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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[170]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:24:15 ID:??? ★リグル→ネオリグルキック 56 ( クラブ9 )( 2 + 1 )=59★ ★妹紅→鳳翼天翔 55 ( ハート6 )( 1 + 1 )=57★*減衰! =4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。 ★リグル→ネオリグルキック 56 ( クラブ9 )( 2 + 1 )+(減衰-1)=58★ ★輝夜→たすけてえーりん! 60 ( スペード5 )( 4 + 4 )+(転倒ペナ-4)=64★ ≦−2→ルナティックスボールに。 そして前半終了! リグル「(途中で退場しちゃった幽香の為にも!)私は……絶対に負けない!」 ガチイイイッ! グググッ……! 妹紅「なん……だと……!? 私が――押されてる!?」 渾身の力を籠めて、ボール越しに少しずつ、少しずつ妹紅を押しこんで行くリグル。 妹紅も負けじと、身に纏う炎の温度を高め、リグルを燃えがらとすべく奮闘するが。 その均衡は――リグルの情熱が、妹紅の灼熱を包み込む形で崩される事となった。 バアアアンッ! 妹紅「ぐうっ……!? そ、そんなァ!?」 リグル「よし! やった! あとは……!!」 妹紅の狼狽とともに、ボールは妹紅の支配を離れ、そのままボールを押し出すリグルの意のままとなる。 先程は敢え無く破れた妹紅を突破し、リグルは希望に瞳を輝かせるが――。 バアアアアアアッ、ガシッ!
[171]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:25:21 ID:??? 輝夜「――フフ、ナイス時間稼ぎよ……妹紅。 お陰で間に合ったわ」 リグル「う、嘘ッ……!? さっき、あんなにヒドいケガしてたのに……!?」 それだけに、先程大きく転倒した筈の輝夜がその負傷を完治させ、 まるで誰かの助けを借りたかのような俊敏な動きで、 リグルのボールをガッチリとキャッチしてみせた時の絶望は大きかった。 実況「そ、そんな〜〜〜!! リグル選手、妹紅選手を突破する事に意識を割き過ぎたか! 輝夜選手の素晴らしいセービングを回避しきれず、ガッチリとボールをキャッチされてしまいます! そしてロスタイムに入ったこの前半で、ボールがGKの輝夜選手に渡ってしまった以上……!」 輝夜「はー。 最後はちょっと疲れたけど。 ――これで……前半は終了よ!!」 グワアアアッ、バゴオオオオオオオオオオン!! 鈴仙「(ひ、姫様がこんなにカッコ良く止めるなんて!? こんなの、私の知ってる姫様じゃない!? ――いや、良い事なんだけどさ……)」 やがて、輝夜がフィードしたボールは前線の鈴仙の下へと届く。 しかしその時点で、前半のロスタイムは殆ど残されておらず。 軽いドリブルやパスワークで、雑魚妖怪達のプレスを避けている内に――。 ――ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!! 永遠亭ルナティックス 3 − 0 雑魚妖怪チーム 前半終了!
[172]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:26:25 ID:??? 実況「ああ〜っと! これで前半は無事に終了です! 試合はと言うと……風見幽香選手の退場や、謎の向日葵仮面の乱入もありましたが、 それでも永遠亭ルナティックスは懸命に点差を守り切り、3−0と、3点差で前半を折り返しました! 前半では鈴仙選手の決定力、パスカル選手と輝夜選手の守備力が大きく光っておりましたが、 後半はそれ以外の選手の活躍にも注目したいところです! 一方で、雑魚妖怪チームは前半終了間際に超大型助っ人が加入しましたが、 謎の向日葵仮面選手のマーダースパークが炸裂してもなお、点差は未だ詰められず! 貴重な点取り屋のリグル選手も、ねじ込みのネオリグルキックでの消耗は激しく、 大きく肩で息をしながら、今にも泣きそうな目でトボトボと控室へと歩いて行きます! 後半、彼女達が逆転出来るか否かは、まさにあの謎の向日葵仮面選手の両肩に懸っているといえるでしょう!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 「謎の向日葵仮面ー! もうこうなったらなんとかしろー!」「鈴仙! ハットトリック宣言を俺はまだ覚えているぞー!」 「ですよねー……って、なにィ!?」「しかし、雲行きが怪しくなって来たな……」 白蓮「あのGK……輝夜さんでしたか。 まるで前の試合とは別人のような守備力です。 ――女子三日会わずんば括目して見よ……とは、まさにこの事ですね」 星「そうですね……(そして――きっと鈴仙も。 今日の試合では見せてくれていませんが、 私をも遥かに凌駕する程の大技を隠し持っているでしょう……)」 妖夢「鈴仙も、皆も……頑張ってるんだなぁ。 ――私も、どうすれば良いのか分からないけど。 なんとか頑張らないと……」 赤髪の女性「(前に居る銀髪の子(妖夢)、折角観戦に来てるのに辛気臭い顔してるわね……。 待合せ中じゃなかったら、セッションにでも誘っていた所だったけど)」
[173]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:29:03 ID:??? 空「うわぁ〜! すごい! すごいよお燐! あのお姫様のシュート、PA内のさとり様みたいだった!」 お燐「そうだねぇ……いや、PA内ならさとり様の方がもうちょいは上かな? まァ、あの位だったら、勇儀姐さんならきっとなんとかしてくれるさ。 ――おっと、勿論あたいはアンタにも期待してるよ? お空?」 空「本当? ありがと、えーと……お、お……おでん」 お燐「うーん惜しい、一字違いだね〜」 謎の向日葵仮面の乱入により、何だかんだで俄かに盛り上がる観客達に、 あくまでライバルチームとして、冷静に敵の戦力分析を行う星やお燐。 その中で妖夢は何だか悲壮な表情をしているが――それはそれで、 必要以上に生真面目である彼女らしいとも言える。 ――もっとも、その生真面目さ故に、彼女は自分で自分を必要以上に傷つけてしまっているのだが。
[174]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:31:16 ID:??? リグル「ねぇ……謎の向日葵仮面さん?」 謎の向日葵仮面「何かしらァ!? ぶっ殺すぞ!?」 ルーミア「今の状態のゆう……謎の向日葵仮面さんに声掛けてもムダだと思うよ、リグルー」 ミスティア「全ての妖怪を陵辱せ〜よ〜〜♪」 メディスン「(あーあ。 あのバカ達はどうしてこうも突っかかるかねぇ……ま、それよりも) ――おーい、わか姫ちゃん。 生きてるー?」 わかさぎ姫「み、水……」 メディスン「(白目剥いてるけど……ま、大丈夫でしょ。 ――最悪、私みたいに毒を通せば動くだろうし)」 レティ「(大丈夫かしら……? 幻想郷の秩序)」 そして、雑魚妖怪チームは三点差を前に絶望しているか、と言えば――決してそうでは無かった。 というよりも、今の点差を認識出来ていない者と、点差よりももっと重要な案件を抱えている者とが 多かった為に、点差を気にするまでの余裕が無い、というのが正しい表現かもしれない。 彼女達は色々とクライマックスであった。
[175]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:32:16 ID:??? リグル「ねぇ……陵辱って、「超強い」って意味なんでしょ……? 私――もっと陵辱的な選手になりたいよ……」 ――その中で、リグルが不意に漏らしたその一言は、真摯な物であったと言えるだろう。 まともに言う事を聞いてくれない謎の向日葵仮面に向けて、 ポツリと放たれたその言葉を聞いた謎の向日葵仮面は。 謎の向日葵仮面「(…………)取り合えず休んでなさい。 後半、この私の役に立てなかったら、ぶっ殺すぞォ……」 ……ぶっきらぼうに、こう脅迫する。そんな彼女の声を聞いて震えあがったリグルは。 リグル「ひっ!? ……ご、ごめんなさい(やっぱり怖いや、この人(?)……。 ――でも、なんだか……優しい気がする。 こんな感じは、なんだか………)」 ――なんだかこの人(?)、幽香そっくりだなぁ……と。 何故かそんな感情を抱いたまま、雑魚妖怪チームのロッカールームへと向かうのだった。
[176]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:33:41 ID:??? 【ハーフタイム】 輝夜「みんな おつかれさま このあとも がんばってね」 パスカル「(さっきの守備を見た後だったら、この棒読みにも含蓄深い物を感じさせるな……)」 一度死んでまで堅守を見せたにも関わらず、その苦労を感じさせないまでの 清々しい他人任せっぽい表情に、ルナティックスの一同が辟易したところで、 ルナティックス側のミーティングは始まった。 鈴仙「(ど、どうしよう……! ここって多分、いつもだったら師匠が前半の動きを振り返るトコだったわよね。 だからつまり、ここは私がカッコ良く前半の総括をしないといけないわけで……! うーん、で、でも私なんかが師匠みたくやっても良いのかな? ほら、自分らしくって言ったりするし……)」 てゐ「(必死に自分が喋るタイミングを探っている鈴仙、面白いなぁ……)」 実質的キャプテン代理として、必死に自分が喋りだすタイミングを模索していた鈴仙は、 横にいるてゐが、自分の表情を見てニヤニヤしている事に気が付いた。 鈴仙「(――くっ……! てゐのヤツったら、知ってて敢えて私の様子を見て楽しんでるわね……! やっぱりダメ! ここは実質的キャプテン代理として、しっかりと総括提言〈コンクル-シブ・オピニオン〉を 言っておかないとダメなのよ!? そう、例えば……)」
[177]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:37:50 ID:JfT2DibQ ――何だか、暗に馬鹿にされたような気がして悔しい鈴仙は、タイミングよりもまず、 必死に自分が『前半の総括として、何を言うべきか』を考える事にした。 前半の総括を示しておけば、恐らくは後半の自分達の攻め方/守り方をどうするかのビジョンが見えて来る筈だ。 鈴仙「そうね。 前半の出来を仮に点数で言えば――」 鈴仙は考えた末に、こう口火を切って……次のように述べた。 A:「前半の出来は60点ね。 攻めは良かったけど、守備が姫様頼りになっていたわ」守備の不具合を指摘する。 B:「前半の出来は60点ね。 守備は手堅かったけど、体力切れで早々に攻め疲れた感があったわ」攻撃の不具合を指摘する。 C:「前半の出来は80点ね。 概ね皆、上手く動けていたと思うわ。 後はそれを後半も出来るかどうかね」概ね良かったと言う。 D:「前半の出来は40点ね。 攻めも守りも、少し中途半端だったんじゃないかしら?」攻撃と守備の不具合を指摘する。 E:「そう言えば、ウサギCちゃんの動きが気になったわね……」ウサギCの動きについて話題にする。 F:「――私は良かったと思うけど……そうね、○○はどう思った?」ロベルト流奥義・他人に任せるを発動する。 (※選択肢の後に、話題を振りたい人物を選んで下さい。 (例:E てゐ→てゐに話題を振る)) G:その他 自由選択枠 鈴仙のガッツ:530/880 先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *ハーフタイムで、全員のガッツが150回復しました。
[178]森崎名無しさん:2014/07/10(木) 23:39:33 ID:M5GvtVNs C 三点差だし
[179]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:40:07 ID:??? ――と、いったところで今日の更新は短いですがここまでにしようと思います。 もしも日付を跨いでも未決でしたら、大変お手数ですが再投票をお願い致します。 それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
[180]森崎名無しさん:2014/07/10(木) 23:40:30 ID:tkwmTzzw C 攻め疲れも多少あるが3点差はやはり大きい
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0ch BBS 2007-01-24