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【マラカナンで】キャプテン森崎46【釈迦寝ポーズ】
[113]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/29(火) 23:59:46 ID:/yOKgAsY 松山「そうだな、俺も聞いてみたいよ!岬の話なら参考になりそうだ!」 中山「(岬は頭も人望もあるタイプだからなあ。引退したらサッカー協会でお偉いさんになるかも)」 岬「そうだね…(しょうがないな。三杉くん相手には下手に隠す方が怪しまれそうだ) 人口、経済力、交通網等はもう十分に整っていると思う。そして僕たちの活躍でサッカー人気が 急上昇しているのも間違いない。だから設立そのものは簡単だと思うんだ」 松山「設立は、って事は…運営が難しいのか?」 岬「うん、そうだよ。サッカークラブ運営ってお金がかかるからね。スポンサーは必須だし、 チケットやグッズの売上も重要だ。欧州のクラブはこれらが上手く行かずに経営難に陥る事も珍しくないよ」 中山「そうなのか…あ、そういえば貧乏クラブで苦労した選手の自伝とかあったな」 三杉「南米では欧州以上にそれらの特徴が顕著らしいね。日本人の場合元から生活レベルが高いから 設備をおろそかにする訳にはいかない。初期投資に見合う健全な経営が求められていくだろう」 岬「だからちゃんとお金が儲かる体制が必要だろうね。それには大勢のサポーターがお金を出してくれるのが 一番なんだけど、それだと年に数回の代表戦で活躍しているだけじゃ駄目だと思う。 設立段階である程度以上のレベルのサッカーを見せ、そこから代表戦で活躍する選手がどんどん出てくる様に ならないとお客さんに飽きられちゃうんだけど…元がJSLだから、いきなりレベルを上げるのは難しいかな…」 松山「ああ、JSLはなあ…高校サッカーや大学サッカーと大してレベルが変わらないんじゃ…」 中山「確か、お前と岬はアジア予選前にJSLのチームで練習していたんだっけ」
[114]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/30(水) 00:01:17 ID:DWEY3JPI 三杉「確かに既存の選手達だけでは、サッカーだけに専念出来る環境を整えても劇的な成長は難しいだろうね。 僕は外国人選手を多く入れるべきだと思う。世界の基準を肌で知り、それらを上手く取り入れたクラブが リーグ内で優位に立てると言う状況を作れば選手達もクラブも急速なレベルアップを強いられるだろう」 松山「なるほど、そんな手段もあるのか…ああでも、追いつけないクラブも出てくるよな? そういうのはどうするんだ?二部リーグを作って、昇格と降格を争わせるのか?」 中山「そういえば有名なリーグは必ずいくつかのレベルに分けられているな…これもきっと重要なんだろうな」 三杉「そう、それがいいだろう。敗者の受け皿と屈辱を用意しつつ、新規の競争相手でリーグのマンネリ化を防ぐのに効果的だ」 中山「…気がついたら随分具体的な話になってきたな。俺達が決める側じゃないのに」 松山「あっ…でも俺達だってもう当事者だろ。俺達の活躍に日本サッカーの未来がかかっているんだから」 岬「日本サッカーか…フランスに住んでいた頃は、馬鹿にされるばっかりだったなあ」 三杉「もう時代は変わったのさ。僕たちは世界サッカーの秩序に革命を起こした。次は革命後にどうすべきか、だ」 中山「全国大会に出る為に必死になっていたのが遠い昔みたいだ…不思議な物だな (そう…俺はとうとうここまで来た。森崎の背中が遠ざかるのを見るだけじゃなくなった…長かった…)」 松山「(よーし、故郷に特大の錦を飾るぞ!それで…きっと藤沢と…)」 彼らは歴史の当事者達である。 彼らの世界への挑戦は、自国を大きく変貌させようとしている。
[115]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/01(木) 00:24:44 ID:EFIEpwVQ それぞれの事情でチーム内から孤立している者達も居る。 日向と若島津は仲が良い者がおらず、彼ら自身も親交など求めていなかった為この時も二人きりだった。 日向「若島津、お前はこの大会の後はどうするつもりだ?」 若島津「はい、いくつかそれなりのクラブから接触されていますがあまり有望な候補はありません。 ある程度の妥協は必要となりますが、選手を育てて売るタイプのクラブに行こうと思っています」 日向「そうか…言うまでもないが、俺は最初からビッグクラブを狙うぞ。既に列が出来ているからな」 若島津「そうですか…そうでしょうね」 日向「若島津、今更俺から慰めだの激励だのつまらん物は期待していないだろう。 俺はお前を利用する。お前は俺を利用する。それが俺達の関係だったし、これからもそうだ。 周囲は仲良くしているんだと捉えるだろうが、価値観と人生観が似通っているだけの話だ」 若島津「はい。貴方も俺も自ら望んで戦いに明け暮れる修羅です。今俺達の力の差、 立場の差は歴然としていますが…いずれは貴方の首を貰い受けに行きますよ」 日向「それでいい。それが勝負の世界の鉄則だ。どんな屈辱にまみれようとも、 どんな強敵が表れようとも、最後に生き残った奴が勝ち…これだからサッカーは止められんぜ」 若島津「他者を屈服させる喜び…チームスポーツなのにそれがある。堪りませんね」 スポーツマンシップと言う言葉を鼻で笑いたがるこの二人は上機嫌だった。 望んで修羅道を歩む彼らの先にも栄光が見いだせない訳ではない。 勝負の世界に身を置く者達は誰しも多かれ少なかれこの様な覚悟を強いられるのだから。
[116]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/01(木) 00:26:15 ID:EFIEpwVQ 翼と若林もこの夜二人きりだった。彼らは日向達とは異なりチームメイトとの親交が無かった訳ではなく、 むしろ現キャプテンの森崎よりも人望自体は多く集めていると言えるかも知れない。 しかし早くから海外に出てプロになっていた為か、その影響でアジア予選には参加しなかった為か、 なんとなく特別扱いされる事が多いこの二人は今夜は特に誘うまでもなく二人きりになっていた。 翼「…とうとうここまで来たね。ワールドカップの前哨戦のワールドユースの決勝… そして相手はドイツを倒したブラジルだ。随分とよく出来たシチュエーションだよ」 若林「俺もお前も子供の頃からこういう日を夢見ていた。そして今、それが現実になろうとしているんだ。 思い返せばお前が南葛小に引っ越してきてからの付き合いか。俺達は夢を…叶えたんだよな」 翼「うん。俺も君も有名なリーグのプロ選手になって、日本代表として戦っている…筈なんだけど」 若林「分かる…分かるぞ。夢を叶えた筈なのに、こんな筈じゃなかった…そう思っているんだろう?」 翼「そう、俺は夢を叶えつつある。子供の頃誰に言っても理解されなかったり笑われたりした夢が 段々現実になりつつあるんだ。武者震いはする。喜びもある。だけど…何か、ね」 若林「お前はまだいいさ。俺はサブGKだ。世界一になる瞬間をベンチから見ているってのは笑いそうだぜ」 翼「何なんだろうね、本当に。俺は森崎さえ倒せば全てが解決すると思っていたけど、 実際に森崎に勝っても何も変わらなかったよ。これが大人になるって言う事なのかな?」 若林「これが人生だ。不満なら自力で何とかしろ…そう言える様になるのが大人になるって事だと思うぜ」 翼「ハハハ…明日も勝とうね、若林くん」 若林「精々頑張って点を取れよ。そうしなきゃ森崎がまた何か馬鹿をやらかすぞ」 二人の表情は19歳とは思えない程大人びていたが、それを目撃したのもこの二人だけだった。
[117]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/01(木) 22:27:23 ID:EFIEpwVQ チームメイト達が思い思いの夜を過ごしている時、森崎はどうしていたのか。 森崎「ん〜、やっぱり世界一になる前夜ってのは独特の雰囲気があるな。 この俺でもほんの僅かばかり緊張せざるを得ないとは…なんちゃって」 森崎は独り言をつぶやきながらホテルの中を探索して暇つぶししていた。 彼がおどけた態度を取っているのはそれだけ余裕なのか、それともそういう心づもりを 作ろうとしているのかは彼自身にも良く分からない所だった。 森崎「…暇だな。まだ眠くないし、かと言って今チームメイトと話すのもダルいし…ん?」 陽子「………ふぅー」 そんなタイミングで彼がホテル備え付のバーの傍を通りがかり、 カクテルを飲みながらくつろいでいる陽子を発見したのは何かの運命だろうか? 陽子の表情からは軽くない疲労が伺え、森崎が通りがかったのにも気付いていない様だった。 森崎「(陽子さん…)」 A 決勝戦前なんだ。声をかけよう。 B 決勝戦前なんだ。黙って去ろう。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて ☆2014/5/1 23:30:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[118]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/02(金) 22:32:35 ID:gvF7ETNA >A 決勝戦前なんだ。声をかけよう。 森崎「陽子さん」 陽子「っ!」 森崎が声をかけた途端陽子はビクッと肩をひくつかせ、それからゆっくりと振り向いた。 その顔には緊張感が隠せない程表れており、まるで隠し場所をみつけられた子供の様だった。 陽子「も、森崎くん…しまったなあ、こんな所で飲むんじゃなかった…」 森崎「なんだよ、俺と会いたくなかったのか?」 陽子「うん…だって、決勝戦前じゃない。こんな日に会うのはちょっと…」 A 「決勝戦前だからこそ、だろ。モヤモヤしたままじゃ嫌だぜ」 B 「俺はそんなの気にしないぜ。こんなプレッシャー、何時もの事だ」 C 「森崎くんに配慮しないと、って思いながら話すのが嫌なのか?」 D 「分かっているが、陽子さんを見たら話しかけられずには居られなかった」 E 「そうか。じゃあ今夜は止めておくよ。邪魔したな」 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて ☆2014/5/2 23:30:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[119]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/05(月) 21:02:45 ID:IBd1v2mM >B 「俺はそんなの気にしないぜ。こんなプレッシャー、何時もの事だ」 森崎「俺はそんなの気にしないぜ。こんなプレッシャー、何時もの事だ」 森崎は何時もの彼らしく大胆不敵な笑みを浮かべながら陽子の隣に座った。 だがその返答は陽子の眉をひくつかせる物だった。 陽子「森崎くんが気にしなくても、私が気にするのっ」 森崎「えっ?」 陽子「私は森崎くん程プレッシャーに強い訳じゃないんだから!」 森崎「(なんだなんだ、藪蛇だったのか?)」 A 「落ち着いてくれよ。こんな所で騒ぎを起こしちゃマズいだろ」 B 「悪い、デリカシーがなかった。チームメイトに接するみたいにやっちまった」 C 「酔ってるのか、陽子さん?何時もはここまで感情的じゃないぜ」 D 「だったらそのプレッシャーを俺に肩代わりさせてくれよ」 E 「だったら慣れてくれ。これからこの先、定期的にこういうプレッシャーを味わうぜ」 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて ☆2014/5/5 22:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 10 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[120]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/06(火) 21:14:32 ID:T3dZy1Hg >D 「だったらそのプレッシャーを俺に肩代わりさせてくれよ」 森崎「だったらそのプレッシャーを俺に肩代わりさせてくれよ」 陽子「…それって、どうやって?言う程簡単な事じゃないと思うんだけど」 森崎はあくまで強気で押し、自分の精神力を誇示した。 それが陽子にとって望ましい事なのかは彼女のふくれっ面からは何とも判断し辛かった。 照れている様にも見えるし、不機嫌の様にも見えるのだ。 森崎「どうやってって、そりゃあ…」 A 「俺はどんな奴が相手でも負けない。勝ち続けるのが当たり前になってみせる」 B 「俺を傷つけちゃいけないとか思わないでくれ。俺は陽子さんの本音が見たい」 C 「俺はどんなに苦境に追い込まれても諦めない。だから陽子さんも諦めないでくれ」 D 「俺を陽子さんと一緒に戦わせてくれ。フィールドの内外は関係ないぜ」 E 「俺は負けたらどうしようなんて考えない。勝ったらどれ程嬉しいか考える」 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて ☆2014/5/6 22:30:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 10 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[121]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/07(水) 00:41:57 ID:9B+6AMzU >B 「俺を傷つけちゃいけないとか思わないでくれ。俺は陽子さんの本音が見たい」 森崎「俺を傷つけちゃいけないとか思わないでくれ。俺は陽子さんの本音が見たい」 陽子「っ…!」 森崎がこう発言すると、陽子は目で見える程ビクッと震えて森崎をにらみつけた。 その目は浮き上がる涙で潤んでいて今にも水滴を零しそうだった。 陽子「…無理よっ、そんなのっ」 そのまま陽子は涙を拭い、グラスに残っていた酒を一気に飲み干してから 手の仕草だけでバーテンに次の酒を要求した。 顔の火照りが一気に激しくなったのは酒のせいだけではないだろう。 陽子「世界大会の決勝戦前なのよ!?そんなタイミングで対等に物が言える訳ないじゃない! 私が言った事が原因で森崎くんのメンタルコンディションが崩れたらどう責任取ればいいのよ! ああっもう結局こんなに叫んでる!これでもう明日日本が負けたら私ずっと後悔し続けちゃうのよ? どんな対応したってそれが原因で、なんて思わずには居られないんだから!」 森崎「………」 A 「有難う、本音を言ってくれて。それが聞きたかった」 B 「俺と一緒になってくれるんだったら、その悩みはずっと付き纏うんだぜ」 C 「もういいんだ陽子さん…いや、陽子。もう俺に憧れる必要はない」 D 「こんな風に距離を取られる方がよっぽど傷つくって分かってくれよ」 E 「飲み過ぎだぜ。マスター、さっきのオーダーはキャンセルで水をくれ」 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて ☆2014/5/7 20:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[122]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/13(火) 09:46:31 ID:b7d0zvQo >C 「もういいんだ陽子さん…いや、陽子。もう俺に憧れる必要はない」 森崎「もういいんだ陽子さん…いや、陽子。もう俺に憧れる必要はない」 陽子「………な、なによそれ。このタイミングで呼び捨てって、卑怯よ」 それでも尚森崎は一歩踏み出し、初めて陽子に敬称をつけず呼びかけた。 それを聞いた陽子はビクッと肩を震わせ、しばし黙ってから森崎を非難した。 しかし非難の言葉とは裏腹に彼女の顔は泣き笑いに変わっていた。 森崎「この前言っていたよな。自力で運命を切り開く俺に憧れて、 箱入りのお嬢様を止めたくなって、日本サッカー協会に駆け込んだって」 陽子「…うん…」 森崎「もうその夢は叶いつつあるじゃないか。俺…と翼をブラジルでサポートしてくれたのは 決して無駄じゃなかった筈だぜ?勿論その他諸々の働きもだ。 面倒な事をぜーんぶやってくれたから、俺達はサッカーに集中出来るんだ」 陽子「でも、それは私じゃなくても誰でも出来た事で…」 森崎「何言ってんだ。陽子は13歳で大学卒業してたんだろ?中学の勉強でヒーコラ言ってた 俺には想像もつかない世界だぜ。そのままいわゆるエリートコースの人生が待っていたんだろ? でもその人生を投げ出して、未知の世界に飛び込み、こうして成功しているんだ。 こんなの、誰でも出来る事じゃない筈だぜ…俺には分かる。俺は世界を変えている真っ最中なんだからな」 陽子「………そこまで、私の事見て、考えてくれてるんだね」 森崎「そうだぜ。陽子は俺を見上げる側だと思っていたんだろ?でもこうして俺も陽子を見ている。 俺は興味の無い奴はあっさり切り捨てる。欲しいと思ったら素直に欲しがる。知ってるだろう?」
[123]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/13(火) 09:49:51 ID:b7d0zvQo 陽子「ふぅ〜………あ、すみません。ミネラルウォーター、レモン付でください」 森崎「(お、酔いを醒ます気になったのか?)」 森崎の熱弁に陽子は段々ホッとした表情になっていき、先程注文した酒に手をつけず 水を注文したっぷりとレモン汁を絞り入れてからそれをゆっくりと飲み干した。 ここは間を置いて彼女の返答を待つべきだと判断した森崎も口を閉ざし彼女の顔の赤みが 薄らいで行くのを見守る。ややあって期待通りに陽子は口を開いた。 陽子「…私と本気で交際する様になったら大変だよ?」 森崎「片桐財閥の事か?」 陽子「うん。お父さん、サッカー大嫌いで仕事一筋の人だから…今の所は何もしてきてないけど、 その内色々嫌がらせしてくるかも知れない。森崎くんを呼び出したりするかも知れない。 あるいはマスコミにスキャンダルを書かせたりするかも…でも…」 陽子は今一度確認する様に自分の家庭事情とそれに森崎を巻き込んでしまう事を説明した。 それに対する森崎の返答は。 森崎「………」 ニヤリ。 陽子がため息をつきたくなる程の悪人めいた笑みだった。 陽子「はぁ〜…そうよね。あなたがそんな事、怖がる訳ないものね。 全く、なんでこんな唯我独尊どころか傲岸不遜な…」 だがその笑みは陽子の次の言葉と行動で消え去った。
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0ch BBS 2007-01-24