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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[97]森崎名無しさん:2014/02/27(木) 01:15:01 ID:??? 乙でした。 乗り遅れちゃったけど、Cか。それもそれでうどんちゃんらしいね。 考察してみるに…… A:サッカー選手としての精神性、および未知への挑戦。外みたいに模範となる選手いない。 B:近視眼的、だが即席的なパワーになる。実は初期の森崎。(そして地獄鈴仙誕生への期待) C:その色んな気持ちとどう向き合うか。目の前の忙殺さで内面の整理をつけてない? D:脱走兵としての過去との兼ね合い? ウサギたちもいるしね。(うどんちゃんより仕事できるけど) E:鈴仙「ふわたり手形放置しとく訳にいかないし……」
[98]森崎名無しさん:2014/02/27(木) 01:32:57 ID:??? そもそもなんで鈴仙は認められたいのか 頑張っても一部しか報われない世の中が嫌なのか それとも みんなにすごいと思われたいだけなのか ・・・鈴仙が今までの平穏ぶっ壊してでもほしいものなのかな?その名誉は本当に
[99]森崎名無しさん:2014/02/27(木) 02:24:47 ID:??? 師匠に認めて貰って…もうちょっとで良いからお小遣い上げて貰いたい!
[100]森崎名無しさん:2014/02/27(木) 08:36:27 ID:??? 鈴仙「私は……あの人(師匠)に勝ちたい!」 なお師匠は試合中のJOKERでどんどん強くなっていく模様
[101]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/27(木) 23:35:32 ID:??? こんばんは、今日も更新をしていきます。 >>94 2回目のゴールの時はそんな感じでしたね…。 >>95 作者の勝手な解釈で言うと、中山達と会う前の鈴仙は、 俺のことを置いて先にいけ!的な事を言われると逃げだして助けに行かず、 しかもそのくせ後で不要に罪悪感を覚えたり後悔したりするような、中途半端な感じのキャラと思っています。 今は、必ずしもそんな性格では無くなりましたが。 >>96 場合によって全く正反対の行動をしてしまう…というのも、それはそれで人間らしい側面もありますよね。 頑なに筋を通すという事も、中々難しいのが世の常ですから…。 >>97 乙ありがとうございます。 鈴仙らしい…と言って頂けるような、そんなキャラを描写できて嬉しく思います。 Cが選ばれましたが、BやDも選択肢としてはアタリに捉えておりました。 (AやEは、直前の中山の台詞を鑑みると少し方向がズレてしまいますので、プラスは少なかったです) >>98 その理由は、今日の更新で書きたいと思います。 最後に仰っている点は、結構核心に触れていますね。 >>99 永琳「ウチも金欠なのよ」輝夜「そうそう。 あ、えーりん。 PS4買って〜」 鈴仙「(解せない。 絶対に解せないよ……)」 >>100 れ、鈴仙もワンツーとかで覚醒したりしてるから…(震え声)
[102]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/27(木) 23:36:54 ID:??? C:「そんなこと……決められないよ。 私は、中山さん程全てを割り切れない。 色んな気持ちがあるから…」 鈴仙「そんなこと……決められないよ。 私は、中山さん程全てを割り切れない。 色んな気持ちがあるから…」 ――鈴仙の口をついて出た言葉は、中山のそれとは全くの正反対だった。 …つまり、非常に消極的で曖昧で。 そして気弱な言葉だった。 鈴仙「私は……確かに、今のままじゃ嫌だ。 プライドばっかり高いくせして、無能扱いされるのが怖くて。 それで、言い訳ばっかりで何にもやらない自分が嫌だと思って……私は、中山さんみたくなりたい。 泥まみれになっても努力して、そして――本当の意味で師匠と並び立てるような、名選手になりたいって思ってた」 中山「………」 鈴仙「それで、少しは上手くなったけれど。 …やっぱり、駄目なの。 努力して結果を出したら、皆が私を認めてくれる。 だけど、そうしたら私は――より高いハードルを超えないといけなくなる。 失敗したら、また手のひら返しで…皆が認めてくれなくなると思ったから。 そして、皆に評価されないと、私はここに居る価値なんてない。 ……いつも、私はそう思ってた」
[103]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/27(木) 23:38:01 ID:??? 如何に昔から変わったとはいえ、鈴仙の心の闇は未だ癒えてはいなかった。 幼少より優等生として将来を嘱望され続け。 そして、そこから逃げ出した今もなお、 過保護な保護者達に囲まれて愛される一方、日々の生活を値踏みされるような感覚。 そんな鈴仙は、ありのままの自分が怖かった。 ありのままの自分を曝す事で…永琳から心の底から失望されるのが、怖かった。 鈴仙「私、そんな自分からもっと変わりたい…。 でも、姫様や師匠達のお役にも立ちたい。 後、チームの為にも抜ける訳にも行かないし――それに、てゐとか佳歩とかと色々したい事だってあるし、 それに、それに……っ!! それで――何かを決められるなんて、出来っこないじゃない!!」 鈴仙は、自分の眼から自然と涙が零れている事に気付いた。 怒り、悲しみ、喜び、安堵、絶望、畏怖、驚愕――。 自分の中の感情が爆発せんばかりに渦巻いており、 今までの自分は、いかにこれを隠し通そうと躍起になっていたのかが手に取るように分かった。 中山「(ああ、分かった)」 鈴仙「私……ッ! 士官学校の勉強や実技は出来ても、 いざ依姫様や豊姫様の所でお仕えする時になったら、肝心なトコで抜けてるし、 師匠からの薬売りだって、お客さんとロクに会話すら出来ないし……!!」 いつの間にか、日常の愚痴にまでなりかけた鈴仙の訴えを聞いた中山は、漸く鈴仙を理解した。 気丈に見えて繊細。奇矯に見えて尋常。様々な一面を持ちながらも、それを上手く切り替えられずに、 極めて遠回りに、他者からの愛を欲しようとする。 そんな彼女の姿は、つまり――。 中山「(―――つまり。 鈴仙さんって……不器用なんだな)」
[104]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/27(木) 23:39:12 ID:??? 鈴仙がひとしきり愚痴を言い放ち、(後半はてゐに死ぬ死ぬ詐欺をされた事とか、 昨晩、コーヒーに 紅生姜 を入れられた事とか、全く関係の無い話になっていた) そのどこまでも優柔不断な彼女の本質を飲みこんだ所で、中山は――にこやかに笑った。 中山「……鈴仙さん、ありがとう。 最高の答えだったよ」 鈴仙「ふえっ? ―――って…そ、そういえば!? 私、元の話から全然飛んじゃってた!? ご、ごめんね、中山さん!?」 中山「良いんだよ。 もとより、君が何と答えようとも連れて行く気は無かった。 ――言い方は悪いが…俺は、鈴仙さんを試していたんだ。 ……君が、一体どんな思いを抱いた人間――失礼、玉兎で。 そして、何を真に欲するのかを」 鈴仙「私が、欲しいもの…?」 中山「ああ、そうさ。 ――なあ、鈴仙さん。 君は良く、「永琳さんと肩を並べられる名選手になりたい」と。 いつも俺や皆にそう語っていたが、それは――本当に、君の願いなのか?」 鈴仙「――そ、それは……」 今から小一時間前ならば、そう断言出来た。 しかし、今の鈴仙にはそれは出来ない。 鈴仙は自ら語ったように。 鈴仙のこれまでの目標は…ただ単に「認められない・評価されない事が怖い」という、保身の願いが幹としてあった。 その触れたくない事実を、鈴仙は中山の覚悟を鏡として、知ってしまった。 自分の願いは、中山のそれとはあまりにも違い過ぎた。 そして、鈴仙がそれに気付いただけでも、中山にとっては非常に満足だったらしく。 中山「…いや、今は答えなくていいさ。 ――このまま戦いを続け、勝っていければ。 自然とその答えは見つかるだろうから。 今は、借り物の希望を捨て去って、身軽になれただけでも充分と思う」 鈴仙「借り物の、希望…」
[105]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/27(木) 23:40:17 ID:??? 奇しくも、中山が今言い放った表現と、レミリアが試合前に鈴仙に小さく呟いた表現は全く同じだった。 鈴仙の抱える問題は、高き誇りと理想を持った存在からしてみれば、一目瞭然の些事であった為である。 しかし、当人からしてみればその問題は依然と大きい。 鈴仙は困り顔を作って中山に告げる。 鈴仙「でも…。 急に言われても無理よ、中山さん。 だって、なんと言われても私は、やっぱり他人からの評価が気になるし、 それを捨ててでも目指したい道っていうのが、良く分からないから」 中山「いや――それでも良いと思うぞ」 鈴仙「…それって、矛盾してないかしら? 他人の評価に縋るのは偽だって言っておきながら、 その他人の評価に縋っても良いだなんて」 中山は、静かに首を振った。 その素振りは、まるで推理小説の探偵のように、どこか楽しんでいるようにも見えた。 中山「…俺は、矛盾していないと思うな。 他者の評価のみを自分の物差しとするのは確かに偽だが。 もしも、そんな欺瞞に気付きつつ、苦悩しながらも――その欺瞞を成し遂げる事が出来るならば、 その人の経験や結果は決して偽りにはならないと思う。 …重要な事は「識る」事だ」 鈴仙「う、うーん……やっぱり、良く分からないなぁ。(良く思うけど、中山さんって本当に16歳なのかなぁ…)」 中山の複雑な物言いに、首を傾げる鈴仙だったが――しかし、中山自身も語る気は毛頭なかったらしく、 そんな鈴仙に対して講釈を垂れようともしない。 しかし、彼は言葉の代わりに…… 中山「――俺は、もとより多くは語れない。 語るべき物があるとしたら…こっちだ」 ポムッ……コロコロコロ…。
[106]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/27(木) 23:42:03 ID:u8jDoBN6 サッカーボールをナップザックから取り出した。 中山は、これが真の本題だと言わんばかりの面持ちで、こう言い放った。 中山「鈴仙さん。 俺がここを去る前に、勝負をしよう」 鈴仙「えっ……!?」 中山「勝負は一本勝負にしてほしいが――。 その内容は、鈴仙さんに任せても良い。 俺は、鈴仙さんのありのままの心が入ったボールを、往く前に一度でいいから受け止めてみたいんだ」 鈴仙「私の、ありのままの――?」 中山は、本来雄弁な少年では無かった。 むしろ、言葉よりは感覚を重要視する部類の人間だった。 そのため――これまでの言葉は、全てこの一勝負に賭けたものであった、と言っても過言では無い。 それだけに、中山は鈴仙との対決を望んでいた。 自分を目指して苦悩を重ねて。 そして、今脱皮しようとしている少女と。 鈴仙「(内容は任せる…か。 私が中山さんと対決したい物は――)」 A:ドリブルだ!(中山はタックルで判定) B:シュートだ!(中山はブロックで判定) C:タックルだ!(中山はドリブルで判定) D:フィジカル勝負だ!(互いにせりあいで判定) E:その他 パスVSパスカットを選びたい方はこちらで 先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *ネタバレになりますが、この判定結果次第で鈴仙や中山に成長フラグが立ったりしますので、3票決とします。
[107]森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:43:58 ID:hwCNwkBs B
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0ch BBS 2007-01-24