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【目指せ】ミサト監督の挑戦3【J2】
[955]森崎名無しさん:2014/07/21(月) 21:51:49 ID:??? ★由乃の判断 クラブA ★ オカルトと日常が溶け合う!
[956]森崎名無しさん:2014/07/21(月) 21:51:56 ID:??? ★由乃の判断 ダイヤ7 ★
[957]森崎名無しさん:2014/07/21(月) 21:54:26 ID:??? 溶け合った結果がこれだよ!
[958]森崎名無しさん:2014/07/21(月) 22:07:45 ID:??? 不幸のおすそ分けかな
[959]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/07/21(月) 22:17:43 ID:VHDVWJgk ★由乃の判断 クラブA ★ クラブA…BAD END 由乃「良ちんにつく害虫は、手早く始末しないと♪」 翌日… 克夫「うおおおお…!華織……!」 華子「何故…どうして…!」 変わり果てた娘と再会した花澤夫婦は、世を悲観して命を絶った。 これにより、花澤不動産ホールディングスは崩壊し… 資金繰りが悪化したアルバトロスも、赤字に転落し、借金苦にミサトとリツコは泡に堕ちたのであった…。 BAD END 1 『鮮血の結末』 書けるかゴルァー! 『2』票にて。 A 折角だし綾波をシンジと少し幸せにしようぜ! B 折角だしもう一回由乃にチャンスやろうぜ! C 折角だしペトレスクさんに過去を語って貰おうぜ! D 折角だし涼ちんを冬馬と幸せにしてやろうぜ! E その他
[960]森崎名無しさん:2014/07/21(月) 22:19:35 ID:+ECGAmpk C
[961]森崎名無しさん:2014/07/21(月) 22:41:38 ID:VvzbgLBk E ゴリックス戦の前夜、雑談混じりの恋愛話で盛り上がる大人組の選手達 重いのが続いたので、軽めで
[962]森崎名無しさん:2014/07/21(月) 22:41:43 ID:xvU/3/8M C
[963]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/07/21(月) 23:35:34 ID:??? C ペトレスクの過去 *鬱展開はもう嫌ですので、判定少なめに綺麗に書いていきます。 …まぁ過去ですので、多少の苦さはあるでしょうが。 埼玉から東京に来ても、桜の美しさは変わらないようだ。 クラブハウス兼選手寮が廃校だけに、校庭には桜が咲き誇っている。 ペトレスク「やあ、レイ。桜の手入れか?」 綾波は頷くと桜の枝を切っている。 ペトレスク「……」 切り口をそのままにし、去って行く綾波にペトレスクは声をかけた。 ペトレスク「レイ。切り口に木工用のボンドを当てておけ。」 綾波「…何故?」 綾波はペトレスクを向いた。どうやら興味を引いたらしい。 ペトレスク「桜は弱い木だ。傷口からばい菌が入ると、そこから枯れてしまう事がある。」 綾波「…そう…。」 綾波は事務所に木工用のボンドを取りに行き、場を離れた。 ペトレスク「…桜、か。」 日本人にとって桜は特別な郷愁がある木だという。 オランダ人にとって、チューリップや風車のようなものなのだろう。 ペトレスク「…そういえば、桜は弱い木だと教えてくれたのは誰だったかな…。」 オランダを離れて10年以上。 ペトレスクは桜を見ながら過去に思いを馳せていった…。
[964]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/07/21(月) 23:55:50 ID:??? ペトレスクは、日本に特別な関心は無かった。 日本といえば、オランダ軍がインドネシアで日本軍から手痛い目に遭わされた、という位の認識だった。 それでもその自分が、まさか日本に留学する事になろうとは考えもしていなかった事である。 大学生活は楽しかった。 白人というだけでそれなりにモテたし、そうした軽薄な女性と関係する事は、ペトレスクの男としての満足もあった。 サッカーも楽しかったし、当時の日本は全く大したレベルでなかったので、本国で落ちこぼれだった自分でも十二分に通用した。 …中には本物もいるもので、一度大会で犬の前身と当たり、片桐にコテンパンにのされた事もあったが。 ペトレスク「(あのFWは、試合中の事故で引退したと聞いたな…。)」 犬リザーブス戦でマッチアップした、天ヶ瀬冬馬。彼は何故かそのFWとダブる。 不真面目であった自分が、これまでサッカーを続けてこれた原動力は、あの悔しさからだろう。 当時の自分を考えると随分勿体無い事をしていたものだ。 女性と関係を持つより、自分を高める方向に向いていれば今より良い選手であっただろうに。 ペトレスク「(…確か大学の四年の時だったか。彼女と会ったのは。)」 大学のサッカー部の花見の席。酔った自分が桜の枝を折った時に強かに一撃を貰ったのだ。 ペトレスク「(今思い起こしても笑える。)」 そこにいた田舎娘…少なくとも、自分が関わり合った女性とは異質な存在が、自分に一撃を喰わせたのだ。
[965]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/07/22(火) 00:07:35 ID:??? 木工用ボンドを買いに行かされ、木の補修をさせられ… 何故こんな田舎娘に良いようにこき使われなければならないのか。と憤慨したものだ。 「桜は弱い木なんだよ!」 と言われ 「ばい菌で枯れたら、あなたが植え直すの?!」 と怒られ…。 後に仲良くなった時に聞いたが…この子も怖かったという話を聞き、思わず噴き出したものだ。 学内で顔を合わせる機会があり、それまで付き合いのあった女性と異質な彼女が自分の気を引いた。 機会がある度に口説き、それでも頑として受け付けない彼女に負けん気をそそられ… 少なくとも友人というポジションを手にするまで、気が付くと半年かかっていた。 いつしか自分も放蕩をやめて彼女を好きになり、それまでとは違う真摯な態度に出ていた。 周囲は散々コケにしてくれたが。 クリスマスに皆で集まり、打ち上げをした帰り道。 公園で寂しそうに桜を見ていた彼女の姿に、思い切って声をかけてみた。 彼女は自嘲気味に笑いながら… 「ねぇ、桜の染料って何から採れるか知ってる?」 と言うばかりであった。
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0ch BBS 2007-01-24