールを奪い、そしてそのまま…シュートを決める。 気が狂ったかのように酷い運命に頼るしかないが……フフ。 狂気の沙汰程面白いとは、こういう事を言うのね)」 しかし、レミリアだけは違った。何時か前に美鈴から気まぐれでとりあげた漫画のセリフを想い浮かべながら、 彼女だけ、スカーレットムーンズのメンバーの中でただ一人……笑っていた。 実況「さあ! 試合終了まであと15秒! ルナティックス、これは来月の大会にも期待が持てそうです! スカーレットムーンズも、陸選手のこれからの成長次第では、逆襲のチャンスは充分にある! この両者に博麗連合を加えた、3強の戦いにこれからも注目が――」 実況が早々に総括に入る中。
[947]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:15:36 ID:??? レミリア「―――――こ こ だ っ !!」 バアアアアアアアアアッ!! 人一倍自尊心が強く傲慢で。 そしてその分に誇り高く強い、永遠に幼き紅帝が――力強く跳ねた。 先着1名様で、 ★今度こそホントにこの試合最後の判定→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 ダイヤ→永琳「!?」 レミリア「貰った!」永琳に対してレミリアがタックルに向かう! しかし……(↓とは別結果) ハート・スペード・クラブ7以上→永琳「!?」 レミリア「貰った!」永琳に対してレミリアがタックルに向かう! しかし…… クラブA〜6→永琳「!?」 レミリア「貰った!」永琳に対してレミリアがタックルに向かう! JOKER→メイドG「それは私よ! そして華麗なるシュート!」おっと、ここでメイドGが乱入だ!?
[948]森崎名無しさん:2014/02/21(金) 23:15:54 ID:??? ★今度こそホントにこの試合最後の判定→ スペード6 ★
[949]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:45:01 ID:??? ★今度こそホントにこの試合最後の判定→ スペード6 ★ ハート・スペード・クラブ7以上→永琳「!?」 レミリア「貰った!」永琳に対してレミリアがタックルに向かう! しかし…… レミリアの狙いは最善だった。 実際、永琳はレミリアの奇襲に僅かに動きを硬直させたし、 これを機に得意のタックル勝負へと持ちかける事に彼女は成功していた。 しかし―――結論として、彼女はあと僅かでこの賭けに敗北する事となる。 レミリア「――ァァアアアアアッ……!!」 永琳「……!」 永琳は瞬時に悟った。 ……レミリアの動きが、予測以上に鈍い。 当然、疲労も原因にはあるだろうが――それを換算しても尚、彼女のタックルはその決死さに反して鈍かった。 永琳「(…そう言う事。 だったら僥倖)」 スッ―――シュパッ! …バッコオオオオオオン!! 永琳はドリブルでレミリアを抜き――そのままフィードを上げる。 元々高い実力を持っている上に、 レミリア自身のプレイの精度が著しく落ちていた以上、その結果は必然だった。 レミリア「(くっ……勝てていた勝負の筈が! 一体何故……――って、そうか)」 レミリアは、ここで漸く気づいた。 本当の最後の最後に賭けに敗北した、その原因に。 鈴仙「はぁ……はぁ……はぁ………!」 レミリア「……やはり、お前が原因か」
[950]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:46:41 ID:??? レミリアの敗北の原因。 それは――――鈴仙は、疲労に疲労を重ねながらも…必死にレミリアを「視て」いたからだった。 肉体による制御を離れ、今や満月のように無制限に狂気を撒き散らす鈴仙の瞳。 正気をも狂気をも超えた、ただひたすらに純粋で無垢な意思の力。 レミリアは……最後の最期に。 彼女自身そう言っていたにも関わらず。 「要警戒人物」への注意を怠ってしまったのだ。 鈴仙「(ど……どうしよ。 私、なんかレミリアさんに……因縁付けられてるよぉ……)」 そんなレミリアの怒りを逆撫でするかのように、その時の鈴仙は、心身の疲労が原因で…無心だった。 ただひたすらに、耐え続けていた。 自分の心から消えぬ苦しみ。 そして産まれた迷いに対して。 レミリアはそんな鈴仙をしっかりと見据え。 最後に、鈴仙に向かってはっきりと呪詛を唱える。 レミリア「――この敗北、自身を恥じる事こそあれども、貴様を恨んだりはしない。 …だけど、夜の王族達は常に怒る。 生きとし生ける、全ての物達に対し、怒り続ける。 その恐怖だけは――決して、忘れさせてやらないわ」 それは、レミリアにとっては…自分自身への呪詛でもあった。 そして、その台詞を丁度全て言い切った時。 ピッ、ピッ。 ―――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!! まるでそれを合図とするかのように、試合が終了した。 紅帝の逆襲劇。 それの開演を告げる喇叭の如く……ホイッスルの音は高く鳴り響いていた。 永遠亭ルナティックス 6 − 5 紅魔スカーレットムーンズ 試合終了!
[951]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:51:16 ID:??? …と、いったところでこのスレでの更新はここまでにします。 残りは、埋めネタとして紅魔スカーレットムーンズの能力値紹介を行おうと思います。 新スレを立てるのは明日になるかと思いますので、もしも追加でスレタイ提案を行いたい方がおられましたら、 【】鈴仙奮闘記15【】 の形で考えて頂ければ嬉しく思います。 今日の更新については……微妙に余った前スレの埋めを行って終了にしようと思います。 つれづれと、何か語ろうと思っていますので、もしよろしければ、覗いて頂ければ幸いです。 それでは、お疲れさまでした。
[952]森崎名無しさん:2014/02/21(金) 23:53:17 ID:??? 乙です。 ダイヤが出てた場合の展開が気になりますね。
[953]森崎名無しさん:2014/02/22(土) 00:59:57 ID:??? 乙でした レミリア「――この敗北、自身を恥じる事こそあれども、貴様を恨んだりはしない。 …だけど、夜の王族達は常に怒る。 生きとし生ける、全ての物達に対し、怒り続ける。 その恐怖だけは――決して、忘れさせてやらないわ」 ってめっちゃ怒っとるやないですかー恨み言やないですかー 【霊夢に】鈴仙奮闘記15【かなうわけがない】 【地獄を】鈴仙奮闘記15【味方につけろ】 【逆襲の】鈴仙奮闘記15【うどん】 ダイヤ出たらもう一点取ってまだまだいけるぞ!体力ではまだこっちが有利だ! 的なサインでも見せつけたのかね?永琳ギリギリ行けそうだし
[954]森崎名無しさん:2014/02/22(土) 03:13:48 ID:??? いくつか埋めネタ案が思い浮かび ましたので、ご迷惑かも知れません が書き連ねてみます。 1 妖夢奮闘記 親友の鈴仙と比べ、伸び悩む妖夢。 再び鈴仙と並ぶプレーヤーとなるべく、妖夢は鈴仙の元を訪れる。特訓に付き合って欲しい……と。 2 鈴仙と霊夢のとある受難の一日 類い稀なる才能を持つ霊夢。しかし、そんな彼女も理不尽な目に遭うことはままある(原作参照)。 そんな霊夢が、鈴仙とたまたま居合わせたある日のこと。 なんの因果か、二人はトラブルに巻き込まれ続ける。 二人は成り行き上、協力してそれに対処して、その夕方には、二人の間に友情が芽生えるのであった。 3 佳歩の恩返し 日頃世話になっている、鈴仙さまが 最近元気がない。 よくも悪くも一途な佳歩は、ウサギB 〜Eと、てゐを巻き込み、鈴仙を元気付ける作戦を立案、実行に移る。 果たして、佳歩の計画の行方は!? 4 紅魔の賢者、弟子を求める? 健闘しながらも、永遠亭に敗北した紅魔館。当然、レミリアを始めとした、メンバー達はリベンジに燃えていた。 もちろん、動かない大図書館、パチェリーも同じである。しかし、パチェリーにはもう一つ野望があった。 「そろそろ、鈴仙にもパチェノート と、魔導のなんたるかを伝授してもいい頃だわ!」 パチェリーには自らの知識を教えたがる性質。 真面目で、自らの知識を積極的に教わりにくる鈴仙は、パチェリーに とって理想の生徒だったのだ。 すっかり鈴仙を弟子扱いして、自らの知識を披露しようとするパチェリー。 あきれつつも、面倒を避けてレミリアは傍観を決め込む。果たして、パチェリーの野望の行方は!? 5 鈴仙の秘密兵器。その名はウサギK! なんとか周りを見返したい鈴仙。そのため、彼女は密かにある一人のウサギを鍛えていたのだ! その名はウサギK!(かつて選択肢に出たウサギです。)果たして、彼女の実力は!? あくまで作者様の琴線に触れるものがあったら、参考までに。なければ、スルーしてください。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24