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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[461]森崎名無しさん:2014/03/11(火) 21:41:19 ID:tBKgQ8QE (説教が)終わる頃には ズタズタにされた 赤髪の雑魚がいた
[462]森崎名無しさん:2014/03/11(火) 22:07:28 ID:??? 地獄にいると松山が高確率でいそうだね
[463]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/11(火) 22:47:46 ID:??? こんばんは、今日も更新をしていきます! >>457、>>459 実際問題、地獄に行きたがる変わり物が居た場合って閻魔様はどうするんでしょうかね…? >>460 お燐「しょうがないにゃあ…」 >>461 小町「いや今のハメでしょ? ウチのシマじゃノーカンだから」 >>462 すっかり地獄の住民扱いですね…松山はw
[464]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/11(火) 22:51:49 ID:??? H ボロボロのサッカーボールの話する 鈴仙「(――あっ、そういえば)」 鈴仙はここで思いつく。 この世のあらゆる叡智を超越した存在である閻魔〈ヤマ〉であれば、 自分の探し物についても、的確な相談をしてくれるのではないかと。 鈴仙「あのう、閻魔様……」 映姫「――名前でも良いですよ。 今の私は非番ですから、むしろその方が助かります」 鈴仙「(非番って。 一気に俗な感じになったなぁ…)――で、では映姫様。 もしご存知でしたら、「ボロボロのサッカーボール」について、御心当たりはないでしょうか…?」 映姫「ボロボロの、サッカーボール……?」 それまでは静謐を体現したように厳かな様子で立ちつくしていた映姫は、 鈴仙の質問を受けると、仕事モードから非番モードへと切り替えたのだろうか、 柔らかな様子でふむ、と考え込むような態勢を取る。 しかし、非番と言えども映姫の途轍もなく真面目な性格はどうやら地のようで、 傍から見ている鈴仙が申し訳なく思うほどに悩み込んでいた。 鈴仙「あっ……そこまで無理なさらなくて大丈夫ですよ? 別に、少し探しものについて聞いただけですから!」 長々と説教を行う映姫も怖いが、こうして自分の為に必死で考えてくれる姿もまた、 ある意味では恐ろしいというか、心理的に大きなプレッシャーを感じる。 もの凄い上司に、簡単な雑用を押しつけているようなその後ろめたさを感じながら、鈴仙は慌てるも。
[465]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/11(火) 22:58:21 ID:lIYeViSg 映姫「――そうですね」 もはや既に、映姫の中での回答は決まっているようだった。 彼女は鈴仙の目を真っ直ぐと見据えて、こう話しだした。 先着1名様で、 ★四季様のアドバイス→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→映姫「ああ、丁度しゃべるボールを持っていたわね…」ボール「ウドン キミハクロダヨ エイキガ シロダヨ」 鈴仙「(なんかちょっと違うような……)」 ダイヤ→ハート+「古き物を大事にすることは立派な善行です。 それに…」ヒントまで教えてくれる! ハート→「無縁塚周辺に、そうした逸品が流れ込んでいるのを見かけたでしょうか」 スペード→「人里外れの雑貨屋にでも行けば良いのではないかと」 クラブ→「貴女は少し、他人に頼りすぎている! もっと自分で考えなさい!」しまった、お説教モードだった!? クラブA→クラブ+説教はまる3日間続いた… 鈴仙のガッツは上がるが、色んな物を失う…?
[466]森崎名無しさん:2014/03/11(火) 22:58:37 ID:??? ★四季様のアドバイス→ ハート3 ★
[467]森崎名無しさん:2014/03/11(火) 22:58:41 ID:??? ★四季様のアドバイス→ クラブQ ★
[468]森崎名無しさん:2014/03/11(火) 22:58:51 ID:??? ★四季様のアドバイス→ ダイヤJ ★
[469]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/11(火) 23:24:17 ID:lIYeViSg ★四季様のアドバイス→ ハート3 ★ ハート→「無縁塚周辺に、そうした逸品が流れ込んでいるのを見かけたでしょうか」 鈴仙「む、無縁塚…ですか」 映姫「私とて、一個人としてはサッカーに興味が無い訳ではありません。 だからこそ覚えているのですが、そう。 あの地には役目を終えて捨てられたサッカー用具が、確かに存在します」 鈴仙「ほ、ホントですか!?(なんでわざわざあんな物騒なトコまで行ってるですか? ――って聞くのは、愚問なんだろうなぁ…)」 映姫の実体験に基づいたヒントは、鈴仙の予想以上に常識的かつ具体的だった。 聞けば非番の際には、幻想郷全体を闊歩して説教相手…もとい、道をただすべき人間を 探している彼女であるから、無縁塚のように危険な場所に存在してもおかしくはない。 ――むしろ、わざわざそんな物騒な所に行こうとする人間を待ちかまえ、 説教の材料を稼ごうとしているイメージすらある。 映姫「――とは言え、そうした中古の品は…そうまでの労力を掛けずとも、 人里外れの雑貨屋でも何でも。 簡単に手に入る事が出来るでしょうね。 …身の丈に合った行動をする事は、決して黒ではありませんよ」 鈴仙「は、はい。 ありがとうございます(む、無縁塚…に行こうとしてた時、私ってば道端の妖怪にボロ負けしたんだっけ。 ――でも、今は銃も新調したし! 何より、他のアイテムも同時に手に入れる事が出来るってのは利点かも。 これは、良い選択肢を貰ったわね)」 そうして、小町が目覚めるまでの小一時間、鈴仙と映姫は色々と会話を行った結果…。 何時の間にか、完全に打ち解け――てはいないものの。 それでも、普通に会話を行う程度は苦にならない程度の関係になっていた。 そして――。
[470]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/11(火) 23:25:18 ID:lIYeViSg 小町「いやぁ〜、良く寝た」 映姫「…まだ、殴られ足りないようね、小町?」 小町「じょ、冗談ですよ〜、四季様」 鈴仙「(この二人、良くこれでやっていけてるわね……)」 何時の間にやら映姫に簀巻きにされていた小町が目を覚ました所で、 彼女達彼岸の二人は永遠亭を後にする。 背の高い小町が、鈴仙の肩も無い程度の身長の映姫に叱られている様子は、 鈴仙の目から見ても大変微笑ましくもあったが――藪蛇を避ける為にも何も言わない。 鈴仙「(これで、少しは地獄から遠ざかったかな? ……なんちゃって)」 鈴仙は二人を見送りながら、意地悪に内心で微笑むのであった。 *映姫の評価値が上がりました。
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0ch BBS 2007-01-24