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アク規中代理カキコ依頼スレその4
[8]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/19(月) 22:32:57 ID:bACi0klc 上記2レスのコピペをお願いします。
[9]森崎名無しさん:2014/05/19(月) 22:45:41 ID:??? 行ってきます
[10]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/20(火) 00:33:50 ID:+qfUtmIU 当然の話だが、日本から応援にかけつけたのは森崎と翼の関係者だけではない。 三杉父「おお淳!なんて立派な姿だ…!」 三杉母「誇らしいわ、淳…!」 三杉「父さん、母さん、来てくれたんだね。有難う。そして…」 弥生「じ、じゅ、淳…(ご主人様の命令とは言え、ご主人様を呼び捨てだなんて…!)」 三杉父「ハハハ、相変わらず初心な子だな。もっとリラックスしていいだろうに」 三杉母「(なんでかしらねえ、この子と淳を見ていると得体の知れない嫌な予感が…)」 三杉「フフッ、今日も有難う弥生。体調と周囲の安全に気を付けて観戦してね (ちゃんと言いつけを守っているね。ご褒美に僕を呼び捨てしたお仕置きをしてあげよう)」 弥生「(ああああ、ゾクゾクする…!だめ、我慢しないと、後でお仕置きして貰えない…!)」 真田「三杉さん、思う存分やってください!」 本間「俺は何も心配していませんから、お気楽に」 一之瀬「自慢させて下さい、かつてチームメイトだった事を! 三杉「ああ、見ていてくれ。日本がサッカー弱小国だった時代は今日終わる」 三杉は駆けつけてくれた両親、婚約者、そしてかつてのチームメイト達と表面上は暖かく 交流していた。水面下では淫靡で背徳的な意思交換があったのは言わぬが花だろう。
[11]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/20(火) 00:37:11 ID:+qfUtmIU 山森「(家族が来てくれたのは嬉しいけど…)」 一方山森は家族が来たのは当然嬉しく、南葛時代のチームメイト達とも 交流していたのだが一つ悲しく思っている事があった。 山森「(杉本…こっちを見向きもしてくれないなあ…)」 かつて彼が交際を申し込んだ南葛のマネージャー、杉本久美は彼から露骨に顔を背けていたのである。 山森「(俺ってそんなに女にモテないのかなあ…)」 山森正吾は温厚な人柄と輝かしい経歴とは裏腹に、同年代の女子からは人気がなかった。 嫌われていた訳ではないのだが、少しでも仲良くなりそうな雰囲気になると遠ざかられるのである。 それが何故か山森は皆目見当はつかず、自分が男として魅力がないのかと判断せざるを得ず落ち込んでいた。 真相は全く逆で、彼と親しい仲になりたい少女は決して少なくなかった。 だが一人の女がそれら全てを影から日向から阻んでいた。 琴音「山森チャチャチャ♪山森チャチャチャ♪」 杉本「(ごめんなさい、山森先輩…私、あの人が怖いんです…)」 今日も山森のユニフォームを着て応援している塩田琴音である。 かれこれ4年彼をストーキングしている彼女のせいで恋人が出来ないのだとは山森は知る由もない。 山森「(あの人毎日応援してくれるなあ…あんまり試合に出ていないのに、申し訳ないな。 あれ位熱心なファンが年下の女の子で居たらなあ…すぐにこっちからお近づきになるんだけど)」 そして山森は年下好みで年上はノーサンキューだと言う事を琴音も知る由もない。
[12]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/20(火) 00:44:43 ID:+qfUtmIU 上記2レスのコピペをお願いします。
[13]森崎名無しさん:2014/05/20(火) 00:52:06 ID:??? 行ってきます
[14]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/21(水) 01:04:38 ID:4pV3BPv6 葵「おーっ!父さん母さん姉ちゃん!来てくれたんだな!」 葵は自分の両親と姉が駆けつけてくれた事に感動していた。 かなり無謀な中卒イタリア行きを説得の末容認してくれた理解ある家族との再会は素直に嬉しかった。 葵父「そりゃあもう、お前の一世一代の晴れ舞台だからな!」 葵母「ワールドカップの決勝戦に出られるなんて凄いじゃない!」 ズルッ。 葵「違う違う!これワールドユース!ワールドカップじゃないよ!」 葵父「え…?何が違うんだ?世界大会だろ?」 葵母「サッカーの世界一を決めるんだから、ワールドカップじゃないの?」 葵姉「父さん母さん…スポーツには年齢制限って言う物があってね…」 ただし彼の両親は息子の夢には理解があっても、サッカーの理解は乏しかったらしい。 佐野「次藤さん!」 次藤「佐野!よう来たばい!」 次藤は自分をサッカーに引き込んだ後輩との再会を果たしていた。
[15]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/21(水) 01:07:09 ID:4pV3BPv6 佐野「とうとうここまで来ましたね。次藤さんが好きな一番になってくださいよ」 次藤「ガハハ、何ば他人事ばし言っちょるばい。お前もさっさとこん舞台に戻って来るとね!」 佐野「そうですね」 中学生時代は代表入りを果たしながらも、高校生時代は惜しくも代表の選外となってしまった佐野満。 彼が今も諦めず虎視眈々と代表復帰を狙っている姿は次藤に勇気を分け与える物だった。 中山もまた両親から激励されていたが、彼の場合もう二人駆けつけてくれた者達が居た。 かつて彼がサッカーが出来ない体になっていた頃彼を支え、治してくれた医師とその助手である。 中山「先生!看護婦さん!お久しぶりです!」 ツギハギ顔の医師「体調は最早聞くまでもない様だな。精々体を大事にする事だ」 助手の幼女「ちぇんちぇい、こんな事言ってるけろ、中山くんの試合は全部見てゆよのさ」 ツギハギ顔の医師「私がやったのは一般人程度の運動能力の復元だからな。 それを結局本当に日本代表にまで登り詰めたんだ。無茶をされたら気にもなるさ」 中山「それじゃ俺は現役を引退するまで先生を心配させる事になっちゃいますね」 ツギハギ顔の医師「全くだ。だが患者が生きたい人生を送る手助けをするのが医者の仕事だ。 その後何をしてどうなるかは君の人生だから好きにするがいいさ」 中山「はい。あの時の約束通り、出世払いで払える様凄いプロ選手になってみせますよ!」
[16]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/21(水) 01:08:21 ID:4pV3BPv6 上記2レスのコピペをお願いします。
[17]森崎名無しさん:2014/05/21(水) 01:11:00 ID:??? 行ってきます
[18]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/21(水) 23:08:22 ID:4pV3BPv6 他にも家族との再会を喜んだ者は多かった。 新田「(親父とお袋、嬉しそうだなあ。何時までもサッカーばっかりやっていて大丈夫なのか? って二人ともこそこそ話し合っていたもんな…どっかのクラブと契約して、ちゃんと親孝行しないとな)」 新田は自分を支えてくれたものの裏では進学や就職について危惧していた両親が ホッとしているのを見て本人も安堵していた。気性が穏やかとは決して言えない彼だが 家族仲は良好であり、将来の心配を断ち切った事を誇りに思えたのだ。 滝「(“日本が世界に誇るサイドアタッカー 滝 一”!?おいおい勘弁してくれよ親父、 俺ほとんど試合に出ていないんだから…そんなフレーズで応援されたら恥ずかしくなっちまうよ…)」 滝は自分の父親やその部下たちが大げさなフレーズ入りの横断幕を作ってくれた事を 喜びながらも、それに見合う活躍が出来ていない為に何とも照れくさい思いをしていた。 石崎母「こらァ馬鹿息子!あんたが下手糞だからって皆の足を引っ張ったら承知しないからね!」 石崎「畜生またそれかよ!昔っから同じ事ばっかり言いやがって!もっと素直に応援できないのかよ!」 石崎は銭湯を経営する母親と軽口を叩き合っていた。一見喧嘩している様だが それは昔から繰り返されているやり取りであり、家族の情が容易に感じ取れる場面だった。 だが誰もが熱烈に応援されていた訳ではない。
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0ch BBS 2007-01-24