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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】
[748]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/27(日) 22:52:29 ID:??? 〜回想シーン〜 大会初日の早朝。 鈴仙達ルナティックスメンバー一行は、永遠亭内の会議室にて簡単な作戦会議を行っていた。 永琳「――それで、このペーパーは……これまでの練習を見てきた私が作った、貴方達選手の評価表よ」 その会議を仕切るのは永琳。 彼女は事前に数枚の書類を作成しており、 名無しウサギを含むルナティックスの選手達に手渡しをしていた。 そしてその書類には――現時点での、ルナティックスの選手達の評価が記されていた。 永琳「評価は、SからEまでの五段階評価よ。評価の内訳はそれぞれ…… Sが今大会屈指レベル。世界でもトップを狙える水準ね。 Aが今大会上位レベル。世界で戦うにはこの程度は無いと武器と言えないわ。 Bが今大会標準上位レベル。この大会はともかく、世界の強豪達が相手となると。 この水準では少し厳しいかもしれない。 Cが今大会標準下位レベル。この大会で武器にして戦うには、ハッキリ言ってこの水準では力不足よ。 世界では問題外になるわね。 Dが今大会下位レベル。 …この評価をされた部分は、穴扱いされても仕方無いわね。 ただ、この程度の弱点ならば、急造の特訓でもフォロー出来る余地があると思うわ。 そして……Eは今大会最下位レベル。正直、この能力を伸ばす位なら、割り切って長所を伸ばした方が良いかもしれない。 伸びしろはあるでしょうけど、流石にこれをC程度の水準にまで持ってくるのは時間がかかり過ぎる。 ――もっとも、名無しウサギについては分からない所もあるけど。 ――と、言った感じかしら。 もっとも、正確な基準等は無いから、多少は曖昧になっている箇所もあるとは思うけど。 皆については、暫くの間自分で資料に目を通して貰うわね」 鈴仙「(と言う事は、前に師匠が仰ってた評価基準とは少し違ってくるって事かな?)」 妹紅「(輝夜は全部Eに決まってるわね)」 輝夜「(妹紅は全部Eに決まってるわね)」 てゐ「(こいつら、つくづく仲良しさんウサ……)」
[749]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/27(日) 22:53:29 ID:??? ――評価の内訳に、鈴仙を始めとするチームメイトは様々な反応を示しながらも、 しかし期待半分、不安半分にその書類に目を落とす。 そこに記載してあったのは、以下の内容だった。 (FW) 鈴仙・U・イナバ 突破力:B 得点力:S ボールカット:B ゴール前:C スタミナ:A てゐが居ない場合の得点力はA相当。随分と頼れるFWと成長したが、突破力か前線の守備力は更に発展の余地あり。 狂気の瞳の撹乱も充分に役立つが、それに頼り過ぎていては後々足元を掬われる恐れがある。 アラン・パスカル 突破力:A 得点力:B ボールカット:A ゴール前:B スタミナ:A 基礎力の高さは現時点ではチームナンバー2。 シュートについても、基礎的なキック力が高いためそこそこ頼りになる。 トップ下やボランチ、サイドバックへのコンバートも可能。 FWの中で一番柔軟性があり、CB以外どの場所に置いても役立てる。 因幡 佳歩 突破力:B 得点力:A ボールカット:C ゴール前:E スタミナ:C 一対一の必殺シュートがあるため得点力はパスカル以上に高いが、フィジカルと前線の守備力が物足りない。 SHやWGとしての選択肢もあるが、パスがやや苦手なのが気になる。 鈴仙「(私の決定力……師匠はこんなに評価してくれている! ただ、狂気の瞳に頼り過ぎてはいけない、か……。 確かに、誰にも効く訳じゃないしねぇ、私の能力)」 パスカル「(柔軟性がある、か。 ……一選手としては褒め言葉だが、FWに拘るとしたら少し嫌だな。 遠まわしに、適正を否定されている感じで。 ――レイセンとのツインシュートさえ完成すれば……!)」 佳歩「(私の得点力、パスカルさんに勝ってる! でも、フィジカルがなぁ……ううっ)」
[750]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/27(日) 22:54:29 ID:??? (MF) 八意 永琳 突破力:S 得点力:A ボールカット:A ゴール前:A スタミナ:S 守備における大技があれば完全無欠の選手になれるかもしれないが、現時点では博麗霊夢には及ばない。 豊富なスタミナを活かしたリベロとして配置するのも悪くないか。 因幡 てゐ 突破力:B 得点力:C ボールカット:C ゴール前:E スタミナ:D パスの威力は折り紙つきなので、他の分野についてももうひと押しが欲しいが、本気を考えれば現状でも充分。 マリーシアや一対一シュートなど、相手を出し抜くプレイについては一流。 ウサギB 突破力:D 得点力:E ボールカット:E ゴール前:E スタミナ:E パスの精度は下手な名有りに通用するレベル。器用貧乏になるかオールラウンダーになるかは彼女と周囲の環境次第。 総合力は名無しウサギトップ。 ウサギC 突破力:E 得点力:E ボールカット:E ゴール前:E スタミナ:E 本来はDFだったが、現在はドリブル力が高いためMFとして配置。 現状では最も使いずらい名無しウサギだが、彼女の才能を伸ばす何かがあれば化けるかも? 永琳「(改めて見ると、本職のMFが少ないわね……。 少なくとも中山君が戻るまでは、FWの3人か妹紅をMFにする必要があるかしら?)」 てゐ「(相手を出し抜くプレイは一流って……これって褒められとるんかなぁ。 っていうか、佳歩以下なのか、私のスタミナ……)」 ウサギB「(現実として、私はまだまだ戦力外レベル…! 駄目だ、もっと強くならないと!)」 ウサギC「(やっぱりドリブル大王になるしかないのかぁ〜)」
[751]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/27(日) 22:55:44 ID:??? (DF) 上白沢 慧音 突破力:C 得点力:E ボールカット:B ゴール前:B スタミナ:B 全体的に能力は向上したが、未だ器用貧乏の域を抜けていない。 ブロックにもうひと伸びがあれば、それだけで充分頼れる壁となれるのだが。 藤原 妹紅 突破力:C 得点力:A ボールカット:B ゴール前:A スタミナ:S SBとして及第点のドリブル力とタックル力を身に付けたが、彼女の真価が活かされるのはクリアとシュート。 個人的には、シュートを磨くよりもドリブルかパスをもう少し伸ばして欲しかったが、点が欲しい時のFW起用やはり有用。 ウサギD 突破力:E 得点力:E ボールカット:D ゴール前:E スタミナ:E パスカットを得意とするが、ウサギBのパスやウサギCのドリブル、ウサギEのブロックと比べても 得意とするには力不足。 ウサギEとの信頼関係が厚いので、それを活かしたコンビプレイを開発すれば輝ける? ウサギE 突破力:E 得点力:E ボールカット:E ゴール前:C スタミナ:E 顔面ブロックによる守備力にはそこそこ期待出来るが、一芸とするにもまだ厳しい。 ただし、名無しウサギの中では現在、一番早くに大化けする可能性を秘めている。 慧音「(名無しウサギ達はやはりまだまだ一線で活躍するには厳しいか。 ――見てあげたいが、私自身の成長も疎かになってはいけないしな……)」 妹紅「(ドリブルかパス、かぁ…。 ドリブルはこの間の練習で、きっかけは掴めそうだったんだけど)」 ウサギD「(Dちゃんとのコンビプレイ……やってみたいなぁ……!)」 ウサギE「(期待されているのは嬉しいけれど……それは実際に大化けしてからでないと、喜べないわね)」
[752]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/27(日) 22:57:05 ID:??? (GK) 蓬莱山 輝夜 セーブ力:A 一対一:C 飛び出し:B セーブ力については一流の域に達しつつあると言わざるを得ない。 一対一には貧弱なイメージもあるが、元のフィジカルが結構頑丈なので雑魚には負けない。 ウサギK セーブ力:D 一対一:E 飛び出し:E 新進気鋭の新メンバーだが、セーブ力以外には見れたものは少ない。 ただでさえ姫は負傷しないので、そもそも出番があるかどうか……。 輝夜「(フフ……やっぱりえーりんは分かっているわね。 ――そしてこの大会こそが、『超輝夜伝説』の幕開けとなるのよ! 一対一? ああ、うん………大丈夫大丈夫、ヘーキヘーキ(フラグ))」 ウサギK「(私も、もっと上手くなりたいなぁ……。 ――でも、私の出番があるって事は非常事態って事なんだよね……?)」
[753]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/27(日) 22:58:05 ID:??? 永琳「……評価については、あくまで今の時点だから。 これからの練習や実戦での活躍次第で、評価については大きく変動する可能性があるわ。 ――特に、名無しウサギ達については、全員が底知れぬポテンシャルを秘めていると思うから」 鈴仙「(――でも、強豪チームとの試合だったらウサギ達はあまり活躍できないかもだから。 大会中でも優勢な場合とかは、積極的に名無しウサギ達にボールを運ぶのもアリかも。 ……そうなった場合、私の人気稼ぎとか得点王争いとかには影響が出ちゃうかもだけど)」 慧音「(やはり、私が彼女達に練習を見てやるべきだったのだろうか……)」 ウサギB「――で、でも。 どうしたんですかお師匠様? こんな資料を私達全員に見せて下さるなんて……」 鈴仙「(確かに、何時もの師匠らしくないやり方ね。 大会前に皆を集めてミーティングなんて……)」 永琳の見せてくれた資料は確かに有用な物だったが――。 ウサギBが指摘した通り、何時もの永琳らしくないやり方であると鈴仙には思えた。 普段の永琳は、基本的にこうした情報をチーム全員に共有したりはしない。 無論、試合前に永琳の私室を訪れるなどの方法をすれば、情報を与えたりはしてくれるだろうが……。 このような手法は、今までに取られていなかった。 無論、大会前に備えて念いりにミーティングをしたいという意図かもしれないが――。 それならば、計画的な永琳は大会前夜にでも行う筈である。 何故、大会直前というこのタイミングでミーティングを行ったのか。 永琳「…………」 永琳は、その質問を予期していたかのように静かに瞳を伏せて首を落とし。 永琳「――私、ちょっと外の世界に所用が出来ちゃったから。 これから幻想郷を起たないといけないの」
[754]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/27(日) 23:05:33 ID:89V9Lkd2 ――少し体調が悪いから仕事を休む……といった軽い雰囲気で永琳はチームメイトに告げた。 鈴仙「はえ〜、そうなんですか。 流石師匠ですね……って、なにィ!?」 佳歩「ほ、ホントですかそれって!?」 パスカル「(というか、そんな簡単に外界と行き来が出来るのか、エイリンさんは……?)」 輝夜「……………(ま、私は先に聞いてたけどね)」 永琳「訳あって、詳しくは言えないけれど……。 少し、急な用事が出来てしまって。 だから少なくとも……【大会の初戦、私は参加する事が出来ない】わね。 それでも、勝手に行くのも悪いと思って。 せめてもの対策の為、こうして現状分析をさせて貰ったの」 鈴仙「(そ――そんなァ!? そりゃあ、運良く弱小チームとかに当たれば師匠が居なくても勝てるかもしれないけれど。 大会チームの抽選は、開会式と同時に行われる。 もしも万一強豪チームに初戦であたったりしたら……! 幾ら予選がリーグ戦だからといっても、大分不利になってしまう!?)」 チームメイトのどよめきを聞きつつも、永琳は素っ気なくそれに対して受け答えをする。 鈴仙はその中で、今まで経験した事の無かった、永琳の別行動について動揺を隠しきれなかった。 鈴仙「(ど、どうしよう。 引きとめた方が良いのかな……? だけど、師匠の仰る通りならば、試合に出れないのは初戦だけで、 遅くとも3日目の夜には帰ってくるわけだし。 ここは弟子として、おろおろしない方が正解なのかも。 ――どっちにしても、何か言ってみようかしら……?)」 A:「し、師匠!? 行っちゃ駄目です!」とりあえず引きとめる。 B:「姫様を放って、そんな所へ行ってしまって良いんですか!?」輝夜を引き合いに出し引きとめる。 C:「――分かりました、師匠。 私達、きっと初戦も勝ってみせます!」了承する。 D:「しかしそうなると、(実質的な)キャプテン代理は誰になるんですか……?」(実質的な)キャプテン代理について聞く。 E:「(……ここは黙って、様子を伺いましょう)」黙っている。 F:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[755]森崎名無しさん:2014/04/27(日) 23:06:42 ID:4BtkBy7E F 皆!ちょうどいい機会よ!支障がいなくてもできることを証明してやりましょう!
[756]森崎名無しさん:2014/04/27(日) 23:07:18 ID:5B82ZD0s C
[757]森崎名無しさん:2014/04/27(日) 23:07:44 ID:YNVRUrlE C
[758]森崎名無しさん:2014/04/27(日) 23:07:48 ID:BLSOkYhE C
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0ch BBS 2007-01-24