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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[66]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/25(火) 23:30:55 ID:??? 鈴仙「(私……やっぱりもう頑張るの、やめよっかな…。 私が居なくても、今はパスカル君や中山さんも居るし、佳歩やウサギ達も伸びて来たから…)」 心が折れた…と表現するのは少し違う。 鈴仙は――心が折れる前に、逃げ出したい気持ちになっていた。 努力が報われないという、決定的瞬間を迎えたくなかった。 しかし。 鈴仙「(でも――それで良いの……私?)」 鈴仙は、未だ弱い面も多くあったが……しかし、昔の鈴仙とは確実に違っていた。 だからこそ、「それで良いのか」と自らを問いただす事が出来たし、何より――。 くしゃっ。 鈴仙「……あれ、鞄に何か――ある」 今の鈴仙の周りには、損得勘定抜きで彼女を気に掛けてくれる仲間がいた。 その仲間には…てゐ、佳歩、パスカル。 それに―― 今宵の子の刻(午前0時頃) 中庭にて待つ 中山 政男 鈴仙「(中山さん、これって………!)」 自分を大きく変えてくれ、辛い時や嬉しい時には何時も共に居てくれた、 てゐとはまた違った意味での一番の友人であり、永琳とはまた違った意味での師でもある、中山政男。 彼もまた、彼なりのやり方で鈴仙を導こうとしていた。 *勝利が困難な練習試合を勝利で終えました! 人気がボーナスで大きく上昇します。38→43
[67]森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:37:57 ID:??? うどんげは運が無いのが致命的だな 神社か寺にお賽銭でも入れにいくか
[68]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/25(火) 23:39:49 ID:MxDiHSmE 〜9月1週・固定イベントフェイズ〜 【中山の決意・特別イベントver】 輝夜の主催した祝勝会は予想以上に盛り上がった。 慧音が鮭茶漬けを大事そうに啜りながら、妹紅と輝夜の漫才に近い掛け合いを眺めて微笑み。 (海の無い幻想郷でどうやって鮭を用意したのか、輝夜は教えてくれなかった) 佳歩と名無しウサギ達が、中山の取りだした「カップ麺」なる外界の食べ物に興味を示し。 パスカルとてゐと永琳の三名が、もそもそとあんぱんを齧る様子を盛りあがった、と評すのは困難ではあるが、 しかし事実として、ここ半年間での練習試合を通じ、チームの結束が深くなっている事を鈴仙もまた感じていた。 そして、子の時はあっと言う間に訪れた。 鈴仙「…………」 九月に入ったとは言え、当然に残暑の抜けない幻想郷の気候にうんざりとしながらも、 手のひらを団扇代わりにして汗を乾かしながら、かつて鈴仙が中山と共に奮闘を誓った永遠亭の中庭へと向かった。 スタ、スタ……ピタリ。 中山「―――――やあ、鈴仙さん」 そして、程なくして中山は現れた。 鈴仙「あっ、中山さん――って、えええ……っ!!?」
[69]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/25(火) 23:40:50 ID:MxDiHSmE ――中山の格好は、とても風変わりなものだった。 月の宝物が収められている蔵を掃除した際に出た金属片。それを固めた帷子を身に纏い。 頭には竹を加工した帽子を被り、右手にはてゐが中山の為に購入した博麗神社の札をはじめ、 どうやら手作りで作成したらしい妖気祓いの札を数枚握り、 背中には迷いの竹林の中でも大きい部類の竹を切り倒して作ったのであろう、巨大な竹槍を装備していた。 鈴仙「ど、どうしたの中山さん!? そんな重装備で――!? まるで…今からどこか遠い所に出かけるような格好じゃないの!?」 鈴仙の問いかけに対して、中山は少しだけ笑顔を見せたが…。 そして、すぐに何時も通りの真面目な表情となり、そして言った。 中山「鈴仙さん。 俺は、今日から暫く――永遠亭ルナティックスから離れたいと思う」
[70]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/25(火) 23:44:51 ID:MxDiHSmE 鈴仙「はっ、え、ちょ……じょ、冗談だよね、中山さん…!?」 鈴仙は反射的にはそう口にしたが、中山がこんな冗談を言う男ではない事は良く知っていた。 鈴仙の知る中山政男は、こうした身勝手で突飛な事を行う人間では無かった。 仮に彼がチームを離脱するにしても、事前に皆に相談を行い、意見を聞き。 そうして、全員の承諾を得た上で大手を振って離脱する。 そんな人物だと思っていた。 鈴仙「中山さん……どうして……?」 そう思っていたからこそ、この中山の行動は理解できなかったし……何よりショックだった。 そんな表情を見せた鈴仙をしっかりと見据えつつも、中山はゆっくりと首を横に振り、こう答えた。 中山「理由。 それを敢えて言うとするならば――俺が、俺だから。 悪いが、それ以上でもそれ以下でも無いんだ」 鈴仙「そ、そんなの…訳が分からないわよ……! (――ど、どうしよう。一体、何て言えば中山さんの真意を聞き出せるんだろう。 分からない……分からないけれど!でも、このまま何も言わないだなんて。 でも……私が聞いても良いような事、なのかしら……?)」 A:「今日の試合の結果が悪かった事、気にしてるの?」試合結果への後悔の念があるか聞いてみる。 B:「どうして、私達に相談しなかったの!?」仲間として、勝手な行動に異を唱える。 C:「チームを離れて、一体何をしようと言うのよ!?」中山の行動目的を聞く。 D:「師匠が貴方を直してくれたじゃない! その恩を忘れたの!?」恩に訴えかけて引きとめる。 E:「…それなら、どうして私を呼んだの?」自分を呼んだ理由を聞く。 F:「必ず……戻って来るのよね?」戻って来るかの意思だけ確かめる。 G:「――そう、分かったわ。 私は…何も言わないから」敢えて深くは聞かない。 中山の意思を尊重する。 H:「そんな装備で大丈夫か?」装備について問題視する。 I:その他 鈴仙に言わせたいセリフがあればどうぞ 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *重要そうな選択肢ですが、明確な「ハズレ」選択肢はありませんので、2票決とします。
[71]森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:45:21 ID:WgsdTc8Q H
[72]森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:46:45 ID:68Mpb5Hc E
[73]森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:47:20 ID:BbZVtE7s I 「何かあったらすっ飛んで行くから」と連絡手段を取っておく。
[74]森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:47:20 ID:bH8QaPH2 H
[75]森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:47:27 ID:BA22SG5g F 私、いつまでも待ってるから!(ヒロイン風)
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0ch BBS 2007-01-24