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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
[459]森崎名無しさん:2014/06/15(日) 20:12:27 ID:??? 普通の口調だと思ってたら「ですかァ」だった。 もっと露骨にしていいのよ
[460]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/15(日) 21:23:27 ID:??? ★お燐の情報→ スペードA ★ スペード→旧都にある面白アイテムの店の話だった。 お燐「旧都は最近、人妖の交流が増えて賑やかになったねぇ。 その影響か、旧都にもたっくさんあたいオススメのお店が出来たんだけど……」 元来が喋り好きなのだろう、お燐は鈴仙が聞いているかも気にせず、 得意の人懐っこい笑顔を張りつけたまま、 まさしくマシンガンの如くペラペラと、旧都の面白ショップ情報をぶちまけていく。 お燐「特にあたいが気に入った店があってね。いや、お店そのものは単なる何でも屋……。 地上で言うと『香霖堂』みたいな感じなんだけども、品ぞろえが豊富で良いんだよ。 どこで仕入れてくるのか、値段も地上の道具屋よりも安いし、 たま〜にレアなアイテムも揃ってるから、きっとお姉さんも気にいると思うよ〜」 鈴仙「(地底のお店、ってだけでアングラな臭いしかしないんだけど……)――そ、そう。 それなら、今度地底に行く時にでも寄ってみよう……かな?」 お燐「あははっ。 そんな風に気を遣ってくれるのも珍しいし、凄く嬉しいけどさ。 正直、地底のお店ってだけでもアングラな臭いしかしないでしょ? だから、無理しなくても良いよ」 鈴仙「ふ、ふえっ!? 心を読まれた!?」 お燐「あたいはさとり様じゃないし、そんな器用な芸当出来ないよ。 ただ……地底って言うと、そんな風に考えられる事も多いって事さ」 鈴仙「お燐……(――地上より忌み嫌われし地底の妖怪。 そう言われる方も、それなりの苦労はしてるって事かしら……)」 そんな素振りは決して見せないものの、お燐の言葉からは僅かな悲壮感が滲みでているように思える。 地底と地上との交流が復活したとはいえ、まだまだ互いに不要な誤解や偏見も多い。 これからは、彼女達への考え方を改めていこう。 鈴仙はそう思った。
[461]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/15(日) 21:24:42 ID:??? ……と、ここで終わっていれば少し良い話だったのだが。 ――ふいに、お燐の座席の隣に置かれる貨車が気になる。 白い布を被せてあるため中の様子は見えないのだが、それなりの量が積まれている。 不意に、ゴロリと貨車の中身が零れ落ちた。 鈴仙「……? これ、は――!?」 鈴仙が「ソレ」を視認しようとした時、お燐の目が鋭く光った。 彼女は超高速の動きで「ソレ」をむんずと掴んで貨車に入れ直し、 お燐「――あっ、ヤベっ。 お空、ズラかるよっ!」 空「……ズラを借りる? 私、ズラなんて持っていないけど?」 お燐「――だ〜っ! 逃げるんだよォォォォオ〜〜〜!」 ババッ! バシュウウウウウウウン! ――轟音を立てながら、貨車とお空を連れて空の彼方へと消えさっていく。 お燐が慌てて逃げ出した理由に、鈴仙は心当たりがあった。 鈴仙「(今落っこちたって、『死体』だったよねぇ……? や、ややや……やっぱり地底の妖怪って怖いわ。 戸締りしとこっ……)」 如何に人懐っこく可愛らしい外見をしていても、お燐もまたひと癖ある地底の妖怪である。 その事実を、わりかしショッキングな形で突きつけられた鈴仙なのであった。 *お燐の評価値がやや上がりました。 *次に旧都(自由行動→地底から行く事が出来ます)に来た際、行き先として「何でも屋」を選択できるようになりました。
[462]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/15(日) 21:27:29 ID:??? お燐とのドタバタを終えた鈴仙は、なんかもう既に一仕事終えたような錯覚に陥るが…… 実際の所、本番はこれからである。 観客席から控室まで駆け足で戻り、最後の確認調整を終えた後、 スタッフの指示を受けて、チームメイトをフィールドまで先導していく。 それが鈴仙に課せられた本番前最後の仕事。 そして、残りの仕事は――本番をしっかりとやり遂げる事、だ。 実況「さあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! さあ! キックオフまで後3分を切りました、Cブロック緊張の第1戦! 永遠亭ルナティックス対雑魚妖怪チーム! 永琳選手、中山選手不在とはいえ、依然盤石の優勝候補の永遠亭ルナティックスに、 雑魚妖怪チームがどう番狂わせを見せてくれるかが、今日の試合の一番のポイントとなるでしょう!」 試合を直前にフィールドを駆け廻る両チーム。 本日この試合、ワントップのFWとして得点を左右する鈴仙は、 永琳と中山不在の不安を忘れるようにゴールを直視するが……。 ――そんな時、敵陣のゴールが緑に包まれた。 幽香「……今日は宜しくね、永遠亭のキャプテン代理さん?」 雑魚妖怪チームの実質的なキャプテン(名簿上は発起人のリグルがキャプテンという事になっている)、 風見幽香が鈴仙へと挨拶に向かったようだった。 艶やかな花の香りを漂わせながら、しかしぶっきらぼうな声色はどこか不機嫌さを想起させる。 極力藪蛇を突っつきたくはないというのが、やはり依然小心者な鈴仙の本音であるが……。
[463]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/15(日) 21:30:14 ID:??? 鈴仙「あっ、幽香さん……!(正直この人、何考えてるか分からなくって怖いし、 何言ってもどうなるか分かんないしアレなんだけど……。 ――どうしよう。 何て言葉を返そうかしら?)」 A:「きょ、今日は宜しくお願いしますっ!」丁寧に礼儀正しく返事する。 B:「今日の試合、私は負けません!」気丈に返事する。 C:「貴女が雑魚妖怪チームのキャプテンとは、最強妖怪の名も地に落ちたわね!」挑発する。 D:「今日の服、何だかオシャレでかわいいですね〜!」お世辞を言う。 E:「…………」無視する。 F:「ひ、姫様ー! ホラ、キャプテン同士レベルの高い会話してて下さいよ!」輝夜に振っておく。 G:その他 自由選択枠 先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[464]森崎名無しさん:2014/06/15(日) 21:30:51 ID:d5aYGcUU B
[465]森崎名無しさん:2014/06/15(日) 21:31:23 ID:XQHvcPLU B
[466]森崎名無しさん:2014/06/15(日) 21:31:59 ID:kZfmUboM B
[467]森崎名無しさん:2014/06/15(日) 21:37:46 ID:??? Gおうザコ!負ける準備はできてるか!?
[468]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/15(日) 22:06:19 ID:??? B:「今日の試合、私は負けません!」気丈に返事する。 鈴仙「(下手に出ても、逆に相手に舐められるだけ! とはいえ、あの大妖怪に安い挑発が通じる訳も無い。 だったら、王道を往くしかないわね) ――今日の試合、私は負けません!」 鈴仙はあくまで机上さを取り繕って、柘榴石のように紅く鈍く光る幽香の瞳をしっかりと見据える。 しかし幽香は、そんな鈴仙の必死さを感じ取っており。 幽香「――そう。 貴女がそうやって粋がるのは良いけれど……。 貴女の勝利は即ちチームの勝利とは限らない。 そんな独善的な発想のキャプテンだったら、私達にも勝機があるかもしれないわね」 ……余裕を持った表情で、挑発を返す。 ただ、鈴仙としても、こんな安っぽい挑発に乗るべきでは無いと理解していたし、 あの風見幽香が相手ならば、多少の挑発は覚悟の上と考えていた。 鈴仙「ふふ、失礼しました。 ……では、そろそろキックオフなのでここで」 そのため、鈴仙の態度そのものについては、 颯爽とキックオフに備える足がガクガク震えていた点以外、問題は無かったのだが。 幽香「(控室にある弁当の割り箸が上手く割れなかった……)」 ――幽香は、鈴仙をそこまで眼中に入れていなかった。 *幽香の評価値がほんの少し上がりました。 *……しかし、日常生活への怒りから、幽香の怒りゲージが+5されました。10→15
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0ch BBS 2007-01-24