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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】
[795]森崎名無しさん:2014/04/29(火) 15:48:45 ID:??? G キャプテン…今の私には眩しすぎる
[796]森崎名無しさん:2014/04/29(火) 15:49:58 ID:??? E
[797]森崎名無しさん:2014/04/29(火) 15:57:07 ID:??? Gみんなで歩いて行きましょう、ゴールのない暗闇の中を
[798]森崎名無しさん:2014/04/29(火) 16:05:16 ID:??? Gみんなでハイハイトレインして行きましょう、ゴールのない暗闇の中を
[799]森崎名無しさん:2014/04/29(火) 16:40:35 ID:??? 「いい?私たちは闇の世界の住人よ。・・・光を求めないで」
[800]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/29(火) 17:02:24 ID:??? C:「お師匠様の弟子として恥ずかしくないよう、しっかりチームを引っ張って行くから宜しくね!」元気に話す。 鈴仙「正直な話、不安もあるけど……。 それでも、今まで半年間一緒やって来たこのメンバーなら、 きっと私も頑張れる! お師匠様の弟子として恥ずかしくないよう、しっかりチームを引っ張って行くから宜しくね!」 鈴仙は、先程の永琳からの賛辞を受けて、精一杯の元気を籠め、手短に挨拶をした。 パスカル「やれやれ、そこまで言えるんだったら安心だな」 てゐ「がんばれ〜せん」 鈴仙「そのフレーズは若干トラウマだからやめてぇ!」 その挨拶に、先程の鈴仙のテンパり具合に若干の心配を覚えていたパスカルやてゐもほっと胸を撫で下ろす。 悪く言えば紋切型の挨拶ではあったが、紋切型とは得てして優秀であるために使い古されるもの。 この挨拶に反感を持つ者もおらず、永琳から鈴仙への簡易的な引き継ぎは大過なく行われるのだった。
[801]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/29(火) 17:03:41 ID:??? 〜回想シーン終了〜 鈴仙「(――でも、入場となるとやっぱり緊張してきたぁ……! ああ、せめて試合が次の日になりますように……)」 ――そして、時は開会式へと戻る。 出立時には意気込んでいた鈴仙だったが、今こうして入場を終えたチーム。 そしてこれから入場していくチームの姿を眺めていると、やはりどうしても緊張は隠せなくなる。 霊夢「(開会式ってなんの為にあるのかしら……)」 森崎「(大会はいつも楽しみだ。 この俺の名を轟かす為のビッグチャンスとなるからな!)」 アリス「(大会で活躍したら、友達百人できるかな……)」 鈴仙「(あれは霊夢と……中山さんが言ってた、森崎って外来人ね。 後ろにもアリスとか魔理沙とかいつかの天人とかが並んでいるし、本当に豪華な面子よね……)」 妖夢「(鈴仙、どこかなぁ……)」チラチラ 幽々子「はいはい、しっかり前を見る〜」 妖夢「すすす、すみませんっ!?」 鈴仙「(あそこで大袈裟に頭を下げてるのは……妖夢ね! 手でも振ってあげたいけど、今は入場行進中だしなぁ)」 レミリア「――フフ。 八雲の大妖も、良い舞台を作り上げたものね」 パチュリー「(天気は曇天。 サッカーをするには丁度良いのだけれど……明日には降りそうかしら?)」 鈴仙「(レミリアさんとパチュリーさんね。 スカーレットムーンズ……! 次も負けないようにしなくちゃ)」 リグル「わーい! 凄い人間と妖怪だよレティ!」
[802]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/29(火) 17:04:48 ID:??? レティ「はしゃぎすぎよリグル。 もっとシャンと歩きなさいな。 ……あと、ルーミアは手広げちゃ駄目よ、横の人の邪魔になるから」 ルーミア「そうなのかー」 鈴仙「(あそこに居るのは……噂の雑魚妖怪チームね。 幽香さんも後ろでステキな笑顔だし、このチームとは当たりたくないなぁ…)」 白蓮「あらあら………凄い人だかりですねぇ」 一輪「それだけ皆が、私達に注目してくれてるって事ですよ、聖様!」 星「………(ききき、緊張して足がつりました! 痛くて声も出せませんッ!?)」 ナズーリン「(こうした場だと、真っ先に盛り上がりそうなのがご主人だと思ったが、今日はヤケに静かだな。 漸く、毘沙門天代理としての威厳に目覚めてくれたか)」(※違います) 鈴仙「(あれは命蓮寺ロータスの皆ね! あのチームとはもう一度当たりたいなぁ…!)」 さとり「これほど多くの人妖が居る場所は……疲れますね」 勇儀「なーに言ってんだい、古明地の令穣よ! だからこそ勝った時の酒が美味いんじゃないか!」 こいし「もっとまともに返せよのーきん……(ウフフ……そうですわね勇儀さん)」 お燐「こいし様。 その本音と建前を逆にするネタ、そろそろ飽きられているかと思いますよ〜」 鈴仙「(なんかテンションの落差が激しいのが、地底のサッカーチームよね。 やっぱり暗い場所に住んでいると、情緒も不安定になるのかしら?)」
[803]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/29(火) 17:05:56 ID:??? 早苗「みなさ〜〜〜ん! この大会で守矢みらくるずが勝利した日は、各種お守りが全品500円引きになります! 応援の際は守矢みらくるずにおねが……むぐっ」 諏訪子「営業トークは大事だけど、TPOを考えようか早苗……」 ピエール「(流石に元の人口が少ない分、観客数はこの程度か。 それでも、中々に立派な数だが)」 若島津「…………」 鈴仙「(守矢みらくるずのメンバーね。 後ろにはピエール君と――何か浮浪者みたいな男がついているけど。 きっと知らない人よね……うんうん)」 来生「ハッハァー! ハッハァー!」 チルノ「さいきょう! さいきょう!」 サニー「私がキャプテン! 私がキャプテン!」 鈴仙「(う、うるさっ! 妖精大連合の連中は何を考えてるのよ……! 後ろの大妖精ちゃん、すっごい恥ずかしそうだし)」 反町「(――久しぶりの大会、だな。 やっぱり大会は気が引き締まる)」 椛「ストリングプレイ・アトミックファイヤー!!」 鈴仙「(妖怪の山FCは……相変わらずって感じねぇ。 良い意味でも、悪い意味でも)」 神子「(ここが我々の計画の第一歩。 勝てなくても良いから……負けないようにしないとね)」 鈴仙「(あの女性、見かけない顔だけど。 聖徳ホウリューズのキャプテンっていう聖人さんかしら? ――それにしても気持ち悪いわね。 あの人以外は皆フードを被って顔を隠しているし……)」
[804]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/29(火) 17:07:22 ID:??? ……と、鈴仙が主だったチームの様子を眺めている内にも。 名無し妖怪によるチームも入場を終え、全てのチームがスタジアムの広大なピッチに整列する事となる。 やがて、特別に作られた大きな演台の上に、てゐよりは少し年上程度に見える外見の愛らしい少女が現れる。 彼女こそが――本大会の実行委員長である、九代目稗田家当主・稗田阿求だった。 実況「さあ! それでは全チームの入場を終えたところで、本大会の実行委員長を務めます 稗田阿求様より、開会宣言及び激励の言葉を頂きたいと思います!」 阿求は実況の言葉を受けてぺこりと頭を下げ――そして、その外見年齢とは想像もつかない程に 鋭く凛とした表情で、澱み無く原稿を読み上げていく。 阿求「――人間も、妖怪も、妖精も、亡霊も。 遍く全ての者がこのスタジアムに集いました。 全ては、これまでに自らが身に付けたサッカーの実力を発揮するためです。 しかし、人間にしても、妖怪にしても……サッカーの45分という時間は非常に短い。 そうした刹那の瞬間を輝かせる為に、長い長い時間を練習に費やす。 これは、本当に尊い事に思えます。 ここに集いし16のチームの内、どこが優勝しようともおかしくはありません。 しかし、勝負という物は勝者の為だけでなく、敗者の為にも存在します。 勝者の栄光を、敗者の健闘を称え。 これからの幻想郷をより良き物とするための「希望」を、 ここに居る全ての方々が受け取って頂ければ幸甚です。 最後に――皆さん、頑張ってくださいね!」ニコッ ワアアアアアアアアアッ!!!! 鈴仙「(良い事言ってるけど、辺り障りの無い感じねぇ……。 ――やっぱり、政治色的な問題でもあるのかなぁ)」 森崎「(勝負は敗者の為には存在しねぇよ。 勝負は勝者と、未来の勝者の為にあるモンだ)」
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0ch BBS 2007-01-24