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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[684]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/16(日) 21:31:49 ID:??? 〜9月3週・固定イベントフェイズ〜 【開帳・パチェノート!?】 〜紅魔館〜 鈴仙「ごめんくださーい、図書館に行きたいんですけどー」 陸「んあ? 何だ、アンタアルか。 ――またあの魔女のトコに用アル?」 鈴仙「ええ、まあ。 ……ところで、元の門番はどうしたのよ」 陸「ああ、今何か自室で寝てるアル。 ――どうやら、朕が来るまでは24時間態勢で勤務していたらしく、 朕が門番代理になる事を認められたのを聞いて、涙を流しながら喜んでいたアルね」 鈴仙「そ、そうだったんだ……(そう考えると、仕事中の昼寝も致し方無しなのかしらね…)」 鈴仙はすっかり門番代理が板に着いたらしい陸と簡単な会話を交わし、図書館へと向かう。 前にボロボロのボールを渡した際に、鈴仙はパチュリーから「図書館に来なさい」と伝言を受けていたためだ。 鈴仙「あのー、パチュリーさんに会いに来たんですけど…」 小悪魔「ええ。 只今私室にいらっしゃいます」 幸いにして、危険な状態のフランドールとも遭遇せずに、鈴仙は地下図書館へとたどり着く。 入口には本日の来訪を受けていたのか、秘書の小悪魔が礼儀正しく礼を行い、鈴仙をパチュリーの私室へと案内する。 ……この時、鈴仙は恐怖していた。 鈴仙「(私、何時の間にパチュリーさんの私室にお呼ばれする程、パチュリーさんと仲良くなっていたんだろう……)」 ――自分の感覚とパチュリーとの感覚との間に、何か致命的なズレがあるという事実に。
[685]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/16(日) 21:33:02 ID:??? コンコン 鈴仙「――し、失礼します」 パチュリー「ええ、入りなさい」 何時に無く優しいパチュリーの声に、鈴仙は戦慄するも……。 意を決して、図書館の最深部、ただでさえ薄暗い空間のとりわけ薄暗い場所にある扉のドアをガチャリと開く。 すると、そこには――。 パチュリー「……良く来たわね、鈴仙。 我が真理を極めし弟子よ」 普段の服装を基調として居ながらも、しかしそれよりは大きな格調を感じさせる夜色のローブをゆったりと身に纏い、 その上に四隅に月と星の装飾があしらわれている、薄紫のショールを身に纏った。 本で読む伝承そのものとは違うが――やはり『魔女』というべき礼装に身を包んだパチュリーが居た。 鈴仙「えっ…どうしたんですかその服? まさか――買ったからお披露目したい、とか?」 パチュリー「――違うわよ。 ……だけど、もう、貴女には分かっているんじゃなくて?」 普段の掠れたような声とは少し違う、艶っぽい彼女の声を聞いた鈴仙は、 彼女が決してふざけてこうした格好をしている訳ではないという事を確信する。 ――恐らくは、これが彼女の……「魔法使い」なりの、儀式の一つなのだろう。 そして、それが分かった上で鈴仙は……。 鈴仙「(ど、どうしよう……!? 今、このままパチュリーさんにノリを合わせたら、 何か色々と引き返せないような気がするんだけど――!? ……でも、だからと言って逃げだすのも申し訳ないし、そこまでの事情じゃあ無いとは思うんだけど。 ど、どう言い返せば良いのかしら――?)」
[686]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/16(日) 21:34:04 ID:Ph9WchIQ 鈴仙は、混乱していた。鈴仙は…まぁ、遊びに行くような気持ちでパチュリーの元を訪れていたが、 どうやら彼女の方は、一子相伝の秘儀を伝授するかのような格好で鈴仙を迎えている。 この滑稽な勘違いを棚上げしてしまっても、良いのだろうか。 ――そうして鈴仙は悩んだ結果……? A:「貴女の持つ神秘の伝授。 それが、今日の目的ですね? 師(マスター)よ」ノリに合わせておく。 B:「ひょっとして……何か凄い事教えてくれるんですか!?」ノリは合わせないが否定もしない。 C:「あのー。 私って何時からパチュリーさんの弟子に……」常識的なノリでやんわり言う。 D:「パチュリーさんが本気なのに申し訳ないんですけど……私、貴女の弟子じゃないです」配慮しつつハッキリ言う。 E:「ま――まさか愛の告白……!?」ボケてみる。 F:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[687]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 21:37:02 ID:qsYanL42 F ヒント
[688]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 21:38:31 ID:Hu6FNLpw A
[689]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 21:45:35 ID:ahSYzAB2 D
[690]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 21:45:40 ID:jInvot6M A この賢者はノリがいいから多分これで平気なはず
[691]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 21:46:07 ID:??? 地獄師匠ヘルマスターよ
[692]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 21:46:59 ID:OfnXQK5g F ヒント神!
[693]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/16(日) 22:22:07 ID:Ph9WchIQ A:「貴女の持つ神秘の伝授。 それが、今日の目的ですね? 師(マスター)よ」ノリに合わせておく。 鈴仙「(でも、何かここまでしてくれたのにつっけんどんにあしらうってのも失礼だしなぁ…。 ここは、ノリに合わせておきましょ)――貴女の持つ神秘の伝授。 それが、今日の目的ですね? 師(マスター)よ」 鈴仙は軍隊式の敬礼を行いながら、(恐らくは)パチュリーの意図であろう、 一子相伝の儀式に参加しに来たのであると、恭しく告げるが――。 パチュリー「……まぁ、っていうのは言い過ぎだったけどね」 鈴仙「ふ、ふえっ!?」 ……パチュリーは急にその口調を普段通りのそれに戻し、冗談っぽく笑ってみせる。 ただし、パジャマのような普段着とは違う、格調高いローブを着ている影響か、 それすらも普段の彼女らしからぬ大人っぽさを醸し出していた。 パチュリー「――今日は今まで、私の為に色々としてくれた貴女に。 少しばかりのお礼をしようと思ってきたのよ……」 そう言うとパチュリーは、思っていたよりも狭かった私室の棚から、一冊の古ぼけたノートを取りだす。 白紙の上に、21行程度のラインが引かれている、外の世界では「大学ノート」と呼ばれるそれには、 何のタイトル書きも為されておらず、鈴仙は一体何かと眉間にしわを寄せる。 パチュリー「――これは、私がいままで座学でサッカーを学び続けて来た事を書き留めたノート。 ……俗に、『パチェノート』と呼ばれているわ」(※俗人は誰も呼ばない) 鈴仙「パチェ、ノート……」 パチュリー「貴女は、魔法においてはともかくも。 サッカーにおいて、色々と私を頼ってくれたわよね…? それが、まぁ……何となく。 嬉しかったのよ……」
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0ch BBS 2007-01-24