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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】
[399]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/08(火) 00:12:41 ID:??? こんばんは、今日は今(11時半位)まで仕事だったのでほんのちょっとになりますが、 更新をしていきたいと思います。 >>397 乙ありがとうございます! >>398 スキルステップとかリグルーレット的なノリですね、これは。
[400]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/08(火) 00:14:04 ID:??? ☆雑魚妖怪チームの場合☆ 〜太陽の畑〜 タッ……タッ……タッ……。 夏を過ぎた太陽の畑は、大きな向日葵の花こそ咲いてはいないが、 それでも畑の主の行き届いた管理により、季節にあった花や草木が綺麗に道を作っている。 そんな中、雑魚妖怪チームの一団もまた、大会に備えて今さらながらのランニングを行っていた。 リグル「いっちにー、いっちにー!(ネオリグルキックを何発も撃てるように、体力を付けなきゃ!)」 ルーミア「さんしー、さんし〜(バレないように、こっそり浮いてれば楽なのかー)」 ミスティア「はしる〜はしる〜おれ〜た〜ち〜♪」 その一団は、大きく三つの集団に分かれていた。 先頭を走るのは、チームの発起人ともなったリグル・ルーミア・ミスティアの三人。 彼女達はいつもの遊びと同様に、楽しそうに笑いながら萌道を走る。 幽香「フフ。 もうすぐね……」 レティ「(――コイツ、絶対余計な事を考えてるわね……)」 次の集団に居るのは、前方の仲良し三人組みの保護者的存在であるレティと、 この太陽の畑の事実上の主にして、一帯の野良妖怪達を仕切っている大物妖怪・風見幽香。 彼女達三人は、可愛らしい子どもたちの様子に微笑みながら――と、言うには幽香はもっと先の別の何かを考えているし、 レティはそんな幽香の様子を心配しているので正確では無いのだが――、ゆっくりと落ち着いた走り込みを続ける。 そして、最後の集団は……前述の二集団からは大きく後方に位置付けていた。
[401]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/08(火) 00:15:07 ID:??? わかさぎ姫「も〜! 暑いし、尾ビレは乾くし、そもそも私は陸上キャラじゃないし! くすん……早く湖に帰りたぁ〜い……」 メディスン「リグルなんかの口車に乗せられたアンタが、浅はかだっただけじゃん。 どーせ私達のチームなんて、(幽香が暴れない限り…)大した事ないんだから、あと二、三日の辛抱よ」 わかさぎ姫「アンタは…『草の根妖怪ネットワーク』の良さと怖さを知らないからそんな事言えるのよ!? あそこで『既読無視』してみなさい、一気にハブられるんだからねっ!? 怖いのよ!?」 メディスン「はぁ……。 ――でも、結果としてそのネットワークで釣られたのってアンタだけじゃん。 わかさぎだけに、一本釣りね」 わかさぎ姫「ち…違うもん!? 他の皆はもう人里FCに誘われてたりしてたから仕方なかったのよ〜!?」 メディスン「はいはい、分かったからリアルな人間関係を大事にしてこうね。 …私は良いけど」 最後の一団は――人間嫌いの毒人形のメディスン・メランコリー……と、何やら見慣れぬ風体の青髪の少女だった。 ただし、その少女の下半身は明らかに人間のソレでは無く――即ち、巨大な魚のような、大きな尾びれで構成されていた。 彼女の名はわかさぎ姫。 何とも情けない名前のような気もするが――彼女曰く、由緒正しいれっきとした『人魚』である。 元々は霧の湖でノンビリ暮らしていた彼女だったが、リグルやミスティアの誘いに負けて、 こうして偶にではあるが、雑魚妖怪チームの正規メンバーとして試合に参加したり、一緒に練習したりしていた。 わかさぎ姫「も、もうだめぇ〜!? 泡になって消えちゃう…」 ――とはいえ、正直な話。 彼女を誘ったリグル達も、そしてわかさぎ姫本人も。 彼女は「埋め合わせ要因」の一としてしか考えていなかった。 如何に強い魚も、陸上では凡そ跳ねる事しか出来ないように、わかさぎ姫もまた、 陸上でのサッカーにおいては全くカスカスの――それこそ、名無しの下級妖怪よりはマシ程度の ――低い能力しか持ち合わせていなかった。
[402]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/08(火) 00:17:01 ID:??? リグル「お〜い、わかさぎ姫〜! 大丈夫〜!?」 ルーミア「あと一周頑張れば、休憩らしいよー」 わかさぎ姫「くぅっ…! 私だって、ブリッツボールだったら最強クラスなのにぃ……」 メディスン「(ブリッツボールって何だろ…)」 ……と。長々と語ってしまったが、結論から言えば雑魚妖怪チームにおいての戦力強化は最低限かそれ以下だった。 リグル・ルーミア・ミスティアの三人組が新技をいくつか覚えるも、肝心要の幽香・レティの成長は無し。 そして、待望の新メンバーであるわかさぎ姫すらも――ご覧の有り様である。 ……だからこそ、幽香は不敵にほくそ笑むのだった。 レティが散歩がてらに集団を離れた時、幽香は残された六人に向かって、こっそりこう呟く。 幽香「フフ…大丈夫よ皆。 このチームは、『陵辱請負人・クラブA』により守られているからね…」 リグル「りょ、りょーじょく? 何それ?」 ルーミア「(………)超強いって意味だよ〜。 後、それをレティの前で言ったら駄目だよ〜」 ミスティア「RYOUZYOKUせよ RYOUZYOKUせ〜〜〜よ〜〜〜〜♪」 メディスン「(わたし、しーらないっと)」 わかさぎ姫「? 陵辱って、貴女本気!? 犯罪じゃないの! そうなら反対よ! 暴力はんた――グボゴォッ!?」 わかさぎ姫が陸上で長時間過ごした事が原因か、泡を吹いて消えそうになっている中。 ……大会のダークホースは、着実にその牙を磨いていた。 *雑魚妖怪チームが強化されました。 *雑魚妖怪チームにわかさぎ姫が加入している事が判明しました。
[403]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/08(火) 00:18:12 ID:??? ――と、いったところで今日の更新はここまでです。 予告通り、二章では他にも新作キャラがポツポツ出たり出なかったりする予定です。 それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
[404]森崎名無しさん:2014/04/08(火) 00:22:20 ID:??? 陵辱請負人・クラブAw
[405]森崎名無しさん:2014/04/08(火) 02:17:25 ID:??? 乙です やっぱ守矢の強化判定は!morosakiですかね? それともピエールがフランスから強い人紹介(それでもピピンさんとナポしかいないが)かな? 凌辱請負人A・・・ いったい何かりんなんだ・・・
[406]森崎名無しさん:2014/04/08(火) 03:07:35 ID:??? 乙でした。コイキング育ててる思い出が蘇ってきた。 ブリッツかー……キッパでも連れてこられたらいつぞやの魔王が再来が。
[407]森崎名無しさん:2014/04/08(火) 06:13:17 ID:??? キッパって最終的にシュートだけ99まで上がるんだっけ?
[408]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/08(火) 23:51:35 ID:??? こんばんは、今日もちょっとだけ更新していきます。 >>405 乙ありです。 守矢の強化については、色々と考えております。 陵辱請負人の正体は、未だ全く不明ですね(大嘘) >>406 乙ありがとうございます。 コイキングは水中だからと言って強くはなりませんね…。 キッパは個人的にはかなりの逸材だと思っています。
[409]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/08(火) 23:53:14 ID:??? ☆命蓮寺ロータスの場合☆ 〜人里サッカーコート〜 かつてはヒューガーにより存亡の危機に立たされ、その危機を抜けてからも あらぬラフプレイの連発でその信仰を大きく落とした命蓮寺の一門は、 しかしそれでもサッカーをやり続けていた。 彼女達は知っていたからだ。 如何に辛い出来事が起きようとも、思い通りにならぬ事態が続いても。 それでも、人間や妖怪は生き続けることで、結果的に「大きな何か」を得る事が出来ると。 そしてその通り――命蓮寺ロータスというチームは、大会を前にして「生まれ変わり」をする事に成功する。 兵具店店主「食らいなさい! 「ハイスピードパウンス」!」 村紗「何の! これが私の「アンカーキープ」よ!」 タタタッ……ガシイイッ!! その兆候は、大会前に行われた人里FCとの練習試合においてもハッキリと現れていた。 現に村紗は、自慢の新必殺キープで兵具店の女主人の獣の如しタックルを受け切ろうとするが…。 村紗「(――いけない、このままでは足を…!)…はっ!」 クイッ…パシュッ! 兵具店店主「(反則を避ける為に、敢えて力を弱めた…? 流される可能性も大いにあったのに…!?)」 マミゾウ「郷に入っては郷に従え。 何、儂のプレースタイル的にチームの方針はマッチしておる」 ぬえ「私はフツーにやりたいけど。 ま、いっか」
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0ch BBS 2007-01-24