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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】
[127]森崎名無しさん:2014/03/08(土) 00:05:47 ID:noHj1XuU A
[128]森崎名無しさん:2014/03/08(土) 00:07:04 ID:yj5C5J1g A
[129]森末(仮):2014/03/08(土) 01:11:58 ID:??? >A.「俺はやっぱり悔しかったよ。 今でも思い出したら泣いちゃいそうだし」 悔しさを露にする =========================================================================================== 松山「板野……」 弥生「(泣いちゃいそうって……まあ確かに、幼い顔立ちしてるもんねぇ)」 松山とは対極的に、板野は自らが感じた悔しさを隠そうとはしなかった。 確かに惜しかった、後一歩で勝てていた試合。 だが、結局の所は敗北――自分たちふらの中学は、東邦学園に負けてしまったのである。 その事実は試合結果がどうであれ覆せるものではなく、例え若島津から1点を奪えたといえどその悔しさは拭えない。 悔いはないとは言ったものの、板野の気持ちもまたわかる松山は優しく声をかけ。 一方で弥生は軽く引くような心境で板野の様子を見る。 三杉「(ふむ……ストライカーの気質としては、悔しがる……つまり勝ちたいという執念が強いのはプラスだろうか。 あまりにそれが強すぎると、我が強くなりすぎてチームの事を考えぬ選手になってしまうけれど……。 特にチームワークに優れるふらのに所属をし、松山からも信頼が厚いように思える彼ならその心配はないか?)」 板野「うぅぅ……」 松山「い、板野……泣くなよ」 板野「ふぐぅっ……」 三杉「(……まあ、実際に泣いてしまうというのは、色々問題があるが)」 こうして相変わらず、三杉が板野の事を評価に難しい選手だと考えている頃。 ロッカールームでは両チームの選手たちがこの決勝戦に向けて最後のミーティングを行っていた。
[130]森末(仮):2014/03/08(土) 01:13:06 ID:??? ~ 南葛中学 ロッカールーム ~ 古尾谷「ここまで来たらもう細かい事は言わん。 相手は東邦学園……昨日は粘りに定評のあるふらのを相手に接戦の末に勝利した、間違いない強敵だ。 でもいつも通り、お前たちは自分たちのサッカーを。 南葛のサッカーを見せてくれればいい。 さァ、今日も全力でいこう!」 南葛メンバー「「「はい!!!」」」 井沢「(監督……特に戦術なんかに関しては口出してこないんだよなぁ)」 滝「(その分思うようにやれるってのはありがたいけど、やっぱ不安はあるぜ)」 南葛中学のロッカールームでは、監督である古尾谷が最後の話をしていた。 特にこの試合での戦い方などを解くでもなく、あくまでも根性論――精神論を繰り広げる監督に、 井沢達は内心ため息を吐くのだが……これもいつもの南葛のミーティングでの光景である。 詳しい戦術などは全てスタメンたちの間で決められており、監督の話が終わると同時にキャプテンである井沢は前に出ると、 ホワイトボードを使って今日の試合の作戦について話し始める。 井沢「いいか皆、昨日も話したように今年の東邦は一味もふた味も違う」 長野「沢田の存在……そして、小池の成長か。 去年までの東邦の弱点が一気に強化されたからなぁ」 岩見「だが俺達だってそう簡単にはやられん。 今年に入って出てきた戦力なら、ウチにもいるんだからな」 山森「が、頑張ります!」 井沢「そうだ、俺達だって負けてない。 王者・南葛の強さって奴を見せつけてやるんだ! その為にもだな……」 古尾谷「(頑張ってくれよ、みんな!)」 今大会、最初で最後の強敵を前に作戦を詰めていく選手たち。 その後ろ姿を、監督である古尾谷は突っ立って眺めているのだった。
[131]森末(仮):2014/03/08(土) 01:14:06 ID:??? ~ 東邦学園 ロッカールーム ~ 北詰「よし、みんなきけ。 今日の相手は南葛……昨日戦ったふらのもそうだが、間違いのない強敵だ。 それはお前たちが誰よりも知っているだろう。 しかし相手の選手、一人一人のデータは既にお前たちの頭の中に入っている筈だ。 とにかく自信を持って行け、今のお前たちの実力なら間違いなく勝てる! 今年こそ打倒・南葛を果たし、東邦学園に優勝旗を持ちかえるのだ!」 東邦メンバー「「「はい!!!」」」 そして対する東邦学園のロッカールームでは、監督である北詰がいつものように指揮を執り作戦を指示していた。 サッカーエリート校として名を馳せる東邦学園は公立校である南葛のように監督が適当なものが座る筈がなく、 厳格かつサッカー指導者としての経験が豊富な北詰がその任にあたっていた。 やや型におしはめ過ぎる所はあるが彼の指揮には東邦学園の選手たちも納得をしており、 彼らは息を呑みながら今日の試合の作戦を頭に叩き込んでゆく。 北詰「では改めて、最後の確認として今日の作戦を説明する。 いいか、まずはだな……」 反町「(昨日の試合はいいところがなかった……今日の試合は絶対に点を決める! 若島津がいれば、点さえ決める事が出来れば勝てるんだ!)」 沢田「(今までの東邦の弱点と言われていた中盤を支配できるかがこの試合の鍵だ。 僕と小池さんで……)」 小池「(ふっふっふ、負傷から回復をしたこのスーパー小池にもはや敵はない。 あの真紅の優勝旗を手に入れるのはこの俺だ)」 若島津「(来生も滝も……それとあのノッポも板野に比べれば微塵も恐怖は感じん。 この試合、俺達が勝つ!)」 選手たちは密かに闘志を燃やしつつ、 こうして東邦学園のミーティングは過ぎて行った。
[132]森末(仮):2014/03/08(土) 01:15:26 ID:??? ワーワー! ワーワー!! 実況「さぁ、いよいよ試合開始時間となりました。 両チームの選手たちが、今、入場をしています! 今大会、シード権を得ていた南葛は悠々と試合を勝ち進みここまで危なげなく駒を進めてきました。 来生くん、滝くん、長野くんといったFW陣。 キャプテンである井沢くん、岩見くん、山森くんといったMF陣。 石崎くん、高杉くん、中里くん、小田くんといったDF陣。 そして2年生キーパーの剛田くん。 正に一丸となって戦う姿は全員サッカー、それぞれが特徴を持ち、役割を果たす事に長けた絶対王者です」 南葛応援団「ファイトー!南葛ー!」「今年も優勝して、V3だ!!」 実況「対するは東邦学園中等部。 昨日のふらの中学との試合ではPK戦にまでもつれこむ激戦を繰り広げ、辛くも決勝に駒を進めました。 その驚異的な粘りと執念は、正に宿敵南葛を打倒する為のものと言えるでしょう。 守護神若島津くん、ストライカー反町くん、小さなテクニシャン沢田くん、キャプテンの小池くん。 その他の選手たちもいずれも個性的、そして実力は確か。 今年こそは悲願の優勝旗を手にし、東邦学園へと持ち帰りたい所でしょう」 東邦応援団「かっせ!かっせ!東邦!!」「今年こそ優勝だ! 南葛なんかに負けるなー!!」 試合開始時間が近づき、実況の声が響き渡ると同時、スタンドからは両チームの応援団からの声援が沸く。 板野はこの光景をぼんやりと眺めつつ、もしかしたら自分が今頃はあそこに立てていたのかもと考え……。 そうすると再び涙が出そうになった為、慌てて松山達に話題を振る事で気を紛らわせようとする。 板野「ねぇ、どっちが優勝をすると思う?」 松山「そうだな……俺達が戦った上で、勝てなかった以上は東邦の方が強いと思いたい。 だが、南葛だって間違いなく強いんだ……特にチームとしての総合力の高さは群を抜いている」 三杉「そうだね……板野、君はどう思うんだい?」 板野「そうだなぁ……」
[133]森末(仮):2014/03/08(土) 01:16:30 ID:??? A.「東邦が勝つよ。絶対に勝つ」 東邦勝利を予言する B.「東邦が勝つと思うなぁ……多分だけど」 東邦が勝利すると思う C.「わからないなぁ……松山の言うように、どっちも強い」 わからないと答える D.「南葛が勝つんじゃないかなぁ……恐らくだけど」 南葛が勝利すると思う E.「南葛が勝つよ。絶対に勝つ」 南葛勝利を予言する F.「勝敗はわからないけど……南葛には何か隠し玉がある気がする」 中里の存在を匂わせる 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[134]森崎名無しさん:2014/03/08(土) 01:17:12 ID:noHj1XuU F
[135]森崎名無しさん:2014/03/08(土) 01:18:02 ID:Eqh8lQOk A
[136]森崎名無しさん:2014/03/08(土) 01:20:30 ID:??? 森崎が居ないと中里は忍者って言わないんじゃない?
[137]森末(仮):2014/03/08(土) 01:25:08 ID:??? >>136 中里忍者は南葛面子にはバレておりますです。
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0ch BBS 2007-01-24