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【汚い】ライ滝第二十九話【王者】
[18]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2014/02/09(日) 00:24:50 ID:??? C:「なあ、どこかのユースチームに入らないか? 出来る限りの協力はするぜ」 ユースチームへ入るよう勧める ランピオン「……」 正直な所、ランピオンはカルロ達に対して全くと言って良い程好印象を抱いていなかった。 バンビーノや自身の怪我によって戦力を欠いたイタリアユースがどんな目に遭ったのかを思えば、 相手の負傷上等で勝利を掴もうとするというプレイスタイルはとてもじゃないが受け入れられない物だったからである。 ランピオン「なあお前ら。どこかのユースチームに入らないか? 出来る限りの協力はするぜ」 だが、カルロ達に向かってランピオンの口から出た言葉は本人の心情からはかけ離れたものであった。 カルロ「何だと……?」 コンティ「貴様正気か!? こんな汚い連中を……」 マルコ「そうだよ。こんな奴らを抱え込んだらアタシ達イタリアの選手全員イメージダウン間違いなしだわさ」 ユースチームへの加入を勧めるランピオンにカルロ達協会派遣チームの者達は驚きの表情を浮かべ、 一方の旧ユースチームの者達からは即座に反対の声が上がった。当然その反応はランピオンも予想済みである。 ランピオン「お前らの気持ちはわかる。俺だってこんなラフプレイ上等の連中なんざ気に入らねえよ。 けどな、二年後のワールドユースに勝つ為にも今の俺達には一人でも多くの使える戦力が必要なんだ。 ジェンティーレの奴がいなくなったディフェンダーは特にな」 ジノ「ああ。ランピオンの言う通りだ」 来るワールドユースに向けカルロ達の力は必要だと述べるランピオンに、ジノもまた賛同の意を示した。
[19]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2014/02/09(日) 00:25:52 ID:??? ジノ「俺、いや俺達には去年地に堕としてしまったアズーリの栄光を取り戻すという使命がある。 そのためならば俺は手段は選ばない。どんな毒であっても使えるのならば抱え込むつもりだ」 バサレロ「ジノ……」 Jrユースで孤軍奮闘しながらも7失点という屈辱と予選敗退の責任を背負わされたジノ・ヘルナンデス。 マスコミやサポーター達から槍玉に上げられ一時はインテルから解雇寸前になるまで追い込まれながらも、 不屈の努力で己を鍛え上げ一年でブラジル有数のGKゲルティスと一軍で正GKを争う所まで復権を果たした男。 彼のワールドユースに賭ける並々ならぬ思いは旧イタリアユースの誰もが知っている。 そんな彼がカルロ達を抱え込む覚悟があると言うのであれば、旧ユースメンバーにそれを反対する事は出来なかった。 ジノ「――と、いうことだ。僕たちの力では入団を確実にさせる事は出来ないだろうが、 それでもセレクションに参加出来るようスカウトに口利きをする事くらいなら可能だ。 君達が望むのであればそうするが、どうする?」 ランピオン(まあ口利きくらいなら大丈夫だろう。なんてったってローマの鷹だし……大丈夫だよね?) 今更になって果たして自分の力で彼らをユースに入れさせる事は可能なのだろうかと不安になるランピオンであった。 カルロ「……生憎だがそれは無理だな」 ジノ「なに?」 しかし、ジノの勧誘に対してカルロ達の反応は冷ややかだった。
[20]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2014/02/09(日) 00:27:45 ID:??? カルロ「お前らはこの試合に負けたらワールドユースへの選出資格剥奪だったんだろう? 俺達だって似たようなもんさ。 試合前にデモーニオが言っていただろ、この試合に勝てばプリマヴェーラにスカウトされる事になっているってな」 デモーニオ「では負けた場合はどうなるか……簡単な話だ。イタリアサッカー協会とは絶縁、二度と表舞台に上がるチャンスはない。 スカウトはもちろんセレクションに出ることも出来ない。俺達はそういう契約でこのチャンスを貰っていたんだよ」 ランピオン「なん……だと……」 カルロ「だからお前らが何をしようが俺達がサッカーで栄光を掴むのは不可能ってわけさ。 ……あばよ、甘ちゃん共。もう会う事もないだろ」 そう言うと、カルロ達協会派遣チームの面々はグラウンドから立ち去ろうとする。 ???「待ちたまえ」 ――だがその時、一人の人物が彼らを引き留めた。 【分岐】 先着一名様で、 【一応どれが来ても結果は変わりません→!card】 !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します 【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります ダイヤ、ハート、スペード→ジノ「か、会長!?」 ランピオン(え、このおっさんイタリアサッカー協会の会長なの?) クラブ→???「私の名はミスターK。イタリアサッカー協会にちょっとしたコネを持つ男だ」 なんか来た JOKER、クラブA→フォルゴレ「僕はイタリアの英雄、パルコ・フォルゴレさ! 話は聞かせてもらったよ!」 なんか来た
[21]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2014/02/09(日) 00:28:51 ID:??? 今日はこれだけです 明日にはこの番外編を終わらせられるよう頑張ります ではでは〜
[22]森崎名無しさん:2014/02/09(日) 00:32:02 ID:??? 【一応どれが来ても結果は変わりません→ ダイヤ2 】
[23]森崎名無しさん:2014/02/09(日) 09:44:52 ID:??? カバさん出てきて何するんだよ
[24]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2014/02/09(日) 22:39:58 ID:??? >>23 カバさんは愉快なイタリアの英雄なので協会にも顔が利くんでしょう。多分 一応どれが来ても結果は変わりません→ダイヤ2 →ジノ「か、会長!?」 ランピオン(え、このおっさんイタリアサッカー協会の会長なの?) カルロ達を呼び止めたのは恰幅の良い中年の男だった。 その男を見たカルロ達、そしてジノは驚きの表情を浮かべる。 カルロ「あんたは……!」 ジノ「か、会長!? どうしてここに!」 ランピオン(え、会長? って事はこのおっさんがイタリアサッカー協会の会長なのか?) 上の人間に興味のないランピオンは知らなかったが、この男こそ今回の試合を仕組んだイタリアサッカー協会の会長その人であった。 会長「ワールドユースに向けて優秀な選手を選抜するための試合だ。私自ら観戦するのはそれほどおかしい事ではないだろう。 しかし良い試合だった。両チームの選手とも我が国を代表するに相応しい実力者だったよ」 カルロ「ふん、負けた以上そんな言葉には何の意味もない。どれだけ上手かろうが俺がサッカーで栄光を掴む事はもう出来ないんだからな」 会長「確かにそういう条件で試合をさせたのは私達だ。 だが旧ユース代表の挙げた二得点がどちらもアルゼンチンのバティンが決めた、というのがね。 恐らく彼がいなければスコアはイーブン、もしくは1-0といった所だっただろう」 カルロ「……何が言いたい?」
[25]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2014/02/09(日) 22:41:02 ID:??? 思わせぶりな会長にいい加減イラつきを隠さなくなるカルロ。 その姿に苦笑しながら、会長は本題を話し始めた。 会長「何、簡単な話さ。手のひらを反すようで悪いが君達ほどの戦力を手放すのが惜しくなった。 即スカウトというわけには行かないが先程ジノ君が言ったようにセレクションへの参加資格を与えようと考えている」 デモーニオ「……随分と都合のいい話ですね」 会長「自分でもそう思っているよ。当然君達が気遣い無用だと言うのならこの話はなかった事にするが……」 カルロ「ふん、良いぜ。スラムのクソみてえな生活から抜け出すチャンスがまだあるってんならどんな都合のいい話でも乗ってやる」 会長「君達ならそう言ってくれると思っていたよ」 カルロの返答を予想していたらしい会長は笑みを浮かべると、今度はランピオン達の方に向き直った。 会長「――と、いう事になったよ。これでWユースではJrユースの時のような醜態を見なくて済む。そう思って良いかね?」 ジノ「ええ、そのつもりです。ご配慮感謝します、会長」 ランピオン(なんかトントン拍子で話が進んでやがるな。端から結果次第で両方掬う気だったって事か?) 頭を下げるジノを尻目にそんな事を思うランピオンであった。 ランピオン(しっかし、協会の会長なんてお偉いさんとこうやって面と向かって話す時が来るなんてな。 ……折角の機会だしなにか話しておくか?)
[26]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2014/02/09(日) 22:42:57 ID:??? 行動を選択してください A:所で会長はジェンティーレの居場所を知ってるんですか? B:会長、残念ですがストライカーが足りないので現時点ではイタリアが勝つのは結構厳しいです。ストライカー補強してください C:いや、別に話すことはないや 先に一票入った選択肢で決定です ID非表示で構いません
[27]森崎名無しさん:2014/02/09(日) 22:44:51 ID:??? A 地獄編とのリンクを期待して
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0ch BBS 2007-01-24