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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
[288]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/10(火) 21:41:05 ID:yY3m1kvI +++ 鈴仙「……うん。 やっぱり、ホントに心底つまらない記事ね。ダンボールと全然関係ないし」 パスカル「(それにしても、どうせ何も入っていないからとゴミ箱扱いされる賽銭箱も賽銭箱だが、 なんてモラルの無い妖精達なんだ――と)……?」 パスカルはこのくだらない記事のどこかに違和感を覚えたのか、もう一度だけその記事を読み直す。 大した長さでも内容でも無いこの記事に、パスカルがどう興味を覚えたのか。 鈴仙にとっては全く謎であり、ひたすらに見えないクエスチョンマークを連発していたのだが……。 パスカル「――この記事には、大きなヒントがある。 それは……!」 先着1名様で、 ★この記事のヒント解説→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→イベント発生 ダイヤ→パスカル「……なあ、レイセン。 知っていたら教えて欲しいが」 ハート→パスカル「もしかしたら……」 スペード→パスカル「人里には、腕の良い花火職人が居るという事だ……!」 クラブ→パスカル「花火をする時は、大人の人と一緒にやりましょう、という事だ……!」(真顔) 鈴仙「良い子の皆は、真似しちゃだめよ……!」(真顔)
[289]森崎名無しさん:2014/06/10(火) 21:42:58 ID:??? 糞と妖精 ★この記事のヒント解説→ ダイヤ9 ★
[290]森崎名無しさん:2014/06/10(火) 21:43:09 ID:??? ★この記事のヒント解説→ スペード7 ★
[291]森崎名無しさん:2014/06/10(火) 21:43:17 ID:??? ★この記事のヒント解説→ スペード2 ★
[292]森崎名無しさん:2014/06/10(火) 21:53:32 ID:??? カグロット「なんて下品な妖精だ」
[293]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/10(火) 22:25:09 ID:??? ★この記事のヒント解説→ ダイヤ9 ★ ダイヤ→パスカル「……なあ、レイセン。 知っていたら教えて欲しいが」 パスカルが示したのは、記事のクライマックス。 三妖精が駅のホームでうん……では当然無く、記事の中程の箇所だった。 パスカル「――『三人は必死で必死で逃げた。巫女は最初は追っかけて来たのだが、 走り続けて疲れたのか、途中からは宙に浮いて、針に玉に札に色々な物を飛ばしてきた』 ……とあるが。 レイセン、知っていたら教えてほしい」 パスカルが鈴仙に投げかけた質問。 それは超感覚派のディアスでも無く、超理論派のパスカルだからこそ気付く事の出来たものだった。 僅かな情報からその行間、意図、因果関係を読み取って、より確からしい情報を推測する、 まるで安楽椅子探偵のような鋭さをもって、パスカルは鈴仙にこう尋ねる。 ――いや、その出だしは質問であるとは言い難かった。 パスカルは結論を後回しにして、前提条件の整理から始めていったのであるから。 パスカル「俺達は光の三妖精と、一度試合をしている。そして彼女達のプレーについても見た事があるが……。 俺の知る限りだと、あの三人はあまり体力があるようには見えなかった」 『光の三妖精は、体力に優れているとは言えない』まずは大前提。 パスカル「しかし、レイムさんはそんな三妖精と追っかけっこをし続けて……。 結局は疲れるまで走らされる羽目になった。 つまり、『レイムさんの体力は、光の三妖精と同等程度の体力しかない』」 次に述べたのは小前提。 ここまで来てパスカルは漸く、勿体ぶったように鈴仙に対してこう結論を告げるのだ。 パスカル「――博麗神社の巫女、確か……レイムさんとやらは、体力があまり無いのか?」
[294]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/10(火) 22:29:32 ID:??? 鈴仙「…………!」 酒の肴にもならぬこの記事から、パスカルは一つの有力な仮説を打ち出した。 この仮説は行間を読んで行けば、こうも仰々しく言わずとも明白だったのかもしれない。 しかし、彼はこうして言わざるを得なかった。 行動よりも先にひたすら考える。 これが「オールドタイプ」として生きると誓った、アラン・パスカルの在り方だったのだから。 鈴仙「……確かに、幻想郷きってのスーパーシューティングプレーヤー・博麗霊夢の弱点はスタミナだって、 結構昔の大会とかじゃあ言われて来たわ」 果たしてパスカルの推理は、その事情を知る鈴仙によって大きく裏打ちされる。 しかし、ここで鼻を高くせずに、パスカルは別の可能性も考慮していた。 パスカル「……成程。 とはいえ、この説にはもう一つの可能性があるが」 鈴仙「……それは、ここまでパスカル君の話を聞いていたら私だって分かる。 ――つまり、『光の三妖精は、体力に優れているとは言えない』という前提が崩れている場合、でしょ?」 パスカルは首肯する。 どうやら適度に頭が良く適度に単純な鈴仙は、探偵小説の助手役に適任のようだった。 パスカル「……そうだ。 妖精大連合はキスギが影響を与えていると聞く。 俺はこう見えて、奴を高く評価しているんだが。 奴の天衣無縫さが、妖精達の本質と噛み合えば、あるいは……その可能性も在り得ると思っている。 ――もっとも、このどちらが本当なのかは、この記事だけじゃあ判断出来ないけどな」 博麗霊夢が脆弱さを併せ持つ選手なのか、それとも光の三妖精のスタミナ不足は過去の話なのか。 その疑問だけが宙ぶらりんになるも、しかし花果子念報の記事は鈴仙達に新しい視点での気付きを与える。
[295]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/10(火) 23:00:08 ID:??? 鈴仙「(……つまりは、『妖精大連合の試合を観戦してみる』っていうのも、案外有効な手段になるって事かしら。 私達が勝ち抜いていくとしたら、いずれは霊夢と当たるわけだし。 今の内に、あいつがどこまで強くなっているかを認識しておくのは、決して損じゃあない筈)」 ――でも、どうせだったら。先程の疑問で言えば前者の方だったら良いなぁ……。 などと若干気楽な事も考えながらも、鈴仙とパスカルは試合に向けて永遠亭を立つのであった。 *敵チームの情報が少しだけ分かりました。
[296]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/10(火) 23:01:35 ID:??? 〜2日目午前・固定イベント〜 【慧音先生の補習講座】 鈴仙達永遠亭ルナティックスが、記念すべき大会第一試合へと臨むべく竹林を闊歩する中。 ウサギ達「「「ふぁ〜あ……」」」 名無しウサギ達の数名は、どこか寝ぼけ眼であり、心ここにあらずと言った様子だった。 てゐ「お〜い、歩きながら寝てると迷子になるよ〜っと」 鈴仙と共にしんがりを務めるてゐはいつも通りの暢気な声色で、 しかし緊張感と厳しさを籠めた風にウサギ達を指導する。 鈴仙はそんな様子が気になって、 鈴仙「ねぇねぇ。 どうして皆こんな眠そうなの? ……まさか、緊張して眠れなかったとか?」 てゐ「んー、それは……」 慧音「済まない。 実は私の仕業なんだ」 何気ない問いかけであったが、言い淀むてゐ。 そんな鈴仙達の会話を聞いていたからか、慧音が前から割りこんで来る。 慧音は少し申し訳なさそうに、鈴仙へと弁解を始めた。 慧音「実は、君の所の名無しウサギ数名に守備能力のコーチングを頼まれてしまって。 永遠亭のウサギ達を無断で借りてはなるまいと、最初は私も断っていたのだが。 ――昨晩になるが、とうとう私の方が折れてしまったんだよ。 彼女達の熱い闘志にね」 鈴仙「あら、そんな…! そんな事、全然気にしなくて良かったのに」 慧音「……正直に言うと、それだけが理由ではないのだがね」
[297]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/10(火) 23:03:02 ID:??? 慧音はそう言って、自分達の更に前方を指さす。 鬱蒼と生い茂りながらも、どこか整理されたような整然さを受ける迷いの竹林。 ――その中で、混沌を捏ね繰り回して爆発させたように醜い映像が広がっていた。 輝夜「ヘイ、モコスギ! 今日の試合ミスったらアンタが寺子屋のトイレでう○ちしてた事バラすからね! 精々ネオフジヤマローリングスローの腕でも磨いておきなさい!」 妹紅「うん○なんてしてないよ!? って言うかアンタは姫様の癖に何て下品なセリフ吐いてるんだ!? 更に言うと私はモコスギでも無いし、何だよネオフジヤマローリングスローって!? ちょっと強そうじゃん、気に入った!」 輝夜「あ、ありがと」 永琳「(姫様が軽くドン引きしてるわね……藤原妹紅、恐るべし)」 慧音「――と、いった感じの彼女達の間に、更なる軋轢を生まないかと心配していてね。 はぁ……」 鈴仙「(私はだんだん、この二人が仲良しな風に見えて来たんだけどなぁ……) ――慧音さんも大変なのね……ちょっとだけ分かるわ、その気持ち」 てゐ「――ま、正直な話。元人里FC組とルナティックス初期メンバーとでは、 ちょっとばかしハードルもあるかもしんなかったしね。 ……前方の姫様達は例外として」 どういう意味での例外なのか、鈴仙は少しだけ気になったが。 それよりも、慧音がウサギ達をコーチングしていたという事実の方が気になったため、 鈴仙「――それで。ウサギ達にとはどんな練習を?」 ……と、言った風に上手く話を戻す。 慧音「――ああ、それは……」
[298]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/10(火) 23:08:40 ID:yY3m1kvI 慧音も鈴仙達に後ろめたくなる必要は無いと感じて、そのコーチング内容を仔細に述べた。 まずはそもそも、どのウサギ達が練習に参加したのかを慧音は説明していく。 先着1名様で、 ★本イベントのコーチング対象→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→ダイヤ絵柄+ウサギN「お、俺の名はなk…じゃなくて、しがないウサギNだ……ぴょん」慧音「(彼は……!)」 ダイヤ絵柄→ウサギB〜ウサギEまでの4人だった。 ダイヤ・ハート→ウサギDとウサギEだった。 スペード・クラブ→ウサギCとウサギBだった。
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0ch BBS 2007-01-24