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キャプテン森崎外伝スレ12
[982]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/11/03(金) 13:51:08 ID:vt4jg3hk ★岬 ドリブル 21( ダイヤJ ) +( 4 + 1 )+(空腹ペナ(−1))+(やや華麗なドリブル+2)=27★ ★天ケ瀬 タックル 14( ハートK ) +( 4 + 3 )=21★ ≧2→岬、真の実力を見せつける ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 猪突猛進という言葉を体現しようとしているかごとき勢いで、僕に迫ってくる。 勢いをぶつけさえすればいいという、開けっぴろげな挑み方に僕は関心の念さえ抱いていた。 天ケ瀬「(よしこれでボールをとらえられる!)」 岬「(ただ抜くだけじゃ面白くないな、ちょっと「工夫」してみますか。 ここで巧者のイメージを植え付けておけば、後々有利になるだろうし)」 すぐに算段を固め、向かってくる天ケ瀬に挑戦する。 ズサアアアッ! 滑りこむ勢いにまかせ、ボールを叩き出そうと脚を伸ばした ボールがつま先に触れんとする。 天ケ瀬「(よし、触れ……)」 岬「(ここで……)」 …スイッ。 トンッ。 天ケ瀬「(!?ボールが…跳ねた!)」 岬「(よし、上手い具合につま先に当たった)」 ほんの少し自分の足の角度とパワー、回転を与え、天ケ瀬のつま先に触れたボールを こちらに弾き飛ばさせる。
[983]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/11/03(金) 13:55:31 ID:vt4jg3hk 岬「(あとはこのボールを…)」 天ケ瀬「(ボールが岬の膝に…なにィ!)」 膝でボールを受けた姿を見て、天ケ瀬は驚きの表情を露わにしている。 当然だろう。勢いよく飛んできたボールが跳ね返るどころか、アイスリンクを滑るカーリングのストーンのように そのままの勢いを保ちながら、膝、太もも、腸骨へとかけ上る。 天ケ瀬「(速い!このままじゃ顔に…なッ!)」 スウウウウン…… 天ケ瀬「(みぞおちで…ターンした!なのに何だあの安定感は!?)」 ボールは急激に弧を描きながらも浮かび上がらずに下りはじめ、 スウウウウン…… タッタッタッ…… 走る勢いが止まらないかのように歩を進めながら吸いつくようにボールを落下させ、 スウッ、トン、タッ、タッ! 滑らかに滑って着地したボールを受け止めた。
[984]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/11/03(金) 13:56:48 ID:vt4jg3hk 天ケ瀬「……」 一連の流れるようなボールさばきに、それも自分より年下の男の子が 軽々とこなしたのがショックだったか、ポカンとした顔になっている。 岬「ど、どうでした?」 少しはにかんだような、遠慮がちな声を上げてみる。 相手の反応、ひいては度量を図るべく尋ねてみた。そうすると…… 先着で ★キャプテン天ケ瀬の反応 !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 なお、各ダイヤ・ハート・スペードの絵柄以下の場合は空腹ペナ(−1)が発生します。 JORER: おねいさん 「俺とも勝負してくれよ!」岬「(この人…できる!)」 ダイヤK:???「俺も参加させてもらえるかな?」金の長髪をなびかせる同年代の少年が挑んできた! ハートK:???「退屈しのぎに、一勝負いかがかしら?」金髪ロールの同年代の少女が挑んできた! ダイヤ:ハート+天ケ瀬「ちょっと待ってろ!すぐに部員達を呼んでくるからよ!」 突然、公衆電話に猛ダッシュ開始!(さらに分岐) ハート:天ケ瀬「こいつぁすげえぜ!俺にも教えてくれよ!」岬「(思ったより素直な人みたいだ)」 スペード:天ケ瀬「あいつらも岬の半分程実力があればなあ……」岬「(なにか沈みはじめたぞ)」 クラブ:天ケ瀬「ま、まあまあだったな、俺も手加減してやった」岬「(目をそらしながら言われても、ねえ……)」
[985]森崎名無しさん:2017/11/03(金) 13:58:49 ID:??? ★キャプテン天ケ瀬の反応 ダイヤ5 ★
[986]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/11/03(金) 15:07:41 ID:vt4jg3hk ★キャプテン天ケ瀬の反応 ダイヤ5 ★ ダイヤ:天ケ瀬「こいつぁすげえぜ!俺にも教えてくれよ!」岬「(思ったより素直な人みたいだ)」 +天ケ瀬「ちょっと待ってろ!すぐに部員達を呼んでくるからよ!」 突然、公衆電話に猛ダッシュ開始!(さらに分岐) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 岬「(さあどうなるか。体面上どうにか言い訳して取り繕うか、 それともその場はただ褒めておいて翌日から距離を置くか。 最悪は負けた腹いせに当たり散らすか。悪い予想はこんなところ…)」 天ケ瀬「おーい!」 思案を立てようとした矢先、天ケ瀬が駆け寄り、勢いよく右肩をポンポンと叩く。 顔は優れたものに対する敬意と、憧れさえ浮かんでいる。 天ケ瀬「すげえな!岬みたいに上手い奴なんて、俺たちの学校どころかパリ中探してもいないぜ!」 岬「そ、そうですか?(直情径行というか、素直なのかな。まあまだ観察だ)」 天ケ瀬「そうだ、引っ越し前の学校で活躍してただろ、いや、そうに決まった!おっと」 ここまで機関銃のようにしゃべり続けて急に飛びのき、ズボンのポケットから財布をまさぐりだした。 天ケ瀬「よし、これだけあれば大丈夫だ」 財布の中から右手で小銭をありったけ握り取った後、左手で効果を1枚つまみヒョイっと 僕に向けて放り投げる。何とか両手でキャッチして見ると、20フラン硬貨が鈍く輝いていた。
[987]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/11/03(金) 15:09:10 ID:vt4jg3hk 岬「これは?」 天ケ瀬「昼メシ代だ。ちょっと時間かかるからこれで何か食っとけ」 岬「えっ、どこかに出かけるんですか」 天ケ瀬「ああ、ちょっと公衆電話で部員達を呼びだしてくる。せっかく岬ほどの凄いのが来たんだ」 そこまで言って返事も待たず天ケ瀬は駆け出してしまった。 不意にもらった臨時収入、はてどうするか。 この辺にある売店では 鮭茶漬け や、 焼きそば や、 牛乳 等色んな食べ物が売っている。しかも どれも20フラン以内で済みそうだ。 それともここで使わないで待っておくか。どうせ後から来る人達は天ケ瀬より下手だろうし、 食べなくても大丈夫かもしれない A 使う(空腹ペナ解消) B 使わない(空腹ペナ−2に悪化) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[988]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/11/03(金) 15:12:45 ID:vt4jg3hk と、いうところでいったん投稿を終わります。 調子が良ければ今日の夜か、土日にまた投稿できるかもしれません。 なおこの物語でのフランの相場についてですが、 物語開始から終了までの83〜91年の値を大雑把に平均して 1フラン=25円の固定相場制としています。ご理解のほどよろしくお願いします。
[989]森崎名無しさん:2017/11/03(金) 15:15:48 ID:cLA3dtu2 A
[990]森崎名無しさん:2017/11/03(金) 15:38:04 ID:LKc2LGao A
[991]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/11/03(金) 18:00:57 ID:vt4jg3hk 第4話 『Prologue de Boulogne』 A 使う(空腹ペナ解消) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 岬「(もう少しで午後2時だ。いい加減何か食べたい。残りの連中に手加減する必要もないしね)」 空腹の限界に達した僕は近くの売店に行き シュークリーム を買う。運動場へ戻って腹ごしらえを済ませ、 ポケットにゴミをしまい込んだところで、天ケ瀬達サッカー部員達がやってきた。 天ケ瀬「おうここだ、あいつがサッカー部の希望の星、岬太郎だ」 部員達「こいつが?」「こんなもやしっ子が本当に強いのか?」「岬くん、これからよろしく!」 希望の星とまで称賛された僕に対し他の人達は興味津々に眺め、思うままにしゃべっていたが、 天ケ瀬が手を大きく振ると彼らはたちまち散開し、空いていたゴールを最後尾として陣取った。 天ケ瀬「論より証拠、実際に経験してみれば納得する。という訳で岬、やってこい。 中江、秋山、まずは2人で相手をしろ!」 岬「(またボールが渡された、この空気じゃ一線挑むのが無難だな)分かりました、どうか、お手柔らかに!」 FW・中江「よーし来い!小坊!」 FW・秋山「フランスで鍛えた実力を見せてやるよ」
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0ch BBS 2007-01-24