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【板野くん】俺inキャプ森5【世界デビュー】
[90]森末(仮):2014/03/22(土) 01:07:46 ID:??? >★前半のシーン→ ハート6 ★ >中西「小池、右に開け! いくで!!」 中西が土台以外でも活躍してるぞ! ========================================================================== 小池「お、おお? おー!」 今日の試合の相手、東邦学園高等部は流石に高校生No.1の実力派チームという事もあり、 一戦目、二戦目とは違いそう簡単に勝たせてくれるようなチームではなかった。 一週間の合宿によって既に連携も完璧に近い程になっていた全日本Jrユースであるが、その攻撃もうまくつながらず。 守備においても中盤の数が少なく中山だけではカバーしきれない面もあるのか、何度も攻めこまれる局面が続いた。 そこを弾き返し、ここまで無失点にする事が出来たのは、 やはり既にある程度の実力を兼ね揃えたDF陣――そして守護神である若島津の力が大きかったと言えるだろう。 しかし、そう何度も攻めこまれてはいつゴールを割られるかわからない。 そんな緊迫感があった中、この試合、始めてフィールダーとして出場をした中西は若島津がクリアーしたボールを拾うと、 ペロリと舌舐めずりをしてから前を向き、小池へと指示を出しながら大きく縦のパスを出した。 東邦高等部「うげっ!?」「やばい!」「早くカバーに入れ!!」 小池「(あれ? なんかこっちスペース広いな〜。 邪魔されず持ちこめそうだぞ)」 中西「(よっしゃ、巧くいった!)」 この縦パスに東邦学園高等部の選手たちはすかさずカットに入ろうとするが、 予想以上に中西のパスは彼らのカットを掻い潜れるようなほどに精密で、かつ球速のあるものだった。 結果、ボールは小池が難なくトラップをし……そして小池は気づく。 自分の目の前に殆ど敵の守備陣がおらず、これならば殆ど邪魔される事なくシュートチャンスを作れるだろうことに。
[91]森末(仮):2014/03/22(土) 01:08:49 ID:??? 見上「ほう……! これは嬉しい驚きだな……」 三杉「小学生時代から、守備陣に対するコーチングには秀でていたようですからね。 よく状況を見る事に長けている、という事でしょう。 それはパスコースを見つける事にもつながります。 僕としては、あれだけの精密さを持つパス技術の方に驚きですね」 見上「繊細さなどでは小池や沢田といった者達も負けてはいないが、その上にパワー、スピードのあるパスを出せているからな。 緩いパスならまだしも、あれだけのパスはそう易々とカットは出来んだろう」 三杉「体格も大きいですし……パスセンスがあるならポストプレイも出来るかもしれませんね」 見上「しかしそうなるとFWの枠が足りんよ。 加えて、中西は空中戦がそう得意という訳でもないからね……。 同じポストプレイなら、立花兄弟でも事足りる」 ただの土台として活用する予定だった見上であったが、 中西が思いもよらぬ活躍をした事に喜びつつ、再び視線をフィールドに向ける。 一瞬の隙を突いて完全にサイドを抉った小池は、中央を振り向きセンタリングの構え。 ゴール前にはFW達が顔を揃え、いつでもダイレクトシュートに迎える体勢を作っていたのだが……。 政夫「小池、俺達に上げろ!」 板野「(まあ……ここはスカイラブツインをお披露目した方がいいだろうなー)」 小池「よっしゃ、決めろよ!」 当然のようにボールを要求する立花兄弟。 板野としても、この一戦ではまず彼らに撃たせた方がいいというのがわかっていた為に特に何も言わず、 素直に小池は山なりのボールをゴール前に上げ……これを見て立花兄弟は両者顔を合わせて一つ頷き、 後方から上がってきていた中西に合わせて飛び上がる。
[92]森末(仮):2014/03/22(土) 01:10:42 ID:??? 政夫「頼むぜ、中西!」 和夫「新技のお披露目だァ!!」 中西「おう、いくで!!」 ズザァァァァァッ ガシィィイイイイイイイイイイイイイインッ!!! 東邦高等部「へ!?」「な、なんだァ!?」「スカイラブハリケーンってのは聞いてたけど……こんなのは聞いてないぞ!?」 背中を地面につけて滑走しながら両足を上にし発射台となる中西。 政夫と和夫はその片足に同時に乗りかかると、小さく溜めを作ってから一気に大空へと飛び立つ。 バァァァァアアアアンッ!! 政夫「くらえぇ! これが俺達の……」 和夫「スカイラブツゥイン! シュートだァァァアアアッ!!」 ブギュルッ バワワワワワワワワァァ!! 東邦高等部GK「なっ、なにィィイイイイイイイ!?」 トンデモサッカーを数々繰り広げるキャプテン森崎の世界において、 その中でも1、2を争う程のトンデモサッカーを魅せる立花兄弟。 今回、初めて試合で使ったスカライブツインシュートもまた、対戦相手を驚かせるに値するものであった。
[93]森末(仮):2014/03/22(土) 01:12:17 ID:??? 板野からヒントを得て開発をしたデルタツインは、一度ポストを蹴って空中に飛び上がる為、 どうしてもゴールを向く為に姿勢を崩し飛び上がった勢いをも殺してしまう面がある。 かつて小学生時代に開発をしたトライアングルシュート。 それは1度下に落とし走り込んできた相棒に撃たせるというものだった点から見ても、 ポストを蹴った後に空中でゴールを向くという行為がどれほど難しいかという事は確かである。 しかし、このスカイラブツインはそのようなデメリットが一切ない。 最初からゴールを向いたままシュートに向かえ、かつ、発射をした推進力をそのままボールに込める事が出来る。 ズバァッ!! ピピィーッ!! 政夫「ヒャッホー!」 和夫「やったぜー!」 中西「(ホッ、決まったか……)」 結果、デルタツインよりも威力を向上したスカイラブツインはGKが反応すら出来ずにゴールネットに突き刺さり、 敵である東邦学園高等部どころか、味方である者達ですらもやはりトンデモサッカーだと唖然とする中で、 立花兄弟はしっかりと着地を決めてハイタッチをし、中西は上手く2人を飛ばせた事にそっと安堵をするのだった。 板野「(ひゃー、やっぱり凄いな……スカイラブハリケーンを初めて見た時もそうだったけど、 本当に同じ人間かと思っちゃうよ)」 自身が放つマグナムシュートもまた、人間が放てるようなシュートではないと思われているとは露知らず、 そんな事を考えながら板野は立花兄弟たちと共にゴールを喜ぶ。 その後、再び試合は再開されるもそう何度も付け入るすきは見つからず、 かといって東邦学園高等部もこちらを攻略する手立てがなく1−0のまま前半は終了。 前半である程度アピールが出来た為か、中西と立花兄弟はホクホク顔のままハーフタイムに入りベンチに戻る。
[94]森末(仮):2014/03/22(土) 01:14:02 ID:??? 見上「1点のリード……まずまずといった所だろう。 攻撃も一瞬の隙を突き成功させ、守備も何度も攻めこまれているにも関わらずゴールを割らなかった。 その点は上出来と言えるが……更に危なげなく、かつチャンスを作れた方がいいのは言うまでもない事だ。 前半、何が悪かったか……浮かれる前にまずはそれを反省するように」 松山「はい(特に俺は反省しなくちゃいけない……攻撃機会を作れず、何度も攻められてるって事は中盤を支配出来てないって事だ)」 若島津「(北詰監督以上に人を褒めん監督だな……。 そういう奴、と思って付き合っていくしかないか)」 ハーフタイムに入りまず見上が告げたのは、浮かれる前に反省をしろとの事。 ここまでの練習試合での指示などを聞いて既にある程度見上の性格というものを把握している全日本一同は、 やはり素直に褒める事はないかとため息を吐きながらも頷き返事をする。 見上「ではこれより後半にあたってメンバーチェンジをするぞ」 板野「(おっと、口を挟むならここだな。 何か言っておこうか? でもこれが最後の練習試合だし、監督も何か考えてる事があるかもしれないから迂闊に口を開かない方がいいかも……?)」 A.「監督、新田も新技を身に着けました。 新田を使いましょう」 B.「そういえばここまで高杉は出ていないんじゃ……? 高杉を出しましょう」 C.「中々攻め込めない場面がありました。 佐野をMFで使えないでしょうか? あの突破力でチャンスメイクを期待したいです」 D.「(いやいや、ここは何も言わない方がいい……)」 E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[95]森崎名無しさん:2014/03/22(土) 01:14:27 ID:8pmTSilk D
[96]森崎名無しさん:2014/03/22(土) 01:14:35 ID:JHeNbgsI D
[97]森崎名無しさん:2014/03/22(土) 01:14:37 ID:W9TqgHgo D
[98]森崎名無しさん:2014/03/22(土) 01:15:05 ID:yNr/2lss D Aは新田びいきとみられるかもしれないし新田を試してくれるかもしれない
[99]89:2014/03/22(土) 01:16:00 ID:??? なにィ!?
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0ch BBS 2007-01-24