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【マラカナンで】キャプテン森崎46【釈迦寝ポーズ】
[372]2 ◆vD5srW.8hU :2014/09/26(金) 07:52:03 ID:u18IvBDM ★コインブラ マッハシュート ( ダイヤ8 ) 88+( 1 + 6 )=95★ ★次藤 ブロック ( ハートK ) 75+( 1 + 4 )+(人数補正+1)+(ヘビーブロック+6)=87★ *吹っ飛び* ★中里 ブロック ( クラブ7 ) 73+( 2 + 1 )+(人数補正+1)=77★ *吹っ飛び* 【シューター】−MAX【ブロッカー】≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。 ★コインブラ マッハシュート ( ダイヤ8 ) 88+( 1 + 6 )=95★ ★若林 パンチング ( スペード2 ) 83+( 6 + 2 )=91★ *吹っ飛び* 【シューター】−【キーパー】≧2→コインブラのマッハシュートが全日本ゴールを突き破る! ----------------------------------------------------------------- シュィイイイイイイイイイイイイイイイイイ…! ギュッギュッギュッギュッギュッギュッ… シュナイダー「(速いな…速さなら俺のネオファイヤーショットにも負けていない)」 ストラット「(だが強さなら俺のオムニゾーンの勝ちだな。俺のシュートの方が重い)」 アルシオン「(超強力なシュートではあるが、ワバカヤシなら防ぐかも知れん)」 ディアス「(特におかしな回転はかかっていない…いや?むしろ回転が…?)」 それが速さと強さが売りのシュートだと誰もが思った。確かに世界最高クラスではあるが、 今まで見た事がない程ではない。今大会にもこれと同等か一歩上回るシュートなら既に何本も出ている。 ドガドガァアアッ!! 次藤「ふぐぅぇええええっ!!」 中里「ぐふぅうううううっ!!」 次藤と中里は為す術なく吹き飛ばされたが、このクラスのシュート相手ではブロックが意味を成す事は 少ない為大した驚きはなく、またこの世代の五指に入るGKの若林なら防げるかも知れないと思われ続けた。
[373]2 ◆vD5srW.8hU :2014/09/26(金) 07:53:38 ID:u18IvBDM . フゥッ… 若林「なにィ!!?」 突如ボールが若林の視界から消えるまでは。 日向「(あのスピードで変化しただとォ!?)」 翼「(…無回転だ!無回転故の変化だ!)」 超モリサキ「(ちょっと待て、これってGK視点だと…!)」 若林以外にその恐ろしさを本当の意味で理解できたのは同じGKである超モリサキだけだった。 並み居るストライカー達にとっては超高速のシュートが突如あらぬ方向に飛んでいく事を 脅威とは理解したものの、やはり撃つ側と受け止める側では実感が違うのである。 若林「(ボールが消えた!!?)」 当事者の若林はまるで心臓が止まったかの様に感じた。 どんなに速いシュートであろうと超一流GKの鍛え抜かれた動体視力を上回れる筈がない。 例えそれ程速いとしても、一瞬前までは見えていたのに急加速したとでも言うのか? そんな事は超高度を撃って重力を利用したシュート以外は不可能な筈である。 実際にマッハシュートは何もない空中で急加速したのではない。急激に落下して若林の視界から ほんの一瞬だけ消えただけである。時計で計れば0.05秒にも満たないかも知れない。 だがその0.05秒未満がGKにとってはとてつもなく命取りなのだ。
[374]2 ◆vD5srW.8hU :2014/09/26(金) 07:55:52 ID:u18IvBDM ヒュッ… 若林「(み、見えた…!)」 若林の優秀な目は一度見失ったボールをすぐにみつけてくれた。 バッ! 若林の優秀な体は考えるよりも早く反応して飛びついてくれた。 若林「(…だ、ダメだ…!)」 若林の優秀な頭はこのシュートは防げない事を理解してくれた。 バギョォオオオッ!! 後少しだけ早く反応できていれば、彼の拳は押し返せたかも知れない。 だがその少しだけが足りなかった。その少しだけが彼の敗北だった。 若林「ぐ…はぁああっ!!」 ドガァアアアアッ!! バリィイイイイイイイッ!! ボゴーーーン… コロコロコロ… 超モリサキ「(なんて…こった…)」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
[375]2 ◆vD5srW.8hU :2014/09/26(金) 07:57:04 ID:u18IvBDM . 日本 1−1 ブラジル 大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ): 12ゴール シュナイダー 11ゴール ストラット 10ゴール 日向、カルロス 8ゴール ディアス 7ゴール ザガロ 5ゴール カペロマン、火野、ビクトリーノ 4ゴール ポブルセン、翼、森崎、ランピオン、カマーチョ 3ゴール ナポレオン、ピエール、チャンドラー、ロリマー、ミハエル、サトルステギ 2ゴール トニーニョ、マーガス、李邦内、李邦坤、アルシオン、イスラス、レンセンブリンク、三杉 1ゴール コインブラ、ルーク、肖、岬、山森、フライハイト、ネイ、ロペス、ガルシア、クライフォート、 カイザー、マッハー、クリスマン、政夫、ディウセウ、マウリシオ 大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ): 7アシスト アルシオン 5アシスト サンタマリア 4アシスト カルロス、岬 3アシスト カルツ、マーガス、翼、ダ・シルバ、ネイ、チャンドラー、火野、パスカル、ランピオン、 2アシスト フライハイト、カペロマン、バンビーノ、ピエール、王、森崎、トニーニョ 1アシスト 三杉、カルツ、メッツァ、テイラー、飛、山森、早田、ビクトリーノ、エスパダス、クリスマン、イスラス、 シェスター、バビントン、クライフォート、カイザー、和夫、ジェトーリオ
[376]2 ◆vD5srW.8hU :2014/10/02(木) 07:23:42 ID:fqDm/L1s 放送「きっ…きっ…決まりました…後半16分、ブラジルの同点ゴール…! な、何がなんだか分からない内にコインブラくんのシュートがゴールに入っていて、 全日本ユースの守備選手達が地面に倒れ伏しています…こ、これは一体…」 ザワザワ… 観客「えっ…?は、入っている…?」「な、なんとか閃光みたいなのを目で追えたけど…」 「なんか途中で見失って…音だけ聞こえた…」「俺は見たぞ…キーパーの前で急変化したのを!」 「ご、ゴールしたのか…?なんか実感が…」「な、なんでだよ…なんであんな奴が無名なんだ…」 コインブラのマッハシュートは喜びよりも先に驚きをブラジル人達にもたらした。 コインブラ「………」 ツカツカツカ… ガシッ… スタスタスタ… そしてコインブラがゴールパフォーマンスもせず敵味方に一瞥もくれずにただボールをつかみ、 センターサークルに向かって歩み始めた時一つの偶然が発生した。 観客「スーパーストライカーじゃ…」「えっ?」 それは一人の年老いた観客の呟きから始まった。 観客「あれはスーパーストライカーの背中じゃ!ゴールを喜びもせず、次のゴールを貪欲に追い求めるだけの ストイックな後ろ姿!伝説のスーパーストライカー・ジャイロの再来なのじゃ、あのコインブラと言う若者は!」 彼は本当に現役時代のジャイロを知っていたのだろうか?それともただのハッタリだったのだろうか? だが実際にジャイロがストイックでゴールパフォーマンスも地味な選手だったと言う記録を知る者は少なくなかった。
[377]2 ◆vD5srW.8hU :2014/10/02(木) 07:26:08 ID:fqDm/L1s 観客「なんだって…でも言われてみれば…」「ジャイロってすっごくストイックな選手だったらしいし…」 「それに、窮地に陥ったブラジルを突如救った救世主!」「これをスーパーストライカーと呼ばずに誰を呼ぶんだ!」 「でもサイクロンは使っていないじゃん」「そんな事どうでもいい!技じゃない、存在と結果だろう!」 一つの些細な発言がさざ波として生まれ、中途半端な根拠と希望的観測を土台に都合の良い大波へと育つ。 それが群集心理と言う物であり、ブラジルユースの苦戦にハラハラしていた観客がコインブラを祭り上げるのに時間はかからなかった。 ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!! 観客「コインブラ!」「コインブラ!」「コインブラ!」「スーパーストライカーコインブラ!!」 「奴こそスーパーストライカーの異名に相応しい!」「とうとうあの伝説を継ぐ者が現れたんだ!」 コインブラ「!!………フンッ」 放送「おおおっ〜〜〜っとぉ!?ここでまさかのスーパーストライカーの異名がついたコインブラコール! ブラジルサッカー黎明期伝説のストライカージャイロの異名が今ここに満場の観客に唱和されています! 確かに経歴全く不明のまま彗星の如く現れて、同点ゴールで劣勢をあっと言う間に引っくり返したその勇姿は 全てを超越するストライカーの称号に全く名前負けしません!世界中の皆さん、ご覧下さい! 今ここにブラジルに新たなるスーパースター、アルツール・アンチネス・コインブラが生まれたのです!!」 カルロス「(不愉快そうだな…)」 この場でコインブラが本当にジャイロの養子だと言う事を知っている者はカルロスとサンタマリアとロベルト位で、 圧倒的大多数はただ単に突如現れたヒーローを褒め称えたいだけだった。その皮肉な偶然にコインブラは 僅かに眉をしかめただけで喜ぶ気配など毛頭無かったが、その堂々さが余計に観客を湧かせ周囲を畏怖させる。 井出「(あ、当たっていたんだな…俺の分析…当たっちゃったんだな…)」 見上「(なんて…事だ…序盤の奇襲が運よく成功しただけで後は押されっぱなしだったのに、 これ程まであっけなく全てを覆されるとは…何か、何か打てる手はないのか…?)」
[378]2 ◆vD5srW.8hU :2014/10/02(木) 07:28:11 ID:fqDm/L1s シュナイダー「…何者だ?あのコインブラと言う奴は…」 カルツ「知るかい!ワシが聞きたいわい!」 フライハイト「あんな急降下を雨の力も借りずに実現させるなんて…」 ヘルナンデス「な、なんて恐ろしいシュートだ…」 ジェンティーレ「クッ!バケモノが!」 ストラット「俺のシュートは世界一…の筈だったのに…」 アルシオン「あの超高速で無回転とは、恐れ入るな」 クライフォート「…信じられん。カルロス・サンターナより一段上の選手が居るなどとは」 ディアス「チッ。ブラジルがどうするのかと思ってたら、こんな奴を隠していたとはなァ」 ビクトリーノ「スピードならともかく、それ以外では正直勝負にならん…」 火野「なんだよこりゃあ!まさか年齢詐称している選手とかじゃねーだろうな!?」 ナポレオン「ピエール。俺達で奴に勝つにはどうしたらいい?」 ピエール「…分からない。今の所、弱点らしいものが見当たらない」 小田「な、なあ岩見、長野…今のシュート、見えた…?」 岩見「いや…全く見えなかった。動体視力が足りないんだろう…」 長野「俺も駄目だった。武蔵トリオ、お前らは…?」 本間「駄目だ。これでも武蔵大で一年レギュラー張ってるのにな…」 一之瀬「同じく。くそっ、自信失くしちまうぜ…」 真田「あれに触れた若林が雲の上の存在に見えるよ…」 日本ベンチでは見上と井出が絶望に抗う一方観客席では世界の名手たちが現実的な脅威としてコインブラを分析し、 日本国内から出られない選手達は遠い世界の出来事に恐れ戦いていた。 そして全日本ユースの関係者達も当然平然としていられる訳がない。
[379]2 ◆vD5srW.8hU :2014/10/02(木) 07:30:00 ID:fqDm/L1s 賀茂「…冗談じゃねえぜ。折角ここまでリードしてきたのに…」 片桐「ブラジルのチーム力に押された形ですが、そのキッカケをもたらしたのは間違いなく…」 陽子「ねえ兄さん!何なのよ、誰なのよあのコインブラって!あんな選手の情報なんて無かったじゃない!」 片桐「…伏せていたのだ。謎が多すぎる上に、信じ難い力の持ち主だったのでな…」 賀茂「俺達だって偶然手に入ったビデオで少し知っただけだったんだよ!」 陽子「そ、そんな…そんな…じゃあ!じゃあ私達は負けるって言うの!?何処の誰かも分からない選手が いきなり出てきて俺が最強です、貴方達の優勝は有り得ません、残念でした…で納得できるの!?ねえ!」 片桐「………納得する、しないではない。サッカーは理不尽で残酷な事だらけだ。あのコインブラが 何者かは分からないが、正式に選手として登録されている以上、我々に出来る事は…」 陽子「………出来る事は?」 片桐「信じろ…神になんか頼むな。選手達を信じろ」 陽子「!!」 賀茂「…ま、結局はそれに尽きるわな。俺が後10年若けりゃフィールドに飛び込んでやるんだが」 陽子「10年じゃとっくに三十超えてるでしょ…そもそも全盛期ですらブラジルと戦うなんて夢のまた夢だったじゃないですか」 賀茂「おー、落ち着いて何時もの毒が吐ける様になったか?んじゃ、黙って見てろ」 片桐「(ほう…陽子を賀茂さんに預けて正解だったな)」 陽子「(有三………私はただ見ているだけしか出来ないけど…なんとかして…!)」
[380]2 ◆vD5srW.8hU :2014/10/02(木) 07:31:35 ID:fqDm/L1s スタッフですら絶望と戦わなくてはならないのなら、フィールドに立つ選手達は尚の事である。 若林「………くそっ!」 若林は入っていきなり同点ゴールを決められると言う巨大な屈辱に地面を拳で叩き。 中里「なんという神業…!猛者揃いのブラジルに尚あれ程の神の足の持ち主が居たとは…!」 早田「敵を褒めている場合じゃねーだろうが!こっからどうやって守るんだよチクショー!!」 次藤「(くううっ…きゃーまぐれたワイ。きばる暇すらくれないぎん、どがんしろって…?)」 中里は畏怖が行き過ぎて恐れを忘れただコインブラをただ褒める事しか出来なくなり。 早田はパニックに耐える為に苛立ちをまき散らさずには居られず。 次藤はマッハシュートを止める方法をどうしても思いつけず。 松山「やられた…ウチの1点目と同じく、囮にひきつけられてやられた…」 中山「ま、まだだ…まだ同点だ!いくらアイツでも、あんなシュートを連発できる訳がない!」 岬「中山…その通りなんだけど、彼抜きでもブラジルはいくらでも攻められるんだよ…」 三杉「(集中しろ!計算しろ!考察しろ!ここから勝つ為の最善策はなんだ、三杉淳!?)」 松山はコインブラの資質よりもそれを最大限活かせるブラジルの奥深さに戦慄し。 中山は焦りのあまり少しでも好材料を探そうともがき。 岬は冷静に現状を把握しつつもその厳しさに顔を悲壮感に引き締め。 三杉はその頭脳をフル活用しながらも打開策を見出せず。 日向「フザケやがって…!この俺にこんな醜態を晒させたな!!」 日向は無力だった自分への怒りで頭を沸騰させ。 翼「(スーパーストライカー…?まさか、彼は本当にあのジャイロの後継者なのか…!?)」 翼は観客が勝手につけた異名に説得力を感じずには居られなかった。
[381]2 ◆vD5srW.8hU :2014/10/02(木) 07:33:25 ID:fqDm/L1s 超モリサキ「(クソッ…この俺に恐怖を味わわせやがったな!だが今はそれに構っている暇はない。 急げ、俺!どうするべきか考えるんだ!まずは何を決めなくてはいけない?)」 そして超モリサキは激怒しながらもどうすべきかを考えた。 彼はどんなに怒り狂っても考えないまま行動しようとはしない。 考えた末どんな選択をしどんな結果が訪れるとしても、それは考え無しにやっている訳ではない。 超モリサキ「(まず一番初めに決める事!それは選手交代するかどうかだ! こいつは監督たちの協力が必要だから真っ先に今すぐ決めなくちゃいけない! どうする!?交代枠は後2つ。この状況で誰か交代して戦況を好転させられるか?)」 A 「(こいつだ!こいつをあいつと交代させるんだ!)」(更に分岐、そして次の選択へ) B 「(今居るメンバー以上の組み合わせはない!)」(次の選択へ) http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて ☆2014/10/02 20:30:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[382]2 ◆vD5srW.8hU :2014/10/02(木) 22:36:05 ID:Kyae16P+ >B 「(今居るメンバー以上の組み合わせはない!)」(次の選択へ) 超モリサキ「(…ダメだっ!特に体力切れした奴が居る訳でもないのに、 葵を交代させたばっかりなのに2枚目を切る程の価値が見込める交代はない!)」 超モリサキは頭を振って選手交代の選択肢を排除し、次にどうすべきかを考えた。 それが何かは割と分かりやすかった。 全日本メンバー『……………』 超モリサキ「(チッ、どいつもこいつもビビリやがって。なんとかシャキッとさせなくちゃな)」 それは誰一人冷静さを保てていないチームメイト達を鼓舞す事。 自分も動揺していたのを(だだっ広くて何段もある)心の棚にしまいこみ、 森崎はどうやってこの今にもブラジルが逆転しそうなムードを変えるかを考え始めた。 超モリサキ「(具体的な作戦の前に雰囲気を変えるんだ。さて、どうしてくれよう…)」 *作戦指示の前に2回選択できます。まず1回目を選んでください。 A 務めて冷静に現状を分析して落ち着かせる。 B まだ同点だとゲキを飛ばし喝を入れ直す。 C ブラジルユースを挑発して喧嘩を売る。 D 仲間全員を大声で罵倒して怒らせる。 E 注目を集める為にセンターサークルに寝転がる。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1403315487/l50にて ☆2014/10/03 00:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
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0ch BBS 2007-01-24