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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[421]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/09(日) 20:11:55 ID:a4qR9OM6 〜コーチング〜 永琳「(ウサギKが加わった事だし、出来れば彼女の力量も探っておきたいのだけども…)」 パスカル「(ナカヤマが去り、レイセンが技を磨き、カホが更なる力を得た。 俺も、そろそろ動くべきかもな)」 先着2名様で、 ★永琳のコーチング対象→!card 永琳のコーチング内容→!card★ ★パスカルのコーチング対象→!card パスカルのコーチング内容→!card★ と書き込んでください。 ○○のコーチング対象のカードの数値が… JOKER→ウサギ全員(補欠ウサギ(F・G)含む) K→永琳で出た場合:ウサギK(ダイヤ・ハートはセービング、スペード・クラブはせりあい練習に) パスカルで出た場合:パスカル自身の個人練習(更に判定) Q→てゐ J→佳歩 8・9・10→ウサギE 6・7→ウサギB 4・5→ウサギC 1・2・3→ウサギD ○○のコーチング内容のカードのマークが… ダイヤ奇数/偶数→ドリブル+1/パス+1 ハート奇数/偶数→シュート+1/タックル+1 スペード奇数/偶数→パスカット+1/ブロック+1 クラブ奇数/偶数→せりあい+1/最大ガッツ+10 クラブA→効果が無かった… JOKER→全能力+1
[422]森崎名無しさん:2014/03/09(日) 20:12:28 ID:??? ★永琳のコーチング対象→ クラブ3 永琳のコーチング内容→ ダイヤ8 ★
[423]森崎名無しさん:2014/03/09(日) 20:12:43 ID:??? ★パスカルのコーチング対象→ クラブQ パスカルのコーチング内容→ クラブ3 ★
[424]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/09(日) 22:07:19 ID:a4qR9OM6 ★永琳のコーチング対象→ クラブ3 永琳のコーチング内容→ ダイヤ8 ★ →ウサギDのパス+1! ★パスカルのコーチング対象→ クラブQ パスカルのコーチング内容→ クラブ3 ★ →てゐのせりあい+1! 永琳「…まぁ、姫様もあれでしぶとい方だから。 今日は、地道に名無しウサギの育成に掛かりましょうか」 ウサギD「きょ…今日は、宜しくお願いしますっ!」 控えゴールキーパーとして、このたびルナティックスの一員となったウサギKの実力も気になるが、 今のルナティックスには輝夜というそこそこ頼れるGKも居る以上、彼女の育成は喫緊の課題では無い。 そう判断した永琳は、ウサギDのパス練習に取り組む事とした。
[425]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/09(日) 22:08:40 ID:a4qR9OM6 パスカル「――そうだな。 テイ、今日はフィジカルの練習をしないか?」 てゐ「…ど、どうしたのさ突然」 パスカル「特に理由は無いが、君の競り合い弱さはボランチを務めるには大きな穴だ。 だから、少しでもその補充が出来ればと思ってね」 てゐ「――ま、それもそうかねぇ…」 パスカルは、その場凌ぎとして尤もらしい理由を述べて、てゐをひとまず納得させる。 しかし、その本意は別の所にあった。 パスカル「(テイ――君ならどうする? 友人達が強くなり、新たな力を身につけている様子を見て。 ……俺は危機感を抱いたが、君はどうだ? それでも静かに微笑むのか……?)」 てゐ「(ま〜た、難しいワリには余計な事考えてそうね、この子。 その妙に真面目な所も鈴仙ちゃんそっくりだわ、コイツ)」 …当然に、てゐはパスカルの本意を感じ取っているのだが。 彼女は敢えて、パスカルに語りかける事はしない。 それは彼女がいつも、悩んでいる鈴仙に対して取る行動と良く似ていた。 *ウサギDのパスが+1されました。 *てゐのせりあいが+1されました。
[426]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/09(日) 22:09:41 ID:a4qR9OM6 〜9月2週・固定イベントフェイズ〜 【博麗連合の異変】 ――こうして、鈴仙達永遠亭ルナティックスが力を蓄えている間にも、 大会に備えて多くのチームが修行を積んでいる。 …正確に言えば、漸く積むようになった。 幻想郷ではここ数年、サッカーが流行り続けてはいるが、戦術面や技術面での進歩は未だ少なく。 当初のままの、生来の強豪選手達による個人技の披露が中心となっている。 その原因の一つとしては、幻想郷の住民の暢気さが関わっているのは間違いないだろう。 霊夢「――996、997、998……」 魔理沙「…………」 だからこそ、幻想郷の住民の中でもとりわけ暢気な霊夢が、 ここ数日比較的真面目に練習に取り組んでいる様子は、『異変』と呼ぶには充分だった。 霊夢「999……1000! ふう。 意外と簡単だったわね」 森崎「(……簡単だったわね、じゃねーよ! 俺がリフティング千回やれるようになったまで、 どれだけの労力があったと思ってるんだ!)」 萃香「ふう。今日も酒が旨いねぇ」 ――その様子に魔理沙は改めて驚愕し、森崎が悪態を突き、萃香がカラカラと笑う。 しかし、異変はそれだけには留まらない。
[427]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/09(日) 22:10:42 ID:a4qR9OM6 天子「追撃の……『気炎万丈の剣』!!」 バゴッ! ドゴオオオオオオオッ! 中里「なんの! 『代わり身の術』! ……ぬ、ぬわあああっ!?」 天子と中里は互いに、それぞれの必殺シュートをそれぞれの必殺ブロックで防ぐ練習を繰り返し。 衣玖「はいどうぞ、小町さん(くうっ、貴重な私のアフターファイブが……!)」 パコッ…! 小町「オーライ、ナイスパス! さっすがだねぇ、『空気を読める程度の能力』の持ち主は伊達じゃないよ」 衣玖は小町にひたすらセンタリング。 小町はそのボールをシュートに行かず、ヘディングで目的地に落とす。 アリス「はいっ!」 バシュッ! 上海人形「シャンハ-イ!」 バシュッ! アリスはひたすら、自前の上海人形とのワンツーを繰り返しており、 その動きの合致具合は、まるで本人が動かしているよう(そうなんだけど)。 ――博麗連合のチームメンバーの多くが、霊夢の練習開始と呼応するかのように、大会に向けての練習を始めていた。 どちらかと言えば、暢気で努力を好まぬ気質の者が多かったにも関わらず。 彼ら彼女らは、誰にも申し合わせるでも無く、霊夢の指示に呼応し、霊夢の時間に合わせて練習を行うのだ。
[428]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/09(日) 22:11:57 ID:a4qR9OM6 森崎「(霊夢が練習を始めた事がきっかけ…なのか、これは? ――俺自身も、色々と裏工作はやってたつもりだったが、ここまで集める事は出来なかったぞ…!)」 ――そう考えた森崎の霊夢への感情は、怒りを通り越した別の領域に達しようとしていた。 あくまで中立にて縛られない筈の彼女は、様々な立場の者を広く浅く呼び集めている。 この特性は、森崎の知るある人物に似ていた。 そう、それは――。 森崎「(…こういう所まで、まるで翼みたいだ! 小学校の時、あいつが無条件に中心に居たように! 霊夢もまた、無条件に多くの人間や妖怪を――引きよせているというのか!?)」 大空翼。あらゆる面で森崎と反対の性質を持った、全日本の黄金世代の中心人物。 先のJr.ユース大会では、途中退場のアクシデントもあるなど挫折を経験していたが――。 しかし彼は永らく若林とともに、森崎の眼前へと立ちはだかり、無限の才能を振りかざし、 無条件の人望を集め続けていた。その二つは、森崎が渇望しながらも、しかし決して持ち得ない物だった。 森崎「(……俺は、全日本でも敵と味方の区別は大きく付けていた。 だから、支持率は高くとも、俺の事が嫌いな奴は心底嫌いだったろうしな…)」 そして、森崎が翼や若林に勝利したのは、彼らとは別の方法だった。 つまり、他者の努力を一笑に付すまでの途方も無い訓練と、綿密な派閥運営による少数精鋭的な仲間作り。 言ってしまえば小手先の手段でもあるその方法を森崎は極め――とうとう、生まれつきの才能や天運をも覆すに至った。 森崎「(だが。 俺の前に再び翼並みの敵が――いや、下手すりゃ翼以上の天才が現れた…って訳か。 面白ェ)」 森崎は言わば、これまで霊夢を過小評価していた。 翼並みの才能を持ちながら、それを持てあまして自堕落な生活を送っているだけの、 胸糞の悪くなるまでの小物と考えていたが――彼は、その評価を改めざるを得なかった。 彼女もまた、自分の覇道に立ちふさがる……確固たる矜持を持った「好敵手」。 森崎「(だったら話が早い。 俺は、どんな手段を使ってでも――アイツを超えてみせる。 今までがそうだったように、俺がより高みに登る踏み台とさせて貰うぜ、博麗霊夢!)」
[429]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/09(日) 22:16:55 ID:a4qR9OM6 だがしかし。 森崎が霊夢に対して、怒りを超えた――「宿敵」という感情を抱いているにも関わらず…。 霊夢がボールを蹴りながら考えている内容は、彼の熱さとは対照的に、冷え切っていた。 霊夢「(……中山政男は、これを毎日やっているのかしら?だとしたら、それは何のために…? 頂点なんて辿りつきようも無いし、それを得たとしても虚しいだけだと思うけれど――)」 博麗霊夢は、こと異変の解決となると誰よりも真摯であり、そして天才的である。 ……何故なら、彼女は「そうあるべき」存在であるから。 森崎や中山には存在しなかった「そうあるべき」宿命を背負う彼女は、 そうでない者に対して酷く無理解だったし――しかしその一方で、彼らが求める「結果」についてだけは詳しかった。 霊夢「(私は…きっと絶対に負けない。 その事実を突きつける事が、今回の異変解決の為の手段。 だから、その手段の為に私は『練習』をする。 それは純粋な修行の為だけじゃなく。 中山政男の根源――それを理解するためにも)」 そんな内心を持って練習する霊夢の横顔はどこか寂しく。 年頃の少女とは思えないほどに悲壮な決意に満ちてはいたが――。 生憎と、この場には感情の機微に富んだ人物は存在しなかった。 霊夢「(――まぁ、練習が終わった後はご飯がおいしいから良いんだけど。 こないだの妖怪退治のお礼で貰った ケンちゃんラーメン(新発売) 、まだ残ってたわよね)」 ――そして、最も幸せな事であり、最も悲しい事は。 彼女が自身の悲壮さについて全く気付く事も無ければ、それを不幸に思う事すら無かった事だろうか。 *森崎の霊夢に対する評価、森崎→(宿敵!)→霊夢 が明らかになりました。 *霊夢の中山に対する評価、霊夢→(わからない)→中山 が明らかになりました。
[430]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/09(日) 22:19:02 ID:a4qR9OM6 〜9月3週 ランダムイベントフェイズ〜 鈴仙「昨日の練習は必殺シュートが完成したし、最近の私――何か良い感じかも。 でも、だからこそ油断してはいけないわよね。 …具体的には、落とし穴とか」
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0ch BBS 2007-01-24