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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】
[686]森末(仮):2014/03/16(日) 01:33:49 ID:??? 松山の提案は、幸いな事に全員に受け入れられた。 個性的な面子が集まっているとはいえ、このMFにいる者達は基本的に温和な者ばかり。 少々小池の頭が気にかかるものの、それ以外は良識人が集まっていると言える。 まずは試合を振り返り、パスを供給する時や守備に戻る時の上がり下がりなど、 各々が気づいた点を指摘し始める。 特に話題に上がったのは板野に対するラストパス。 ほぼストライカーとして固定出場が見込まれる板野が受け取りやすいパスなどはどのようなものか、 という疑問に同じチームメイトであった松山は適切に答えていった。 沢田「なるほど、そうするとこういう場合は……」 松山「板野の癖からすると、こんな感じで合わせられるボールがいいと思う」 山森「(いいなぁ、こういう雰囲気……)」 こうして話題は尽きる事なく、時間は過ぎて行ったのだが。 不意に話がMF陣の守備についてに及ぶと、少しだけ雲行きが怪しくなった。 小池「しかし今日の試合、4−0で勝ったのはいいけどちょっと中盤抜かれすぎたかね。 特に前半。 不用意にロングパスを通しまくっちまった。 まあ我が東邦学園の若島津がいたから万事問題は無かったがな!」 山森「そうですね……正直、俺も沢田も小池さんも守備が得意とは言い難いですし」 松山「だけど前半、井沢が頑張って突破自体は防いでいたじゃないか。 ボランチは初めてだろうに、全然問題なく動けてた」 山森「あ、確かに! キャプ……井沢さんのお陰で、攻撃の芽はつめてましたね」 そう、今日の試合前半戦の殊勲者と言えば井沢であろう。 地味ではあるものの堅実な守備で高校生相手にも負けず、何度もボールカットをして敵を寄せ付けなかった。 慣れないボランチにも関わらずそれだけの働きをした井沢を周囲は褒めちぎるのだが……。 井沢「…………」
[687]森末(仮):2014/03/16(日) 01:34:55 ID:??? 先着1名様で、 ★本当はトップ下がやりたい→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→井沢「実は俺、ちょっとボランチをやるのが楽しくなってきたんだ」 なにィ!?やる気満々マン!? ダイヤ・ハート→井沢「まあ……チーム事情を考えれば俺がボランチするしかないよな」 納得しきれないが分別はついてた スペード・クラブ→井沢「言っておくけど、俺はトップ下を諦めたつもりはないんだ」 ぶすっとしてる……
[688]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 01:35:59 ID:??? ★本当はトップ下がやりたい→ スペードA ★
[689]森末(仮):2014/03/16(日) 01:36:49 ID:??? 本日は一旦ここで区切らせていただきます。 それでは。
[690]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 01:44:23 ID:??? まぁあまり物分かりの良い井沢は井沢らしくない気もする。 嫉妬を力に変えてほしいところだ
[691]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 02:44:31 ID:??? つマスク
[692]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 05:01:02 ID:1+2/n9A2 C
[693]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 07:01:38 ID:??? 新田は隼、翼は鷹で同じ鳥類だから新田は翼の役割を担えるとも言える(強引w) そして板野は日向互換じゃないかと予想されている つまり新田を鍛えようとしている人の本当の狙いはファルコンクロウではなく ドライブタイガー互換のファルコンマグナム(補正+11)だったんだー!!ww
[694]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 12:06:19 ID:??? むしろGKにしてファルコンパンチを狙うという手も・・・
[695]森崎名無しさん:2014/03/16(日) 12:24:15 ID:??? 本編でも5枠使ったけど、ハンブルグ戦は交代枠6を有効に使えるとよさそう。 板野、立花×2、松山、井沢、中山、次籐、早田、中里、若島津は確定 三杉、新田、石崎も交代で使うとして計13人、残り4人まで出場可能 石崎は鍛えるとして、後は誰に声かけるべきか。
[696]森末(仮):2014/03/16(日) 14:05:28 ID:??? >★本当はトップ下がやりたい→ スペードA ★ >井沢「言っておくけど、俺はトップ下を諦めたつもりはないんだ」 ぶすっとしてる…… ================================================================================= しかし、どれだけ褒めちぎられても井沢は不満げに沈黙を保っていた。 トップ下を務める事に拘りを持つ彼にとって、ボランチでの活躍を褒められても嬉しくもなんともない。 松山「? どうしたんだ井沢。 さっきから黙ってるけど……」 井沢「言っておくけど、俺はトップ下を諦めたつもりはないんだ。 守備力の高さで俺がボランチに宛がわれたっていうんなら、松山だってMFの中では抜群の守備力だろう。 今は無理だとしても、必ず俺がトップ下に返り咲いてみせるからな」 松山「えっ……」 そうして井沢が黙り込んでいたのを見かねた松山が声をかけると、 井沢は今日の試合でトップ下を務めていた松山に声をかけられた事で怒りが爆発をしたのか、 少しばかり棘のある言葉で真っ向から松山に対してトップ下を狙っていると宣言をした。 これには思わず松山も声を失くし、他の者達も少し空気が悪くなった事を感じて黙り込む。 だが、この空気の中でもいつもの調子を崩さずに口を開いたのは我が道を往く男――小池秀人である。 小池「トップ下って言ってもよ、井沢……お前得点力がねーじゃん。 松山には北国シュートがある以上、どうしても撃たせたくなるし。 松山を前に置くのは当然じゃね?」 井沢「う、うるさいな! 俺にだって、必殺技ならバナナシュートがある!」 沢田「(井沢さんのバナナシュートは……正直、中西さんにも通用しないレベルだからなぁ。 松山さんの北国シュートと比較をしたら、どうしても見劣りするよ)」 基礎的な能力だけでも井沢は松山に大きく離されていたが、それ以上に大きな差となっていたのが必殺シュートの有無である。 ふらの中学時代は板野と共に大会でも猛威を振るった松山の北国シュート。 井沢も己の得点力不足を解消する為にとバナナシュートを開発したが、その威力の差は歴然である。 井沢とてその程度の事は十分理解こそしていたのだが、理解は出来ても納得が出来ないのが人間の心理というものだった。
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0ch BBS 2007-01-24