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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】
[587]森崎名無しさん:2014/03/14(金) 23:00:58 ID:??? 攻撃特化するのが合理的だと思うのだが、 やはり板野は主人公(ストーリーでは疑問符が付いてるが)なので 様々な場面で活躍できるようにし、選択肢で迷う楽しみが欲しい。 本編では全日本のFWの人材不足(このスレでもだが)と森崎の攻撃力の高さが重なり、 森崎をFWで使うか、試合中オーバーラップさせるか等を考える楽しみがあった。 今のままだと、ただ前線でボールが来るのを待つだけのワンパターン戦術しか通用しなくなる。 そうなると選択肢を考える楽しみが失せる。
[588]森末(仮):2014/03/14(金) 23:08:41 ID:??? >★板野のドリブル特訓→( 3 + 2 )=エクスプロードドリブル習得!★ ======================================================================= 三杉のコーチは解り易く、かつ適切なものであったと言える。 まず彼は板野が得意としている『強引なドリブル』の基本動作を見、 板野がどのような経緯でそのドリブルを開発したかを確認した。 三杉「なるほど、つまり松山のタックルに対抗する為に……パワーで押し負けない為の技を開発したという訳か」 板野「うん」 三杉「それはわかった。 確かに松山のタックルは驚異的――テクニックでは君は松山には及ばないだろうから、その選択は間違っていない。 だが他に伸ばせる分野はある筈だ」 板野「というと?」 三杉「さっきの話を聞く限り、あくまで君はボールを奪われない為……つまりキープの為にその力を駆使していると言える。 だが、FWに必要とされるドリブルというのは敵陣に切り込む事、つまり突破力だ。 それはキープ力とは似て非なる。 無論、キープが必要とされる場面もあるだろうが基本はシュートを打つ為……攻撃を成功させる為の行動と言っていい」 板野「なるほど……それじゃあ、俺は更に前に進めるようなドリブルを開発するべきか」 三杉「君のパワーなら殆どの選手には押し負けないだろう。 もっと積極的に突破をする、という事に意識を持つべきだ」 そして、その経緯を聞いただけで三杉は板野に有用である助言を与えた。 今の板野には殆どテクニックというものは欠けているが、パワーに関しては全日本の中でも有数である。 短所を鍛えるのもいいが長所を更に伸ばした方が得策であるという三杉の考えは、しかし真っ当なものであった。
[589]森末(仮):2014/03/14(金) 23:09:42 ID:??? ドガバギァッ!! 三杉「ぐふっ……」 板野「あっ……ご、ごめん! 大丈夫!?」 三杉「いや、平気だ……しかしこれでなんとなくコツはつかめたんじゃないか?」 板野「う、うん! そりゃもう、試合でもこの通り出来そうだよ!」 三杉「ならいいんだ、僕はコーチ。 君の突破力を更に伸ばせたというのならそれで問題はない。 (流石に痛かったけどね……しかし一発でモノにするとは、中々やってくれる。 やはり全日本のストライカーは彼しかいないか)」 その後、実際に三杉と対決形式で練習をし、見事に『突破』という1点に意識を集中させる事に成功した板野。 吹き飛ばされる三杉を心配する板野は、まるでこのような激しいドリブルをしてくるような選手には到底見えなかったが……。 その小さな体に秘められた力に三杉は内心舌を巻き、練習は成功と呼べる結果を残すのだった。 ※板野が「エクスプロードドリブル」を習得しました。 こうして練習が終わった後、選手一同は見上監督に集められ再び整列。 監督の背後にはこの日の練習試合の相手――三原中央高校の選手たちが勢ぞろいしており、 どこか余裕の表情でこちらに視線を向けている。 見上「よし、全員揃ったな。 それではこれより事前に通達をしていた通り、練習試合を行う」 三原中央メンバー「よろしく頼むぜ中学生」「精々お手柔らかにな」「怪我にだけは注意しておけよ」 全日本メンバー「(ちっ、思い切り見下してやがる)」「(高校生だけにフィジカルは高そうだな)」「(パッとしない連中だなぁ)」 試合開始前から静かに火花を散らす両チームであるが、 見上はそのことには特に何も言わず……三原中央の選手たちがそれぞれ準備に戻った所で再び口を開いた。 見上「それでは今日の練習試合のスターティングメンバーを発表する」
[590]森末(仮):2014/03/14(金) 23:10:43 ID:??? −−−H− H板野 −J−−− J政夫 −−−−− G−I−F G和夫 I松山 F小池 −−E−− E井沢 C−D−B C早田 D中山 B中里 −−A−− A次籐 −−@−− @若島津 板野「(ほっ……スタメンから外れる事はないとは言われ続けてたけど、それでも安心だ)」 政夫「(ありゃ、和夫はMFか。 まああの位置ならコンビプレイも出来るだろうし、板野が右側にいてくれるんなら安心だ)」 和夫「(俺はMFか。 まあ予想はしてたけどよー)」 松山「(トップ下か……板野に立花兄弟がいるから機会は少ないかもしれないけど、俺も積極的にゴールは狙いたいな)」 小池「(ふふふ、この東邦学園キャプテンである小池秀人様の実力を見せてやるぜ)」 井沢「(南葛から出てるのは俺と中里だけかよ……)」 中山「(リベロか。 やりなれているから問題はないな)」 早田「(やっぱSBか。 まあ中山も次藤もSBって柄じゃなさそうだししゃーねぇか)」 中里「(今日は観客がおらぬ……オナゴがおらぬのなら後方で大人しくしておるのがよかろう)」 次藤「(ワシの出番があるかのう。 中山の所で全部止まりそうタイ)」 若島津「(まあ俺が正GKなのは当然だな)」 見上「以上だ。 当然、練習試合であるからには色々な選手を試していく。 ベンチメンバーもしっかりと準備はしておくように。 相手は高校生だが所詮国内レベルだ。 世界を相手に戦うお前達が躓くような相手ではないぞ!」 全日本メンバー「「「はいっ!!!」」」 こうして見上の激が飛び、練習試合が始まった。
[591]森末(仮):2014/03/14(金) 23:11:45 ID:??? 先着1名様で、 ★前半のシーン1→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→見上「ええい、試合を見ていたら昔の血が騒ぎ始めたわ! 若島津、交代だぁ!!」 ご乱心! ダイヤ→松山「それ板野、先取点決めてこい!」 板野にスルーパスが通った! ハート→板野「おっとっと、ボール持っちゃった」 板野がミドルサードでボールを確保だ! スペード→井沢「(やっぱりトップ下は無理かよくそ〜っ!)こんな奴ら相手なら俺も負けないのに!」 井沢が存在感を見せた。 クラブ→和夫「うへぇ〜、また通しちまった」 和夫が慣れないポジションに悪戦苦闘だ!
[592]森崎名無しさん:2014/03/14(金) 23:12:01 ID:??? ★前半のシーン1→ スペード2 ★
[593]森崎名無しさん:2014/03/14(金) 23:12:44 ID:??? ★前半のシーン1→ ダイヤ4 ★
[594]森末(仮):2014/03/14(金) 23:37:07 ID:??? >★前半のシーン1→ スペード2 ★ >井沢「(やっぱりトップ下は無理かよくそ〜っ!)こんな奴ら相手なら俺も負けないのに!」 井沢が存在感を見せた。 ===================================================================================================== サッカーにおいて、花形のポジションは何処かと問われれば、 恐らくは殆どの者がトップ下かCFWであると回答をするであろう。 無論、DFやGKの華麗なディフェンスも素晴らしいものであるが、基本的にはそれらは地味。 素人が目にして一番わかりやすいものは攻撃であり、最も目立つポジションと言えばやはりトップ下かCFWとなるだろう。 そして、この練習試合で元のチームではトップ下を務めていたというのに、 ボランチというやはり地味な攻守の繋ぎ目の任に充てられていた男がいた。 井沢「………………」 南葛キャプテン、井沢守である。 本来ならば守備力が皆無と言える筈だった彼は、 この世界ではあまりにも低下してしまった南葛の守備力を見かねて鍛えに鍛え、 隠されていた才能であるそれを大きく伸ばす事に成功をしていた。 だが、それでも彼は自分をゲームメイカーだと思っていたし、 王者・南葛キャプテンに相応しい世代を代表出来る選手になりたいと思っていた。 井沢「(そりゃ松山の実力が俺より上ってのはわかるけどよ……。 小池だとかの守備力を考えれば俺がボランチに適任ってのはわかるけどよォ!!)」 彼にとって不幸とも幸運とも言えたのが、トップ下を務めている松山の性格である。 もしも彼が人並に傲慢であったり、或いは人並に卑劣な人物であったなら井沢は何も悩む事なく彼を嫉妬出来たかもしれない。 だが、松山光という人間は人並み外れて純朴であり清廉だった。 少々抜けていたり空気の読めない所もあるが、それを引いて余る程の善玉である。 故に、井沢は彼を恨む事も出来ず鬱憤を溜めこんでいた。
[595]森末(仮):2014/03/14(金) 23:38:09 ID:??? 三原中央MF「よっしゃ、そろそろ行くぜ!」 井沢「うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!(この苛々は試合でぶつけてやるぜ!!)」 三原中央MF「うわっ!?」 そして、その怒りは対戦相手である三原中央の選手へと向けられた。 松山を除くメンバー達は、ほぼ全て守備力がいまひとつなメンバーで固まった中盤より上。 松山を避けるようにして攻め込んでくる三原中央の選手たちを、 井沢は先回りして積極的にプレスをかけ中盤において存在感を発揮するのだった。 見上「ふむ、どうやら井沢はやる気に満ちているようだな」 三杉「ええ、南葛ではトップ下だった為にボランチをやらせる事は少し不安がありましたが……。 予想以上に頑張ってくれてますね」 見上「これならば奴をボランチで起用する事も問題はないだろう」 無論、見上がこの結果を見て井沢をボランチとしてほぼ固定する考えを固めた事を、井沢は知る由もない。 先着1名様で、 ★前半のシーン2→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→見上「ええい、試合を見ていたら昔の血が騒ぎ始めたわ! 若島津、交代だぁ!!」 ご乱心! ダイヤ→次藤「お、ハイボールで来たタイ。 中山、ワシに任せとくタイ」 次藤が守備で活躍! ハート→中里「どうやら攻めあぐねている様子……致し方あるまい」 中里がオーバーラップだ! スペード→早田「おっとパスコースがあいてるじゃねぇか。 それっ、とっとと1点取ってきやがれ!」 早田のカミソリパスだ! クラブ→中山「数をかけて攻めてきたな。 井沢一人では荷が重いか」 中山の好判断だ!
[596]森崎名無しさん:2014/03/14(金) 23:40:37 ID:??? ★前半のシーン2→ ダイヤ2 ★
[597]森末(仮):2014/03/15(土) 00:07:28 ID:??? >★前半のシーン2→ ダイヤ2 ★ >ダイヤ→次藤「お、ハイボールで来たタイ。 中山、ワシに任せとくタイ」 次藤が守備で活躍! ======================================================================================== そして前半も半ばを過ぎた所で井沢と松山をかわして攻撃をするのは不可能と判断したか、 三原中央の選手たちはハイボールをゴール前に上げてのパワープレイに出た。 しかし、これはあまりにも愚策であったとしか言えない。 三原中央FW「オーライ、オーライ……」 次藤「ふんっ、ワシがおる前で競り合い勝負とはいい度胸しとるタイ!」 ドガァーッ!! 三原中央FW「うぎゃああああーっ!?」 中学生離れした体格を持ち、全日本でも一、二を争うパワーを持つ次藤。 殆どのメンバーは知る由もないが、彼は高校生相手でも喧嘩に負けないという程の武勇伝も持っており、 その力に限っては正に高校生をも上回る存在。 単純な競り合い勝負では三原中央の選手たちが次藤に敵う筈もないのであった。 次藤「(板野のマグナムシュートに比べれば蚊に刺されたようなもんタイ) そら、とっとと1点取って来い攻撃陣! こげん相手に0点のまま前半を終えるつもりじゃなかろうもん!?」 板野「ナイスディフェンス、次藤!(やっぱ次藤は頼りになるな〜)」 見上「フィジカルだけならばやはり次藤は相当なものだな」 三杉「テクニック、スピードはありませんが……あの存在感はゴール前に置いておくだけでも相手にとっては嫌でしょう。 全国大会でも板野のマグナムシュートを防いだ実績もありますしね」 こうして次藤、井沢の活躍もあってか前半は完全に攻撃をシャットアウト。 その後、立花兄弟のスカイラブハリケーン、板野のマグナムシュートでゴールを奪い。 全日本Jrユースは2点を先制してなんら危なげのない状況でハーフタイムを迎える事となった。
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0ch BBS 2007-01-24