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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】
[136]森崎名無しさん:2014/03/08(土) 01:20:30 ID:??? 森崎が居ないと中里は忍者って言わないんじゃない?
[137]森末(仮):2014/03/08(土) 01:25:08 ID:??? >>136 中里忍者は南葛面子にはバレておりますです。
[138]森末(仮):2014/03/08(土) 01:35:27 ID:??? 本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。
[139]森崎名無しさん:2014/03/08(土) 01:40:59 ID:YBLbtg6M F
[140]森崎名無しさん:2014/03/08(土) 02:03:19 ID:??? 乙でした。主人公……まさか矢車の兄貴? 日向のことは誤魔化しようはいくらでもあるからいいとして、 今の状態抜けたら主人公に近い存在だな。本格的に動けるのは高校辺り? 日向と兄貴会わせたい衝動はあるけど、医者に頼るのが無難かな。
[141]森末(仮):2014/03/08(土) 20:54:34 ID:??? >F.「勝敗はわからないけど……南葛には何か隠し玉がある気がする」 中里の存在を匂わせる ====================================================================================== 三杉「ふむ……隠し玉?」 松山「ここまで隠し持っていた切り札があるって事か? ……確かに南葛は、ここまで苦戦は無かったが」 板野はあえてここで勝敗予想はしなかったが、 南葛にはまだ周囲にお披露目をしていない実力者――中里正人の存在を匂わせた。 未来の事は見えない為にどちらが勝つかは確信を持って答える事は出来ない。 だが、十中八九この決勝戦――南葛は中里が今まで隠し持っていた『本気』を出してくるだろうと予想をしたのだ。 板野「(何せ決勝戦で、相手は東邦学園。 本編でもこの試合、中里は錘を外して本気を出してきていたんだ。 相手に日向がいないとはいえ、南葛にだって森崎と翼が存在しない。 それなら……やっぱり苦戦は必至だと判断して中里が本気を出してくる可能性は高い筈だ)」 この板野の言葉を聞き、考え込んだのは松山と三杉である。 両者からしてみれば、板野の発言には何ら根拠が無さそうなものに見えるのだが、 松山は以前の花輪中学との試合で板野が立花兄弟のトライアングルシュートを未然に防いだ事実。 更に、比良戸戦では次藤と佐野のコンビプレイを予期していた事を知っている。 それらは板野が『起こりうる事態』を知っていたからこそ予期出来ていた事なのだが、 そんな事を知らない松山は板野が優れた観察眼を持つ者なのかもしれないと判断しており、ある程度の理解を示していた。
[142]森末(仮):2014/03/08(土) 20:55:34 ID:??? 松山「(問題は誰が隠し玉かっていう事だけどな……ここまで見た感じ、やはり南葛の主力は修哲トリオだ。 あいつらに隠し持ってる実力が他にあるっていうんなら、東邦は苦戦は必至……。 だけど今までの様子を見るに、それはなさそうなんだよなぁ……)」 こうして素直に板野の意見を受け入れた松山に対し、三杉は板野に懐疑的な目を向ける。 今まで板野が観察眼が優れている(ように見える)という実績を認知していないという事もあったが、 常に沈着で他者の言う事も即座に鵜?みをしない三杉としては、そうそう簡単に信じられたものではなかった。 三杉「(……まあ、彼の言う事が当たるかどうかは試合を見ればわかる事だ。 僕が今までの試合を見た限りでは、そういった素振りは南葛には見られなかったんだけどね……)」 そして、三杉のその考えは数分後――打ち砕かれる事となる。 こうして観客席で板野達が雑談に花を咲かせている一方、 最上段の立ち見席では今日もまた全日本サッカー協会の悪い大人たちが2人揃って観戦へとやってきていた。 この真夏にスーツを着込み、サングラスをかけた片桐はフィールドに散らばってゆく選手たちを目を細めて見つめ、 対する見上は腕組みをしながら、この後に控えてある全日本Jrユースの代表選手発表について思いを馳せる。 見上「長かった大会もこれで最後だ。 いよいよ今日、中学サッカー界の勝者が決定をする」 片桐「ええ、そして世界に羽ばたく未来の日本サッカー界を背負って立つ者達も決定する……という訳ですね。 見上さん、もうある程度は選抜選手たちも決まったんですか?」 見上「ああ。 今大会、見るべき所があった選手たちのリストアップは終わっている。 この試合である程度の活躍を決めてくれるのならばそのリストも書き換わるかもしれないが……。 現時点では遠征で加入をする源三……参加を打診している岬くんを含め、代表の『24名』は決定をしているよ」
[143]森末(仮):2014/03/08(土) 20:57:13 ID:??? 長かった大会、その中で小学生時代から活躍をしていた南葛の面々に若島津、沢田、立花兄弟、松山といった実力者たち。 更に早田、次藤と佐野、おまけに何故か出てきてしまった小池といったダークホース。 彼らに加えて、地方大会で敗退をしてしまった実力者である中山や中西、成長に期待の余地がある新田を含め、 見上の中で選抜をする面子というのは既に決定をしている。 この決勝戦でその選抜をした選手たち以上の活躍を見せる者がいなければ、この決定は覆せないだろうと彼は考えていたが、 そのような事態にはまず陥らないだろうともまた彼は考えていた。 片桐「なるほど……では、誰をキャプテンにするかなどについては既に考えているのですか?」 見上「その点はハッキリ言って未知数……今の段階では決定できんよ。 キャプテン経験者が多く参加をする事になりそうだが、この試合に勝利したとて井沢や小池は統率力に優れているとは言い難い。 ……井沢は源三の信望者、小池は……なんというかまぁ、判断に困るようだからな。 松山、若島津、源三……若林のいずれかになるだろう。 実力的に見ても、そのあたりが妥当だ。 もっとも、キャプテンは私が指名するのではなく選挙制にする予定だがね」 個性的な面子をまとめ上げるキャプテンを誰にするべきか、 実力者たちで固められたチームであるが、やはり焦点となるのはそこである。 キャプテン経験の多い者達で構成される事になりそうであるが、やはり実力的に筆頭となるのはふらの中学の松山。 そしてその松山を破り、昨日の試合では板野を前に1失点に抑え小学生時代は明和のキャプテンを務めた事もある若島津。 同じく小学生時代にキャプテンを務め、2度の優勝を遂げた事のある若林が見上の中で候補に挙がる。 片桐「……そこに板野の名は入りませんかね?」 見上「何?」
[144]森末(仮):2014/03/08(土) 20:59:14 ID:??? しかし、片桐がここで名を出したのはその3人のいずれでもなく、 キャプテン経験はない筈であるふらの中学のエースストライカー……板野住明であった。 良く言えば保守的かつ堅実な見上からしてみれば、キャプテン経験のない者をいきなりキャプテンに押し上げるのは躊躇いを覚える。 見上「何故板野を推す? いや、私も板野の実力――得点力については大いに評価をしている。 現時点では、全日本Jrユースのストライカーを任せるのは彼しかいないだろう。 しかし、それはあくまでもいち選手としてだ。 キャプテンを任せる程の器があるかどうか……」 片桐「まず根拠として、以前の花輪戦で見せた板野の頭脳的な守備があります。 試合を通してみる限り、奴は決して頭が悪いという訳ではないようです」 ここで片桐が例に出したのは、やはり花輪戦で板野が見せた立花兄弟のトライアングルシュート封じである。 原作を読んでいた為に出来た事柄ではあるが、それは結果的に同じチームの選手たちだけではなく、 観戦していた者達にも板野がプレイだけでなく戦術的な目を持っているという事をアピールしていた。 キャプテンに必須とも言える戦術を理解しそれを実行できる実力、という意味では板野は疑うべくもないだろう。 見上「しかしそれだけではキャプテンと推すには弱いな。 頭脳的なプレー、という意味ならば比良戸の次藤……それに、兼任コーチとして招集する予定の三杉にも言える事だ。 だが、彼らに他人を引っ張る力があるとは思えんね」 片桐「ええ、ですからあくまでも仮説の段階ですよ。 ……キャプテンには実力、知能、指揮力。 いずれも必要ではありますが、求心力こそがやはり不可欠。 見上さんが選挙制にするというのも、『この者ならキャプテンを任せてもいい』と思われた者に指名をしようという事からでしょう?」 見上「その通りだ」 片桐「ならばその機会を彼にも与えていいのでは……と思ったまでです。 ……試合を見ていると、板野は松山にも指示を飛ばしていた模様ですからね。 そういった意味でも、キャプテンに向いていないとは私は思えないんですよ」 見上「(やれやれ……片桐くんの露骨な贔屓にも困ったものだな)考えておくよ」
[145]森末(仮):2014/03/08(土) 21:00:32 ID:??? ワーワー! ワーワー! 実況「さァ、試合開始前の軽いウォーミングアップが終わり、両チームの選手たちが入場を終えました。 今はセンターサークルに両チームのキャプテンが集まり、審判の立会の元、コイントスを行っている模様。 ……っと、どうやらボールは東邦学園が取ったもようです。 南葛キャプテンの井沢くん、陣地を選択し……両チームメンバー、それぞれ散らばって行きます」 小池「ふふふ、この小池秀人様が率いる東邦学園が負ける筈がないのだ。 井沢、いい加減お前たちも今日が年貢の納め時という奴だ」 井沢「(……小池ってこんな奴だっけ。 まあいいや)俺達の夢、V3は達成させてもらう。悪いが今年も負けてもらうぜ」 来生「(へへへ、今日も快勝してこの来生哲平の名を伝説として残してやる。 えーと……3点取れば単独首位で得点王になれるんだっけか。 らくしょーだな!)」 滝「(若島津が相手じゃ今まで通りにゃいかねぇよなぁ……井沢も今日は守備に注力したいだろうし、ゲームは俺が作るしかねぇ)」 長野「(俺の高さなら若島津にも通用する筈だ! 目に物見せてやる!)」 岩見「(全国大会優勝という栄光を手に入れる……その為になら、なんだってしてやる)」 山森「(相手の沢田は1年生だ……俺よりも1学年下。 負けたからって学年の違いを言い訳には使えないぞ。 気合を入れろ!)」 高杉「(ふぅ……ふらのの板野が相手じゃなければまだなんとかなるレベルだな)」 石崎「(根性、根性だ! ここまで来て、負けてられっかよ!)」 中里「(父上、お許しくだされ。 これが拙者にとっての最後のサッカー……悔いなく、全力を出し切り……拙者は勝ちたい!)」 小田「(足を引っ張らないように……足を引っ張らないように……)」 剛田「(うううう、逃げだしてー。 カ、カーチャーン!!)」 反町「(石崎と高杉が相手なら、松山を相手にするよりは楽な筈だ。 今までの借り、今日で根こそぎ返すぞ!)」 沢田「(井沢さん……特に目標としている訳じゃないけれど、優秀なMF。 だけど、僕は負けない!)」 若島津「(タケシ達が点を入れれば勝てる試合だ。 大会を通しての無失点記録は建てられなかったが、 ……今日の試合、俺が失点をする余地などない)」
[146]森末(仮):2014/03/08(土) 21:01:51 ID:??? いよいよ試合が始まるという中で、因縁の相手とも言うべき両チームの選手たちは火花を散らし合う。 このカンカン照りの天気によるものか、それとも両チームの情熱が伝わってきたのか、 板野は試合が始まる前から熱気を感じて汗ばみながらも、フィールドに目を移す。 板野「(さて、どうしようかな。 今日の試合……まずは誰かに注目をして、どの程度の実力者なのか判断してみたい気はする。 これまでの試合だと対策とかを考えて全体の流れを追うのに集中してたけど、もう戦う事はないしな……。 今後の為にも、誰かの能力を見図ってみようか)」 ☆「能力値を見る選手を1人選んでください」 南葛:井沢、来生、滝、長野、岩見、山森、高杉、石崎、中里、小田、剛田 東邦:反町、沢田、小池、若島津 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 ※後半にもう1度能力値を見る事が出来、計2人の選手の能力が判明します。 >>140 乙ありがとうございます。裏のお話については、まあそこまで気を付けてもらわなくても大丈夫です。 あくまでも本線はこれからのJrユース編などですので。 日向の存在の謎や主人公が誰なのかについては、後々判明したりするかもだししなかったりかもだしなのです。
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0ch BBS 2007-01-24