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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
[805]森崎名無しさん:2015/01/20(火) 23:09:58 ID:??? パスとかシュートの基礎練習もいいんじゃない
[806]森崎名無しさん:2015/01/20(火) 23:15:04 ID:??? 守備に貢献するよりもFWだから攻撃に専念させるべき 中山さん覚醒したしこの後もしそうだし岬も入るし
[807]森崎名無しさん:2015/01/20(火) 23:17:52 ID:??? 組む相手が基本守備の軽い選手だからタックル鍛える利点は間違いなくあったけど あくまで攻撃の選手だし基本はそうですよね
[808]森崎名無しさん:2015/01/20(火) 23:35:41 ID:??? フォワードに守備力高い人いないからね。 板野も「シュートしかできない」のはまずい けどこれでシュート練習か他の選手見ることできるね
[809]森崎名無しさん:2015/01/20(火) 23:37:28 ID:??? 立花兄弟は2人いないとほぼ得点源として期待しにくい+PA内でしか攻撃できないだから そう考えるとシュートだけ鍛えても悪くないと思うんだけど
[810]森崎名無しさん:2015/01/20(火) 23:52:09 ID:??? 「シュートしかできない」のはまずいと言ったけど、たしかに完全にシュート特化に割りきるのもありだと思う 2D6制だから1の重みがでかいしね、ただ上がりにくい以上はやっぱりリクスがでかいから、躊躇しちゃうんだよねえ……
[811]森末(仮):2015/01/21(水) 00:21:57 ID:??? >★板野のタックル特訓→( 6 + 5 )=タックル+2★ ======================================================================================= 〜 新田 〜 新田「(板野さんみたいに相手を弾き飛ばせるドリブルを……!)」 板野を相手に練習をしていた新田は、ただその思いだけでドリブルをしていた。 反骨心が強く向上心のある彼だが、一度心を開き尊敬出来る人物には多大な信頼を置く男でもある。 そんな彼はこれまでに何度も自分の面倒を見てくれ、また、実力もあり人格的にも信頼出来る板野に憧れに近い感情を抱いていた。 その為か彼は思い違いをしていた。 背が低く、共に低い浮き球を得意とし、必殺シュートをボレーで打つという多くの共通点こそあるものの、 新田と板野とはまるでタイプが違う。 バキィッ! 新田「うわっ!?」 板野「よし、取ったぞ!」 板野はその持ち前の脚力を生かした力が自慢のパワータイプだが、新田は真逆。 天性のバネと俊足を生かしたスピード&テクニックタイプである。 にも関わらず、彼は力任せのドリブルを会得しようと励んだ。 これでは持ち味が出る筈もなく、丁度いい練習の的となった新田を相手に板野はめきめきと実力をつける。 板野の練習にとっては最良の結果と言えたかもしれないが、新田としては得るものは殆ど無い。 新田「(それでもなんとか試合でも使えそうな範囲にはなったけど……なんか思ってたのとは違うんだよなぁ)」 板野「ふぅ……危なかった。 もう少しで吹き飛ばされそうだった……結構新田も力があるんだね」 新田「えっ、ほんとです!? へへへ」 それでも強引なドリブルを試合で使えそうな範囲で習得出来たのは幸運だったと言えるだろう。 板野の言葉を聞いて気を良くした新田は、先ほどまでの不機嫌が嘘のように笑顔を見せるのだった。 ※新田が「強引なドリブル」を習得しました。
[812]森末(仮):2015/01/21(水) 00:23:11 ID:??? 〜 井沢 来生 滝 〜 この日板野達以外に熱心に練習をしていた者達といえば、修哲トリオの3人組である。 ハンブルグ戦、滝と来生は試合に出る事すら敵わず、井沢は出場出来たものの即座に交代。 常勝南葛の看板トリオとして世間で持て囃されていたが、世界の壁――。 そしてこの国内の猛者を集めた全日本Jrユースの中でもまたレギュラー組との大きな壁がある事を知らされた彼らは、 ただ1人の例外を除いて危機感を募らせていたのだ。 故に、その1人の例外を除いてなんとしてもこの生存競争に生き残ろうと練習に励むのだが……。 滝「なぁ井沢、本当に俺達の練習に合わせて攻撃練習するのか?」 井沢「おう!」 滝「……守備側の人間がいてくれた方が、嬉しいんだけどなぁ」 井沢「誰かに手伝わせればいいだろ。 さぁ、早くしようぜ!」 滝「(うーん……本人の意思を尊重すべきなんかねぇ)」 この練習でも、井沢はあくまで攻撃の練習を重心に置いてやると事前に宣言をしていた。 客観的な視点から見れば、松山と三杉が存在し、やがて岬も合流をするこの全日本JrユースでOMFとしての井沢の出番はほぼ無い。 SMFにしても、沢田や小池といった井沢よりも攻撃能力のある選手がいるのだ。 彼が活路を開ける唯一の居場所はDMFだと冷静に考えればわかり、それは滝も理解している。 だが、井沢は頑なにそれを拒否した。 松山に対して対抗心を燃やす彼は、あくまでもOMFとしての自分に拘りを持っていたのである。 結局仲間思いではあるが為に無理強いを出来ない滝が折れ、結局3人合わせての攻撃練習に取り掛かる。
[813]森末(仮):2015/01/21(水) 00:24:51 ID:??? 来生「ハッハァー! ダイビングボレーだへぶしっ!」 滝「(サイド際を上がる事に関してだけは1番でおかねぇと、本当にいる価値もなくなっちまうからな)」 井沢「(見てろよ松山! オーバーヘッドはお前だけの技じゃないんだ!)」 こうして来生は飛び込みながら叩き込むようにして放つダイビングボレーを会得し滝とのコンビネーションを向上。 更にはマルセイユルーレットという無駄にくるくる回るドリブル技を編み出す。 滝はサイド際での動き方について基礎から鍛え直し、井沢はキープ力と念願の大技オーバーヘッドキックを習得した。 井沢「よーし、やったぞ! 俺にもオーバーヘッドが出来た!」 来生「それより誰かティッシュくれね? 鼻血がとまらねぇ……」 滝「なんでボレーを打って顔から落ちるんだよ……」 三杉「(ふむ……来生にしても滝にしても、長所を伸ばす方向か。 まあ彼らの場合、守備力をいまさら上げた所で焼石に水だから間違ってないな。 しかし井沢はなんだ? 今更オーバーヘッドキック程度で世界に通用すると思っているのか?)」 この光景を見ていた三杉は来生と滝の成果については一定の理解を示し、またその努力を評価するものの、 井沢については首を傾げた。 彼の目から見ても……恐らくは大多数の者から見ても、 井沢のオーバーヘッドキックは到底世界には通用しないであろう事は自明の理であった。 ※井沢が「クリップジャンプ」「オーバーヘッドキック」を習得しました。 ※来生が「マルセイユルーレット」「ダイビングボレー」「シルバーコンビ」を習得しました。 ※滝が「シルバーコンビ」「スキル・サイドアタック」を習得しました。
[814]森末(仮):2015/01/21(水) 00:26:15 ID:??? 〜 山森 〜 山森「はぁ……」 憂鬱げなため息を吐き、練習に励む者達を眺める山森。 合宿が始まって以来、彼は苦悩と挫折の連続を味わっていた。 元々2年生としては優秀な実力を認められ、南葛中学ではGKの剛田同様下級生ながらレギュラーを獲得。 井沢と共に中盤の要として機能をしていた。 だが、この合宿に来てからというものの、彼は自分の実力不足を痛感していた。 得意のパスも沢田や小池には劣り、守備力も決して高いとは言えない。 空中戦にはある程度の自信があるが、それも世界で通用するかと言われれば疑問であった。 器用貧乏どころではなく、全ての面において使う必然性が今の山森には無い。 真面目な彼はどうしたものかと頭を悩ませ続けていたのだが、ただ悩むだけで結果がついてくる筈もなく。 ただただ方針も無いまま練習を繰り返していたのだが……。 ザッ 若林「よう」 山森「あっ、わ、若林さん!」 若林「何やってんだ? シュート練習か?」 そこに現れたのは天才(?)キーパー、若林源三である。 南葛SC出身者である山森にとって、若林は伝説の人物であると言っても過言ではない。 5年生時、6年生時共にキャプテンとして全国大会で優勝をし、西ドイツへと留学。 輝かしい実績を持つ彼は先日のハンブルグ戦で醜態を見せつけたが、それでもまだ山森の中には彼への敬意が残っていた。 思わず畏まる山森に対して、若林は変に気を使わなくてもいいと言いながら、後ろにいた高杉に言いつける。
[815]森末(仮):2015/01/21(水) 00:27:20 ID:??? 若林「高杉、こいつにセンタリングを上げてやれ。 蹴って上手く狙いが定まらんのなら手で投げても構わん」 高杉「はい!」 山森「えっ、えっ、えっ……」 若林「グラウンダーのシュートはお前には向いてないと思うぜ。 高杉の話だと空中戦に強いんだろ? ハイボールのシュートを練習でもした方がずっとマシだぞ」 山森「で、でも……」 若林「フン、井沢に気を使う必要なんざ無いぞ」 山森も、自分にはグラウンダーのシュートの適性はなく、むしろハイボール――。 それこそ井沢が懸命に練習をしていたオーバーヘッドキックの方が向いているのではないかと考えていた。 実際に何度か影で練習をした事はあるが、その時もいい感触を持てていたのである。 にも関わらず何故その練習を表だってしないかと言われれば……そこには井沢の存在があった。 同じ中学の先輩であり、キャプテンでもある井沢。 彼がオーバーヘッドキックに並々ならぬ執着を抱き、また、空中戦にも自信を持っている事を山森は知っており、 彼の自尊心を傷つけてしまうのではないか……と考えたのである。 若林「大体、変に遠慮をするからおかしくなるんだ」 山森「(そうだよな……強くなろうとする事に、何も遠慮する必要はないんだ……って、あれ?) 若林さん、何してるんですか?」 若林「何ってゴール前に移動してるだけだが? ……なんだ? 俺がただアドバイスしてその後は放置するような奴に見えたか?」 山森「え……ええっ!?」 若林の言葉を受け、素直な山森は感心したようにオーバーヘッドの練習をする事に決め……。 そして若林が自身の練習に付き合ってくれるという事を聞き、更に驚く。
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0ch BBS 2007-01-24