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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[921]森崎名無しさん:2014/03/23(日) 17:55:53 ID:??? DFのキープ強くしたいならスウェーデンJr.ユース打倒でドリブル上げに行っては? おまけ、というかメインのブロックも上がるし
[922]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 17:56:56 ID:??? ★永琳のコーチング対象→ ダイヤ2 永琳のコーチング内容→ ダイヤ6 ★ →ウサギEのパス+1! ★パスカルのコーチング対象→ クラブ7 パスカルのコーチング内容→ ダイヤK ★ →ウサギCのドリブル+1! 永琳「ウサギE、今日は一応パス練習もしておきましょう。 DFが正確なパスによる繋ぎが出来れば、迅速なカウンターが実現出来るわ」 ウサギE「はい、お師匠様!」 DFとしての起用を考えているウサギEだったが、 この日の永琳は、彼女に最低限の突破力を持たせるべくパス練習を施した。しかし… ウサギE「え、え〜いっ!」 パコーン! …ヒョロヒョロヒョロ…… 永琳「(失敗したかしら…?)…ウサギE、今日は…もう良いわ」 ウサギEのパスの正確さは、他の名無しウサギと比べても低い水準だった。 マイペースなウサギCは例外としても、彼女のパスは補欠の補欠でもあるウサギF・ウサギGと互角程度であり。 今回の練習を施して漸く、彼女達よりも一歩前に進んだ形だったが――それでも、焼け石に水。どんぐりの背比べである。 永琳「(彼女はブロッカーとしては光る物を持っているけれど。 その他はあまり誇れないわね…。 ――やはり、一点集中での成長が、最も効率的な策になるのかしら)」
[923]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 17:58:00 ID:??? ――その一方で、パスカルとウサギCとの練習は効果的だった。 パスカル「そうだ、ウサギC! 君はもっと自分のカンに自信を持って良い! 自由だ! 自由にドリブルするんだ!」 ウサギC「はっはぁ〜! ドリブル大王に、私はな〜るっ!」 パスカル「(シュート魔王になるんじゃなかったのか…?)」 マイペースで天才肌のウサギCに共通点を見出したからか否か。 パスカルはウサギCの気の赴くままにドリブル練習をさせていた。 それも、基本的なテクニックについてはとやかく言わずに、彼女の感性を磨くような形で。 パスカル「(これは良い。 ウサギCのドリブル力はもはや名無しウサギ達の中で断トツだ。 ただ……ドリブラーではカホとタイプが被るのが残念な所か。 しかし、彼女のこの感性をもう少し伸ばしていければ、あるいは……!)」 ウサギC「ぴき〜ん! 神のけーじが降りた……。 ―――ここは右ね!」 ダッ! クルンッ……バチイイッ! パスカル「――残念。左が正解だ(いや、俺の気のせいか……)」 *ウサギEのパスが+1されました。 *ウサギCのドリブルが+1されました。
[924]森崎名無しさん:2014/03/23(日) 17:59:37 ID:??? うん、あくまで余裕がある場合だけ。 接戦でやるつもりはまったくないけど、慧音先生やウサギさん達がドリブルやパスする機会がほとんどないですから。 特にウサギさん達には覚醒してもらって、名前をあげたいな、という気持ちが大きいです。
[925]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 18:09:58 ID:??? …と、言った所で一旦ここまで。 これから、第一章のラストとして、やや長めの固定イベント及び ルナティックスメンバー(+一部の敵チーム)の強化イベントが発生します。 ルナティックスメンバーの強化イベントでは、判定があったりしますので、 ご参加頂ければ幸いです。 >>919→>921、>>924 DF陣の、特に攻撃能力の判定が少なくなるのは仕様と言いきるには厳しい所がありますね…。 ジレンマとして、判定機会が無ければ成長はしませんが、判定機会があるというのは基本的にピンチの状況ですし、 勝ちに行くのにわざわざ苦手なボールキープに向かうのは、合理的に考えるとおかしい…という点もあります。 作者としては、以上のようなシステム上の難点をフォローするために脳内試合を設けてあります。 (流石に無尽蔵に行えるのはどうかと思うので、回数制限はありますが…) また、今回の強化イベントで多少のフォローは行うようにしようと思います。 それと、第二章の自由行動で、育てたいキャラを成長する事が出来るようにしようかな…? とも思っています。 名無しウサギの判定機会・覚醒機会の増加については、作者としても少し策を練りたいと考えます。 (実は、これまでのランダムイベントでも、判定次第では機会を設けようと思っていたのですが…)
[926]森崎名無しさん:2014/03/23(日) 18:25:06 ID:??? 乙でぃーす
[927]森崎名無しさん:2014/03/23(日) 22:40:14 ID:??? 乙でした。悩みどころですね、名無しウサギの使い道。 ドリブルやパスで覚醒できる可能性は充分あるのですが、他の項目はちょっと無理出てきますからね。 高杉並みに憎める相手ならいいのですが、ウサギちゃんいい子ですし。 一芸あったら今度は名有りを食っちゃうかもしれない始末、難しい。
[928]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 22:50:59 ID:??? 〜9月4週・固定イベントフェイズ〜 【悪意の胎動】 ――198×年・東京都○○区。 かつて無いバブルという熱狂にうなされるこの街は幻想郷とは違い、深夜でもまるで昼間のように明るい。 明日への漠然とした不安を惹起させる蛍光灯の嘘臭い光が層となり、 刹那的な今日を彩ってくれると錯覚させるネオンの暴力的な光が散らばって、 その街は、まるで宝石玉のように輝いていた。 夢美「……ええ、そうなの。 それは楽しみね」 ――その街の中に居てはまるで矮小な巨大なビルの中で、 岡崎夢美はその整った顔を美しく歪ませて愉悦を表現する。 彼女は、別な意味で時代錯誤な超薄型の液晶画面に向かって、何者かと語らっているようだった。 夢美「こちらの方は、準備万端。 ――と、言いたい所だけど。 ……少し、厄介な事態が起きてしまったわ」 夢美は溜息をつきながら、彼女の助手であるセーラー服の少女――北白河ちゆりに指示を出し、 ドッヂファイルに束となった書類を持ってこさせる。 彼女は、そのファイルのページをめくりながら、電話の主に対してこう答えた。 夢美「結論から言うと――動いたのよ、あの八雲紫が。 大方、貴女が弟子馬鹿を炸裂させてた、3週間前の試合が切欠でしょうけど」 そのファイルには、端的に言うと各施設の被害状況を示していた。 トレーニングようの先端施設費が、サッカーコートの維持費が、各種機材の調達費が乗っているその一覧表の数値には、 全てに揃って△の印が記入されていた。 ……下手な自治体や巨大な会社が一つ動く程度の、莫大な金額である。 夢美「何だったかしら、あの魔法…『スキマ送り』だったっけ? ……そう、それ。 施設の権利書やら重要な契約書やら手形やら。 ピンポイントで消滅させて来るんだから。 ――あいつ、本当に幻想郷の妖怪なの? 随分とせこい手段を使っているようだけど」
[929]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 22:52:06 ID:??? 八雲紫は、夢美「達」の行動を常に監視し、警戒していた。 しかしながら、それはあくまで「警戒」のレベルで留まっていた筈だったのだ。 彼女がこうして、夢美達の活動に、直接的な妨害を仕掛けて来た事は初めてだった。 夢美「――兎に角。 こうなったら緊急事態。 私の科学者としてのプライドがとても許せないけれど……。 貴女に、外界に出て来て欲しいの。 そして、資金集めや運営再編に力を貸して欲しい。 過去に月の使者の目を眩ませたんでしょう? それなら、地上の妖怪の目をくらませる事くらい、貴女には容易い筈。 …えっ、そう言うと思った? ……ふん、この私をそんなふうにコケにするヤツなんて、貴女位よ、賢者サマ」 夢美は不機嫌そうに、しかし(彼女にとっては)切実に電話の向こうの相手に対して懇願をする。 始めの内は相手が渋っていたようであるが――長電話の末、条件付きで相手が折れてくれたのだろう、 夢美は満足気に液晶画面――彼女は「スマートフォン」と呼んでいる――を操作し、電話を止める。 その様子を見ていた者が二人いた。 それは彼女の助手であるちゆりと……。 日向「――ククク…時間より早く来る事は良い事だな。 お陰さまで、珍しい物を見せて貰った」 夢美「…社長。 いつから聞いていたの?」 日向「さて。 ――確か、貴様がかつて無いまでに女々しくも、賢者サマとやらに助けを乞うていた所だったかな」 夢美は来賓である日向小次郎に対して文句を吐かず、ただし彼にも聞こえる程度の音量で舌打ちを行うと、 東邦学園内にある自分の研究室の椅子に深く座り込んだ。 日向「どうなんだ、計画は」 日向は簡潔かつ冷徹に、夢美に向かって告げる。 あたかも、夢美の話に全く興味が無いようだった。 夢美「……予定より少し遅延があるけれど、概ね順調よ。 ――特にあっちの方は怖いくらいに。 何でも、貴女のネオタイガーよりも強烈なシュートが出て来たとか」 日向「……なにィ?」
[930]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 22:53:53 ID:??? サッカーにまつわる会話が出て来て始めて、日向は夢美の会話の内容に対して興味を持ち始める。 若き実業家である彼はやはり、大企業の社長であると同時に一人のサッカー少年だった。 夢美「……気になるでしょう? これが、私達の事業の効果よ。 ホンの少しの刺激で、内容物そのものが大きな変質を齎す。 そんな人の意思こそが、最大の魔法であり、科学であると私は思っているわ」 日向「俺は始め、期待はずれの大赤字を上げた貴様を追放する為に来てやったんだがなァ。 ……興味が出た、続けろ。 場合によっては、長期的な収益についても見積りを出してやる」 ――否。「一人のサッカー少年」という表現には誤りがあった。 彼は今、自分と切磋琢磨すべきライバルを見つけた事に対して喜んでは無かったのだ。 彼は現世という戦場を生き抜く一匹の虎。 野生である事を良い事に、その知力で莫大な富を築き、その実力で莫大な屍を築きあげて来た。 彼は……自分を磨く為の更なる富と屍を発見した事に対して、喜んでいたのだ。 夢美「感謝しますわ、社長。 ……だけどその前に、今の幻想郷――社長の提唱する、新たな商圏を取り巻く環境について、 少しだけ、整理をする必要がある。 語ってもよろしいかしら?」 日向「許す。 続けろ」 あくまで傲慢さを崩さない日向に対しても、夢美は全く物おじせず。 居眠りが特技の三留学生に対して語りかけるように、傲慢に話し始める。 夢美「幻想郷では今、サッカーを媒体にして――大きく三つの勢力が水面下で争い合っている。 ……いえ、今まさに、争いを始めようとしている、と言うべきかしらね?」
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0ch BBS 2007-01-24