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【マラカナンで】キャプテン森崎46【釈迦寝ポーズ】
[97]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/11(金) 23:29:27 ID:F6yPRKlw ★日向の反応→( ダイヤK )★ ダイヤ→日向「良いですよ。合理的だ、やりましょう」意外にも合意した。 ----------------------------------------------------------------------------- 見上「!?」 森崎「なぬ!」 翼「!」 若島津「日向さん!?」 渋々と受け入れるのならともかく、まさか日向があっさり合意するとは誰も思っていなかった。 出来れば森崎に頼らず自分で説得したかった見上も口を挟むタイミングを見計らっていた森崎も 予想外の反応に面喰ってしまった。それを見越して日向は更に続ける。 日向「俺をあえてこんなに後ろに配置するのはドリブラーが豊富なブラジル相手の嫌がらせ。 そしてタックルに優れたディフェンダーが俺をマークしにくくする為でしょう?」 見上「…その通りだ。今まで通りお前をFWに配置しているとジェトーリオやドトールに 止められる危険性が高い。それなら後ろの方でボール狩りをやりつつ撃ち易くすると言う作戦だ」 日向「ですよね。では、それで行きましょう。便宜上はリベロ扱い。連携は他の奴任せですよね?」 見上「うむ…急造DFのお前に連携は求めていない。己の判断で相手を困らせればいい。 そういう訳だ。中山、松山、早田、次藤、中里。フォーメーションのバランスはお前たちで取れ」 中山「は、はい(最初から合わせるのを放棄するのか…仕方ないな)」 松山「はい…(日向にチームワークを期待するだけ無駄だっていうのは分かるけど…)」 早田「はい(日向の奴はタックルは上手いからな。俺もやりやすくなるって割り切るか)」 次藤「はい(作戦上は妥当じゃけん、精々馬車馬ばし走ってもらうばい)」 中里「はい(拙者側にドリブラーが来ても対処しやすくなる。有り難き事也)」
[98]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/11(金) 23:31:38 ID:F6yPRKlw 日向は自分をDFで起用すると言う奇策の狙いを端的に解説してみせ、その場の主導権を握った。 無論日向が遊撃する分計算し辛くなり守備陣の負担は増えるのだが、 それぞれの思惑はどうあれ文句を言う者は居なかったのは日向の立ち振る舞いの影響もあっただろう。 三杉「(やはり彼はその凶暴性が暴発しない限りは極めて合理的で知的な人間だな)」 岬「(自分が納得さえすれば、勝つ為には何でもすると言う言葉に嘘はないんだよね)」 山森「(俺は驚いて意味が分からなかったのに…人格は酷いが、頭は流石だな)」 赤井「(この人…こええ。この若さで大企業の社長なんかやってられるのが良く分かった)」 若島津「(これがこの人の強さか…俺はまだまだ甘いのかも知れない)」 事実、日向の今回の言動に感心した者は少なくなかった。 翼「(…日向くんはプロ向きの性格と言えるかもな。協調性の無さが大きなリスクだけど)」 若林「(こいつがプロとして大成できるかどうかは合うチームをみつけられるかにかかっているだろうな)」 過去のキャプテン候補達ですら評価を改める程だった。 森崎「(な、なんか日向の株が上がっている雰囲気だ…!いや、今更こいつにキャプテンの座を 脅かされる事なんてないだろうからどうでもいいが…クソッ、なんかムカつく!)」 森崎は内心歯ぎしりしていた。 *日向チーム内支持率:46→48
[99]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/18(金) 22:52:55 ID:MZfSDumc 見上「ゴホン…では各人の役割の確認に移るぞ。何時も通りそれぞれ自分だけでなく、他者の役割も認識しておけ」 見上は咳払いをして空気を換え、各選手の役割の説明に移った。 見上「葵、お前の役割は最前線の囮だ。日本の攻撃は基本的に遅攻となる。これはブラジルにドイツにやった様に シュートラッシュを仕掛けさせない為だ。その為にはお前がどれだけ前線で時間を稼げるかが鍵となる。 無論ただ時間を稼ぐだけではない。マークが甘いと思ったら自分で一対一を挑みに行け。 逆にマークがきついと思ったら後ろにボールを戻せ。ブラジルの最終ラインを押し下げるだけでも前に居る意味はある」 葵「は〜い!(今回もFW起用かぁ。日本代表の中盤は激戦区だもんな、仕方ないな。気を切り換えて頑張ろっと!)」 見上「翼、お前は何時も通り攻撃の要となる。求められる役割は多いぞ。自分で得点を狙いに行くのは勿論だが、 今回は葵との連携も重要だ。葵一人ではブラジル相手にボールキープし続ける事は至難の業なのだから、 当然お前がもう一人の囮役としてサポートするんだ。それから速攻は状況が求めない限りは使うな。 基本は味方が追いつくのを待ち、ブラジル陣内で戦う時間と人数を増やしていくんだ」 翼「はい(守備はあんまり出来無さそうだな。その分攻撃で結果を出さなければ、ブラジルには絶対に勝てない)」 見上「日向、お前は既に己の仕事を理解しているな。もう一度言うが、それは攻守ともにブラジルを困らせる事だ。 お前が中盤やディフェンスラインで暴れている事でドリブル自慢が多いブラジルも大いにやり辛くなるだろう。 そして最前線でボールが回ってくるのを待つのではなく、後ろから上がってきて前からボールを受け取るやり方なら ブラジルもジェトーリオやドトールを前に上げ過ぎる訳にはいかないシュートチャンスも増える。お前の悪知恵を活かせ」 日向「はい(どうもこの監督が考えた作戦にしては違和感があるな。森崎の入れ知恵か?別にどうでもいいか)」
[100]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/18(金) 22:54:03 ID:MZfSDumc 見上「三杉、お前がこちらのサイドに配置された理由はタックルとパスカット両方に優れるからだ。 勿論相手をするのはネイとトニーニョだ。ドリブルとパス、もしくは連続ワンツー。何をされても中山と 連携して防げ。そして攻撃参加もしてもらう。もし葵や翼がボールを保ちきれない時はお前の出番だ。 後は…今更言うまでもない事だろうが、ペース配分には気をつけろ。この試合、延長戦も大いに有り得るぞ」 三杉「はい(このサイドを通されたらすぐに撃たれかねない。責任重大だが、やり甲斐のあるポジションだ)」 見上「岬、お前は守備ではサンタマリアのパスを阻害し攻撃ではブーメランパスとブーメランシュートを 使い分ける事が求められる。お前のサイドにはジェトーリオが居るのだから愚直にドリブルで突っ込む事は出来ない。 だがパスでかわし続ければしびれを切らして他者のマークに行くだろう。そこでシュートチャンスがある。 だが無理には狙うな、フリーになれる絶好機を待つんだ。ただ闇雲に撃つだけではブラジルには通じんぞ」 岬「はい(ジェトーリオが離れてもマウリシオやアマラウが来るだろうなあ。だけどそこがあれのチャンスかも)」 見上「中山、お前は今回ボランチとして使う。今回のお前は中盤の守りがメインとなる。三杉同様相手をするのは ネイとトニーニョだ。この二人は速攻も時間稼ぎも自力での得点も出来るし、ツインタックルでボールも奪える。 更にカルロスもマッチアップの機会が増えるだろう。奴らを自由にさせるな。ハイレベルなシューターが豊富なブラジルは 通常のチーム以上に撃たせる前に止める事が重要となるのだ。ドイツの二の舞を踏むな」 中山「はい(大丈夫だ、やれる!ブラジルは確かに猛者揃いだが、俺は既に世界最高の攻撃的MFを知っている!)」
[101]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/18(金) 22:55:21 ID:MZfSDumc 見上「松山、お前がやる事は何時もと変わらん。攻守のつなぎ役だ。お前は向こうのツートップ、 カルロスとザガロを相手する事が多くなるだろう。奴らに好き放題に撃たせていたら勝てる物も勝てん。 責任を持って奴らを止めろ。そしてボールを奪ったら奪い返される前に適切な場所に逃がすんだ。 お前の周囲には翼、岬、中山、中里とボール運びに長けた4人が居る。その時々で適切な者に逃がせ」 松山「はい!(とうとうここまで来た!道産子魂を世界中にみせつけ、故郷に錦を飾るんだ!見ていてくれ、皆!)」 見上「次藤、お前はいつも以上に忙しくなるだろう。元々ミドルシュート要員が多いチームが これだけ中盤の守りを厚くされたら焦れてシュートを強引に撃ってくる事が予想される。 そういうシュートを食い止めるのがお前の仕事だ。正に体を張ってもらう事になるが、やってみせろ。 展開によってはお前は試合終盤まで体力が続かんかも知れん。早すぎる段階で燃え尽きない様注意しろ」 次藤「はい(流石ワールドユース決勝戦、ごつかシューターがごーぎ居るのう。うんにゃー、楽しみばい)」 見上「早田、中盤が抜かれてしまった場合はお前が撃たれる前の最後の頼みの綱となる。 特にカルロスを相手にする機会がかなり多くなるだろう。あいつは世界のトップ10に入れるドリブラーだ。 だがお前もボールを奪う事にかけては世界のトップ10に入る筈だ。自信と誇りを持って立ち向かえ。 いざボールを奪い返した後は逆サイドの中里をメインに手薄な場所にパスだ。タックル直後のマークにも気をつけろ」 早田「はい(ドリブラー共が選り取り見取り…へへっ、この早田誠がどれ程優れたDFなのか証明させてもらうぜ)」
[102]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/18(金) 22:57:13 ID:MZfSDumc 見上「中里、お前はサンタマリアのスルーパスを警戒しつつ基本はバックアップ役だ。 こぼれ球のフォローだけでなく奪われそうなボールの緊急避難先として出番が多くなるだろう。 ただしお前のサイドにはジェトーリオが居る為自力でオーバーラップを仕掛けるのは危険だ。 基本はチーム全体が遅攻で行く事を忘れずに、こちらのボールキープ率の向上に貢献するのがお前の役割だ」 中里「はい(いよいよスポーツ忍者として大成の道が見えてきたナリ。この天下分け目の合戦、大金星を獲ってみせる!)」 見上「…改めて言うまでもないが、スタメンに選ばれなかった者も常に臨戦態勢で居ろ。この試合、延長戦も大いに有り得る。 スタメンだけで最後まで戦おうとするのはまず無理だろう。各自ウォーミングアップを怠るな」 全日本メンバー『はい!!』 見上「最後に森崎。分かっているだろうが、お前が体力切れを起こす事も有り得る。 だからと言ってペース配分に拘り過ぎて失点を重ねては元も子も無い。その塩梅はお前が何時も苦しんできた事だし、 これから先もサッカーをしている限りつきまとうだろう。私から言える事はただ一つ…」 森崎「………」 見上「勝て。お前は勝つ為なら何でもやってここまで来た。勝って、己を証明してみせろ」 森崎「はい(この監督の基準だと、これでも素直に褒めてるんだろなあ。この狸親父め)」
[103]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/18(金) 22:58:22 ID:MZfSDumc 見上「さて、森崎。話すべき事は全て話した。明日のミーティングではもう話す事はない。 だから明日まで待つ必要はない。キャプテンとして言っておきたい事を今の内に言っておけ」 森崎「(おっと、このタイミングでか。明日言おうと思っていたんだが…)」 全日本メンバー『……………』 森崎「(まあいいか、今言っちまおう)」 A 「よし、いこう、いこうぜ、みんな!」無難に号令をかけるだけにする。 B 「皆、ここまで良く戦ってきた。後もう一度だけ力を貸してくれ」謙虚にチームメイトを褒める。 C 「俺達が世界一になるのは当たり前だ。何故なら俺達が世界で一番強いからだ!」強気でブチ上げる。 D 「ま、そんなに固くなるなよ。どいつもこいつもリオカップで倒した連中ばかりだ」あえて相手を侮る。 E 「全日本ユース出撃!花見の準備をせよ!」笑いを取りに行く。 F 「世界サッカーの伝統を凌辱するぞ!」凌辱発言! http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて ☆2014/4/19 00:30:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[104]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/22(火) 00:54:53 ID:ICdUPQt2 >C 「俺達が世界一になるのは当たり前だ。何故なら俺達が世界で一番強いからだ!」強気でブチ上げる。 森崎「いいか皆。俺達は明日、勝つ。そして世界一になる」 全日本メンバー『………』 森崎「俺達以外の奴らはどんなに強くても二番目にしかなれない。同じ時代に俺達が居た不運を呪ってもらう。 それが世界一になると言う事だ。日本サッカーは弱い?もうそんなのは過去の話だ。 これからは日本はサッカーが強いのが常識になるんだ。俺達がそういう世界に作り変えたんだ。 もう一度言う。俺達が世界一になるのは当たり前だ。何故なら俺達が世界で一番強いからだ!それを証明しに行くぞ!」 全日本メンバー『ぉおおおおおおおおおおおおおおっ!!!』 見上「(うむ、これでいい。この不遜さこそが森崎の強さだ)」 森崎は自他共に彼らしいと認める強気で傲慢な態度を貫き通した。 彼はこの態度で力を得、勝ち上がり、頂点を掴み取ってきた。 それが最強のサッカー王国、ブラジルにまで通用する物だと誰もが信じていた。 来生「(え?え?え?決勝戦なのに出番なし…?こ、これじゃこのスーパースターが埋もれちゃうじゃないか… ち、違うんだこれは厚生の罠なんだ俺は填められたんだ…僕が、一番上手くストライカーを…)」 一人だけ、別の事を考えて呆然としていた者も居たが。 *来生がとうとう「スキル・何があっても自信を喪失しない」を喪失しました。
[105]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/22(火) 00:56:03 ID:ICdUPQt2 〜同日同時刻、ブラジルユース宿舎〜 ロベルト「…では、以上でミーティングは終了だ。解散!(やっぱりコインブラは出せそうにないか〜… 本人が出たいって言ってこないし、他の皆も認めそうにないし…だ、大丈夫だよな…?)」 同じ頃、ブラジルユースもミーティングを終えていた。何時も通りロベルトはスタメンを発表した後は 具体的な作戦は選手任せで、何時も通りコインブラは最後尾に座ったまま一言も会話に参加する事はなかった。 だが今回は何時もと違う事があった。ロベルトがポーカーフェイスを崩さない内に立ち去り、 コインブラも誰とも関わらずに立ち去るのは何時もの事だったが、他の選手達22人はまだ解散せず 部屋に残りカルロスに視線を集めていた。カルロスもそれを予期していたのか、咳払いをしてからゆっくりと口を開いた。 カルロス「皆、言いたい事は分かっている。コインブラの事だろう?」 サンタマリア「…ああ、そうだ。結局あいつをどうするかを解決しないままここまで来てしまった」 ザガロ「フン、今日はなんとなく居心地が悪そうなツラしてやがったな」 マウリシオ「結局の所何がしたいんスかね?」 カルロス「…あいつの心理は今となってはどうでもいい。ハッキリしている事はただ一つ、 あいつが明日のスタメンに名を連ねていない事だけだ。そしてハッキリさせないといけない事もただ一つ…」 ネイ「監督があいつを途中出場させてきたらどうするか、だろ?」 ディウセウ「オラはどうすっかもう決めてるけど、おめえの考えも聞いておきたいな」 ブラジルユースの決勝戦前の最大の懸念事項。アルツール・アンチネス・コインブラの存在。 もし彼が使われる事になったら、どうするのか?カルロスはその時こう答えたと言う。 カルロス「…俺はプロサッカー選手だ。プロらしくするさ」
[106]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/22(火) 22:21:58 ID:ICdUPQt2 かくして世界一を争う両チームはそれぞれの作戦会議を終え、決戦前夜を迎えた。 〜全日本ユース宿舎〜 決戦を前に誰もが武者震いをしていた訳ではない。 光あれば影あり。勝者の横には必ず敗者が居る。 余程の事が無い限り出番は有り得ず、それ故に士気を保てと言う方が酷な者達も居る。 石崎「はあ…分かっちゃ居たけど、やっぱり決勝でも出番なしか…」 高杉「当たり前だろ、今まで使われていないのに大一番で出られる訳があるか」 井沢「しょうがない、実力が全ての世界だ…ところで来生はどうしたんだ?」 滝「いや…昨日までは決勝戦でスーパーヒーローだ、とか言っていたんだが…」 来生「ぶつぶつ…僕が、一番上手くストライカーを、こなせるんだ…」 井沢「…遂にこいつも現実を思い知ったか。俺達の仲間入りって所か」 修哲出身の4人組と石崎はこの大会結局殆ど出番が無いまま終わりそうだった。 彼らはサブメンバーの中でも一番期待されていないグループなのが明らかであり、 ずば抜けて楽観的だった来生ですら最早自分を誤魔化せない程である。 滝「結局何がいけなかったんだろうな?俺達だって日本一になって、日本代表になって… そこが限界だったんだろうか?後ちょっとの差がどうしても埋められないんだよな…」 高杉「知るかそんな事。あの若林さんですらサブに追いやられてあの森崎なんかが 正GKでキャプテンでプロになってやがるんだぞ。何がいけなかったなんて俺が知りたい」
[107]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/22(火) 22:23:31 ID:ICdUPQt2 石崎「そういえば南葛小の頃はお前らに0−30でやられてたりしたんだっけ。 今までよく考えなかったけど、あの頃から考えりゃ夢にも思わない程出世したもんだ…」 高杉「下を見てたらキリが無いぞ。代表選考から漏れた佐野やら反町やら沢田やら、 長野やら岩見やら…あいつらは俺らを羨ましがっているだろうさ。ま、上を見てもキリがないけど」 井沢「…だからと言って、そんな理屈で諦めて堪るかよ!」 滝「井沢?」 それでももういいと自棄にはならないのは、彼らもまた日本代表たる証だろう。 井沢「確かに俺は今のチーム内のMFとしてはビリッケツだろうさ。それは認める。 だけど何時までもそのままだなんて誰が決めた!日本代表になれたら試合に出られなくてもいい… そんなカッコ悪い事を思う位なら死んだ方がマシだ!まだサッカー人生は長いんだ、俺は絶対に返り咲くぞ!」 滝「…いやまあ、その覚悟は立派だし俺も同意見なんだが…お前の場合はちょっと無謀過ぎないか?」 石崎「よりによって翼に対抗心燃やしてるんだから、ある意味来生より身の程知らずだぜお前」 井沢「な、なにィイイ!!」 高杉「(総合力では勝ってるのに、チーム単位で見るとこいつより来生や滝の方が役に立つって言うのがなんとも哀れだ…)」 だからと言ってその諦めの悪さが吉と出る保証など何処にもないのも日本代表と言う勝負の世界の掟である。 来生「速いボールが見えたり消えたりしている。あはは、速い…シュートかな。イヤ、違う、違うな…」
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0ch BBS 2007-01-24