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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】
[480]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/13(日) 22:09:45 ID:2+NqAup6 ☆博麗連合の場合☆ 〜博麗神社・境内〜 森崎「(よしよし、俺の派閥員も大分増えてきたな。 中里と魔理沙の奴は元々仲が良いから良いとしても…)」 大会前最後の練習という事で、博麗連合のチームメンバーがほぼ勢ぞろいした中、 森崎は霊夢の定位置であるお賽銭箱前にどっかりと座って満足そうに成果を確認していた。 小町「(森崎が「ポストプレイ」を教えてくれたお陰で、私の負担もグンと減ったしねぇ。 しかもアシストを稼げて活躍度も増えたし、一石二鳥だ)――それっ、「宵越しポストプレイ」だ!」 ポムッ…ポーンッ! 森崎「(小町の奴は……あいつの性格と特徴にピッタリだったポストプレイヤーに転向させた事で、 何もしなくても勝手にメキメキ伸びてくれやがった。 元々決定力もそこそこはあったから、長野の奴より余程使えそうだぜ)」 衣玖「あ、あの……総領娘様? 私は今日、「定時退庁日」なのですが…?」 天子「何いきなり権利主張して来てる訳? いいじゃん別に、現に今は登庁してないんだし!」 中里「衣玖殿のパスは非常に良いパスでゴザル。 拙者としても、居てくれれば有難いでゴザルよ」 衣玖「くうっ……(森崎さんに弱みを握られたせいで、私の業務負担は鰻昇りじゃないですか!? 「メンタルヘルス相談窓口」ってどこだったかなぁ……?)」 森崎「(衣玖さんは、こっそり「羽衣婚活(※)」をしようとしていたシーンを盗撮したお陰で、今じゃあ俺のイエスマンだ。 それだけじゃなく、パスもまあ上手いから――居て損になる事はないしな)」 (※身に纏う羽衣をわざと地上に取り残し、それを拾った人間の元にパラサ…結婚して同居するというもの)
[481]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/13(日) 22:11:22 ID:2+NqAup6 アリス「あっ、森崎お疲れ様! よ、良かったらクッキー焼いてきたんだけど…食べる?」 森崎「いや、練習しろよ」 アリス「そ、そうよね! よしっ、今日は……っと」 森崎「(アリスの奴は分かりやすいから御しやすい。 適当に友達面してたら勝手に懐いてくれるから楽だったな。 そして――)」 萃香「お待たせ! アイスティーしか無かったんだけど良いかな?」 森崎「いや…お前も練習しようぜ(このチームの第1GK――いや、俺は自分が第1GKと思っているが――である伊吹萃香さん。 危ういシーンもあったが……彼女に認められたのは成功だったな。 お陰で、俺の一対一の能力も大分安定してきた)」 萃香「それもそっか。 んじゃ森崎、アンタも夜練で大変だろうけど、無理はしなさんなよ!」 森崎「おう、萃香さんも楽勝試合のGKは宜しく頼むぜ。 この俺様の引き立て役としてな!」 萃香「ハハハッ、私はアンタのそういう所が好きだよ! その弱っちいくせに、決してそれを認めようとしない度胸と意固地さ! それがでも実際に、今の強さに繋がっているんだから、アンタは大物だな」 森崎「フッ、上から目線で語れるのも今の内だぜ? この俺が大会で得点王・アシスト王・最優秀GKを総ナメするまでのな」 萃香「おう、そうだったそうだった。 んじゃ、期待してるよ森崎! もしもその言葉が嘘だったら――攫いに行くけど」 森崎「フフ……(やっぱり、最優秀GKだけにしとけば良かった……)」 森崎が、こうして自分の力で広げて行った交友関係(一部主従関係も混じっているが)を確かめつつある中、 この場に居ない博麗連合の選手もいた。 ――そう、博麗霊夢と霧雨魔理沙である。 霊夢は「異変解決」を、魔理沙は「新技開発」を理由に別行動を取っていた。
[482]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/13(日) 22:12:48 ID:2+NqAup6 森崎「(霊夢の奴は……まぁ良いとしても、魔理沙の奴が少し不安だな。 まぁ良いか)」 ――と、森崎が二人に想いを馳せている内に。 霊夢「ただいまー」 魔理沙「……遅れてすまん」 アリス「あっ、ちょっと魔理沙!? それに霊夢! 今までどこ行ってたのよ!?」 天子「でも、思ったよりも速かったじゃないの? 普通ならまだつかない時間よ?」 霊夢と魔理沙の二人が、神社の境内に入って来る。 二人の表情は対照的で、霊夢が一仕事終えた後の充実感を得ているのに対し、 魔理沙の方の表情は、未だ浮かばれない様子だった。 森崎「(魔理沙の方は……どうやら、必殺シュートの「もう少し」が完成しなかったようだな。 そして霊夢――何だ、あの右手にぶら下げてるカゴは? よく見ると少し揺れている…生き物が入っているのか?)」 観察眼に優れる森崎は早速に魔理沙の表情の真意を看破し、 霊夢の持つお洒落な籠に興味を惹かれていた。
[483]森崎名無しさん:2014/04/13(日) 22:16:37 ID:??? 羽衣婚活ワロタwww
[484]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/13(日) 22:17:36 ID:2+NqAup6 魔理沙「……ああ、ちょっとだけ最後の〆に難儀してな。 今日はもう諦めて、チームワークを確認しようと思ったんだ」 果たして魔理沙の表情の真意は、森崎の予測する通りだった。 しかし、流石の森崎も、霊夢の表情の真意と――その籠の中に「誰」が入っているのかまでは、思いつく事が出来なかった。 霊夢は、得意気な表情を見せて、籠の側面についていたおもちゃの扉を開けて――。 霊夢「これ、拾ったんだけど――どうかな、ウチの選手として使ってみない? ルールの方は、まぁ……紫がきっと上手いことしてくれるし」 ???「ちょ、ちょっと!? 持ちあげた状態で扉開けないでよ〜! 怖いじゃない!?」 森崎「は――ハァ、人間!? それも、身長十数センチの……!?」 霊夢「こいつ、私のお祓い棒とかにちょっかいかけてた奴のボスで、名前は…なんだっけ」 針妙丸「私の名前は、「少名 針妙丸(すくな しんみょうまる)」……って! ちょっと待ってよ!? 私の人権はどうなってるのよ〜!? ああ、打ち出の小づちの力さえあれば〜〜〜〜!?」 ……霊夢は何の気も無しに、異変解決で得た「新助っ人」をチームに加入させようと提案してきたのだった。 森崎「(なんだか、五月蠅くて空気が読め無さそうなヤツだな……。 ――大丈夫なのか?)」 そして最初は小人の存在に驚いていた森崎は……早くもその新助っ人とやらの能力や性格、与し易さを品定めしている。 この辺りの打算的な切り替えの速さは、森崎の長所だった。 *博麗連合が強化されました。 *少名針妙丸が博麗連合に加入しました。
[485]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/13(日) 22:18:44 ID:2+NqAup6 ☆そして、再び永遠亭ルナティックス☆ 〜永遠亭・鈴仙の私室〜 鈴仙「(今ごろ、中山さんは何してるんだろう。 幻想郷のどこに行き、何を感じ、そして…何を得て来るのかな)」 つい先ほどまでは、特訓疲れで泥のように眠っていた鈴仙だったが。 心の底の昂りが抑えきれずにふと目を覚まし――ふと、今はここには居ない中山の事を考える。 鈴仙「(中山さんは、いつだって自分から道を切り開いていた。 ……親や先生、依姫様達や師匠達から言われた通りの道を進んできた私と違って。 今だってそう。 色々と考えるようにはなったけれど――きっと、本質はまだまだ甘いまんまだわ)」 中山のようになりたいと考え、やがて中山の言う通りではなく、 自分自身の道を歩かなくてはならないと気付いた鈴仙だったが、今はまだ巣立ちの時では無い。 しかし――その「時」はきっと必ず来るのだと、鈴仙は確信していた。 鈴仙「(師匠に並ぶ選手となるために、全幻想郷代表として師匠と共に活躍する…って思っていたけれど。 ――今の私には、もっと他の道も選べるような気もする。 例えば……師匠と対峙するってことも、あっても良いかもしれない。 今まで保留保留にして来たけれど……私は今、【何を本当に望んでいる】のだろう?)」 今はまだその時ではないが……そろそろ、一度自分の考えを決定しておかないといけないような気がする。 「決定」という行為は非常な苦痛を伴う。 ある物を選んだ以上、それ以外の物は切り捨てなければならないからだ。 AB二択の内からAを選んだとしたら、仮にBへの想いが残っていても……Bを再び選ぶ事は出来ない。 鈴仙「(でも――今なら、まだ変えられる。 だけど……【ここでの選択は、私が今まで持っていた大きな目標を、 一旦とはいえ変える効果はある】かもしれない。 だって、それ位付きつめて考えないと……。 その「時」が来た時に、もっと迷う事になっちゃうと思うもの)」 もしもこの時が、鈴仙にとっての決意の時であるとするならば、今の自分は何を選ぶだろうか。 鈴仙は改めて、自分の持つ大きな目標を再確認することとした。
[486]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/13(日) 22:21:29 ID:2+NqAup6 鈴仙「(私の目標は……)」 A:今まで通り、「全幻想郷代表で活躍し、永琳と肩を並べられる名プレーヤーになること」 B:「幻想郷や外界の強者に対して、自分の生きざまを見せつけてやること」 C:「今まで自分を見下してきた強者や天才を、サッカーで見返してやること」 D:「どんな環境でもサッカーをやり続け、とにかく最強のFWを目指すこと」 E:その他 自由選択枠(※作者の判断で、選べないものもあります。 またA+B+Cなどの複数選択は基本的に無効です) 先に【3】票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *ここで選んだ目標が、今後しばらくの鈴仙奮闘記スレの大目標となります。 *また、この選択肢は直接には鈴仙の能力やイベント等には影響しませんが、今後の展開に関する鈴仙の考え方の描写に 影響が出てくる可能性があります。 また、ルート分岐にかかる描写にも影響が出る予定です。 *具体的なルート分岐についてはまだ秘密ですが、大まかに二つのルートを考えています。 *質問があればお受けしますが、答えられない質問もあるかもしれません。 >>483 衣玖さんは東方求聞口授にあった花果子念報では羽衣婚活に否定的ですが、 実は内心憧れているのでは? ……と妄想しておりました。
[487]森崎名無しさん:2014/04/13(日) 22:22:23 ID:WJlNKDfk A
[488]森崎名無しさん:2014/04/13(日) 22:22:30 ID:Thqqpl0Y D
[489]森崎名無しさん:2014/04/13(日) 22:23:21 ID:??? E 幻想郷を凌辱したい!
[490]森崎名無しさん:2014/04/13(日) 22:23:25 ID:s2OCvNc6 C
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0ch BBS 2007-01-24