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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[231]森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:15:57 ID:ZFZivmSc F 「目立って人気出そうな気の利いた台詞って何かありませんか?」 無茶ぶりをする
[232]森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:16:14 ID:??? >パチュリー「……良い事? ここでクライフは『ボールを動かせ、ボールは疲れない』と言った。 それがどういう意味か分かるかしら?」 つまりアーサーを動かせばいいというわけだ、この何気ない一言がこの試合のヒントになるのは間違いない
[233]森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:16:15 ID:9z9crI32 E
[234]森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:16:45 ID:iMPyJVZU Bに変更します。喘息の調子が悪いって言ってるのに喘息の調子のことを聞いちゃまずいよね
[235]森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:17:21 ID:AxWb6fgM E
[236]森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:18:18 ID:iMPyJVZU あ、決まっちゃったのでEのままでお願いします
[237]森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:18:41 ID:JkG9bDtU >>234 え?ちょっとは薬の効果でよくなったんじゃないのとかそういうの聴くから平気じゃないの?
[238]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 23:49:50 ID:??? ……と、いったところで短くて恐縮ですが、今日の更新はここまでにしようと思います。 明日は、パチュリーさんの新たな力の披露シーン(?)から始めようと思います。 >>225 JOKERだったら、まさかの中山さんでしたね。勿論ボーナスイベントとなっていました。 >>226 判定では鈴仙と会いやすくはなっていますが、自分から会いに行く努力も必要かもです。 ただ、このスレのバランスとして全ての要素を取れないようになっていますので、 妖夢とも交流を深めるか、それとも今ある交流を大事にしていくかは、悩んで頂く事になるかと思います。 >喘息の調子について パチュリー「……ゴホ、ゴホッ! ちょっと、喘息の調子が悪かっただけよ……」 …とか言ってますが、これは単に照れ隠しで言ってるだけですので、聞いても地雷ではないです。 具体的には、パチュリーの新スキルの説明+αな内容になると思います。 それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
[239]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 00:08:04 ID:??? こんばんは、今日も更新していきます。 ――――― E:「パチュリーさん、喘息の調子はどうですか?」 鈴仙「えっと、そういえば……。 この前、魔法薬の調合をされてましたけど。 あれから、喘息の調子は良くなったんですか?」 パチュリー「……なんだ。 アドバイスじゃないのね」 鈴仙「すみません。 でも、ちょっと気になったんで」 パチュリー「まあ……でも。 貴女には薬の材料調達もしてくれたし。 むしろ、この場で私の状況を報告するのは義務であるとも言えるかもね……」 自分の思惑通りの話題で無かった事に、一瞬だけつまらなそうに顔を顰めるパチュリーだったが、 改めて考え直したのか、ぶっきらぼうな目線を膝元の本から鈴仙の瞳へと向ける。 パチュリーはそのまま、 パチュリー「……結論を端的に言うと。 私は、喘息の症状をほぼ完全に克服したわ」 鈴仙「……えっ!?」 大変つまらなさそうに、何かとても大事な事を呟いた。 パチュリー「――私があんたの力を借りて作った魔法薬。 あれはね、……私の体力を増強する為の薬だった。 喘息を克服する為のある魔術を使う事によるリスク。それを少しでも落とす為の」 鈴仙「えっと、いや、その……(パチュリーさんが、喘息を克服!? これって、ヘタすりゃ幻想郷のサッカーバランスがひっくり返るまでの特ダネじゃないの?!)」
[240]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 00:09:53 ID:??? パチュリー「まあ……常人の貴女には理解できないでしょうから噛み砕いて言うけど。 私は知っての通り陰陽七行を得意属性とし――あぁ、そういえば最近の外界の魔術師は、 たかが四大元素使いでも天才扱いされてるらしいわね。 全く、嘆かわしい事だわ。 ――と、話を戻すと。 喘息を克服するための魔術っていうのは一般に、 儀礼呪法ともされているんだけど、これはこれで中々難しい。 具体的には通常第三節程度のスペルでも充分に奇跡なんだけど、 私は魔法陣の定義を二重多元化する事によって、敢えて三節を七節に変換する事で安定性を確保したの。 だけどそれが今度は私の体力の消耗に繋がってね。 ここは件の魔法薬が助かったわ。 まあそれは大した事じゃないわ。 重要じゃない。 それよりも私が如何に賢者だって事だけど……」 冷静に訥々と話す……フリをして熱く謎の理論や自分語りを続けるパチュリーに反して、 鈴仙の内心は穏やかでは無かった。 鈴仙「(今までの幻想郷サッカーでは、霊夢と、師匠(永琳)と、そしてパチュリーさんの三人が、 幻想郷トップクラスのOMFとして知られていた。 だけど実際には、師匠は最高クラスのスタミナを持つ反面、超高レベルな戦いで現れる器用貧乏さ。 パチュリーさんは霊夢以上のテクニックを持つ反面、30分しか試合に出れないという脆さが足を引っ張って、 一応フルタイムで出場出来るだけのスタミナを持ち、かつどこでも見劣りしない、 完全なる器用万能型選手の霊夢が最強とされているのよね。 でも、もしもパチュリーさんの弱点が克服された、としたら………!?)」 鈴仙は恐ろしい想像をしていた。 パチュリー・ノーレッジは低すぎるスタミナが原因で、幻想郷でも『トップ3程度』の選手に収まっている。 しかし、もしもパチュリーの喘息が完治したとしたら……。 鈴仙の想像を知ってか知らずか、パチュリーは訳知り顔で頷き、最後にこう自信満々に述べた。 パチュリー「――私が編み出した大魔術・フォトシンセシス。 喘息による消耗を上回るスピードで、私の消耗を癒してくれるこの力を得た私は。 ――間違いなく、幻想郷最強のOMFとなったわ。 ……あんたの師匠は勿論、あの博麗の巫女をも超えてね」 鈴仙「幻想郷最強の、OMF……!?」
[241]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 00:12:48 ID:??? 自身を賢者と称して憚らないまでの高いプライドを持つパチュリーは、そう断言する。 しかし彼女の実力を知る鈴仙は、それが単なるビッグマウスであるとは当然思いもしなかった。 パチュリー「……まぁ、そういう事だし。 私は寛大だからね。 いつでもあの月の山師を見限って、この私の真なる弟子となっても良いのよ……?」 鈴仙「いや……それは良いです。 後、師匠は山師じゃなくて薬師ですから」 そう断言した後のパチュリーはいやにご機嫌であり、 いつもの静かでぶっきらぼうだが、どこかヤケになれなれしい口調で鈴仙を勧誘しにかかる。 何だかんだで、パチュリーは鈴仙の事を高く買っているようだった。 (決して、紅魔館の住民が誰もパチュリーの事を相手にしてくれなくて寂しいからではない) その為か、会話の後半にパチュリーの舌が滑りかけた。 パチュリー「――まぁ、この魔術だって万能じゃない。 なんせ、フォトシンセシス〈光合成〉を人体で実現させる訳だものね。 体細胞60兆個全てのミトコンドリアを、魔力による多重空間屈折現象で葉緑素に置換するんだから、 今の私じゃあ30分以上長続きはしないし。 何よりも……」 鈴仙「何よりも……?」 パチュリー「――おっと。 ……幾ら貴女と言えども、 将来の対戦相手に対してはこれ以上は言えない。 後は、自分で考えなさいな。 ……さ、 メロンソーダ でも奢ってあげるから。 余計な詮索よりも、まずは目の前の戦いに集中なさい」
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0ch BBS 2007-01-24