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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】
[40]森崎名無しさん:2014/03/04(火) 23:34:43 ID:??? ふらのだしな
[41]森崎名無しさん:2014/03/04(火) 23:35:08 ID:??? みんなで矢車さんの弟になりにいくか…
[42]森崎名無しさん:2014/03/04(火) 23:36:36 ID:??? なんかぶっちゃけ南葛となら勝てる気がしてきた(敗因が若島津のため)
[43]森末(仮):2014/03/04(火) 23:41:21 ID:??? >>34>>37 まずは落ち着いてください。 確かにこちらも東邦は時間を潰すと文中で明言し、チェックに行ける判定を何度か用意しました。 が、そうでない選択を選んだ人が間違っているという事ではないと思います。 >>38さんの言うように勘違いで確信してしまう事などもあるでしょうし、 読み落としなどもやはり人間ですから出てきてしまいます。 なのでどうか寛大になって頂きたいです。 書いているGMとしては、判定や投票をしてくれるだけでありがたいので、 あまりそういった気を削ぐような言葉はなるべく避けて欲しかったりします。 票や判定が無ければ、GMは続きを書く事が出来ませんからね。 自分も何か勘違いや見落としで所謂罠選択を選んでしまうかもしれない、という事を常に心の中に置いておいて、 他の人に対しても「ドンマイドンマイ、そんなのよくある事」と言える人達で賑わってくれるといいなと思っております。 これは>>37さんだけではなく、参加する方々へのお願いです。
[44]森末(仮):2014/03/05(水) 00:22:39 ID:??? >★島野→シュート 47 ( ハート10 )( 1 + 5 )=53★ >★加藤→セービング 48 ( スペード4 )( 2 + 6 )=56★ >≧1→島野のシュートがゴールに突き刺さる! 東邦が決勝進出! ==================================================================== ふらのメンバーも、東邦メンバーも。 観客席にいる者達もが固唾を飲んで見守る中、島野と加藤は同時に動いた。 島野は軽く足を振りかぶると、枠内に収める事を重視して威力を抑えめにボールを蹴り叩いた。 加藤はやはりヤマ勘でなければ止められる気がしないとし、素早く飛び上がった。 パシュッ 加藤「あ……」 山室「う、うぁ……(お、俺のせいで……負けた……)」 小田「(最悪だ……この負け方は最悪だ……)」 島野「やったあああああああああああああああああ!!」 小池「で、でかした島野ォ!! よくぞこのキャプテン小池の失態を帳消しにしてくれた!!」 若島津「(ふぅ……勝った、か。 ここまでもつれこむとは思わんかったが……結果がついてきたのならよしとするか)」 そしてボールはゴールネットに突き刺さった。 この瞬間に勝者と敗者は決定し、東邦メンバーが歓喜の声を上がる中でふらのメンバーはがっくりと肩を落とし項垂れる。 長く続いた60分間の死闘と、その延長として続けられたサドンデス。 その決着をつける為の審判の笛が、大歓声の中こだまをした。 ピッピッピィーッ!! ふらの 1−1 東邦 (3−4)
[45]森末(仮):2014/03/05(水) 00:23:39 ID:??? 〜大会得点王ランキング〜 13得点 板野 11得点 来生 8得点 反町 6得点 政夫 5得点 和夫、松山 3得点 山森、小池 2得点 沢田、佐野 1得点 井沢、滝 〜大会アシスト王ランキング〜 5アシスト 和夫 4アシスト 政夫 3アシスト 井沢、滝、山森 2アシスト 松山、小池、山室 1アシスト 沢田、小田、若松、金田
[46]森末(仮):2014/03/05(水) 00:24:40 ID:??? 実況「きっ、決まった〜! ゴール!! この瞬間、東邦学園の決勝進出が決定しました〜っ!! ゴールを決めた島野くん、今、キャプテンの小池くんを筆頭とした選手たちに囲まれもみくちゃにされています! 長く続いた死闘! その末の勝利! 正に勝利の美酒に酔っている事でしょう! 一方ふらの中学のメンバーはがっくりと肩を落とし、地面に手をついております。 特にシュートを失敗した小田くん、金田くん、山室くんは茫然自失という有様ですが……。 誰も彼らの健闘を責める者はいないでしょう! PKとはプレッシャーのかかるもの、特に対するキーパーは若島津くん! プレッシャーは尋常ではなかったでしょう。 結果は敗北となってしまいましたが最後の最後まで戦い抜いた爽やか戦士・ふらの中学の選手たちに、 どうか大きな拍手をお送り下さい!」 ワーワー ワーワー パチパチパチパチ!! 東邦応援団「よっしゃあ!これで今年も東邦対南葛だ!!」「今年は粘りもあるぜ!こりゃ優勝もいける!」 ふらの応援団「負けたがよくやったぞ、ふらの!」「お前たちは北海道の誇りだ!!」
[47]森末(仮):2014/03/05(水) 00:25:45 ID:??? 長野「ふー、見てるこっちがハラハラする展開だったぜ……。 とにかく、これで決勝の相手は東邦か。 手強そうだなぁ」 滝「どっちが出てきても楽な相手じゃないって。 しかしふらのとも戦ってみたかったがなぁ」 高杉「お、俺は遠慮したいぞ! お前たちはふらのが来たら若島津を相手にしなくていいから楽かもしれないが、 俺や石崎が相手するのは反町じゃなくて板野になっちまうんだぞ!」 井沢「とにかく、収穫の多い試合だった。 早速帰って作戦会議と行こうぜ。 (……松山と対決する事は結局なかったか。 王者南葛、って言われてるけど俺はNo.1MFとは言われてはいない。 松山と直接対決をして、雌雄を決するつもりだったんだがな……)」 三杉「東邦の勝利か。 (作戦自体は上手くいっていた筈だが……板野の不調により先取点が中々取れなかった事、が強いて言うなら敗因か? だがそのマイナスを、彼は土壇場でマグナムシュートをダイレクトで打つという事で盛り返した。 トータルで見てしまうと、評価の落としどころに困るな)」 弥生「(やっと終わった〜、ずっと座っててお尻が痛いわ……)」 藤沢「うっ、うぅ……松山くん……」 コツコツ 藤沢母「美子……」 町田「あっ……!?」 藤沢「! お、お母さん……!」
[48]森末(仮):2014/03/05(水) 00:27:02 ID:??? 観客席からは実況の声に合わせて、大きな拍手が巻き起こり。 ふらの応援団からも本編とは正反対の、ここまでの健闘を称える歓声が聞こえる。 そして、唯一観客席にいる中で泣き崩れる少女――藤沢の元へ、彼女の母親が歩み寄る中。 これらの光景を見ていた"自称"この世界の管理者、森末は小さくため息を吐きつつ、 再びその小さな手に握ったボタンを持つ手に力を込める。 森末「(また負けたか……ここまでもつれこんだ末に負けると、かなりキツいんだよなぁ。 っていうかこれでリセット2回目。 いい加減ダレちゃうよ。 だけど押さない訳にはいかないし、次こそ勝ってもらいたいものだね)」 そう、森末の中では――板野は常に勝ち続けなければならない。 本編で主人公が為した事を全て為さなければならないのだから、それまで負けてはならないのだ。 故に今度もまた、リセットボタンを押した。板野を勝ち続けさせる為に。 ポチッ ……… …… … 森末「……えっ?」 そして、時は巻戻らなかった。 フィールドでは相変わらず板野は泣き崩れ、観客たちは拍手を打ち鳴らしている。 つい先ほどまでと、まったく変わっていない光景が、森末の目の前には広がっていた。 森末「(お、おかしい、おかしいおかしい! おかしいぞ!?)」 ポチッ… ポチポチポチッ!!
[49]森末(仮):2014/03/05(水) 00:28:19 ID:??? もう一度押す。変わらない。 焦り、連打をしてしまう。変わらない。 目の前の光景は変わらず、巻き戻らず、"リセットはされない"。 『板野住明が所属するふらの中学は東邦学園に準決勝で敗退をした』という事実を、"消せない"。 森末「(おい、なんの冗談だこれは!? どうしてこんな事になってるんだ!?)」 自分が設定をしたリセットボタンが、まったく効果が無い。 その事に焦りを抱いた森末は落ち着きなくその場をうろうろと徘徊しつつ、 この非常事態に対してどう対処をしたものかと懸命に考える。 森末「(駄目だ、板野が負けちゃ駄目だ! こんな世界はリセットしなければならない! 主人公は主人公が通った道をなぞらなければならないんだ! だけどどうするんだ、リセットが使えなくなってる! 負けた事実が消せない! 勝つまでやり直せない! どうしてどうしてどうして!? まずいまずいまずい!)」 ポチポチポチポチポチ 結局森末の出した結論はリセットをしてやり直す、それしかない。 だが、やはりボタンを押してもリセットは行われず、絶望をする。 自分が設定をした機能が、使えない。 この世界の『管理者』である自分が、この世界を操れない事に気づいた故に。 森末「(以前から設定した筈のない技が出てくる事があったけど、 でも、でも! これは駄目だ! ゲームを根本から変えちゃってる! あぁ!! どうしよう!!)」 絶望し、混乱する森末がふとフィールドに目を移せば、相変わらず泣き腫らす板野に松山が歩み寄っていた。 きっとこれから、彼は板野を慰め、応援団に礼を言いに行くのだろう。 森末「(駄目だ板野、行くな! 物語を進めたらリセットが出来なくなっちゃう! 駄目だ!!)」 しかし、森末の声ならぬ声は届かない。 自分が出した設定――板野とは"念話"が使えるという設定をも、彼は使えなくなってしまっていた。
[50]森末(仮):2014/03/05(水) 00:29:20 ID:??? 板野「う、うぅぅ……うああああああああああああああ……!!」 観客席で森末が絶望をする一方、フィールドでは板野が号泣をしていた。 人目もはばからず涙を流し、声を上げ、悔しさと無念さとを爆発させるかのように。 その光景は、あまりサッカーに情熱を傾けていないと言えるふらのの他メンバーの心も少しばかり揺さぶるのだが……。 だからといって今の板野に声をかけられる者はおらず、特に小田と金田、山室の3人は小さくなるばかりである。 松山「さァ、立て板野。 今まで応援してくれたスタンドのみんなに最後の挨拶だ!」 板野「う、うぁ、ま、まづやまァァ……!」 松山「ほら、涙くらい拭けよ……」 しかし、そんな板野の前に立ち、優しくも強い口調で最後の挨拶をしようと提言をしたのは松山である。 板野が顔を上げてみてみると、松山は悔しさは僅かに滲むが、 全てを出し切った事に対する充足感もあるのか、爽やかな顔立ちをしており……。 だが、その目が僅かに潤んでいる事を見つけると板野は再び泣きそうになりながらも、松山の手を借りて立ち上がる。 板野「う、うぅぅ……」 松山「さぁ、行くぞみんな!」 ふらのメンバー「「「お、おう!」」」 実況「健闘むなしく敗れ去ったふらのの選手が、今、応援団に挨拶に行く所です。 しかし、ここまで本当によく戦いましたふらのイレブン。 雪国のさわやかな戦士たち!」 松山「みんな整列だ! ありがとうございました!!」 ふらのメンバー「「「ありがとうございました!!」」」 パチパチパチパチパチ ふらの応援団「東邦相手によくやった、ふらの!」「お前たちのチームワークは日本一だ!」 松山「(俺達のサッカーは……)」 板野「(……終わっちゃった、のか)ふ、ふぐっ……うえぇ……」
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0ch BBS 2007-01-24